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今日は横浜で小田和正 [K.Oda]

Kazumasa Oda Tour 2008 “今日も どこかで”
横浜アリーナ・初日の巻。

ネタバレ指数78

6月の代々木以来約2ヶ月ぶりの小田さんライブ。
そして3ヶ月ぶりの横浜。
5月に行った時は8月なんてまだ先だな〜と思っていたけど
あっと言う間に3ヶ月が経過した。

横浜アリーナへ行く前に、吉祥寺のJAP工房で開催中の
高見沢俊彦衣裳展へ行き、渋谷から東横線に乗り菊名乗換で新横浜へ。
会場に到着したのは開場時間の18時を既に回っていたけれど
入場口は例によってごった返し。
でも比較的スムーズに入場することが出来た。

本日の座席:センター3ブロック30番台。
5月の時も3ブロックに座ったけど、その時とは席番が違うので
どこだ?どこだ?と番号を辿っていくと・・・
ウワ〜オ!前から2列目っ、しかも花道沿いだよ〜(≧▽≦)。

一人、鼻息も荒くちょっとコーフンしてるところに
友達のCさんが、娘さんとお母さんを連れてやってきた。
今日、Cさんは親子三代で小田さんのライブを鑑賞するのだ。
娘さんもお母さんももちろん小田さん初体験。
きっときっと楽しんでもらえるに違いない。

開演の19時を5分ほど回ったところで
1ベル代わりの、明治安田生命のCM。
CM後、少しまだ間があるかな?と思いきや、
すぐに場内がポヤ〜ンという感じで暗くなり
スクリーンに映像が映し出され、
ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!・・・・という走る足音。
アニメの小田さんがそれぞれの時代を走り抜ける。

SEが“こころ”になったあたりで、ステージ下手後方より小田さん登場。
ズンズンと花道を進み、センターステージへ。
“こころ”のイントロと同時に
場内がパッと明るくなって小田さんの姿が浮かび上がる。

小田さんの出で立ちは
淡い淡いブルーっぽいのシャツの下に白いTシャツ。
これまた淡いベージュのパンツに白いスニーカー。
まっ、いつもの感じである(^o^;。

5月以来2度目の横浜公演なので、
結構大胆にセットリストを変えてくるかな?と
淡い期待を抱いていたが、結論から言ってしまうと殆ど同じだった。
でもまぁいいのさ。好きな曲がいっぱいだし。

そのようなワケで、2曲目“正義は勝つ”
3曲目がハンドマイクで“愛を止めないで”
曲の後半、メインステージ左手の花道から
全力疾走してきて、センターステージへ向かうコーナーを曲がる際に
今日も元気にピョ〜ン!と跳んだ小田さん。
Cさんと一緒に「今跳んだヨ!!!(≧▽≦)」と大喜び。
アタシ達の前に、30代前後と思しき男性二人組がいたんだけど
その二人も顔を見合わせて、“跳んだ小田さん”に大喜び。
この二人、小田さんのステージを観るのは初めてなのか
小田さんが花道を全力疾走するたびに
すごく楽しそうに笑って喜んでいたのがとても印象的だった。

“伝えたいことがあるんだ”が終わると
メインステージに戻ってきていつもの挨拶。
それにしても・・・メインステージに立つ小田さん・・・近っっっ(*^^*)。
シワまでバッチリ見えちゃうのだ(笑)。

「どーーーもーーーっ!!!。
 おのれの席の悪さを呪い、
 不条理に憤りを感じている人もいると思いますが
 精一杯歌いますんで、最後まで楽しんでって下さい!。
 それでは早速メンバーを紹介したいと思います。
 みんなの方から向かって左から
 ギター、稲葉政裕。ドラムス、木村万作。
 園山光博。ベース、有賀啓雄。
 木下智明。キーボード、栗尾直樹」

メンバー紹介の後は“Re”から“僕らの街で”

そして再びメインステージを離れ、向かって右手のサブステージへ。
♪スッチャッチャ〜ン・・・スッチャッチャ〜ン・・・というイントロで
“いつかどこかで”が始まる。
スクリーンには、映画『いつかどこかで』のシーンが流れる。

