静岡県立美術館

25日に静岡に行ってきたわけなんだけど
行ってライブ観て帰ってくるだけではもったいないので
ついでにどこか行っておこうと思った。

往路は在来線で時間がかかるし、日帰りなので
そんなに遠出は出来ないなぁということで
最初は静岡科学館る・く・るなんてどうだろう？と考えた。
ちょっと新聞で見掛けて、面白そうだと思ったからなんだけど
ホームページを見てみたら、
どうも大人が一人で行くようなところではなさそう（^^;・・・なので却下。

そうなると、お得意の美術館か博物館だなーということで検索したところ
静岡県立美術館が場所としても内容としても丁度良さそうだった。

静鉄・県立美術館前下車、徒歩15分。
15分も歩くのに（しかも上り坂）この駅名はないだろ？！と思いながらも
素直に15分歩いたら、美術館の前に辿り着いた。
（注：JR静岡駅や草薙駅、静鉄県立美術館前からバスもあり）。

ちなみに美術館までの道のりは、緑に囲まれたプロムナードになっている。
ところどころに屋外彫刻が置かれていて目にも楽しい。

なんだかあちこちでハロウィンのイベントをやっていて
ここ静岡県立美術館周辺でもご多分に漏れず開催中。

でもこの置き方はちょっとあんまりである・・・_|￣|◯。

『十二の旅 -感性と経験のイギリス美術-』という企画展が開催中だった。
（翌26日終了だった・・・）。


旅という視点から、12人の英国人作家の作品を紹介するという展示。
19世紀から現代までという、比較的新しい作品が中心。
ハッキリ言って現代アートはよく解らないが、なかなか面白い展示だった。

静岡県立美術館の目玉の一つは《ロダン館》。
広々とした空間に、オーギュスト・ロダンの作品が展示されている。

（フラッシュを使用せず、シャッター音を消音すれば撮影可）

階段状になったスキップフロアは、
いたる所にベンチがあってちょっとした公園みたいな雰囲気だ。
イーゼルを立ててスケッチをしている人もいる。
ぼんやりと座って、いつまでも彫刻を眺めていたい気持ちになる。

《地獄の門》

上野の国立西洋美術館の屋外にも同じものが展示されているが、
こちらは屋内にあるので状態が良いし、
ものすごーーーく至近距離に近づいたり、
ちょっと離れて上の方から鑑賞することが出来るのが嬉しい。

ロダンと言えば、《考える人》。
これは《地獄の門》の上の方にいる《考える人》。


単体の《考える人》。


日がな一日、人目も気にせず考え込んでいるのであった・・・。


一応2時間もあれば一通り観て回れるだろうと思っていたんだけど
いやー、甘かった(x。x)。
常設展示の絵画でもモネ、ゴーギャン、伊藤若冲などなど
観ておくべき作品がいろいろあったんだけど、
時間がなくなってしまったので、ここらへんの展示室はスッ飛ばしてしまった。

それでもコレは観ておきたい！と思っていたのが
草間彌生の《水上の蛍》という作品。
草間彌生と言えば、あの“水玉おばちゃん”なんだけど（^o^;
この作品は水玉モノではない。

どこにあるのかよくわからなかったので、
係の人に「作品観たいんですけどー」と尋ねると、少しお待ち下さいと言われた。
目の前に3m四方くらいの小さな箱＝部屋がある。
しばらく待っていたら中から6〜7人出てきた。
どうやらこの中に作品はあるらしい。
ラッキーなことに、次の観覧希望者はアタシだけだったので
一人でその中に入る。係の人がドアを閉める。

と・・・・

そこには信じられないような世界が〜！！！
小さな箱の中の四方と天井は鏡、下は水面。
入り口から2mほどの橋が伸びていて、そこの先端に立つと
自分が作品の中央にいることになるんだけど
天井から無数の小さな電飾がぶら下がっていて
それが鏡と水面に反射して果てしなく続いていくのだ。
草間さん！スバラシイよー！！！。

