ミヒャエル・ゾーヴァ展 [EXHIBITION]
何ヶ月か前に松屋銀座で開催されていた
『描かれた不思議な世界 ミヒャエル・ゾーヴァ展』。
行きそびれた〜と、残念に思っていたのだけど
なんと、6月に京都を巡回した後、横浜そごうにやってきていた。
ミヒャエル・ゾーヴァ氏はドイツはベルリン生まれの画家・イラストレーター。
絵本の挿絵や、ポストカード、広告に使われるイラストを描いたり
あるいは、映画『アメリ』に使われた小道具
(=アメリの部屋にある絵だったりランプだったり)を制作したり、
『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』の背景画を担当したり
オペラ『魔笛』の舞台美術や衣装も手掛けたりと、
結構いろんな仕事をしている人である。
実を言うと、アタシはこの人のことは殆ど知らなかった。
が、新聞でこの展覧会の告知広告を見て、殆ど一目惚れ。
広告に掲載されていた作品は
『アメリ』に使用された『治療中の犬』だったり
『クマの名前は日曜日』という絵本の挿絵の一部だったりしたのだけど
それがあまりにもコミカルかつ可愛らしくて、梅屋千年堂のツボ直撃。
「ややや!、これは是非とも実物を観なければ!」
と直感したのである。
(・・・の割に、松屋銀座の展覧会は見逃してしまったのだが^o^;)。
作品の一部は
『ほぼ日刊イトイ新聞 -ゾーヴァさんの絵を観にいこう。』
で観ることが出来るし、
「ミヒャエル・ゾーヴァ」で画像検索するとわんさか出てくるので
それを観て欲しいのだけど
もう、とにかくカワイイ。カワイイだけでなく緻密。
そしてカワイイのだが、シニカルで風刺的。
1枚の絵をずっと観ていても飽きない。
(だから、ゾーヴァ氏の絵を部屋に飾っているアメリの気持ちは
とっても理解できる)。
ゾーヴァ氏の作品は、どれも不思議な静けさが漂っている。
登場人物が複数いて、賑やかそうなイラストでも静けさが漂っている。
この静けさは、日本の葉祥明に通じるものがあるかも知れない。
とにかく描くことが大好きというゾーヴァ氏。
締切がなければいつまでもいつまでもその絵を描き続けてしまうらしい。
いや、締切のある仕事だとしても、完成した筈のその作品に
更に加筆してしまうことも多々あるそうだ。
(だから、例えば実際広告に使われたイラストと、原画とが
甚だしく異なる作品になってしまうこともあるらしい^^;)。
しかも、「加筆する前の方がヨカッタ・・・_| ̄|◯」と後悔することもあるらしい(笑)。
今回の展覧会は図録が欲しい!!!と強烈に思った。
しかし、図録にしたら部屋に飾れないなぁ・・・と思って
気に入ったポストカードを片っ端から購入。
でもちょっとたくさん選びすぎたので、またラックに戻したりして(^o^;。
というわけで今回のおみやげはこんな感じ。
先だっての『赤塚不二夫展』で購入したニャロメのチケットファイルが
思いの外使い勝手が良かったので、
ゾーヴァのも買ってしまった(しかも2種類^^;)。
で、図録は買わなかったのだけど
代わりにゾーヴァ氏が挿絵を描いている『エスターハージー王子の冒険』を購入。
ウィーンではちょっと名の知れたウサギの貴族、
エスターハージー家の王子=ミヒャエル・パウル・アントン・マリア・
エスターハージー殿下・サラダの王子12792世・・・(以下略)
というメチャメチャ長いフルネームを持つ、ウサギの王子の
嫁探しの旅のお話だ。
ウサギの挿絵がどれもこれも可愛らしいという理由だけで
選んだのだけど、これが意外な展開のお話だったのだ。
というわけで、この本についての記事は・・・
《TO BE CONTINUED...続く》
『描かれた不思議な世界 ミヒャエル・ゾーヴァ展』。
行きそびれた〜と、残念に思っていたのだけど
なんと、6月に京都を巡回した後、横浜そごうにやってきていた。
ミヒャエル・ゾーヴァ氏はドイツはベルリン生まれの画家・イラストレーター。
絵本の挿絵や、ポストカード、広告に使われるイラストを描いたり
あるいは、映画『アメリ』に使われた小道具
(=アメリの部屋にある絵だったりランプだったり)を制作したり、
『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』の背景画を担当したり
オペラ『魔笛』の舞台美術や衣装も手掛けたりと、
結構いろんな仕事をしている人である。
実を言うと、アタシはこの人のことは殆ど知らなかった。
が、新聞でこの展覧会の告知広告を見て、殆ど一目惚れ。
広告に掲載されていた作品は
『アメリ』に使用された『治療中の犬』だったり
『クマの名前は日曜日』という絵本の挿絵の一部だったりしたのだけど
それがあまりにもコミカルかつ可愛らしくて、梅屋千年堂のツボ直撃。
「ややや!、これは是非とも実物を観なければ!」
と直感したのである。
(・・・の割に、松屋銀座の展覧会は見逃してしまったのだが^o^;)。
作品の一部は
『ほぼ日刊イトイ新聞 -ゾーヴァさんの絵を観にいこう。』
で観ることが出来るし、
「ミヒャエル・ゾーヴァ」で画像検索するとわんさか出てくるので
それを観て欲しいのだけど
もう、とにかくカワイイ。カワイイだけでなく緻密。
そしてカワイイのだが、シニカルで風刺的。
1枚の絵をずっと観ていても飽きない。
(だから、ゾーヴァ氏の絵を部屋に飾っているアメリの気持ちは
とっても理解できる)。
ゾーヴァ氏の作品は、どれも不思議な静けさが漂っている。
登場人物が複数いて、賑やかそうなイラストでも静けさが漂っている。
この静けさは、日本の葉祥明に通じるものがあるかも知れない。
とにかく描くことが大好きというゾーヴァ氏。
締切がなければいつまでもいつまでもその絵を描き続けてしまうらしい。
いや、締切のある仕事だとしても、完成した筈のその作品に
更に加筆してしまうことも多々あるそうだ。
(だから、例えば実際広告に使われたイラストと、原画とが
甚だしく異なる作品になってしまうこともあるらしい^^;)。
しかも、「加筆する前の方がヨカッタ・・・_| ̄|◯」と後悔することもあるらしい(笑)。
今回の展覧会は図録が欲しい!!!と強烈に思った。
しかし、図録にしたら部屋に飾れないなぁ・・・と思って
気に入ったポストカードを片っ端から購入。
でもちょっとたくさん選びすぎたので、またラックに戻したりして(^o^;。
というわけで今回のおみやげはこんな感じ。
先だっての『赤塚不二夫展』で購入したニャロメのチケットファイルが
思いの外使い勝手が良かったので、
ゾーヴァのも買ってしまった(しかも2種類^^;)。
で、図録は買わなかったのだけど
代わりにゾーヴァ氏が挿絵を描いている『エスターハージー王子の冒険』を購入。
ウィーンではちょっと名の知れたウサギの貴族、
エスターハージー家の王子=ミヒャエル・パウル・アントン・マリア・
エスターハージー殿下・サラダの王子12792世・・・(以下略)
というメチャメチャ長いフルネームを持つ、ウサギの王子の
嫁探しの旅のお話だ。
ウサギの挿絵がどれもこれも可愛らしいという理由だけで
選んだのだけど、これが意外な展開のお話だったのだ。
というわけで、この本についての記事は・・・
《TO BE CONTINUED...続く》
2009-09-19 21:56
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