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THE ALFEE@大宮《本編編》 [┣ '23 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE 2023 Autumn
Genesis of New World 風の時代・秋
大宮ソニックシティ 本編の巻

12/3 22:23 UPDATE。
ネタバレ指数25

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ヨコケンからあっという間に2週間。
秋のMYファイナル大宮だ。
やはりここも自力ではチケットが取れなかったが
幸い譲って下さる方が見つかり参加の運びとなった。

しかし…ヨコケンが終わって数日後からどうも喉に違和感。
これはイカン!と市販の感冒薬を買って2日ほど服用したところ
一旦は良くなった。だがしかし、数日してまた症状が出てきたため
再び市販感冒薬を飲み始めるも、こんどはなかなかしぶとく
良くなるどころか酷くなる一方。
17日の金曜日には唾を飲み込むだけでも喉が痛いという状況。
この時は熱もなく、食欲もおそろしいほどあった。
コロナの抗原検査は、土曜の夜に自宅でチェックして陰性。
熱もないのでおそらくインフルエンザでもないだろう。
市販薬を飲みつつ仕事をしたが一向によくなる気配はない。
これはマズイ!と月曜日は思い切って仕事を休み病院へ。

溶連菌の検査をしてもらったが陰性。
…ということで、病院では生ぬるい薬(笑)が3種類処方されただけ。
まったく治る気がしない(-_-;。

翌日の火曜日は普通に出勤したけれど、
昼頃になってなにやら体に変調をきたしはじめ、
職場にあった体温計で熱を測ったところ37度。
平熱が低めなので37度でも結構ダルいしキツい。
これはちょっと午後の仕事は無理と判断し、
上司に早退を申し出るも人手不足を理由にしぶられた挙げ句
これよく効くから飲んで頑張れとばかりに
ボルタレン(解熱鎮痛剤)を渡された。

なんつーブラックな職場なんだよ?!と怒り心頭。
そのボルタレンを飲んでプンプン憤っていたら
その怒りがエネルギーに変換されたのか、
なにやらパワーが漲ってきた(←あくまでも一時的なモノ)。

どうにかこうにか午後の仕事をやり過ごし、
帰宅後は夕飯食べて病院でもらった薬とボルタレンを飲んでバタンQ。
深夜に目が覚めてむっくり起き上がったら…あれ?なんか治ってる?。
ちきしょー効くじゃねぇかボルタレン(なんかちょっとシャクだ-_-;)。


というわけで大宮当日29日。
なんとなくまだ喉には違和感が残っているが、とりあえず体は元気だ。
腹拵えしたあと、念のため残りのボルタレンを飲んでおく。
でも今日はあまり騒がずはしゃがず大人しくしていよう…。

横浜から上野東京ラインのグリーン車に乗り、17時20分過ぎに大宮到着。
そのまま大宮ソニックへ向かい、入場列の最後尾へ。

中に入ってグッズ売場を横目で見ると、
やっぱり今日もアクステは既に本日分完売。人気あるなぁ(◎_◎)。


本日の座席:1階14列50番台。
先日のヨコケンもそうだったが、譲って頂いた席にしては
思いも寄らぬ良席だ。上手側の花道も近い(^m^)。

荷物を整理し一息ついて時計を見ると、まだ17時40分くらい。
ちょっと早く着席しすぎたか?。
まぁいいや。病み上がりだしのんびり過ごそう。

場内に流れる'70年代ロックに耳を傾ける。
エアロスミス/Dream on
ポール・マッカートニー&ウィングス/Live And Let Die
クイーン/Seven Sees of Rhye
ザ・ローリング・ストーンズ/Angie
T-Rex/20th Century Boy
ドゥービー・ブラザーズ/Long Train Runnin
ディープ・パープル/Smoke on The Water
エルトン・ジョン/Crocodile Rock
…その他、タイトルがわからないのが1〜2曲。

18時30分にブザーが鳴り、TBSアナウンサーの土井さんによるアナウンス。
「まもなく開演です!」の声が鳴り響くと、BGMで流れていた
グランド・ファンク・レイルロードの“We're American Band”に合わせて
手拍子が始まる。

