Dear Beatles 2007＠府中・ライブレポ

と言うわけで
Dear Beatles 2007 ライブレポ。
結局未だに正確なセットリストは不明につき、
「ちょっとソコ順番ちゃうやん？」という部分が
多々あるかと思われますが何卒ご勘弁を(^^;ゞ。

3/13 0:54 完成しました。

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いつものように川崎から分倍河原まで
南武線の長い道程を経て“府中の森芸術劇場”のある東府中へ。
よく考えたらいつもTHE ALFEEの府中は平日だから
土曜日に府中に来るのは初めてだ。
しかも18時開演だし。

いつもと同じようで、なんとなくちょっと違う“府中の森芸術劇場”に
17時半過ぎに到着。
トイレを済ませ、オリジナルピックを買い求め、
しゃっちゃんと会い、席に着く。

本日の座席は1階8列一桁番台。
つまり、いわゆる賢側ってやつだ（注；もちろん今日は桜井さんはいないが^o^;）。
もぉ〜、端っこも端っこ。
もしもこれがアルフィーのライブで、
メンバーが花道に来ようものならかなりオイシイ・・・
そんな席である（笑）。

開演は18時だが、確か5分くらい押したのではないだろうか。
客席が暗転すると、無人のステージに薄ぼんやりと照明があたり
なにやらビートルズのライブ音源が流れ始める。
曲は“Rock'n Roll Music”。

・・・いや、違うぞ。

これビートルズじゃないなぁ。声が違う。
アタシは参加していないのでよくわからないが
どうやら去年の『Dear Beatles』のライブ音源らしい。
1966年のビートルズの来日公演を再現した部分のハイライトのようだ。
幸ちゃんの「じゃっ、さよならーっ！」という声に
ひっくり返るオーディエンス。

ほどなくしてDear Beatlesの面々がステージに登場。
ステージ前方には、左から風祭東、杉真理、坂崎幸之助、リッキー。
後方の一段高くなった部分には、サポートの小泉信彦、上田雅利、伊豆田洋行。
（とりあえずここは敬称略m(__)m）。

今回いつもと違う幸ちゃんに会えるのが楽しみだったのは勿論のこと、
実はもう一つ楽しみに（？）していたことがあった。

それは・・・
久々に風祭東の姿を拝むこと！。
いやぁ〜・・・、最後にALWAYSのライブで東を観たのはいつのことだろう。
もう相当前だよなぁ〜。
歌も上手いし、声も良いし、ルックスも格好良かったよなぁ、東。
どんな風に歳を取ったのかちょっと楽しみだなぁ〜なんて思っていたのだけど
去年の秋、アルフィーのどこぞのライブ会場（府中だったか？）で配布された
Dear Beatlesのチラシを観て愕然・・・(￣口￣；)。

嘘だ。これは何かの悪夢に違いない。
あ・・・あんなにスレンダーだった東が・・・嘘みたいに太ってる。
これではまるで別人28号である。
ハァ〜・・・。正直言ってこれはかなりの衝撃だった(T^T)。

で、実物の東はどんなだったか。
あの写真撮影以後、ダイエットに励んだのか（笑）
思ったほどではなかった。
つっても、「あの尖ってたアゴはどこっ？！」ってくらい丸顔ではあったけど（^o^;。

ちなみにメンバーは全員黒いスーツに黄色いシャツという出で立ちだ。
“揃い”のようでそうではない。
スーツのスタイルがそれぞれ微妙に違っている。
オッシャレ〜♪。


Dear Beatlesと言えば、注目すべきは幸ちゃんのギター。
「今年は動物シリーズじゃないよ」と
Kトラなどで話していたので、今年は一体どんなのだろう？と期待していた。