（アタシの拙い文章ではうまく伝わらないと思うので
　興味のある方は静岡県立美術館のサイトで画像を観てみてください）。

入り口でチケットを買ったときに、ポイントカードをくれたので
『いや、もう来ないと思うけどな〜・・・（^^;』
と思ったけど、いや、もう一度行きたいぞ！！！。

静岡県立美術館

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《オマケ》
タカナシ乳業が、あのロブションと
「ジョエル・ロブションのプリン」という製品を共同開発したらしい。
http://www.hamakei.com/headline/3570/
激しく気になる。激しく食べたい。
本日から東京、神奈川の高級スーパーで販売開始らしいのだが
高級スーパーって例えば？？？。
成城石井とか明治屋とかクイーンズ伊勢丹あたり？。

コメント 10

こんばんは～
静岡のライブレポも楽しませて頂きました＾＾
でも、いつも思うのですが、ホント記憶力が良いですね！
私なんて、ライブ中、２～３曲前の曲すら？？？で（汗）

＞行ってライブ観て帰ってくるだけではもったいないので

ホント、そうですよね。ついでに、がなくちゃ！
う～ん、この展示、中々良いですね～＾＾

私も「地獄の門」は見てみたいです・・・
で、地獄の門の上の方にも「考える人」がいてビックリ！
行ってないけど、行ったつもりになれましたm(_ _)m

いつも思うけど、ライブレポでも何でも、そこに景色と言うか
その情景や映像が浮かんでくる文章はホント凄いです！
だから、また読みに来たいと思ってしまうんですよねぇ～＾＾

とっころで、今週のロックばん「Takamiy's Voice」は
聴かれましたか？
王子が「走れ!Ｔ高バスケット部」が良かったと仰って
いたのですが、お読みになられた事はありますか？
王子のおススメなら読んでみようかなぁ～と思っているので。
もし、お読みになっていたら、感想をお願いしますm(_ _)m
by sayuri (2008-10-27 23:09) 

＞sayuriさん
いつもnice!をありがとうございますm(_ _)m。
記憶力、良いのかどうか。
肝心なことを忘れてることも結構ありますからね（^^;。
（そしてそれを突然風呂場などで思い出すことがあったり・・・笑）。

遠征に行くとついつい「せっかくだから」とあちこち行ってしまい、
肝心のライブの時に疲れているということもしばしば。
でも貧乏性の“せっかく主義”なので
やっぱりどーしてもあちこち行ってしまいます。
もはやこれは“血”ですかね（^^;。

地獄の門は上野の西洋美術館でも観られますので
ご興味があるようでしたら是非。
（屋外なので確か無料で観られたんじゃないかと思います）。

Voice聴きましたよ〜。
でも「走れ!Ｔ高バスケット部」は知りませんでした。
Amazonでの評価は1〜5まで実に様々ですね〜・・・ビミョーです（笑）。
by 梅屋千年堂 (2008-10-27 23:32) 

静岡公演には自分も参加（初）したのですが、
日帰りしかできない状態だったので、浜松でうなぎを食すのみ（泣）でした。
…やっぱり出かけるときはいろいろ余裕を持ちたいです。反省。

県立美術館のサイトみました。うわー!!これは体験したいです!!

