弥山【1】 [JOURNEY]
先週の広島観光の話。
久しぶりの広島。
せっかく行くからには少しくらい観光したい。
だがしかしGW。
きっと代表的な観光地はどこも混雑しているに違いない。
混んでるところに行くのはヤだなぁ。
でもやっぱり観光はしたい。
以前から気になっていた弥山に行ってみようかな。
朝一番で行けばそんなに混んでいないかも知れないし
昼過ぎにはホテルに戻ってきて、ライブまで一息つくこともできる。
いろいろ調べてみたら5/4は混雑が予想されるため
弥山へのロープウェーは事前予約が必要とのこと。
キャンセルも出来るのでとりあえず一番早い9時で予約。
でも弥山に行くのは〈朝起きて晴れていたら〉にしよう。
雨だったり曇りだったら美術館にでも行ってのんびり過ごそう。
そう決めて、3日の夜は眠りに就いた。
そして翌4日、朝5時半にセットしておいたアラームで目覚め
ホテルの部屋のカーテンを開けると…
どピーカン!
笑っちゃうほど快晴。
これはもう行くしかあるまい。
パパッと前日に買っておいたパンを食べて、ササッと身支度。
6時40分にホテルを出発。
本通まで歩き、本通からアストラムラインで新白島へ。
新白島からはJR山陽本線で、宮島口まで約25分。
宮島口に着いたのは7時30分頃。
7時45分発の、宮島港行きのフェリーに乗船。
2階の最前列に陣取る(子供か!)。
弥山って、こんなカタチ。
こんな風に観音様の寝姿に見えることで有名。
宮島に上陸したら、脇目も振らずに紅葉谷公園へ。
楓の新緑が眩しい。
鹿発見。
8時台の公園内はまだ人影もまばら。
道はこっちであってるのか?と不安になりながらも
8時20分くらいに宮島ロープウェーの紅葉谷駅に到着。
一番乗りかな?と思ったら、既に2組の家族連れとカップルが並んでいた。
当初の計画ではロープウェーの終点である獅子岩駅まで行って
獅子岩展望台で景色を眺めて帰るつもりだった。
並んでいる間、リーフレットを眺めていたら
獅子岩から弥山山頂まで片道30分。
1時間あれば行って帰ってこられることが判明。
よし…登るか!。
久々にアタシの中の〈せっかく主義〉が炸裂した(笑)。
紅葉谷からのロープウェーは8人乗り。
カップルとの相乗りだとなんか気まずいなぁ(^^;と思ったけど
一緒になったのは若い親子連れ。
それでもなんだか家族水入らずの中スンマセンねぇ(^^;ゞという感じ。
みるみる高度を上げていくロープウェー。
うーーー…耳がおかしくなるー(x。x)。
おぉぉ〜、大分高いところまで来たよ〜。
この8人乗りの循環式ロープウェーで榧谷(かやたに)駅まで行き
そこから今度は30人乗りの交差式ロープウェーに乗り換える。
窓から下を覗き込むと、ロープウェーの影がその高さを物語る。
高所恐怖症の人にはたまらないだろうね(^^;。
でもアタシはどっちかっていうと高所狂喜症なので全然大丈夫。
獅子岩駅に着いたのはおそらく9時20分頃。
みんな取り敢えず獅子岩展望台の方に行っちゃったけど
アタシはただ1人、弥山山頂を目指して歩き出す。
…が、他に殆ど人がおらず正直不安だ(^o^;。
前方にロープウェーを使わずに登ってきたと思われる
登山スタイルのおじさんがいたので、この人に着いていけば間違いない…
と思ったがみるみるうちに距離を離され、ぼっち状態に( ̄口 ̄;)。
道は整備されているとは言え、山道は山道。
ちょ、ちょっと怖いぞ。
不安になりながらも慎重に歩いて行く。
最初の10分弱は下りで、あら楽勝〜なんて思っていたら大間違い。
そこから山頂へはずーっと上りだ(当たり前だけど)。
ううう…呼吸がーーー…心臓がーーー…死ぬるーーー…
