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ドガ展 [EXHIBITION]

ギリギリセーフっ!。

近いからいつでも行けるもんね〜と
たかをくくっていたら今日が最終日。
ヤバイヤバイと行ってきた。

大体大晦日の午後、悠長に絵画鑑賞してる人なんていないだろ…
などと思いがちなのだけど、実はその逆。
3年前、上野でやっていた『ダリ回顧展』…
年明け4日で終わってしまうっていうんで、大晦日に行ったんだけど
これが驚くほどのゲロ混みぶりだったのだ。

なので、今日の『ドガ展』も、それなりの覚悟で出掛けていった。
doga.jpg
外の感じからすると、そんなには混んでなさそう。

でも中に入ったら、それなりな感じで混んでいた。
チケット売り場も多少並んではいたが、
予めオンラインで購入していたので、こちらはスルー。
最近の大きな展覧会は、大概こうしてインターネットで
チケットを購入することができるので嬉しい限り。
便利な時代になったもんだ。

今回の展示の目玉は、初来日の『エトワール』。
見ればおそらく誰もが「あぁ、この絵か!」と頷くであろう名画。
19世紀のパリ・オペラ座で踊るプリンシパルと
それをカーテンの影から見守るパトロンの紳士を描いた作品。

恥ずかしながら、アタシはつい最近まで
この作品がパステルで描かれているということを知らなかったのだ。
てっきり油彩だとばかり思っていた。
パステルでこんなに表情豊かな表現が出来るとは。

ドガは印象派のカテゴリーに入れられることが多いけど
今回の展覧会を見て、いわゆる他の印象派とは
ちょっと違うんじゃないか、むしろ印象派じゃない気がする…と感じた。
(ドガ自身も他の印象派画家とは一線を引いてはいたらしい)。

絵画作品以外にも、ドガとその知人が一緒に写った写真があったり
ドガ自身が、制作の参考にするために撮影した写真も展示されている。

写真が台頭してきた時代に、こうした(写実的でない)作風の
画家は増えたのは、写真では表現できない世界を
絵画で表現しようとするためだったのかな、という気がする。
ただリアルに、ある場面を切り取るだけなら写真でいいワケで。

なんだか駆け足な鑑賞になってしまったけど
行っておいてヨカッタと思える展覧会だった。


そして、今日もミュージアム・ショップの誘惑に負けたアタシ…。
doga_choco.jpg
ゴンチャロフのチョコレート。
いや、チョコレートが美味しそうだったのもさることながら
缶がなかなかステキだったもんで…(^^;ゞ。
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