幸ちゃんが抱えたギターは赤いセミアコ。
セミアコって《デカいギター》ってイメージがあるんだけど
幸ちゃんが持っていても違和感がないってことは
おそらく通常のセミアコよりも一回り小さな“坂崎仕様”になっているのかも？。
ボディのお尻の部分にカラフルな丸文字でDear Beatlesの文字と
レインボーカラーの扇形のペイント。
すっごく可愛らしいギターだ(*^^*)。
可愛いんだけど、表面がマット仕上げになっていて
ちょっとエイジド加工風になっているのがシブい。

あ、そういえば開演前のロビーで
ESPの秘密工作員の姿を見掛けたなぁ。
ESPでレポートUPしてくれれば、セットリストが分かるかもしれないな。
期待しよう（笑）。

と、かなり前置きが長くなったが本編1曲目は“Twist & Shout”。
ホッ。とりあえず知ってる曲だ。
曲の途中で幸ちゃんが
♪Woo〜
と歌いながら左右に首を振る。
そうそう、アルフィーのステージでも“Juliet”や“Bad Girl”なんかで見せてくれるアレ。
元々はジョン・レノンがステージの上でやっていたパフォーマンスなのだ。

当時、あの“首振りジョン”に痺れた少年少女は多かったのかなぁ。
昔、TULIPの安部さんも、自分のエッセイの中で
「ジョンが♪Woo〜と歌いながら首を振るのがたまらなかった」と書いていた。

そして今、“首振り幸ちゃん”に痺れるアタシ・・・（笑）。

今回のオープニングは
去年の再現したビートルズ来日公演の続き、という設定になっているらしい。
あの日の武道館で、ビートルズはアンコールにも応えずに
ステージを去ってしまったのだけど
もし、あの時アンコールがあったらきっとこんな感じに違いない、
という選曲なのだそうだ。

というわけで、ノリのいいポップなナンバーが続く。

“Any Time At All”
“She's A Woman”
“I Feel Fine”
“Tax Man”
“Drive My Car”
“ Eight Days A Week”
“Hello Goodbye”

ちなみに、しつこいようだが曲順はかなりアヤシイ（^^;。
“Hello Goodbye”は後半だったような気がしないでもなくもない。

で、どこでだったか忘れたけど途中でMCも入った。
「いつもだったらこのへんで既にまったりとする頃なんですがー…」などと
杉さんがいろいろ喋っていると、幸ちゃんが
「ここはそんなにたくさん喋るとこだったっけ？」と突っ込み。

そして簡単に自己紹介を、ということで各自一言ずつご挨拶。
前方席がパラパラと埋まっているだけの2階席に向かって
「2階のみなさーん！、楽しんでますかーっ？！」と
2階に向かって手を振る東（笑）。
そしてその後で
「僕は楽しんでますよーっ！」と上田さん（笑）。

確かにステージ上も客席も肩の力が抜けてて楽しそう（^_^）。

中盤は上田さん、伊豆田さんも前方に出てきての
アコースティックコーナー。

幸「どうぞ、みなさんお座り下さい・・・って座ってるか（笑）」

幸ちゃん、いつものクセか？（笑）。

それにしても6人が横一列に並んでる姿がなんだかスゴイ（^o^;。
ある意味壮観（笑）。
伊豆田さんだったか誰だったかが、
「なんだかこっちから見てるとみんな横一列でスタートラインにいるみたい」
なんて話していた。

6人が横一列に並んだところで、杉さん
「みなさんにお配りしたパンフレットありますでしょ？、
　あの写真の上田さんの縮尺がおかしいんです。
　なんだか上田さんだけアンドレ・ザ・ジャイアントみたいに
　でっかくなっちゃって（笑）。
　これ（今並んでる状態）が正しい縮尺ですから」

そうか・・・。
じゃぁもしかしたら東がすっごくデブに見えたのも
縮尺がおかしかったからに違いない。そうだ、きっとそうだ（笑）。

「じゃぁみなさん、今そのパンフレットを見て確認してみましょう」
と幸ちゃんが言うと、ガサゴソとパンフレットを取り出すオーディエンス。
（面倒臭かったのでアタシは出さなかったんだけど
　帰宅してパンフレット見てみたらホントに上田さんが
　異様にデカかった！！！爆）。

