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オール讀物1月号 [READING]

王子の新作短編『偏屈王』掲載。

買ってきたのは昨日。
でも昨日は訳あって少ししか読めず、今日読了。
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読書のお供はガレット・オ・ブールのガレット・ブルトンヌ。

本屋さんのレジの列に並んで順番を待ちながら
『偏屈王』…タイトルからどんなお話なんだろう?と想像する。
偏屈王ってくらいだから、主人公はかなりの頑固者&変人なんだろうなぁ。
どこかの企業の、管理職クラスの男性が主人公かな?。

読み始めてみると、おや、主人公はミュージシャン。
いいねぇ〜。
『鋼鉄の詩人』の時も思ったけど、音楽が絡んだ王子の小説は
やはりどこか活き活きしていて、読んでいてワクワクする。
しかもなに?あのギターが出てきちゃったりなんかして?。

でも…途中からなにやらカルトな香り漂う妙な方向に(^^;。
そして『鋼鉄の詩人』が『音叉』とかすっていたように
『偏屈王』は『特撮家族』とちょびっとだけかすってる(笑)。

ある登場人物が「ある本」を出してきた場面には
思わず「ギャハハハッッッ!なんでっっっ!」と大笑いしてしまった。
一体どこで手に入れたのかなぁ( ̄m ̄)。
ちょうど昨日Audible版『特撮家族』を聴き終わったところだったから
可笑しさ倍増だった。
(しかもまた神田明神の広告が…笑)。

で、今までの王子の小説がそうであったように
紆余曲折あっても最後は心が温かくなるんだろう…と
ある種の安心感をもって読んで読み進めていったが…

えっ?!…えっ?えっっっ?!

これでオワリ?。意外すぎてしばし目が点に(・_・)。
王子がこの短編小説で伝えたかったこととは…?。
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