ライブレポ以外も本当に読み応えがあっていつも楽しんでます♪
（少し前の「母校に行ったよ」も、自分もちょうど同じ頃帰省して母校を覗いて
来たのでパソコンの前でうなずきっぱなしでした（＾＾））。

by くろべえ (2008-10-28 02:01) 

はじめまして。静岡参加しました、静岡県民です。
今回は久しぶりに三人さんのお顔がよく見える席でしたが、
興奮しすぎてどんな内容だったか？？記憶がっ・・・

でも、レポを見て　あぁ、こんなだったわ～と、思い出しながら
にんまりしています。本当によく覚えていらっしゃってすごいです。

いつもこちらを拝見させていただいてます。　ほぼ毎日（笑）
これからも楽しみにしていま～す
by とも (2008-10-28 19:05) 

＞くろべえさん
いやー、浜松でうなぎを食べただけでも
十分堪能したと言えるのではないでしょうか。
アタシなんてこの日の食事はマックおよび駅の売店で買ったおにぎり2個でしたよ。
侘びしかったです・・・（笑）。

このブログは、読み応え云々というよりもただ長いだけという気がしますが
（本当に要約の苦手な人間でして・・・^^;ゞ）
それでも読みに来てくださる方がいるというのは嬉しいです。
コメントを通して、みなさんの体験談などを聞くのも
実はとっても楽しみにしています。

《水上の蛍》は本当に綺麗ですよ〜。
一人だったのに、箱の中で思わず顔がニヤけていたアタシです。
by 梅屋千年堂 (2008-10-28 21:09) 

＞ともさん
初めまして。ようこそいらっしゃいました♪。
興奮しすぎて記憶が・・・分かります〜アタシもしょっちゅうですよ。
そしてヘンな時にヘンなことを思い出すことが多く大変です。
今日も夕飯のカレーを食べながら、忘れていた“あるMC”を思い出して
吹き出しそうになりました（笑）。

アタシの記憶もかなり曖昧なので
「そういやこんなだったかね〜」くらいの
軽い気持ちで読んでいただけると助かります。
忘れてたり、間違ってるところがあったら
遠慮なくフォロー入れてくださいね(^^;ゞ。

アルフィーネタじゃない時も見てくださってるんですか！。
それはどうもありがとうございます。また気軽にコメントしてくださいね。
by 梅屋千年堂 (2008-10-28 21:27) 

「水上の蛍」の写真を見ましたが、写真だけでも「息をのむ」といった感じですね。実際に見るともっと凄いのでしょうね。

中で「♪夜明けに向かって〜」って歌いたくなるような（星じゃなくって蛍だってば）。
by きゅう (2008-11-02 16:54) 

＞きゅうさん
ステキでしたよ〜。一人で観られたのもラッキーでした。
♪夜空に向かって〜・・・まさにそんな感じです。
♪数え切れない〜星空の下〜って（だから蛍ですってば^^;）。

ちなみにこの♪夜明けに向かって〜は“100億〜”でよいのですよね？。
“夜明けの星を目指して”や“希望の橋”ではなく。
by 梅屋千年堂 (2008-11-02 22:12) 

すみません言葉足らずで…。もちろん「100億の〜」です。PVでこんな感じのシーンがあった気がしたので…で今みたら坂崎さんと桜井さんはその場にいるのですが高見沢さんはそのシーンはありませんでしたね。

でも「夜明けの星を目指して」や「希望の橋」が出てくるところは凄いです（というか、この2曲の歌い出しの歌詞が同じ事に今気がつきました）。

美術館でもしも一人で見ることができたらPVみたいに手を伸ばしながら「♪君のすべて守りたい〜」とか歌ってしまいそうです（で防犯用のビデオに撮られていたりして）。
by きゅう (2008-11-03 00:47) 

＞きゅうさん
いえいえ、“100億〜”だと思い込んでレスして
「いえ、その曲じゃありません」じゃカッチョ悪いじゃないですか。
バラしてしまうと、実はオフィシャルサイトの曲検索で
「夜明けに向かって」で検索してしまいました(^^;ゞ。

でもって今度は“100億〜”のPVを確認してしまいました。
ホントだ・・・まさにそんな感じですね。下は水面だし。
しかしこれを確認するつもりで観ただけだったのに
王子の芝居がかった歌い方とカメラ目線にクラッときてしまいました（笑）。

by 梅屋千年堂 (2008-11-03 01:06)