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動きのカガク展 [EXHIBITION]

カガクなのに癒やし系。

NHK Eテレの『日曜美術館』の《アートシーン》か何かで観て
面白そうだったので、行かなくては!と思っていた展覧会。
内容からして夏休み中は混雑しそうだったので、閉幕間近の24日に行ってきた。
(ホントはトーハクの『ブルガリ展』に行こうと思っていたら
 連休明けで休館日だったのだ…-_-;)。

場所は六本木、21_21 DESIGN SIGHT。
森美術館、国立新美術館、サントリー美術館と
六本木にはアート鑑賞で幾度となく訪れているけれど、ここは初めて。
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東京ミッドタウン・ガーデンの一角。
安藤忠雄設計のモダンな建物。

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展覧会ディレクター菱川勢一氏によれば
『「動き」がもたらす表現力に触れ、観察し、
 その構造を理解し体験することで、ものづくりの楽しさを感じ、
 科学技術の発展とデザインの関係を改めて考える展覧会』
とのこと。

つまりどんな展示なのかと言うと…

鈴木太朗『そして、舞う』
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ユークリッド(佐藤雅彦+桐山孝司)『統治の丘』
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(中央のサークル内に経つと、周りの小さな円錐形がみんな揃って自分の方を向く)


藤元翔平『動くとのこる。のこると動く。』
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(センサーに手をかざして動かすと、
 その動きが回転する白いリボンの動きに反映される)。


パンタグラフ『森のゾートロープ』
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岸 遼『アトムズ』
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沼倉真理『レイヤー・オブ・エア』
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それぞれの作品には、どのような仕組みで動くのかというような
ちょっとしたキャプションが添えられているのだけど
アタシなんぞはそのようなものを見たところで理解出来ない。
しかし仕組みは理解できなくとも、その《動き》は癒されるものばかり。


特に、個人的に「これはかなり癒される〜(*^^*)」と思ったのが
生永麻衣+安住仁史『リフレクション・イン・ザ・スカルプチャー』
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それと、
ニルズ・フェルカー『シックスティー・エイト』
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これは64枚のビニール袋が、呼吸をするように収縮して
まるで生き物のような動きを見せる作品。
見ていると、その動きに思わずこちらの呼吸もつられてしまう(笑)。

あとは、展示室内が暗かったので写真は撮らなかったんだけど
クワクボリョウタ『ロスト #13』。
この人の作品は2年前に東京ステーションギャラリーでも観て
その不思議世界に大いに魅了されたけど、
今回の作品も異世界に引き込まれるような感じがたまらない。
(興味がある方はYou Tubeで「クワクボリョウタ」で検索して見てみてください)。

『リフレクション・イン・ザ・スカルプチャー』、『シックスティー・エイト』、
『ロスト #13』の3作品は、本当にいつまでもそこにいて眺めていたい気持ちになった。

映像作品である
佐藤雅彦+ユーフラテスの
『ISSEY MIYAKE A-POC INSIDE』、
『ballet rotoscope』の2作品も楽しかった。



そういえば、21_21 DESIGN SIGHTのお隣にある
イタリアン「カノビアーノカフェ」、よさそうだったな〜。
今回は時間がなくて寄れなかったけど、いつか入ってみよう。
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