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平岡八幡宮【1】 [JOURNEY]

京都遠征から帰ってきて早4日。
写真の整理もなんとか終わったので、
今回観光してきた場所について紹介しようと思う。

遠征初日・4月26日、京都到着後ホテルに荷物を預けて
まず向かったのが平岡八幡宮だった。

平岡八幡宮へは、
京都駅から高雄方面行きのJR西日本バスに乗って約50分。
中心部からはちょっと離れたところにある。
平岡八幡宮と聞いても知らない人も多いと思う。
実際アタシも今回行こうと思い立つまで全く知らなかった。

いわゆるガイドブックにもあまり載っていなかったりする平岡八幡宮。
そこへ何をしに行ったのかというと、
春と秋の一定期間だけ一般公開されている
花の天井を観に行ったのである。
職場の待合室用に置いてあった某雑誌の京都特集で見つけ、
その写真が小さいながらもあまりにも綺麗だったの
「観たい!」と思ったのだった。

バスは、龍安寺や仁和寺を経由して行く。
立命館大学あたりまでは乗客も結構いたが
平岡八幡のバス停に着く頃には、乗客はアタシ一人(^^;。
当然このバス停で降りるのもアタシだけ。
しかしバス停を降りたらすぐに平岡八幡宮の鳥居が見えたので一安心。

花の天井も公開中だ。
しかし、この写真の様子を観れば
平岡八幡宮がホントに小さな八幡様だということがお分かり頂けることだろう。

参道にも人影はない。

しかし、境内の方に目を凝らしてみると団体客の気配。
「げー・・・」と思ったが、団体さん達はアタシと入れ替わりに帰っていった。

境内への階段を上っていくと、ちょうど宮司さんが次の参拝者グループに
解説を始めようとするところで、アタシの姿を見つけるなり
「あんたはんも御一緒にどうぞ〜」と
まだ拝観料も払ってないのに(後でいいと云われた)
息つく間もなく拝観に加わることになった。
宮司さんの京都弁がなんだか柔らかでとてもいい感じだ。

平岡八幡宮は、高雄山神護寺の守護神として
弘法大師(空海)が大同4年(809年)に創建した山城国最古の八幡宮である。
応永14年(1047年)に焼失するも、すぐに足利義満により再建された。

境内にはたくさんの椿(約200種類あるとか?)が植えられており
最も古いものだと、樹齢200年を超えるのだとか。
▼これがその一番古い椿の木。
 写真だと分かりにくいけど・・・デカイのだ!!!。

ちなみに椿の花はボロッと首が取れるように散るので
縁起が悪いと思われがちだが、
実はそうではなくて、一度根付いてしまえばかなり長生きするので
長寿を象徴する本当は縁起のいい花なのだそうだ。
(ものは考えようだね^_^)。

もう椿の花の見頃は過ぎてしまったけど
まだ少しだけ花が残っていた。

普通の椿は雄しべの根元が白いのだけど
ここの椿の雄しべの根元はピンク色をしてるのが特徴だそうだ。

紅椿だけでなく白玉椿(樹齢150年)の木もあって、
この木には「願い事をすると一夜で白い花が咲き、願いが成就した」という
故事が伝えられているそうだ。

境内にはこの他、歌舞伎・靫猿の舞台になった木(?)や
獅子の形をした細石(さざれいし)などもある。
(靫猿の木については宮司さんがちゃんと説明してくれたのに
 すっかりどういうものか忘れてしまった・・・駄目なアタシ)。

そしていよいよ神殿内に案内され、
お待ちかね、花の天井とご対面だ。

《TO BE CONTINUED...続く》


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コメント 2

絵夢

京都観光・・待ってましたぁ!
私はここ、訪れたことないんですが、主人は一度拝観したことが
あるそうで、今年の正月京都に行ったのですが『平岡八幡宮』に
という話が出たんです・・・が、都合上ほかに参拝になってしまったところ
です。ちょっと驚きました。
次のUPが楽しみです。
私の住まいからは電車で京都に行くより、車で行った方が安いんです。
車だと片道1,000円で行けます。
年に何回かは出かけるのですが、観光で行くことはないのでほんとに
どこも知らないですね!
観光というと・・むか~しむかし小学校の修学旅行で!(@^^@)
失礼しましたぁ~m(^o^)m
by 絵夢 (2006-05-05 01:43) 

梅屋千年堂

>絵夢さん
コメントありがとう。
(こういうネタは正直あんまり人気がないみたいで…^^ゞ)。
平岡八幡宮へ行くなら、やはり天井を一般公開してる時期がいいですよ〜。
春と秋にやってるそうですから、機会がありましたら是非。

近くにあると、かえってわざわざ観光には行ったりしないものですよね。
アタシは未だに新しくなった横浜の赤レンガ倉庫には行ったことがナイ!(笑)。
八景島シーパラダイスだって一回しか行ったことないし。
by 梅屋千年堂 (2006-05-05 23:42) 

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