杉「だからこのパンフレット、
　　真ん中を手前にしてこうやって丸めて見れば
　　遠近法で正しい縮尺になるんだよね」
幸「って、客席みんなでやるこたぁないでしょ（笑）」

・・・アルフィー並にトークがオカシイ（＾凹＾）。

このアコースティックコーナーでは
各自好きな曲を選んで演奏するのが恒例になっているらしい。
まずは東から。
幸ちゃんが「なんでこの曲を選んだの？」と訊くと
「好きな曲なので」と東。
「在り来たりな回答をありがとうございます」と幸ちゃん（笑）。

東「これは『ラバー・ソウル』ってアルバムに入ってるんですけど、
　　あの4人の顔がびよ〜んって伸びてるやつ。
　　びよ〜んって（笑）。わかるかなぁ」

ダイジョブダイジョブわかるわかる（^^;。

幸「でもあのジャケットはそれまでのアイドルっぽいビートルズから
　　なんか違うところに行っちゃった感じがあって、気持ち悪かった。
　　僕は当時小学6年生でしたけど
　　なんだかおいてけぼりにされた感じがしましたよ」

東が選んだ曲は“Girl”
サビの♪Gir〜〜〜lの後の♪スーーーーーは主に上田さんが担当（笑）。

お次は幸ちゃんの選曲。

幸「なんでこの曲を選んだかってーと、
　　これは映画のシーンが印象に残ってまして。
　　『HELP!』の映画の中で、4人が一緒に住んでるんだよね。
　　それで、普通のベッドじゃなくて床の凹んだところに寝てるワケ。
　　そこでジョンがこの曲を歌うんですよ。
　　時々リンゴがタンバリンを叩いたりして。
　　最後にフルートのおっさんが出てきたりしてね。
　　あのオッサンは誰なんですかねぇ。
　　リッキーさん、知ってます？？？。ローディーですか？」
リ「いやっ・・・ローディーじゃないんだよなぁ・・・
　　確か（ナンタラカンタラ）って人だったと思います」

このあたり、話がマニアック過ぎてついていけない（^o^;。

坂「僕はあの映画を観て、12弦（ギター）っていいなぁって思ったんですよ。
　　で、12弦買ったらネックが太くて！！！。
　　太いっつっても横幅がじゃないですよ（笑）」

そんな幸ちゃんが選んだのは
“You've Got To Hide Your Love Away”。
邦題は“悲しみはぶっとばせ”。

歌い終わった後だったかの会話。

幸「これ、タイトル、“悲しみはぶっとばせ”なんですよね。
　　悲しみはぶっとばずけど、他のはぶっとばさないんですよ。
　　憎しみとかはぶっとばさない。悲しみだけぶっとばす。
　　大体You've Got To Hide Your Love Awayって
　　どういう意味なんですか？上田さん」
上「僕に訊かないでください（笑）」

幸「当時のビートルズの日本語のタイトルっていうのは面白いよね」
杉「“This Boy”とかね」
幸「“こいつ”だもんね（笑）」
杉「“ひとりぼっちのあいつ”とか」
幸「“HELP”だって、“助けて！”じゃないもんな。
　　“4人はアイドル”でしょ？。
　　“助けて！”じゃ左卜全になっちゃうもんねー。
　　た〜すけて〜ドゥビドゥバァ〜って（笑）」
杉「洒落てましたよね〜。
　　“抱きしめたい”も“I Want To Hold Your Hand”、手を握りたい、ですよ。
　　“抱きしめたい”の方がいい。
　　日本人で良かった（^_^）」

幸「次の曲もそうだよね。“夢の人”。
　　I've Just Seen A Faceってどういう意味？伊豆田くん。
伊「知りません！！！（笑）」
幸「伊豆田くんはなんでこの曲を選んだの？」
伊「これは、杉さんが決めました！（笑）」

