SSブログ

Audible版『特撮家族』 [THE ALFEE]

思っていた以上に面白い!(^m^)。

仕事帰りの電車の中で聴いたり、
風呂上がりにストレッチをしながら聴いたりで
やっと八章が終わったところ(残り9時間ちょい)。

聴きながら寝落ちしちゃって、なかなか進まないんだろうな
なんて思っていたけどとんでもない。面白くって思わず聴き入ってしまう。

登場人物同士の会話は、王子の一人芝居なわけだけど
物語の始めの方はどうしたってなんだか硬い感じだ。
それが、話が進むにつれて王子もだんだんノッてきちゃったのか
キャラクターによって喋り方や声色を変えてみたり
すごく頑張って工夫してるのが伝わってくる。

章の終盤、物語が白熱したところで次の章に移る際に
「◯章…」と急に冷静な声でタイトルを読み上げるところもツボ(笑)。

ここまででかなり面白かったのは七章の「兄妹決戦の火蓋」。
健太と美咲の言い合いを一人で演じる王子…(^^;。
特に健太の台詞は結構《地》が出ている感じでなかなかリアル。
何度も声に出して笑ってしまった。

そして今日、帰りの電車の中で聴いていて
思わず「ブーッ!( ̄m ̄)」と噴き出しそうになったのが
五章『特撮霊感』で洋介が少彦名命と初めて出会うシーン。
小説では「◎△□※…◎△□※…」と書かれている部分。
これ、Audibleで聴くとひっくり返る(笑)。

その少し後の八章での少彦名命の台詞でも王子熱演!。
小説では少彦名命の声を「心に響くような、かなりかん高い声…」と
書いているので、どんな声で朗読するんだろう?と
実はちょっと楽しみにしていた。
Licenceで時々披露する腹話術みたいな声かな?とか(笑)。

…どんな声で読んでいるのかは、是非実際に聴いてみて欲しい。

これから洋介の大学時代の先輩(関西弁の人)や、
ちょびっとだけど在原業平なんかも登場するので
王子がどんな風に演じる(?)のかがとても楽しみ。

買おうかどうしようか迷っている方には是非オススメしたい。

というわけで、ハイどうぞ(笑)。

特撮家族

特撮家族

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2023/12/07
  • メディア: Audible版



音声だけで聴くもよし、片手に小説を持って聴くもよし。
アタシは時に音声だけ、時にiPhoneに入れた電子版を開いて
文字も追いかけながら聴いたりしている。





--------------------------
ここから先は、まったくどうでもいい話。
アタシが「朗読」と聞くと思い出す、小4の時の国語の授業での出来事。
席の端っこから順番に教科書を朗読し、つっかえたらそこで終わりで、
次の人が続きから読み、その人がつっかえたらまた次の人が続きを読む…
という、ゲームみたいな朗読の授業があった。

物語が一巡したところでアタシの順番が来たので
最初から読むことになったアタシ。
人前で話したりするのが嫌いな子供だったので
当然「やだなぁ」と思いながら朗読し始めたのだけど
自分でも「なんで?」と不思議に思うくらいつっかえない(・_・;)。
いつまでたってもつっかえない。
つっかえないまま物語はどんどん進んで行く。
どうしようどうしよう、なんでつっかえずに読めてんの?
アタシこのまま最後までいってしまうのか?
終盤に近づくほど緊張感が高まるが、それでもつっかえない。
そしてついには最後までつっかえずに読み終わってしまったのだ(◎_◎)。

先生やクラスメートから称賛の拍手を浴びるも
普段から目立たない(目立ちたくない)子供だったので
物凄く困惑したことをを憶えている。
(そしてこんなにスラスラと朗読できたのは
 後にも先にもこの時だけだったことは言うまでもない笑)。
コメント(2) 

コメント 2

溺愛猫的女人

特撮家族の小説をYAYOIさんからお借りしました。読むのがとても楽しみです。
by 溺愛猫的女人 (2023-12-12 10:50) 

梅屋千年堂

>溺愛猫的女人さん
お気に召して頂けたらファンとして嬉しいです。

by 梅屋千年堂 (2023-12-12 23:23) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。