不思議なことに、5月に観たときと
座席の位置はそ〜んなに変わらないのに
サブステージに立っている小田さんまでの距離が近いような気がする。
センターステージも近いような気がするし
もしかして若干花道を短くした?という気もするけど
そうでもない気もするし・・・うーん、謎だ。

「今やった曲は前に作った『いつかどこかで』という映画と
 同じタイトルの『いつかどこかで』という曲で、
 その前にやったのが、今から2年くらい前に
 ・・・おっさんは知らないと思いますが、
 ジャニーズのKAT-TUNというグループに書いた歌でして
 そこのメンバーに亀梨くんというのがいるんですが
 その彼が出ていたドラマの舞台が横浜で
 それを見るのが結構楽しみだったりしてました」

「KAT-TUNが4日間コンサートをやるっていうんで
 1日くらい観に行こうかと思いまして・・・
 ただ、この歌には興味があるけど他のは興味ないんで
 この曲が出てくるまで我慢してるのもアレなんでやめました」

「地元(横浜)でこんなこと訊くのも“なんだよ”って感じなんですが、
 ワタシ小田和正ですけど、ワタシのこと初めて観るって人
 どれくらいいますか?。
 (パラパラパラ・・・と挙がる手。意外と少ない)
 あ〜、そうですか」

そ、それだけかぃ!!!(爆)。

「えー・・・長くやってると、疲れてくることもあるんですよ」

と、つべこべ言わずに曲へ。
てかツアー終盤を迎え、小田さんもさすがに疲れてきたか。
この横浜が終われば、残り13本。ガンバレ小田さん!。
(つってもまだ13本もあんのか〜・・・ホントにガンバレ小田さん!!)。

“たしかなこと”を歌い終えると
マイクを掴んで、喋りながらセンターステージへ移動。

「♪雨上がりの〜・・・って、
 始まる前にいつも(明治安田生命のCMが)流れてますけど
 あれ聴いて自分でも『あ、こんな歌い方してたんだな』なんて
 思うことがありまして。
 その時々でちょっとずつ変わってますんでね・・・」

「(MCネタメモを見ながら)話すことはいっぱいあるんですけど・・・
 今日のお客さんはどんな話をすると喜ぶかなとか
 みんなの反応を見ながら考えたりするわけですよ。
 皆さんの反応っていうのは、それほど大事なものなんですよ」

「・・・だんだんと秋の気配が感じられるようになって行くと思うんですけど
 (客席から“秋の気配”を歌って欲しいという拍手、
  そしてそれに応えて歌い出す)
 ♪あれ〜があなたの〜好き〜な〜場所〜
  港〜が見下ろせ〜る こだ〜かい〜こ〜ぉえん〜・・・ってね。
  この曲はまだ早いので(笑)、夏の歌をやりたいと思います」

なんだろう。個人的には“夏の終り”が聴きたいけど
これも“秋の気配”同様、ちょっと早い気がする。
と思っていたら始まったイントロは“夏の日”だった。
うわ、懐かしい。ものすごく久々に聴いた気がする。
しかし、久々にもかかわらずソラで歌えてしまう自分がコワイ(笑)。
でもおそらくこのへんまでだな、こうやって歌詞をみないで歌えるのも。
これ以降の楽曲は多分歌詞カードなしでは歌えない。

「ここでは昔の・・・“昔の”っていうか“前の”歌を歌うんですけど
 “前の”っていうとオフコースの歌になるんですが(場内拍手)
 一番最初に出した『僕の贈りもの』というアルバムから
 “僕の贈りもの”という歌を
 みんなで歌ってみたいと思います。
 ♪冬と〜・・・ってね。ワン、ツー、スリー、フォー」

ということで、“僕の贈りもの”を、オーディエンス一同で斉唱。

「こうやって自分が作った歌を、みんなが歌っているってのが
 未だに不思議な感じがします(笑)。
 ・・・それじゃその最初のアルバム『僕の贈りもの』の中から
 “地球は狭くなりました”という歌を
 やってみたいと思います」