というわけで、伊豆田さんが歌うのは“I've Just Seen A Face（夢の人）”。
アタシは伊豆田さんの歌声ってこの度初めてちゃんと聴いたけど
イイ声してる〜っ。

で、この“夢の人”は、テンポのある曲なんだけど
手の空いてた東が、途中から手拍子を始めて
オーディエンスを先導してたのが印象的だった。

次は上田さん。

上「これは北欧の歌なんですけど・・・
　　北欧ってなんか憧れましたね」
幸「あ、フリーセックスとかでしょっ？！」
上「あっ、なんでそんなっっっっ（図星らしい）」

上「よく福岡のラジオにリクエストしてたんですけど
　　曲かける前に必ず言うんですよね。
　　『この曲は歌詞が卑猥です』って。
　　僕は未だにどこが卑猥なのかわからないんですけどね〜(^^;ゞ」
幸「どこが卑猥だかわかっちゃったらもう歌えないですよね（笑）」

当時、ジョンはこの曲を自分で嫌いだと言っていたらしい。
でもジョンは後からそういうの撤回したりするからね〜と。
なんだかこのあたり“ファンの会話”って感じだ（^_^）。

曲は言わずと知れた“Norwegian Wood”（ノルウェーの森）。

杉「ノルウェーと言いながら、ドイン（インド）な感じですよね」
幸「シタールのね、ブィィ〜ンって感じがね」

ここで、誰かが「当時は琵琶法師みたいでシタールがイヤだった」と言ったときに
幸ちゃんが琵琶法師の真似をしたんだけど
その時の幸ちゃんの顔がメチャメチャおかしかった（^o^;。

幸「シタールってみんな一度は欲しくなるんじゃないですか？。
　　誰かシタール持ってる人ー？。
　　杉さん持ってないの？」
杉「持ってないですねー」
幸「リッキーさんは？」
リ「持ってましたね。
　　あれね〜、チューニングがタイッヘンなんですよ。
　　大体チューニングでみんな挫折するんですよ」
幸「あれ、弦何本くらいあるんですか？。
　　12本どころじゃないですよね」

幸「大体シタールのボディのとこってなんなんでしょうね？。
　　野菜？？？（笑）」
杉「野菜ぃ〜？（笑）。野菜じゃないでしょー」
幸「でもなんかの実でしょ？。椰子の実じゃないよなぁ？。
　　スイカかなぁ？。スイカじゃないよなぁ、カブトムシが集まっちゃうし」
杉「インドでは夏になるとシタール割りっ！なんつって？？？（笑）」

杉さんと幸ちゃんのトークは
桜井さん＆幸ちゃんのトーク並にオカシイなぁ（^o^;。

　
さて、次は杉さんの番・・・だったかな？。
いや、リッキーさんが先だったかなぁ・・・もう忘れちゃった（^o^;。
とりあえず、杉さんってことで話を進めよう（笑）。

杉「この曲はフランス語の歌詞が入っているんですけどねー・・・」

あ、もう杉さんが選んだ曲、わかっちゃった。アレだな？。
ビートルズ全曲知らないアタシでもさすがにわかったぞ。

杉「僕は大学8年まで行っていたんですけど
　　フランス語でクビになっちゃったんですよ」
幸「8年行ってゴールテープは切ってないの？」
杉「そうなんですよ」
幸「あ、うちの高見沢と同じだ（笑）。
　　あいつも8年行ったけどゴールしてないんだよ。
　　フランス語がダメだったの？」
杉「そうなんですよ〜。
　　ムッシュなんとか（スイマセン先生の名前は忘れました^^;ゞ）てのがいたんですけどねー
　　そいつが単位をくれなかったんですよ。
　　それで抗議しに行ったんですけど
　　『今回の試験の平均点は80点でしたけどキミは8点でしたねぇ〜』
　　って言われましてねー（^^;。
　　それ以来フランス語って大っ嫌いだったんですけど最近は好きになってきました」