うぉ〜…いよいよ始まるぞ!。

しばらくするとBGMがフェイドアウトし、場内暗転。
オープニングのSEが流れ始める。
今日はもうステージ後方のセットの後ろにメンバーの姿が見える前から大歓声。
メンバーの姿が確認出来ると更なる大歓声。

楽器を受け取り定位置につく3人。

1曲目はいつもの“AUBE~新しい夜明け”
桜井さんと幸ちゃんの衣装は今までと同じ。
今日のTakamiyはピンクバージョン。髪は巻き髪。
最初のギターはFlying Angel Fantasia。

前回ヨコケンで、この曲の間奏で桜井さんがスラップベースを披露していることに
(今更)気付いてしまったので、間奏は桜井さんに釘付けだ。

2曲目は“風の時代”
Takamiyのギターは変わらずFantasia。
よしよし、ここまでアタシ大人しくできてるぞ。
この調子で今日ははしゃぎすぎないようにするんだ。


ここで幸ちゃんの挨拶。

幸「こんばんはー!
  恒例の大宮でございます!
  いつも言っておりますが、今日が初めてだって方も、
  腐るほど観たっていうベテランの方も、
  生の動くアルフィーを堪能していただければと思います!。
  そしてこの秋からマスクは任意となりましたので
  この春よりも夏よりも熱い声援を期待しております!
  1階のみなさん!2階のみなさん!最後までよろしくー!」

Takamiy、ここでGibson Richie Faulkner Flying V Customにチェンジ。
てことは…今日も“風の翼”ではなくあっちだな?。

♪ダカダカダッ!ダカダカダッ!ダカダカ…
太郎さんの激しいドラムとTakamiyの歪んだギターのイントロ!。
“Beginning of the Time”だ。
このイントロの時に、Takamiyの背後からの照明が
ビカビカビカビカやたらと眩しく、一気に異世界に引きずり込まれた感。

♪ジャラジャジャ・ジャラジャジャ・ジャラジャジャジャジャー!と
イントロのリフを掻き鳴らしながら、体を揺らす王子の動きが…
ヤバい!物凄くカッコイイじゃないか!

いけない…あのリフが…Takamiyの動きが…アタシを狂わせる!!!
うぉぉぉぉぉ〜〜〜!!!
ダツサラー矢沢発動!(笑)。
えぇい!ままよ!明日は仕事休みだし!。

3曲目にして「今日は大人しくしてよう」の誓いは
脆くも崩れ去ったのであった。

4曲目がまた!!!“暁のパラダイス・ロード”
静岡じゃないのに!大宮なのに!。
Takamiyのギターはクリーム色(ほとんど黄色)のGibson Flying V。
今年の夏イベでも登場したやつ(ギタコレ本437番)だ。

サビで両手を挙げてクラップ!クラップ!クラップ!。
もう「大人しくしてよう」は完全にどっかにスッ飛んでった。

そして前半の最後は“My Best Friend”
出た当初はさほど好きだとは思わなかった曲だが
数年前からやたらとカッコイイ曲だと思えるようになった。
そしてこの秋は「サイコーにカッコイイ曲」に昇格。

冒頭の「♪Tonighーーーーーt」で右手を上げた
TakamiyのギターはGibson Les Paul Standard。
Jimmy Page Signed Aged Les Paul Custom Initial Limited Run
(ギタコレ本413番)。

Aメロ部分「♪世界を駈け巡る〜」と「♪壁は〜打ち壊され」の間で
ジャカジャカとギターを掻き鳴らしながら
片足跳びで斜め前方に出てくるTakamiyがなんか楽しい(^m^)。
でBメロの前にマイクスタンドのとこに戻って
なんだかよくわからないけどなんかのペダルを「えいっ!」と踏んで
また前にやってきて「♪Wo Wo My Best Friend!」で開脚ジャンプ!。
1コーラス目のみならず、2コーラス目も、間奏後も!。