どうやらこのへんのセットリストも変わらないらしい(^^;。

「最初に作ったアルバムが『僕の贈りもの』、
 そして2枚目のアルバムが『この道をゆけば』という、地味なアルバムでしたけど
 地味なだけに、自分たちの好きなように作りましたね。
 この頃ってのは、音楽をこのまま続けて行こうかどうしようか?とか
 かと言って音楽やめられんのかっていうとどうなんだ?とか
 どうしたらいいんだろうと、いつも考えてました。
 その頃作った歌で“水曜日の午後”というのがあるんですが・・・」

またまた客席より「歌って欲しい」の拍手。
それに応えて、“水曜日の午後”をワンコーラスのみさらっと。

“水曜日の午後”ってシンプルで短い歌だけど
聴くと元気が出てくる、いい歌だよね〜。頑張ろう!って気になる。
こんな風に、作った当時のエピソードを聴いてから
歌を聴くと、なんだかより心に迫ってくる感じがする。
小田さんも、この曲書いて「頑張ろう!」って思ったのかもね。

「最初のアルバムの時は、
 何を考えて作っていたのかよく憶えてないんだけど
 フォーク、今で言うJ-Popみたいな感じで
 2枚目は、好きなように作って
 3枚目はその中間くらいで『ワインの匂い』というアルバムなんですが
 その中から、“倖せなんて”という
 これもまた地味な曲ですが、やってみたいと思います」

「♪ど〜ん〜な〜〜に・・・
 ・・・ア、オレが弾かなきゃダメなんだった(^o^;」

やっぱり小田さん、若干疲れ気味か?。
気を取り直して・・・
♪ど〜ん〜な〜〜に・・・
と歌い直したのだった。

「この『ワインの匂い』というアルバムの中に“愛の唄”って曲がありまして
 当時女の子でこの歌が好きだって人が多かったんですけどねー。
 男でも好きだって人がいたかも知れませんが
 あの頃はオフコースなんか聴いてると『なんだアイツ』とか言われて
 恵まれない時代だったと思います。
 今になって『実は…』とか言ってくる人もいますからね。
 なんだよお前、早く言えよ!なんて(笑)。
 それではその、“愛の唄”を・・・」

ハァ〜、これまたいい歌。
初めて聴いた中学生の頃から
2コーラス目の追っ掛けコーラスが大好きだった。

ここで稲葉氏はメインステージに戻り
小田さんのみ、センターステージに残る。
ギターもアコギからテレキャスへ。

「僕は長くやってる割にはアルバムも少なくて、
 曲は少ない方だと思うんですが、それでもいろんな歌を作ってきて
 これは初めてヒットした歌です・・・」

といえば、“さよなら”
小田さんがテレキャスで奏でるアルペジオが心地良い。

曲が終わり、再びMC。
「小田さんカッコイイーーー!」の声援に・・・

「カッコイイですか。
 ちょっと前は、もう少し格好良かったんですが(笑)。
 やっぱり鏡とか見て、オレも老けたな〜と。
 僕はそんなに自分で鏡なんて見る方じゃありませんけど
 ・・・見てもいいことありませんから。
 今日も同級生がいっぱい来てると思うんですけど、呼んでもいないのに(笑)。
 中には『コイツ若いな』ってヤツもいますけど
 まぁ同級生の顔を見てると、あぁオレも老けたよなと(笑)」

「次にやる曲も、放っといたら埋もれてしまうような曲ですが、
 昔どこかで聴いたのを憶えていてくれて
 今こうやってCMで使ってくれて
 この歌を知らなかった人にも知ってもらうことが出来て
 それはとても嬉しいことだと思います」

“言葉にできない”
もう四半世紀以上も前に作られた歌なんだよなぁ〜。
アタシの場合、オフコースの『over』なんて割としょっちゅう聴いてるから
「古いなぁ」とか「懐かしいなぁ」って感じはしないのだけど。
いい歌っていうのは、いつまでもいい歌である。
例えCMソングとして起用されなくたって
この歌は決して埋もれることはなかったんじゃないかと思う。

「それじゃ、このツアーのテーマになっている
 “今日もどこかで”