そんな杉さんの選曲は“Michelle 。

歌い終わって杉さん・・・
杉「メルシーボク、メメシイボク〜（笑）。
　　フランスの人はねー、
　　泥棒に遭ったときにも「ドロボーッ！」って叫んでも助けてくれないんですよ。
　　ちゃんとした発音で「ドロボーGGGRRR」って言わないと。
　　　　　（注：フランス語特有の、オヤジが痰を切るような音を思い浮かべてください）

そういえばこの曲の前だったか後だったか忘れてしまったけど
ポールがのいつぞやの来日公演の時の話もしてくれた杉さん。

杉「MCの時に、こう、ステージの後ろにポールが話してる内容が
　　同時通訳で字幕に出るんですよ」
幸「ほぉ〜」
杉「で、初日はなんだか慌ててる感じが結構あったんですけど
　　二日目はちょっと余裕も出てきて、なかなか上手く行ってたんですよ。
　　それなのに！
　　最後の方のポールのメッセージで、いい話してんのに
　　その時後ろに出てきた字幕があいうえおかきくけこ（笑）」
幸「あいうえおかきくけこ？！」
杉「そう。な〜んか間違って違うボタン押しちゃったんでしょうね〜（笑）」

へぇ〜、最近はそんな生字幕が出るライブがあるんだ〜！と感心しつつ
この“あいうえおかきくけこ”には大爆笑。
台無しだよ、台無し（笑）。
あ〜、観てみたかったな、その場面。

そして、本日のMCの中で、
最も梅屋千年堂のツボにはまってしまったのが次のやりとりだ・・・。

このアコースティックコーナーで、各自どの曲を歌うかというのが
何か紙に書かれていたらしいんだけど
リッキーさんだけ4曲も書かれていたらしい（^^;。

リ「僕だけ4曲も歌うのかと思ったよ（笑）」
杉「リッキーさんはなんでも出来るから4曲書いておいたんです」
リ「その中から選ぶっていうことだったんだよね」

で、リッキーさんが選んだ曲というのが“It's Only Love”。
なんでリッキーさんがこの曲を選んだかってのはよく憶えてないんだけど（^^;

リ「これで、（アルバムからの選曲が）
　　『HELP』と『ラバー・ソウル』にうまく分かれるしね」
幸「あ、ホントだ。『HELP』チームと『ラバー・ソウル』チームだ。
　　きれいに分かれましたね〜！」
杉「土偶だねぇ〜！」
幸「・・・土偶じゃない（笑）」

ぶ＝＝＝＝＝＝＝＝＝っっっっっっ（￣ｍ￣）。

ど、土偶ってアンタ・・・・・（￣▽￣;）。
なんか知らないけどやたらウケてしまった。
今度日常会話の中で使わせてもらおう（笑）。
　　
面白トークはまだ続く。

杉「リッキーさんは凄いんだから。
　　朝起きてすぐに“ミスター・ムーンライト”が歌えるんだから！。
　　朝起きたら（伸びをしながら）
　　♪ミスタァ〜〜アァ〜ァ〜・・・だからね（笑）」

確かにスゴイよ、寝起きでいきなりあのシャウトが出来たら（^^;。
でもリッキーさんならマジで出来そうな気がしなくもない（笑）。

これで6人1曲ずつ、アコースティックナンバーを歌い終えたわけなんだけど、
それぞれの声をじっくり聴いていて思った。
東と伊豆田さんは、ウェットで軟らかい感じのポール声。
それに対して幸ちゃんとリッキーさんは完全にドライなジョン声。
杉さんと上田さんはどちらでもない、
独自のビートルズ唱法を確立しちゃってる感じだ。

実際のビートルズも、このようにジョンとポールの声質は全然違うんだけど
ハーモニーがきれいなんだよね〜。実に不思議だ。

この後は、確か巷で話題のアルバム『LOVE』の話をしたんだったんじゃなかったろうか。
まぁ、こういう公の場であるからして6人とも酷評はしない（笑）。
（アタシも聴いてないので、なんとも言えない。
　でも面白そうだから今度チャンスがあったら聴いてみようと思う）。

