バック・トゥ・ザ・フューチャー

27年ぶりに映画館の大きなスクリーンで鑑賞。

地元のシネコンTOHOシネマズでは
数年前から《午前十時の映画祭》という特別企画を実施している。

1950〜80年代の歴史に残る名画を、大きなスクリーンで、
しかもオリジナルニュープリントで上映しようというもの。

これまでも魅力的な映画がいくつも上映されてきたけれど
1作品につき上映期間が1週間と短いのと
上映時間が午前10時からということで、なかなか足を運ぶことが出来なかった。

が、先日『ダークナイト ライジング』を観に行った際に
9月1日から、あの！アタシが愛して止まない
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を上映するということを知った。
こっ、これはなんとしても観に行かなければ！。

ということで、観ようかな〜どうしよっかな〜と思っていた
『プロメテウス』を差し置いて、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観ることに。

この映画が日本で公開されたのは1985年の12月。
当時アタシは高校3年生。つまり受験生。
さすがにこの年の秋は、大好きなアルフィーのライブもガマンして
受験勉強に精を出して（いるフリをして）いた。

そんなある日、父から「映画のチケットをもらったから友達と行ってくれば」
と、この『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のチケットを渡された。

翌日、何人かの友達に声を掛けてみたけれど
「受験勉強があるから…」と見事全員に断られ（^o^;（^o^;
仕方ないので父親と行くことに。

この映画が、いったいどんな映画なのか
予備知識ゼロの状態で観に行ったのだけど、
これがもう！予想外に面白くてハラハラドキドキ大興奮。
笑いのツボもストライクゾーン！。
そして、以来アタシはマイケル・J・フォックスの虜！（笑）。
映画好きになったのも、この作品がきっかけと言えるかも知れない。

映画館で観たのはこの1度きりだったけれども
VHSのビデオ（まだビデオソフトが1万円以上した時代）も買ったし、
DVDのBOX SETも2種類買ったし、
Blu-rayのBOXも買っているという大バカぶり。
まぁ、それだけ好きだってことだ。
（この記事でもどんだけ好きか熱弁してる…^^;）。

それゆえ、今回のこのチャンスを見逃す手はないのである。
大きなスクリーンで、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が観られる。
しかもオリジナルニュープリント。
フィルム上映で、当時の雰囲気そのままに楽しめてしまうのだ。

デジタルの高画質・高音質もいいけれど
アナログの《味》というのも良いものだ。
フィルムを切り換える時に、画面の右上に一瞬出てくる黒丸印も
なんだかとっても懐かしかった。


ストーリーはもとより、
登場人物のセリフまで知り尽くしている作品だけど
やっぱりイイモノは何度観てもイイ！。
何度も何度も観ているのに、新たな思いが生まれてくる。

1985年に戻ろうとするマーティが、
1955年のドクと別れのハグをするシーンなどは、マーティが
「1985年に戻ってもそこではドクは死んいて、これが今生の別れになるのだ」
と感じているのがヒシヒシと伝わってくるし、
1955年のドクは、1985年から来たマーティを送り返したあと、
マーティのパパとママになるジョージとロレインを密かに見守り、
マーティがこの世に生を受けて、ティーンエイジャーになって
自分と出会う日が来るのを、今か今かと待っていたのかも知れないなぁとか
いろいろと映画になっていない部分まで想像してしまったり。


映画の主人公であるマーティとアタシは同世代。
（おそらくマーティはアタシより1つ下の1968年生まれという設定）。
シリーズ2作目でタイムスリップした2015年なんて、もうあと3年後だ。
当時はものすごい未来に感じられたものだったけどなぁ（笑）。


探したら出てきた、
ずーーーーっと前にUSJに行った時に撮ってきたデロリアンの写真。
（なんだか妙な加工しちゃってるけど）。

テンション上がったなー（*^^*）。


そして、ご多分に漏れずPart2とPart3を観たくなるのであった…。

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そうそう、今日予告篇を観て、これも絶対観なくっちゃ！と思った。

『レ・ミゼラブル』（12月28日公開）

ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、
そしてエディ・レッドメインが出てるからね〜（*^^*）。

コメント 6

たいへんご無沙汰しております。
7月末からロンドンオリンピックモードになっていたのでなかなかこちらにコメントも書くことが無くなっていました。
（今後さかのぼりコメントも書くかもです）
毎日帰ると夜7時くらいからテレビ観戦が始まり、4時30分くらいまで観てから朝7時に起きて仕事に行くという超人的スケジュールをこなしていました。
（その間にボストン、大エルミタージュ、ダークナイトなどなど）