ここで前半終了。
演奏を終えた小田さんとバンドの面々がステージを降りると
待ってましたの《御当地紀行》

「ぃや〜ってまいりました!。
 つい先日横浜で御当地紀行を撮ったような気がしていましたが
 あっと言う間に3ヶ月経ってしまいました」

「横浜スタジアムであります。
 今から16年前、僕はどうしてもここでコンサートをやりたい!と
 駄々をこねました(笑)。
 そして思いっ切り転びました。
 (当時のライブ映像。転んだ瞬間はないが、転ぶ直前の全力疾走と
  転んだ直後の起き上がって、打撲した右手を痛そうに振る映像)
 あの日はいろんな方がゲストに来てくれました。
 楽しかったです」

イセザキモールに移動。

「伊勢佐木長者町にやってまいりました。
 今から20年くらい前、ここに僕の大好きな博雅という中華があったんですが
 な〜くなってしまいました」

「ここには以前カレーミュージアムというのがあって
 ここでカレーを食べたこともありましたが、
 見事になくなってしまいました」

「そして、伊勢佐木長者町と言えば松坂屋ですが、
 ここも10月で撤退してしまうということです。
 ・・・風雲急を告げるという感じの伊勢佐木町であります」

ホント、ダイジョブか?!伊勢佐木町?!なのである。
このまま衰退していく一方なのだろうか。
何か起死回生の一発!とかはないのだろうか。
・・・ないだろうな。

「元町にやってまいりました。
 今、元町には秋の風が吹きました。
 ・・・お店の冷房だったかも知れません(^^;」

「前回来た時はやっていなかった喜久屋に、
 リベンジにやってまいりました」

お店の人から握手とサインを求められる。
お店の人、感激して一言。
「しびれちゃうな〜」
ちなみにこの、“お店の人”は中年の男性。

「喜久屋と言えば!ラムボールとミートパイです。
 (ミートパイを頬張り、続けてラムボールもパクっ)
 ・・・なんだかミートパイとラムボールが混ざり合って
 よくわかりませんが、“まいう”です!」

あ〜、実に美味しそうだ。
美味しそうに食べていたかと思うと、
なにやら小声でカメラに向かって話し始める小田さん。

「・・・ババアです。
 ・・・ババアがやってきます。・・・まもなくです」

しばらくするとババ・・・いや(^^;、年配の女性から、
帽子のツバにサインを求められる小田さん。
ババアの要求に快く応じるジジイの図(笑)。

「三溪園にやってまいりました。
 三溪園には何度も来ていますが、ここを登るのは初めてです。
 (登り終わって)あぁ〜、そういうことか。
 建物自体は大して高くなくて、建ってるとこが高いんだな」

ここでまたまたおやつの時間。

「ここでかき氷でも食べたいところなんですが
 それでは芸がないので、ここは敢えて、熱いお汁粉に行ってみたいと思います。
 (お汁粉を一口・・・)
 熱い・・・!。
 (茶屋で佇む小田さんの“引きの絵”)
 ・・・なんか、一句浮かんじゃいそうだね〜」

続いて本牧シンボルタワー。
THE ALFEEにとっては記念すべき場所の一つだが・・・

「本牧のシンボルタワーです。
 これは・・・巨大な・・・なんだっけ・・・灯台です!。灯台の一種です!。
 ダーターであります。ダーターというのは、タダ(無料)ということであります」

階段を昇って灯台のテッペンを目指す小田さん。

「ついに上までやってきましたが・・・ガッカリです。
 こりゃ金取らねーわけだよ。もう一工夫欲しいとことであります」

ここでもサインや握手を求められる小田さん。
そのうちの一人に尋ねる。

「君は今日なんでここに来たの?」
「家が近くなもんで」
「あ〜そうなの。そうじゃなきゃ来ないよな」

そしてマリンタワー。もちろんまだ工事中。
なのになんで?と思ったら・・・

「マリンタワーの改装工事が済んだというデマを信じてやってきましたが
 まだ工事中であります。
 (工事現場の柵の隙間から中を覗き込むアヤシイおっさんと化す小田さん)
 完成予定・・・21年3月。今って20年?。
 また、来たいとお〜もいます!」