「僕の中でも賛否。
　昔から聴いてる人はこの曲のあとはこうだろー？ってのがあるだろうし。
　でもそれぞれの曲のテンポもキーも違うはずなのに巧く繋いであるよねー」
という幸ちゃんを初め、
「デジタルサウンドがスゴイ」
「トラックごとに分けて聴いてみると息遣いまで聞こえてくる」
などなどの意見が交わされた。

で、その『LOVE』の1曲目に入っているのが
次に演奏された“Because”。

さっきも書いたように、アタシは『LOVE』を聴いていないのでわからないんだけど、
この“Because”からの数曲のメドレー風アレンジは
もしかしたらこの『LOVE』そのまんまをやってのけたのだろうか？？？。
なんか物凄く格好良かったぞ？！。

曲の後に
「これはボーカルがたくさんいないとライブでは出来ないよね〜」
と杉さん。
確かにジョンとポールがたくさんいる（笑）Dear Beatlesだからこそ出来た技かも。

ステージはいよいよ終盤へ。

幸「じゃぁ、後半戦に向かって行きましょうか。
杉「なんだかここまで喋ってる時間の方が多かったような気がしますが（笑）」
幸「だって1曲が短いもんね。2分ちょっとで終わっちゃうんだから（^^;」

ちなみに杉さんは今年でデビュー30周年なんだって。

杉「僕は今年で30周年を迎えまして、
　　30周年記念ブログなんてのも始めて
　　昨日も今日のこのDear Beatlesのリハーサルのことを書いたりしたんですけど・・・
　　他の所で30周年とか言う『ほぉ〜っ！』って言われるけど
　　ここでは・・・ねぇ・・・（笑）。
　　坂崎くん、何年？」
幸「ん？33年」
杉「リッキーさんは？」
リ「えー・・・34年です」
杉「上田さんは？」
上「僕は35年！（笑）」
杉「ねぇ〜っ？！（笑）」

で、この後は何故か各自の近況告知コーナーに（^^;。

杉さんは、東や上田さん、伊豆田さん、小泉さんを含むピカデリーサーカスを率いて
鶯谷でライブを開催するとのこと。
リッキーさんは9年ぶりにアルバムを出すらしい。
ロンドンだかリバプールだかで写真も撮ってきたって言ってたかな？。

上田さんは、ソロライブもあるし
チューリップのレコーディングも真っ只中だとか。
5月発売予定だけど、全然出来てないらしい（^o^;。
で、その後にはコンサートツアーも控えてるらしい。

幸「チューリップは解散宣言してますよね？」
上「いっつも解散宣言してるんですよ（笑）」
幸「毎回ファイナルツアーとか言ってますよね（笑）」
上「しょっちゅう閉店セールやってる店みたいだな（笑）」

そんなチューリップのコンサート、観てみたい気はするけど・・・
観たくないような気もする・・・（どっちなんだよ笑）。

最後は幸ちゃんのお知らせ。
新曲や春ツアーのお知らせでもするのかな？と思いきや・・・

幸「僕は4月15日が誕生日です。・・・それだけ（笑）。
　　杉さんの誕生日は3月14日。
　　1ヶ月しか違わないのに学年は向こう（杉さん）の方が上なんですよ。
　　でも、この世界では僕の方が先輩(^-^)。
　　微妙な関係なんです（笑）」

杉「じゃぁ、ま、みんな長くやってるってことで・・・次の曲！。
　　“The Long And Winding Road”」

なるほど〜、そういう流れか。
こんな美しいバラードの最中に、
何故かさっきの「土偶ですねぇ〜」がボディブローのように
アタシの腹に効いてきてしまった。
バラードなのに、何故かニヤけている梅屋千年堂。
アヤシイ、アヤシ過ぎる（笑）。

