アール・デコの館【1】 [EXHIBITION]
東京都庭園美術館で開催中の『アール・デコの館 -庭園美術館建物公開-』。
この展示の期間中は館内の写真撮り放題(放題ってのは言い過ぎか^o^;)
だというので、カメラ片手に行ってきた。
庭園美術館へ行くのは実は今回が初めて。
前々から行ってみたいと思っていたが、なかなか機会がなかった。
最寄り駅は白金台。
三田で都営浅草線から三田線に乗り換えて2駅目。
白金台駅からは徒歩6分、ということだけどなんだかもうちょっと歩いた気がする。
(しかも間違えて手前の自然教育園に入って行きそうになってしまった)。
入り口はこちら。
チケットを購入して、美術館の建物まで200mほど散策。
旧・朝香宮邸=東京都庭園美術館の建物が見えてくる。
3月にしては激寒で生憎の曇天だが、美術館前の桜は六分咲きという感じ。
これが《アール・デコの館》なのだが…
うーん、外観は意外とシンプルだ。
著名な建築家による設計かと思いきや、宮内省内匠寮工務課の仕事だそうだ。
入ってすぐの大広間の天井。
壁に鏡がついていて、実際よりも広さを感じさせる。
大客室の天井を飾る、ルネ・ラリックのデザインによるシャンデリア《ブカレスト》。
ゴテゴテしすぎずシンプルすぎず、近代的だけど冷たい感じはしない。
アール・デコの魅力はそんなところだろうか。
ラジエーターカバーも小洒落ている。
なんだかちょっと昔のラジオみたいな感じで、今にも音が出てきそうだ。
エッチングガラスで出来た扉。
暖炉のフェンスもラジエーターカバーとお揃い。
さきほどのシャンデリアを筆頭に、ラリックの作品も数多く展示されている。
金魚がデザインされた皿。
電灯式多岐型燭台。
キクイタダキが可愛らしい。
大食堂の天井灯もラリックの作品《パイナップルとざくろ》。
パイナップルとざくろを照明器具に取り入れちゃおうなんていうアイデア、
一体どこから出てくるんだろうか。
その大食堂の暖炉のフェンスも、また違ったデザイン。
もちろんこれと同じデザインのラジエーターカバーもあり。
2階へ上がっていく階段の装飾がまたとても美しいのだけど
残念ながら、階段や幅の狭い通路は安全確保のため撮影禁止。
ホンットに素敵な階段だったんだけどな…残念。
階段を上がると、ご立派な照明柱。
この階段を上がってきたところの2階ホールの照明は、一見まるでUFO。
『未知との遭遇』って感じだが…
よーく見ると実は花のレリーフが施されていて非常に凝っているのだ。
庭園美術館は、とにかく照明器具がステキ。
というか、ステキな照明器具というのがアール・デコの特徴の一つなのか?。
以前、氷川丸を見学したときも、その照明器具の凝りようが楽しかった。
これは若宮寝室の照明だったかなぁ(よく憶えてない^o^;)。
なんだかちょっと和洋折衷風。
ともかく、部屋から部屋へ移動する度に
面白いデザインの照明器具が天井からぶらさがっているのが楽しい。
照明器具本体のみならず、
それがぶらさがっている天井の模様もいちいちステキだ。
通気口(?)だってデザインされちゃっている。
ちょっとしたレリーフが、ちょっとしたアクセントになっていて
それが部屋ごとに統一されているところがまたニクい。
《TO BE CONTINUED…続く》
この展示の期間中は館内の写真撮り放題(放題ってのは言い過ぎか^o^;)
だというので、カメラ片手に行ってきた。
庭園美術館へ行くのは実は今回が初めて。
前々から行ってみたいと思っていたが、なかなか機会がなかった。
最寄り駅は白金台。
三田で都営浅草線から三田線に乗り換えて2駅目。
白金台駅からは徒歩6分、ということだけどなんだかもうちょっと歩いた気がする。
(しかも間違えて手前の自然教育園に入って行きそうになってしまった)。
入り口はこちら。
チケットを購入して、美術館の建物まで200mほど散策。
旧・朝香宮邸=東京都庭園美術館の建物が見えてくる。
3月にしては激寒で生憎の曇天だが、美術館前の桜は六分咲きという感じ。
これが《アール・デコの館》なのだが…
うーん、外観は意外とシンプルだ。
著名な建築家による設計かと思いきや、宮内省内匠寮工務課の仕事だそうだ。
入ってすぐの大広間の天井。
壁に鏡がついていて、実際よりも広さを感じさせる。
大客室の天井を飾る、ルネ・ラリックのデザインによるシャンデリア《ブカレスト》。
ゴテゴテしすぎずシンプルすぎず、近代的だけど冷たい感じはしない。
アール・デコの魅力はそんなところだろうか。
ラジエーターカバーも小洒落ている。
なんだかちょっと昔のラジオみたいな感じで、今にも音が出てきそうだ。
エッチングガラスで出来た扉。
暖炉のフェンスもラジエーターカバーとお揃い。
さきほどのシャンデリアを筆頭に、ラリックの作品も数多く展示されている。
金魚がデザインされた皿。
電灯式多岐型燭台。
キクイタダキが可愛らしい。
大食堂の天井灯もラリックの作品《パイナップルとざくろ》。
パイナップルとざくろを照明器具に取り入れちゃおうなんていうアイデア、
一体どこから出てくるんだろうか。
その大食堂の暖炉のフェンスも、また違ったデザイン。
もちろんこれと同じデザインのラジエーターカバーもあり。
2階へ上がっていく階段の装飾がまたとても美しいのだけど
残念ながら、階段や幅の狭い通路は安全確保のため撮影禁止。
ホンットに素敵な階段だったんだけどな…残念。
階段を上がると、ご立派な照明柱。
この階段を上がってきたところの2階ホールの照明は、一見まるでUFO。
『未知との遭遇』って感じだが…
よーく見ると実は花のレリーフが施されていて非常に凝っているのだ。
庭園美術館は、とにかく照明器具がステキ。
というか、ステキな照明器具というのがアール・デコの特徴の一つなのか?。
以前、氷川丸を見学したときも、その照明器具の凝りようが楽しかった。
これは若宮寝室の照明だったかなぁ(よく憶えてない^o^;)。
なんだかちょっと和洋折衷風。
ともかく、部屋から部屋へ移動する度に
面白いデザインの照明器具が天井からぶらさがっているのが楽しい。
照明器具本体のみならず、
それがぶらさがっている天井の模様もいちいちステキだ。
通気口(?)だってデザインされちゃっている。
ちょっとしたレリーフが、ちょっとしたアクセントになっていて
それが部屋ごとに統一されているところがまたニクい。
《TO BE CONTINUED…続く》
2010-03-31 00:16
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