「さて、これからちょっと遠出をしたいと思います」

小田さんを乗せた車は横横道路を走っていく。

「城ヶ島にやってまいりました。
 5月に来たときに雨だったので、リベンジにやってきました。
 城ヶ島には秋の風が吹いております」

どうやらここは冷房の空気ではなく
ホントの秋の風らしい(笑)。
 
「・・・リベンジに来たのですが、だんだん雲が増えてきて
 果たしてリベンジになったのか、甚だ疑問という感じになってきました」

「さて!、今日1日で横浜・横須賀とあちこち行ってきましたが
 い〜かがだったでしょうか。
 コンサートはい〜よいよ後半戦です!。
 それでは、最後まで張〜り切っていきたいと、お〜もいます!!!」

後半1曲目は“NEXTのテーマ〜僕らがいた”
セットリストを暗記していたわけではないけれど
“僕らがいた”の後の、木村氏の勢いのあるカウントで思わず立ち上がる。
“Yes-No”
目の前で小田さんが“Yes-No”歌ってるよ〜!!!。夢みたいだ〜。
なんてかっちょえぇんだ〜。
25年前のアタシだったら、もう卒倒してるねこりゃ(^^;。

そして、メインステージから伸びた左の花道先端あたりにいた
稲葉氏の、お馴染み
♪チャカチャ〜ン!
から“ラブストーリーは突然に”
小田さんはステージ裏手のお客さんのところへ出来るだけ近づき
マイクを向けて次々にオーディエンスに歌わせる。
マイクを向けられた人たちはノリノリだったり、恥ずかしそうだったりするけど
みんな一様に嬉しそうに歌ってくれる。

“ラブストーリーは突然に”の終盤で、
既にスタンド席(横浜アリーナで言うところのアリーナ席)
に向かって突撃体勢の小田さん。
スタッフに向かって「柵を開けて」というジェスチャ。

“キラキラ”が始まると・・・
やっぱり突っ込んでった!!!(^o^;(^o^;(^o^;。
なんとかスタンド席の一番後ろの通路まで辿り着き
まぁよく見えなかったけど、多分そこをずーーーっと歩いて
反対側のスタンド席まで行って降りてきた、そんな感じだと思う。

こんなサービス精神旺盛な小田さん、大好きだー!。

小田さん、センターステージに戻ってきて
素早くテレキャスターを受け取ると“そのままの君が好き”
最後にみんなで
♪ら〜らら〜 ら〜らら〜 ら〜らら〜ら〜ら〜・・・
と歌うところがとっても楽しい。

“時に愛は”
今の勢いで立ったまま聴いていたかったけど
とりあえず周りのみなさんが腰掛けたので自分も腰掛ける。

新しい曲を歌う小田さんもいいけど
オフコース時代のロックっぽい曲を
叫ぶように歌う小田さんはやっぱり一番カッコイイ。
そうやって叫ぶように歌っているうちに
いつのまにか深く刻まれた眉間のしわが、時の流れを物語る。

ガーン!と行ったあとは
ピアノでしっとりと“風のようにうたが流れていた”
“東京の空”

そしていよいよ本編もラストの曲。

「ライブハウスとまでは行かなくても、
 もっと小さいところでやれればいいんですが
 なかなかそうもいきません。
 思わずみんなの方へ飛び込んで行ってしまいましたが
 いろんな人に迷惑をかけてしまって、スイマセ〜ン(笑)」

「始まってしまえば、終わりが来るものでありまして
 でも、昔みたいに気楽にじゃぁまたね!と言えない状況です。
 思いに任せられない部分もあったりしますが
 せっかくここで会えたんですから、また、いつか会いましょう。
 ・・・脂っこいものを食べないようにして、なるべく魚介類を摂って、
 海草とかワカメとか、苦手なものも食べるようにして
 もずくは食べないかも知れませんけど・・・。
 そうやっていれば大丈夫という思いを込めて、
 “ダイジョウブ”を歌いましょう。
 ・・・さん、し!」