この前後ももう曲順はおろか、曲目も曖昧（^^;。
演奏した記憶があるのはここいらへんの楽曲。
“Strawberry Fields Forever”
“Hold Me Tight”
（↑杉さんの♪ユ〜ユ〜ユ〜ゥウ〜ゥウ〜ゥ〜・・・が苦しそうだけどとってもヨイ）。

“Back In The U.S.S.R.”
この曲の後に、同じようなロックンロールが演奏された。
伊豆田さんがボーカルを取った曲でいきなり立ち上がり始めるオーディエンス。
アタシもしばらくは座っていたのだけど、
ステージ上が見えなくなったので立ち上がった（しょーもない動機だ^^;）。

で、この日演奏された曲で最も感動したのはやっぱり以下の3曲。
“Golden Slumbers”
“Carry That Weight”
“The End”

さりげない予告編のつもりだったのか
前日のKトラで、幸ちゃんがこの3曲を流してくれていた。

“Golden Slumbers”は伊豆田さんが歌ったんだけど
いや〜・・・本物のポールかと思ってしまったさ(T^T)。
ホントにこの3曲は
（というか切れ目なく繋がっているのでまとまった1曲の組曲って感じだけど）
メロディラインがすっごく綺麗で、
それだけでちょっとウルってしまった。

アタシは、ビートルズのアルバムは
青盤、赤盤、A HARD DAY'S NIGHT、REVOLVER、Abbey Road、
LET IT BE [NAKED]、アンソロジーくらいしか持ってないんだけど
いやぁ〜、『Abbey Road』持っててヨカッタ〜と思ったよ。
思わず帰りの電車の中で、iPodで聴き返してしまった。

さてさて、本物のビートルズは決してアンコールはやらなかったそうだけど
サービス精神旺盛なDear Beatlesはちゃんとアンコールに応えてくれる。

登場したメンバー達は、シャツだけ衣装替え。
幸ちゃんと杉さんは、中のシャツを濃いめのピンクに換えて登場。
わざとお揃いにしたのかと思いきや、そうではないらしい（土偶？？？笑）。

幸「なんだか“お揃い”って感じだねー（笑）」
杉「ネクタイ（肉体）関係ですね」
幸「ネクタイ関係・・・！！！。それ面白いねぇ（^o^」

ここで演奏した曲は・・・
確か“All You Need Is Love”・・・だったかな？（^o^;。
ラストの♪She Loves You Yeah〜 Yeah〜 Yeah〜・・・から
そのままの流れでノリノリの“She Loves You”へ。
ニクいねぇ〜。

そして！！！
おおおおおーーーー！！！
また幸ちゃんが♪Woo〜と歌いながら首を振ってるではないかーっ（≧▽≦）。
・・・_|￣|◯（バタっ←倒れる音）。
ダメだ、今日は首振り幸ちゃんにすっかりヤラれた。




で、2曲演奏してまたまた引っ込んでしまった6＋1人。
は、はえーよっっっ！！！（^^;。
まぁ1曲が短いから仕方ないけどさ。

そして再びメンバー登場。
「それじゃー、もう少しお付き合い下さい！」
という杉さんの一声から始まったのは・・・
“I Want To Hold Your Hand”（抱きしめたい）。
そしてオーラスが
“A Hard Day's Night”。
6人がボーカルを交代しながら歌う。
あ〜、なんだかみんなとっても楽しそうだ。
もうそれぞれが、この“課外活動”を楽しんでるって感じ。

今日はTHE ALFEEじゃないから、
さすがにピックは投げないのかな？と思っていたけど
最後の最後に何枚かピックを放り投げてくれた幸ちゃん。
それにつられて（？）、杉さんや東もピックを投げる・・・けどあんまり飛ばない（笑）。
特に東の最初の何投かは、ヒュゥ↓とすぐに落下してしまい
客席の笑いを誘っていた（^^;。
しかし最後の最後にはかなりの飛距離を記録して
「おおおー！（＠o＠）」という感じだった。

