RRR

面白かった！楽しめた！。

以下、ストーリーに関するネタバレはありませんが、
これから『RRR』を観に行く予定の方で
先入観なしでご覧になりたい方はご注意ください。

王子がラジオで大絶賛していたインド映画『RRR』。
ああまで言われると物凄く気になるじゃん。
横浜市内ではどこで上映してるんだろう？と調べてみたら
桜木町のブルク13でやっている！。
しかも13時30分からと時間的にもちょうどいい。

その昔『ムトゥ 踊るマハラジャ』をWOWOWで観て
なんて面白い映画なんだろう！（長いけど）と、
しばらくの間自分の中で大ハマリしていたことがあった。
以来アタシの中でのインド映画は《歌って踊る大スペクタクル》。
だから『RRR』もきっとそんな感じの楽しい映画なんだろうと思ってた。

が、違ってた。
ストーリーは荒唐無稽でありながらテーマはかなりシリアス。
歌って踊るシーンももちろんあるけど、思っていたより少なくて
なんか物凄い超人的アクション映画だった（^^;。
（その超人ぶりに思わず笑ってしまうワケなのだが）。

ちょっと寝不足で行ったので、3時間も耐えられるかなぁ…
途中で寝ちゃうかもなぁ…なんて思っていたのだけど全然！。
最初から最後まで血湧き肉躍る展開に手に汗握り
途中で「INTERMISSION」の文字は出てくるものの
休憩なんかなく、そのまま間髪入れず映画続行（^o^;。

暴力・殺戮・血飛沫・差別…残忍で凄惨な描写も多いけれど
アタシはあくまでエンターテイメントとして楽しんだ。
（こういうのダメな人も多いだろうなぁとは思う）。

主演の二人がとっても魅力的。
割と普通のおじさんぽいビーム役のN・T・ラーマ・ラオ・ジュニアと
フレディ・マーキュリーと北村一輝を足して2で割ったようなルックスの
ラーマ・ラージュ役のラーム・チャラン。
ビームがラーマのことを「兄貴」と呼ぶんだけど、
えっ？そっちが兄貴なの？（^^;という感じ。
『ムトゥ 踊るマハラジャ』の時もそうだったけど
ビームが見た目普通のおっさんなのにめちゃめちゃ強いってのが実に痛快！。
一方のラームは、あんたインドのトム・クルーズかぃ？ってくらい無敵（^ｍ^）。
二人の目ヂカラが凄くて、怒りに打ち震えた時の表情がとにかく怖い。
そして二人の身体能力が素晴らしすぎる。
アクションシーンは『マトリックス』を彷彿とさせた。

友情と裏切りと誤解と復讐と大義と愛。
伏線も張り巡らされていて「おぉ！そういうこと！」と驚かされる。
単純明快なストーリーだけど、映像や音も迫力満点。
「なんでそうなるのっっっ！（笑）」という
ツッコミどころ満載の場面もきっと《あえて》なんだろうし、
よく出来た映画だと思う。
出演者たちが満面の笑みで歌い踊るエンディングも良かったなぁ。

もう一度観たいと思わせる映画だけど、さすがに3時間はなかなか…（^^;。

ちなみに上映前に売店を覗いたら、パンフレットは売り切れ。
まだ映画を観る前だったから「まぁいっか」と思ったけど
観終わった後やっぱりパンフレット欲しいなと調べたところ
松竹の通販サイトで売っていたので迷わず購入。届くのが楽しみ。



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《オマケ》
映画を観る前に食べた本日のランチ。
GARDEN HOUSEみなとみらいの〈和牛のボロネーゼ〉。

おーーいしーーーい！（*^^*）。

運良く窓側の席で、良い眺め。

午前中に行ってた美容院のカット＆カラーが思いの外長引いて
あまり時間に余裕がなく大急ぎで食べたんだけど
ホントはもっと時間をかけてゆっくり食事したかったな。


ヨコケンのチケットがハズレてちょっと落ち込んだけど
映画を観たら気持ちが浮上した。
よし、まだまだ諦めずに意地でも行くぜヨコケン！。