時々景色がパッと開けたところがあると
写真を撮るフリをしてちょっと休憩。
足元も、ところによっては岩場になっていて結構険しい。
ソールがぺったんこのオニツカタイガーのスニーカーでは
なかなか厳しいものがある。
カバン、リュックにしといて良かった〜。
登っていくうちに、先を歩いていた人に追いついたり
下ってくる人とすれ違ったりするとホッとする。
時折、薄暗い鬱蒼としたところを1人で歩く場面もあり
そんなところで草陰から「カサカサ…」なんて音が聞こえてくると
「なになにっ?!まさかケモノ?!ヘビっ?!」などと
まるで小動物のようにビクついたりなんかして(笑)。
山頂に行く途中に弥山本堂があるのだけど
そこはとりあえず帰りにお詣りすることにして先を急ぐ。
が、その先も思いのほか道のりは険しくなかなか手強い。
無事に辿り着けるか不安になってきたので、
途中にあった三鬼堂で
「どうか怪我することなく無事に山頂に辿り着かせてください〜(-人-)」
とお願いした。
なにやら大変なことになっている木を発見…。
これは…観音堂と文殊堂かな?(よくわからんけど)。
くぐり岩だーーー。
山頂は近いぞーーー!頑張れアタシ!。
《TO BE CONTINUED...つづく》
久しぶりの広島。
せっかく行くからには少しくらい観光したい。
だがしかしGW。
きっと代表的な観光地はどこも混雑しているに違いない。
混んでるところに行くのはヤだなぁ。
でもやっぱり観光はしたい。
以前から気になっていた弥山に行ってみようかな。
朝一番で行けばそんなに混んでいないかも知れないし
昼過ぎにはホテルに戻ってきて、ライブまで一息つくこともできる。
いろいろ調べてみたら5/4は混雑が予想されるため
弥山へのロープウェーは事前予約が必要とのこと。
キャンセルも出来るのでとりあえず一番早い9時で予約。
でも弥山に行くのは〈朝起きて晴れていたら〉にしよう。
雨だったり曇りだったら美術館にでも行ってのんびり過ごそう。
そう決めて、3日の夜は眠りに就いた。
そして翌4日、朝5時半にセットしておいたアラームで目覚め
ホテルの部屋のカーテンを開けると…
どピーカン!
笑っちゃうほど快晴。
これはもう行くしかあるまい。
パパッと前日に買っておいたパンを食べて、ササッと身支度。
6時40分にホテルを出発。
本通まで歩き、本通からアストラムラインで新白島へ。
新白島からはJR山陽本線で、宮島口まで約25分。
宮島口に着いたのは7時30分頃。
7時45分発の、宮島港行きのフェリーに乗船。
2階の最前列に陣取る(子供か!)。
弥山って、こんなカタチ。
こんな風に観音様の寝姿に見えることで有名。
宮島に上陸したら、脇目も振らずに紅葉谷公園へ。
楓の新緑が眩しい。
鹿発見。
8時台の公園内はまだ人影もまばら。
道はこっちであってるのか?と不安になりながらも
8時20分くらいに宮島ロープウェーの紅葉谷駅に到着。
一番乗りかな?と思ったら、既に2組の家族連れとカップルが並んでいた。
当初の計画ではロープウェーの終点である獅子岩駅まで行って
獅子岩展望台で景色を眺めて帰るつもりだった。
並んでいる間、リーフレットを眺めていたら
獅子岩から弥山山頂まで片道30分。
1時間あれば行って帰ってこられることが判明。
よし…登るか!。
久々にアタシの中の〈せっかく主義〉が炸裂した(笑)。
紅葉谷からのロープウェーは8人乗り。
カップルとの相乗りだとなんか気まずいなぁ(^^;と思ったけど
一緒になったのは若い親子連れ。
それでもなんだか家族水入らずの中スンマセンねぇ(^^;ゞという感じ。
みるみる高度を上げていくロープウェー。