♪ジャジャジャ↓ジャッ↑!というエンディングも印象的だ。


大歓声と拍手の中、ステージに残った幸ちゃんのMC。

幸「ハイありがとーございます。
  恒例の大宮ソニック、盛り上がっております。
  盛り上げておいてなんでございますが
  せっかく椅子もございますんで、ここはどうぞお座りいただいて」

幸「この秋のツアーも早いもので、
  今日が終わると市川と名古屋名古屋で終わって、
  後は武道館と城ホール。早いですねぇ。
  …それじゃ今日も聞いてみましょうか。
  アルフィーのコンサート、今日が生まれて初めての方!」

「ハーイ」と答えた初めての方々は、驚くほど少数(◎_◎)。
それを見た幸ちゃん「さすが関東、激戦でチケットが取れないと聞きますが」。
更に自己紹介コーナーへ行く前に、再び幸ちゃんが客席に尋ねる。

幸「今日がこのツアー初日だって方いらっしゃいます?」
客「(^o^)/ハーイ」(←これまた少数)
幸「少ねっ!。じゃぁこのツアーもうどっかで観たって方」
客「(^o^)/ハーイ」(←大多数)
幸「…やりづれぇな(笑)。ちょっと内容変えてこうか」

それを聞いて「えっ?えっ?ちょっと待って」という表情のただすけくん。

幸「何度も観ているって方も初めて観るような気持ちで観て下さいね。
  それではこの方をご紹介いたしましょう。
  こんなに忙しい年はない、もっと休みをくれとボヤき続けております。
  桜井さんでーす!」

“葬送行進曲”が流れ始め、ステージ下手からヨロヨロと桜井さん登場。

桜「ようこそ…大宮のみなさん…ハァー…ワタシが、桜井…ハァー…賢です」

「腰は痛いし膝はガクガクだし、全然疲れてません」と言う桜井さん。
いつものように寅さんのものまねで…

桜「だいたいな、近頃は忙しくっていけねぇや。
  四谷赤坂麹町、ちょろちょろ流れるお茶の水。
  男はつらいよ。おいサクラ、ちょっと枕持ってきてくれ」

そこでいつものように下手袖から枕を持ったスタッフが現れると思いきや
勢いよく走って出てきたのはなんとTakamiy!。
頭の上に掲げた枕を、思いっっっ切り桜井さんの頭に叩きつけ
もう一発…と構えたところで思い直してステージ袖に帰っていった(^o^;。
(その後枕だけポーンとステージに投げ返した)。

幸「あんなスタッフいたか?。あんな派手なスタッフいた?」
桜「なんかいつもと違う感じがしたんだよ。
  ちらっと(下手の袖を)見たらピカピカしてて」
幸「思いっきりやってたろ」
桜「いつもより上やられた」
幸「いつもスタッフにもっと思いっきりやれって言ってるから
  あれがお手本だったんじゃねぇの?」
桜「今日が一番痛かった(T^T)」

幸「でも忙しいって言ったってテレビ観てるだけでしょ」
桜「最近はテレビ観る時間もなくて、それで元気がないんだよ」

「えぇ〜!」(←天の声)

幸「今上の方から高見沢の声がしたな。上にいるのかな?」
桜「高いところ好きですからね」

桜井さんがテレビで観てるのは、今日は『水戸黄門』ではなく『銭形平次』。
その『銭形平次』を観ながら世の中の動向を探っているそうで…

桜「例えば今日の銭形平次はちょっと銭投げすぎじゃねぇかとか、
  銭はちゃんとお店で払って経済回した方がいいんじゃねぇかとか
  経済の動向を探ってんだよ」
幸「江戸時代の経済をね(笑)」

その後は、
録画したVHSのテープがダメになって、安手のラップみたいになる
→ならでーぶいでーに移せばいいでしょ
→丸いもんを無理矢理四角にしたら角が立つ
→おあとがよろしいようで…テケテンテン…
といういつもの流れ(笑)。

