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燃えよドラゴン [Music,Movie&Musical]

こんなに面白い映画だったとは!。

『燃えよドラゴン』は1973年公開の、今からちょうど40年前の映画。
ものすごく有名な映画だけど、今までちゃんと観たことがなかった。
今月の15日から2週間にわたり、地元のシネコンの
《午前十時の映画祭》で上映するというのでこれはチャンス!と観に行った。

ブルース・リーの映画はちゃんと観たことがないと書いたけど、
そういえば昔…多分小学生くらいの頃だと思うけど
土曜とか日曜の昼間に、よくテレビでブルース・リーの映画を
オンエアしていて、兄が観ていたのを横で眺めていたような気がする。
映画の画面をテレビサイズに収めるために
ビヨーンと縦長に引き延ばしているので
登場人物がみんな妙にスリムで気持ち悪かったのを憶えている(^^;。


とあるマーシャル・アーツの大会に招待されたリー。
その大会を主催するハンという人物はどうやら麻薬密売の犯罪組織の親玉で、
リーは国際情報局からその犯罪組織の密偵という任務を課せられる。
ハンの手下はリーの妹の仇でもあるので、その復讐にも燃えるリー。
そんなリーが大活躍する勧善懲悪カンフー映画。

こういう映画にありがちな荒唐無稽さなのだけど
徹底的に悪を倒す!という態度が、観ていてスカッとするのなんの。
もう勧善懲悪大好き!(笑)。

元祖・細マッチョのブルース・リー。
無駄な肉が全くない(◎_◎)。顔も体型もカッコ良すぎる。
上半身裸で戦うシーンもカッコイイが、
前半でちょっとだけ出てくるスリーピースのスーツ姿がイイ。
(シャツやジャケットの襟のデカさが時代を感じさせるけれども^^;)。
へぇ〜、ブルース・リーってこんなにカッコ良かったんだなーと
今更惚れ惚れしたりして(*^^*)。

映画の見せ場の一つは、クライマックスの善悪入り乱れての乱闘シーン。
次から次へとリーに襲いかかる敵に対して、
一瞥もくれずにバッタバッタと一撃で倒す。
敵の親玉・ハンとの対決シーンも、スローモーションで見せたり
鏡張りの部屋で戦わせて、ちょっと幻想的かつ緊張感のある映像など
とても40年前の映画とは思えない凝り方で、
この映画が「名作」として《午前十時の映画祭》に
ラインナップされているのも十分納得という感じだった。

シリアスなストーリーなんだけど、時々クスッと笑ってしまう場面もある。
いや、作り手側は多分笑わせようとは思っていないんだろうけど
例えば、お馴染みの「ゥヮチャァァァーーー!」という
奇声を上げながら、リーが敵をボコボコにするシーン…。
格好いいんだけれども、面白すぎて笑わずにはいられない(^o^;。
あとは敵を倒す直前、あるいは倒した直後のキメポーズとキメ顔。
これまた鋭い眼力にカッチョエェ〜と感動する反面、
やっぱり思わず「プッ( ̄m ̄)」と吹いてしまう。
(そして次の瞬間どうしても関根勤のものまねが脳裏をよぎる)。

それにしても、悪い奴や嫌なヤツを
あんな風にボコボコに倒せたら気持ちがいいだろうなぁ。

いや〜ホントに面白い映画だった!。
ひょっとしたらアタシの好きな映画ベスト20入りかも。
とりあえずAmazonの「欲しいものリスト」に放り込んでみたりして(笑)。

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それにしても、最近昔懐かしい映画ばっかり観ていて
新作映画をちっとも観ていないなぁ…(^^;。
『アイアンマン3』も見逃したし、『オブリビオン』も結局観ないで終わりそう。
とりあえず今後観たい映画は
『ローン・レンジャー』、『マン・オブ・スティール』。
それと『ガッチャマン』の実写版もちょっと興味あり。




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6/27 追記
来月WOWOWでブルース・リー特集やるんだって〜ヽ(^。^)丿。
『燃えよドラゴン』はやらないみたいだけど
『ドラゴン危機一髪』『ドラゴン怒りの鉄拳』『死亡遊戯』…
その他ドキュメンタリーもオンエアするらしい。
なんてタイムリーな!と思ったら
今年が没後40年で、来月20日が命日なんだってね。
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