うーーー…耳がおかしくなるー(x。x)。
おぉぉ〜、大分高いところまで来たよ〜。
この8人乗りの循環式ロープウェーで榧谷(かやたに)駅まで行き
そこから今度は30人乗りの交差式ロープウェーに乗り換える。
窓から下を覗き込むと、ロープウェーの影がその高さを物語る。
高所恐怖症の人にはたまらないだろうね(^^;。
でもアタシはどっちかっていうと高所狂喜症なので全然大丈夫。
獅子岩駅に着いたのはおそらく9時20分頃。
みんな取り敢えず獅子岩展望台の方に行っちゃったけど
アタシはただ1人、弥山山頂を目指して歩き出す。
…が、他に殆ど人がおらず正直不安だ(^o^;。
前方にロープウェーを使わずに登ってきたと思われる
登山スタイルのおじさんがいたので、この人に着いていけば間違いない…
と思ったがみるみるうちに距離を離され、ぼっち状態に( ̄口 ̄;)。
道は整備されているとは言え、山道は山道。
ちょ、ちょっと怖いぞ。
不安になりながらも慎重に歩いて行く。
最初の10分弱は下りで、あら楽勝〜なんて思っていたら大間違い。
そこから山頂へはずーっと上りだ(当たり前だけど)。
ううう…呼吸がーーー…心臓がーーー…死ぬるーーー…
時々景色がパッと開けたところがあると
写真を撮るフリをしてちょっと休憩。
足元も、ところによっては岩場になっていて結構険しい。
ソールがぺったんこのオニツカタイガーのスニーカーでは
なかなか厳しいものがある。
カバン、リュックにしといて良かった〜。
登っていくうちに、先を歩いていた人に追いついたり
下ってくる人とすれ違ったりするとホッとする。
時折、薄暗い鬱蒼としたところを1人で歩く場面もあり
そんなところで草陰から「カサカサ…」なんて音が聞こえてくると
「なになにっ?!まさかケモノ?!ヘビっ?!」などと
まるで小動物のようにビクついたりなんかして(笑)。
山頂に行く途中に弥山本堂があるのだけど
そこはとりあえず帰りにお詣りすることにして先を急ぐ。
が、その先も思いのほか道のりは険しくなかなか手強い。
無事に辿り着けるか不安になってきたので、
途中にあった三鬼堂で
「どうか怪我することなく無事に山頂に辿り着かせてください〜(-人-)」
とお願いした。
なにやら大変なことになっている木を発見…。
これは…観音堂と文殊堂かな?(よくわからんけど)。
くぐり岩だーーー。
山頂は近いぞーーー!頑張れアタシ!。
《TO BE CONTINUED...つづく》
2022-05-12 01:53
コメント(3)
以前、どこかの旅番組で弥山登山の様子を見ましたが(ブラタモリだったかも)記憶通りの険しい山道ですね。
お疲れさまでした。
でもお天気が良くて何よりです。
by YAYOI (2022-05-12 12:38)
弥山山頂見晴台への案内板がかわいい感じの絵だったのを思い出しました。そんな険しいとは・・。
あの時は登らなくて良かったです、と言いながらも「いつか!」と。
by おかん (2022-05-12 15:55)
>YAYOIさん
確かにブラタモリでやってましたね
(いつだったかは忘れましたが…調べたら2016年でした)。
弥山山頂への道のりは、ハイキング以上登山未満…
そんな感じでした。いい運動になりましたよ(笑)。
>おかんさん
確かにロープウェー乗り場にそんな案内板がありました。
あの案内板が「アタシでも登れるかも」って気にさせます。
登った者にしかわからない世界がある。
山登りが好きな人って多分そこに魅せられているのだろうなと
たかが弥山山頂に行ってみただけで、そう思えました。
by 梅屋千年堂 (2022-05-12 20:11)