幸「もう理解不能(笑)。
  バカはほっといて、それではもう一人のコイツ、
  ジス・ボーイをご紹介いたしましょう。
  古希目前でますます派手になっております。
  それどこで売ってんの?って格好をしておりますが、
  私服はもっと凄いです。高見沢さーーーん!」

今日もこっちから出てきてくれたらすっごく近いし嬉しいなぁ。
でもそういう時に限って反対側から出てきたりして。
(さっき枕の時に下手にいたし…)。

「来るよ来るよ」という感じで
ちょっとざわつく上手花道先端付近のオーディエンス…(^m^)。
ディープ・パープルの“BURN”のイントロが流れ始めると
上手側の花道先端にスポットライトが当たる。
おっ!こっちか!。

花道先端の壁の縁から体半分ひょこりTakamiy。
わかっちゃいるのに思わず「ギャ===ッ!"\(≧▽≦)/"」
などと手を振ってしまう無邪気なアタシ(笑)。

その後バーン\(^O^)/と飛び出したTakamiy、
下手花道先端まで一気にダッシュ!。

幸「走らない!…走らないのっ!!」

ダーッと一っ走りしてステージ中央に戻ったTakamiy。
幸ちゃんから「今日は何食った?」と尋ねられ
「餃子と炒飯と、まぜぞば」。
ちなみにまぜそばは「高見沢さんからの差し入れです」と
楽屋に置いてあったそう。

幸「昔から大食いですから。
  昔俺んちのお櫃全部食っちゃっいましたからね」
高「だってあれそんなに大ききくなかったじゃない」
幸「五合だよ?」
高「そんなに?」
幸「お櫃ごと食ってあとからお櫃だけペッ!って出すんです」
高「それじゃオバQだろ」
幸「キュ〜ちゃんっ!。育ち盛りのくそジジイですからね」
高「何を言ってるんだよ坂崎。俺が育ち盛りのジジイだったら
  おまえだっていつもギターもってウロウロしながら
  カワイイ子いないかなーカワイイ子いないかなーって。
  …あっ!坂崎!(上の方を指差して)あんなところにまぜそばが!」
幸「えっ…!。あんなとこにまぜそばがあったら危ないだろ!」

♪チャンチャン(byただすけくん)

幸「(ただすけくんに)なんでもチャンチャンで済ますなよ(笑)。
  ハイ、理解不能バカ(桜井)とバカ食いギター(高見沢)と物色バカ(自分)
  この三バカ大将でお送りしております」

幸「それでは次はこのコーナーに行ってみましょう。
  桜井営業ぶちょ〜…ぶちょぉ〜によります
  秋のツアーグッズ紹介コーナー!」

♪パッパカパーン・パパパ・パッパカパーン

桜「ただいまご紹介に預かりました営業販売促進部長の桜井です。
  昨今の物価高、物流事情によりグッズ展開もなかなか大変ですが
  ようやくツアーパンフが完成いたしましたー。
  …(中略)…
  毎度申しておりますが、ツアーパンフはバンドにとっての生命線。
  一家に一冊、是非ともよろしくお願いいたします〜」
幸「お菓子はないの」
桜「あります!成増!ニジマス!」
高「あれ?!今日ちょっとウケた!」
桜「成増が近いからでしょ。青森で言っても分からないし」

桜「まずはこちら。春の《鋼の菓子Q》と打って変わって《鋼じゃない菓子F》」
幸「なんだそれ」
桜「Fはふんわりの頭文字でございます。
  …(中略)…うなぎ山椒、マヨネーズ胡椒、スイートコーン』の
  3種の味が楽しめま〜す。
  そしてもう一つが《チョコクランチ 風の翼》で〜す。
  …(中略)…
  ミルク、キャラメル、ホワイトと3つの味をご堪能くださ〜い」

高「これって美味しいの?」
桜「美味しいです。でもこれ以上はなにも言いません」
高「なんでよ」
桜「また足音でバカなことやらせるでしょ」
高「しませんよ」
桜「以上、秋ツアーパンフ、《鋼じゃない菓子F》、《チョコクランチ 風の翼》
  よろしくお願いいたしますー。
  またこの他にツアーTシャツ、カレンダー、
  ピックセット、イラストがかわいいウォールポケット、圧縮ポーチ…」