初めての“Dear Beatles”。
どうなんだろう？？？って思っていたけど
思っていたよりもずっと楽しかった。
また来年も行きたいなぁ・・・と、思うけど
やっぱり府中はちと遠いぜっっっ（-_-;。

コメント 7

私はセットリストに全く頼りになりませんが・・・
レポに感動しております！！すばらしい～～！！

ＬＯＶＥを借りた先生にディアビに行くことを言ったんですが
上田さんの話になってチューリップのなんの曲かは忘れましたが
GIRLの「ス～～～～」があるんだよ～って話をしていて。
そしたらまさに上田さんが「ス～～～～～」ってやっていたので
どツボにはまってしまいました！

ＭＣは、違和感ないですよね～ほんとにおかしい～～！
パンフは隣の人と曲げてみましたよ
（それでも、上田さんは大きいじゃ～ん、でまとまりました）
by あしべ (2007-03-12 00:23) 

横レス失礼いたします☆ディアビ、私も参加してまいりました♪

チューリップの曲で「ス～～～～」があるのは
「ぼくがつくった愛のうた」ですね。
最近のライブでもずっとやってますよ～。

チューリップ大好きな私は、幸ちゃんと同じくらいの割合で
上田さんを凝視しておりました（笑）
チューリップは５月に最後のオリジナルアルバムが発売となり
６月にはこれまた最後のツアーが始まります。
なので、今年は私は超多忙になりそうです・・・。
by ミケまま♪ (2007-03-12 13:00) 

＞あしべさん
なんだか超テキトーなレポになってしまいましたが
良かったらおヒマな時にでも読んでやってくださいまし。
その昔、幸ちゃんがWOWOWでやっていた番組に
杉さんが出たことがあって、やたら可笑しかったことを思い出しました。
その時も確かビートルズ談義に花が咲いていたはず。
昔のビデオを引っ張り出して観たくなりましたよ。

＞ミケまま♪さん
ミケまま♪さんもいらっしゃったんですね〜。
楽しかったですよね〜。
“ぼくがつくった愛のうた”、懐かしいですね。
思わず紙ジャケCDを引っ張り出して聴いてしまいましたよ(*^^*ゞ。

風祭東はちょっと変わってしまったけど（苦笑）
上田さんは変わりませんよね〜。立派です。

チューリップのライブも行かれるんですね。
・・・で、ホントにこれが
“最後のアルバム”、“最後のツアー”になるんでしょうか？（笑）。
機会がありましたら是非感想など訊かせてくださいね。
by 梅屋千年堂 (2007-03-13 01:20) 

改めて読ませていただきました。

ネクタイ関係か・・・
よかった・・・

「肉体関係」って聞こえたもんだから、しどろもどろになったよ（＾－＾；；；
ええ？それにしては笑ってる・・・って

梅屋さんのおかげでビートルズ仲間の先生にレポができました♪
by あしべ (2007-03-16 21:49) 

＞あしべさん
読んでくださってありがとうございます。
しかし、やっぱりアタシの記憶とは結構曲順違うみたいです（^^;。
ESPの秘密工作員によるレポートもUPされたようなので
それもご覧になってみては如何でしょうか。
（ここでも全セットリストが出ているわけではないですが…）。
by 梅屋千年堂 (2007-03-16 22:52) 

よく覚えてますねぇ。
私は、ほとんど曲名覚えてないです。
ＭＣは、なんとなくは覚えてますが。
ＥＳＰにもＵＰされたんですね。早速見に行ってきます。
by しゃち (2007-03-18 21:33) 

＞しゃっちゃん
今回はたまたま知ってる曲が多かったみたい。
あんまりマニアックなのやられたら多分憶えていられないよ。
来年も休みが取れるようなら行きたいなぁ・・・。
その日に備えて今から予習しとくか！（笑）。
（その割に今日のBGMはBON JOVI・・・^o^;）。
by 梅屋千年堂 (2007-03-20 00:07)