♪あ〜の〜笑〜顔をみせて〜・・・

と、そっと小田さんが歌い出すと
オーディエンスがそれに続いて

♪ぼ〜くの〜 大好〜きな〜・・・

と歌い始める。う〜ん、なんかジーンとしちゃうな〜。
小田さんは歌いながら、あちこちの花道を移動して
客席に手を振り、♪その笑顔は〜でスタンド席を指差し
そしてまた手を振ってくれる。

小田さんがこんなにあったかいコンサートを展開するようになるとはな〜・・・
'97年のツアーの時はそんなこと微塵も感じさせなかったが(^^;。
(ちなみに、97年の小田さんのライブを観たアタシの感想を
 当時のコンサート日記で読み返してみたら物凄い辛口で、
 我ながら結構笑えた^o^;)。

そんなこんなで本編終了。




アンコールに応えて、ほどなく小田さん登場。
ここはまず“またたく星に願いを”でしょ( ̄ー ̄)と構えていたら
意外な展開。“真夏の恋”だった。
この頃の小田さんの曲って、正直言って真面目に聴いてなかったんだけど
意外とちゃんと歌える自分にちょっとビックリした(^^;ゞ。
iPodにも入れてなかったよな〜と思ったら、実は入ってた(爆)。

でもってこの後が、出た!“またたく星に願いを”
両手を上に、左右にフリフリ。
老若男女、ほとんどの人がちゃんとやってるのがまたウレシイ。

そしてこのアンコールのラストは“君住む街へ”
本編でもそうなんだけど、動から静へのこのメリハリがたまらないのだ。
泣かせる王道パターンとでも言おうか・・・(笑)。

最後の、アタシの大好きなフレーズ
♪ゥオゥオゥオ〜 ゥオゥオゥオーーーーーーーーーーー・・・・
を至近距離で観ることが出来てもう感無量!!!。
気持ち良さそうに歌う小田さんを見ていると
こっちまで気持ち良くなってくるのだった。




まだまだ終わらない。
再びアンコールの手拍子。
小田さんとバンドのメンバーが現れると
更に激しく怒濤のような拍手と声援が沸き起こる。
こういう時って意外に男性客の声が目立つ。

「どうもありあがとー!。
 まだまだやるぞーーーっ!!!

わーっ!小田さんシャウト!(≧▽≦)。
ロックだね〜!!!男だね〜!!!。

始まった曲は“YES-YES-YES”
このツアー既に5本目にして今更言うのもなんだけど
なんかキーが低く感じるのは気のせいだろうか???(^^;。
みんなが歌いやすいようにしてくれてんのかな。
(小田さんの声が出ないせいだとはあまり思いたくない)。

「それじゃ最後に、“今日もどこかで”
 みんなで歌ってください」

今日のライブもいよいよ終わっていく。
明日もあるけど、やっぱりちょっと寂しい。

“今日もどこかで”が終わると、栗尾氏以外のメンバーはステージを降り
小田さんはグランドピアノの前に座る。
またしても怒濤のような歓声と拍手が沸き起こる。

今日のオーラスはもちろんこの曲なのだ。
“my home town”

歌い終えて、小田さんがステージを去ると
間髪入れずにエンディングのアニメーションが始まった。
ツアーで回る会場名が、北から順に南下していく。
・・・今までもそうだったのかなぁ???。
ツアーで回る順だと思い込んでた。

横浜アリーナのところで、パラパラと拍手が起こって、
最後はきっと またいつかの文字。

とりあえず、また明日。
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まあち

やっと、やっと小田さんのライブを観ることができました!
いやぁ小田さん、凄すぎる!すばらしいライブでした。

そして梅屋さんの小田さんライブレポもやっと解禁です(^-^)
これからじっくり読ませていただきますね♪
by まあち (2008-08-12 23:58) 

梅屋千年堂

>まあちさん
小田さん、格好良かったですね。
もうすぐ61になるオッサンに惚れ直してしまいました。
またまた長ーーーいレポになってしまいましたが
良かったら読んでやってください。
まあちさんのブログでの感想も楽しみにしてます。

by 梅屋千年堂 (2008-08-15 00:15) 

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