桜井さんの説明に合わせてグッズを手に取って掲げる王子。
圧縮ポーチが手から離れて回転しながら飛んでった(わざと飛ばした?)
けど、両手で挟んでキャッチ。

桜「アクリルスティックなども販売しておりますので
  よろしくお願いいたします〜。
  本日もご静聴ありがとうございましたー」

グッズを載せたテーブルを「これ、自分で片付けるのね?」と
ジェスチャーでTakamiyに確認。
Takamiyも指差して「ハイ、片付けて」のジェスチャー。
テーブルを運ぼうと桜井さんが客席に背を向けると
お囃子が流れてきてお尻フリフリ腰フリフリで踊り出す(^^;。
お囃子がピタッと止まって、テーブルを運び始めると
桜井さんが歩くのに合わせて…

♪オ〜ト〜コダッタァラ〜ヒトツニカ〜ケ〜ル〜…
オイ ゼニガタマサル チョウシニノッテンジャネェヨ
バッカヤロウ! バッカヤロウ! バーカ! バーカ! バーカ!
(※「バーカ」の「バ」はバとベの間の「æ」な発音)

桜「オイ!(▼▼メ)」

幸「新しいのが出ましたね(笑)。
  桜井営業部長、ありがとうございました。
  秋のツアーグッズをよろしくお願いいたします。
  …それでは演奏会に戻らせて頂きます。
  この秋は、僕と高見沢がマーチンのD-45をついに!
  ツアーに持ち出しております。ではオープンチューニングで…」
いつものように即興でセッションを始める幸ちゃんとTakamiy。
左側では二人に背を向けた桜井さんがエアベースでノリノリ。

幸「オイ!なにやってんだよ!」
高「なにエアベースやってんだよ。
  そんなにやりたいならおまえも買えよD-45!」
桜「でも弦が6本だろ?。ちょっと多いな」
幸「4本までは力だからな(笑)」
桜「それに弦が細いだろ?。指が痛くなるんだ」
高「やってるうちに慣れるよ」
桜「慣れるの?」
高「50年やってりゃ慣れる」
桜「50年も?!今から?。俺何歳だ…?85歳?」

70越えると突然時間の流れがゆっくりになるTHE ALFEE?(笑)。

「これいつまでもやってられるんですよ」
と再び即興でセッションの幸ちゃんとTakamiy。
テキトーなところで終わりにして…

幸「それでは聴いて下さい、“Just Like America”

MCでもあったように、幸ちゃんとTakamiyのギターはD-45。
幸ちゃんの新しめのD-45と比べると、
だいぶボディが焼けたような色になって使い込んだ感を感じさせる
TakamiyのD-45。

客席の手拍子率はヨコケンの方が高かったように思う。

座りコーナー2曲目。
ヨコケンでは“Circle of Seasons”だったし
今日は“無言劇”かも知れないなぁ。
Takamiyのギターは000-42だけどギターからは予測がつかない。

ただすけくんが奏で始めたのはヴィヴァルディの“四季”。
…てことは今日も“Circle〜”なの?ヽ(^。^)丿。
ところがだ。
♪ジャ〜ンジャ〜ンというメジャーコードのストロークを待ち構えていたのに
始まったのは物悲しいマイナーコード…えっ(・o・)?。

“四季つれづれ”
ぬぁーーーっ!なんというフェイント!。
その手があったか!まんまとやられたー!(笑)。
意外性たっぷりの“四季つれづれ”に戸惑いつつ
しみじみとこの歌の世界感を味わった。

そして座りコーナーのラストは“風を追いかけて”だ。
風の音のSEが流れる中、暗転したステージでギターチェンジをするTakamiy。
あれっ?今日はデイブ・ムステインのフライングVじゃないようだ。
ピアノのイントロが始まり、徐々にステージが明るくなると
それがレスポール・スタンダードであることに気付く。