おかげでオリンピック後の特番の「感動的場面集」を観てもリアルタイムでみたものばかり（笑）。

「午前十時の映画祭」は私の近所でもやっているのですが全国で上映スケジュールが違うのですね。こっちでは月末上映予定ですが確かに朝1回限りと1週間というのはきついです。

最近デロリアンがEV化されるとか、マイケル・J・フォックスが復帰に向かっているといったニュースもありましたね。

しかしあと3年するとあの「空飛ぶボード」が出るのですね（笑）。
by きゅう (2012-09-07 01:19) 

＞きゅうさん
お久しぶりですね。オリンピックモードでしたか。
期間限定とはいえ、毎日2時間半睡眠は
タカミー王子もビックリの生活ですね（笑）。お体大切に…。

そんなアタシもオリンピックは結構リアルタイムで観てました。
と言っても、きゅうさんほど真剣ではなく
風呂から上がる→ついテレビをつける→なにかしら競技してる
→ついつい観てしまう→そうこうしてるうちに深夜3時→さすがに寝る…
こんな感じでしたけど。

自分が知ってる有名人がたくさん出てくる開会式や閉会式も
お得感があり、観ていて楽しかったですね。

マイケル、最近体調いいみたいですよね。
医学は進歩しているんですねぇ。

あと3年すると、空飛ぶボードも出ますが
濡れても勝手に乾くジャケットや、勝手に靴紐が締まるスニーカーも出て、
ジーンズのポケットは外に出すのが流行になります（笑）。
映画を観ながら、現実がどこまで追いついているか
検証するのも楽しそうですね。

by 梅屋千年堂 (2012-09-07 02:21) 

いやぁ～かなり久しぶりのコメに(^^ゞ…。
あまりの懐かしさに、来ちゃいましたφ(..)。
アタシもあの映画でマイケル君のファンになっちゃって(笑)彼が出てる映画のビデオを結構借りて見たモンでした。
久々に見たくなっちゃったなぁo(^o^)o借りて来るかなっ！。
by ともちゃん (2012-09-08 14:39) 

＞ともちゃん
久しぶり〜。
本文中にもある2008年のBTTFの記事を書いた時も
きゅうさんとともちゃん、コメントくれてるんだよね。
やはり好きな人は食い付いてきてくれますなぁ（笑）。

マイケル、いいよね〜。
だがしかしNHKのBSプレミアムでやっていた
『グッド・ワイフ』に時々出ていたとはつゆ知らず…（ファン失格？！）。
来月から始まる第3シリーズは是非とも観なくては！と思ってます。

by 梅屋千年堂 (2012-09-08 20:30) 

近所の「午前十時の映画祭」が今週はBTTFなので今日行ってきました。
ほぼ満員でしたが、自分に近い世代が多いかと思ったら若い世代も多くて「まるでTHE ALFEEのライブ」のような客層でした。

梅屋さんにはかないませんが内容は覚えているのに劇中の小物類をみて「おぉっ！パナソニック製」などと違うところが新発見でした。
（きっとスクリーンが大きいから細部にも気がつくのですね）
あとはビフの仲間の3Dメガネをかけた人、役名も3ｰDだったんですね。メガネの中央に3ｰDと書いてあるし。

で次回の予告をみたら「アメリカングラフティ」にも興味を…。
一度帰ってレイトショーで「踊る大捜査線」も観にいったりして。
by きゅう (2012-10-04 01:42) 

＞きゅうさん
アタシが観に行ったときも、結構混んでいてビックリしました。
やはり人気のある作品なのだなぁ…と。
実は先日、六本木に『ROCK OF AGES』を観に行った時に
何故か『BTTF』も終日上映していて、
思わずフラフラと観てしまいそうな気分になりました。
好きな映画は何度観ても良いですね。
先日NHK BSプレミアムで放送していた『ロード・オブ・ザ・リング』も
やはりDVDを持っているにもかかわらず、3週続けて観てしまいました。

ビフの取り巻きたちにもちゃんと役名があるのですよね。
で、そのうちの一人が『タイタニック』の悪役・キャルの人だったり。
日本製のもの（家電や車）も結構出てきますね。
マーティが、ジョージの寝室に忍び込んで
ヴァン・ヘイレンを聴かせる場面で使っていたポータブルカセットプレーヤーは
なんだかちょっと懐かしいアイワだったりなんかして。

ツアーが始まると、映画へ行く回数も減るアタシですが
『ホビット』と『レ・ミゼラブル』だけは絶対に観に行こうと思っています。

by 梅屋千年堂 (2012-10-04 02:26)