わーっ!レスポールじゃん!。
レスポールでこの曲を演奏するのを観てみたかったんだよ〜!!!。
嬉しいじゃないか〜!。

ところで、このレスポール・スタンダード、ナニ?ドレ?。
双眼鏡を覗いてみると、ボディのキルトトップが個性的で美しい。
帰宅してからギタコレ本をチェックしたところ
406番のGibson Les Paul Standard Reissue 60と思われる。

この曲での本日のツボ
1.間奏前のサビ「♪Chasing The Win〜d」で
  マイクスタンドに設置されたスライドバーを一瞬ちょっと取り損ねる。
2.後奏に入る直前、ピックアップセレクタをバチッと切り換える。
  これはレスポールならでは(*^^*)。

気のせいかも知れないけれど、
今までのデイブ・ムステインのVと比べると
レスポールの方が音がやわらかいというか、甘く丸みのある音に感じられた。
(市川でもレスポールなのかなぁ。仕事で行かれないのが悔やまれる〜)。


ここでTakamiyのMC。

高「ハイどうもありがとうございます。
  “Just Like America”、“四季つれづれ”、
  そして今やったのが“風を追いかけて”。
  ヴィヴァルディの“四季”から“四季つれづれ”でしたけど、
  これはアコースティック時代の曲ですね。
  昔の歌をこうして今もやれるというのも
  50年続けてきたからこそという気がします」

高「50周年。結成50周年ですけど、50年経つといろんなものが変わるよね。
  俺なんて巻き髪にピンクだぜ?。これからどうなっていくんでしょうか。
  まぁいろいろ考えてはいますけど」

えっ!いろいろ考えているんだ。
もし古希を迎えて、いきなり激しく方向転換したらそれはそれで驚きだ。

『高見沢メシ』の話では、1回に3本録りするから大変!とTakamiy。
2週間で2回収録があったこともあり「これは大変だった!」と。
あのTakamiyがこれだけ「大変!」言うのだから、
相当大変だったんだろう(^^;。

高「俺って結構大食いなんだなって思いましたけど…前からか(笑)。
  まぁでも食べられるだけ幸せですけどね」

あとは、毎回話しているYahooニュースに出ていた記事の話題。
いつものように、その記事の一部を引用しながら…

高「ビックリしたでしょうね(笑)。
  地球が滅亡する!何聴こう何聴こう何聴こう…桜井?!ですからね。
  こう、知らず知らずのうちに頭の中に刷り込まれていたんでしょうね。
  わかります、テレビに出れば2曲しか歌っていませんから。
  あの曲とこの曲、2曲しか歌っていませんからね、特にここ数年。
  今度またFNSにも出ますけど、
  もう魔法使いともなると人間とはコラボしません!。
  ガチャピンムックとキティちゃんですよ!。
  ローリングストーンズは決してガチャピンムックとはコラボしません!。
  そう考えるとストーンズを超えたかな」

「魔法使いともなると人間とはコラボしません!」…このセリフ、超ウケた(笑)。

そして、アルフィーファンのことが書いてある部分も引用し、

高「…いくのだろう、マル!。嬉しいですね。
  それでは星空を愛でるという話が出ましたので、
  ここでTHE ALFEEの星空の歌をやってみたいと思います。
  もちろん、あの曲です(笑)」

あの曲とは、もちろん“星空のディスタンス”
ピアノのイントロが始まると、グリーンのライトが
ステージから客席に向かってパァッと広がる。
この瞬間大好き。この瞬間をちゃんと見るために
Takamiyが曲紹介をしたらすかさずさっと立ち上がる。
TakamiyのギターはMCの時から抱えていたAngel Classic V。

続いて“Arcadia”
Takamiyのギター、今度はCrystal Angel。
冒頭部分ででギターに仕込まれたLEDをチカチカさせる演出、好きだなぁ。
♪ジャカジャカジャッ!ジャカジャカジャッ!と
イントロが始まる、結構直前までチカチカさせてるんで
大丈夫?!と時々心配になるけれども(小声)。

Crystal Angelはボディの大部分が透明なだけに
照明の効果で変幻自在に色が変貌するのも見ていて楽しい。
この曲ではステージ後方から当たる濃いめの青と赤のライトで
エンジェルの羽が染まるのがカッコイイ。

確かこの曲だったかと思うのだけど
ステージ後方の同心円状のセットに仕込まれている
照明機材(バリライトってぇのかな?)が
ライトが点いていない時も、次の動きに備えてぐるぐるっと
まるで生き物の目玉のように動いているのが面白くて
ついついそちらに目が行ってしまった。

間奏や後奏で、Takamiyのギターとただすけくんのキーボードが
ツインでハモる時に、Takamiyが時々ただすけくんの方を
振り返るのが印象的たった。

“Battle Starship Neo”
このツアーでは、この曲の長いイントロが始まると
いよいよ本編も佳境!つまりもう本編が終わっちゃう!ということに
ハタと気付かされる。

TakamiyのギターはUltimate Archangel。

ちなみにこの曲でのツボは
「♪破滅へのカゥ〜ントダ〜ゥン」の時の、桜井さんの「ダ」の発音。
「ダ〜ゥン」がちょっと「ドゥァ〜ゥン」になってるとこ。

本編ラストは“この愛を捧げて”
TakamiyのギターはVenus Angel(慈愛)で今日も4連続エンジェル。

この曲も照明が非常に美しい。
まるで小さなミラーボールをいくつも回しているかのようなライティング。
そして客席の壁に映る、無数の千切った紙キレのような模様が綺麗。
更にはエンディングでTakamiyがバイオリン奏法をしている時に
ステージの床を這うドライアイスの煙が淡い紫に染まり
それが徐々に黄色に変わっていくところも幻想的だった。





《TO BE CONTINUED...アンコールへつづく》 

コメント(16) 

コメント 16

おかん

梅屋さん、病み上がりだったのですか?でも大盛り上がりで元気になりましたか?!
by おかん (2023-11-29 21:30) 

YAYOI

お疲れさまです!
今日も滅茶苦茶盛り上がりましたね♪
私は二階下手のバルコニー最前列で滅茶苦茶視界が良い上に日替わり曲がまた大好きな曲だったので、私もダッサラー矢沢化してまして、開演前にヒートテック脱いでおいて良かったです(笑)
梅屋さんも他の参加された方達も、どうぞ気を付けてお帰り下さい
by YAYOI (2023-11-29 21:56) 

ポチヒコ

いか~ん!
4曲目で私の理性を狂わすリズムが瞬時に襲ってくる。
もうスイッチが入りっぱなしのライブでしたね。(笑)

それより梅屋さん病み上がりでのライブ参戦。
ライブ中は脳内麻薬MAXでしょうからいいとして
帰宅してからは御自愛下さいね。
ゆっくりお風呂につかって布団にGO! (^o^)v


by ポチヒコ (2023-11-29 23:45) 

YAYOI

さっきヨコケンアンコールレポの梅屋さんからのコメ返し見ました。
病み上がりで参戦とは、帰宅したら電池切れてグッタリしてませんか?それとも脳内麻薬出過ぎてレポ作成してません?
どうかご自愛下さいませ。
そう言う私は私はさっきまで裁縫してました。
お休みなさーい。
by YAYOI (2023-11-30 01:23) 

溺愛猫的女人

体調は良くなられましたか?
by 溺愛猫的女人 (2023-11-30 10:57) 

葉月

こんにちは。

体調の方は如何ですか?

私も大宮参加しました\(^o^)/
月末前日 残業要請がありましたが
「用事があるので定時でお願いします」と言って帰りました

もう シニアパートナーで仕事してるので・・・・

大宮は1階後方でしたが 3人をストレスフリーで眺める事ができました(^o^)
段々コロナ禍以前の状態に戻ってきたようで楽しい時間でした\(^o^)/
横浜は 1桁列中央だったけど高見沢さん方向に男性の方が・・・ちょっと凹みました(^_^;)←贅沢

エコバッグ見つかるといいですね

私は28日病院でスイカにチャージするお金を準備したのにも関わらず行方不明してしまいました(^_^;)
by 葉月 (2023-12-01 13:15) 

梅屋千年堂

>おかんさん
ハイ〜詳しくは後日アップする本文に書きますが
病み上がり(正しくは病み上がりかけ)でした。
とりあえず、今のところ一応元気です(^^;ゞ。




>YAYOIさん
大人しくしていよう…と思っていたのに
3曲目でその決意は脆くも崩れ去りました。
アタシは上手側花道近くの席で、わかっちゃいるのに
「ひょっこりタカミー」にギャ===ッ!(≧▽≦)でした。
ライブの翌日、熱が上がるかもな〜と心配しましたが大丈夫でした。
ライブで免疫があがることを身をもって実感しました(・_・)。



>ポチヒコさん
盛り上がりましたね〜。
(ちょっと悔しいけどヨコケンよりも更に凄かった)。
前半の後半3曲(←伝わります?)が凄かったですよねー。
大満足のMY秋ファイナルでした。





>溺愛猫的女人
お気遣いありがとうございます。
まだ100%ではないですが、だいぶよくなりましたー。




>葉月さん
仕事はもちろん大事ですが、仕事のために生きているわけではないので
それで体を壊すとか論外だし、どうしても譲れない部分では
自分を大事にすべきだとアタシは思っています。

>>1桁列中央だったけど高見沢さん方向に男性の方が・・・ちょっと凹み
わかりますわかりますー。
誰も悪くはないのだけれど「今日オワタ_(:3 」∠)_」ってなります(^^;。

エコバッグは会館・イベンター・JRに問い合わせしましたが
該当なしでした。万策尽きたので潔く諦めます。
かなりお気に入りだったので超残念ですが(←まだ諦め切れてないじゃん笑)。

by 梅屋千年堂 (2023-12-01 22:11) 

ポチヒコ

>エコバッグ出てきましたー!。
探し物って得てして慌てている時ほど見つからないものですよね。
まぁ、落としていなくて良かったですね。(^o^)!
体調の方も良くなったんで冷静になれたのかな?


by ポチヒコ (2023-12-02 22:10) 

YAYOI

見つかってよかったです。
私も少し前にお財布のクレカを落ちにくい内ポケに移してたのを忘れ、無くしたと思って青くなって最後に使ったスーパーに電話で問い合わせたけど、当然無くて、見つかったときは脱力しました。
昨日は帰宅後スマホが見当たらず、最後に電子決済したスーパーに行こうと車まで行ったけど思い直して、もう一度家の中探したら脱ぎ捨てた服の下から出てきました。
by YAYOI (2023-12-02 23:18) 

梅屋千年堂

>ポチヒコさん
部屋に転がっていた、春〜秋用の通勤用サブバッグがふと目に入り
なくした日にそのバッグの中も見たつもりでしたが
念のためもう一度よく見てみたんです。
そしたらそこに入ってて( ̄口 ̄)?!。
出掛ける前に、今使っているサブバック(チェックトート)から
取りだしたことは確かに憶えているのです。
その後ボケて何故かその使ってないサブバッグに入れたのか
それとも帰宅後、ボーッとしながらライブに持っていったバッグから
取りだしてそこに入れたのか…まったく記憶にございません(笑)。
まだ少し熱っぽくてぼんやりしていたのでしょうね。
とにかく見つかって良かったです。
会館とネクストロード、JRにお手間を取らせてしまって反省です。




>YAYOIさん
会館にも帰りの電車にも落ちていなかったとすると
おそらく入場列に並んでる際に、バッグからチケットファイルを
出した時に引っ掛けて落としたんだろうな…と思っていました。
そして大宮ソニックの横のちょっと広場っぽくなってるところの片隅で
埃にまみれて打ち捨てられているエコバッグの姿を想像し
悲嘆に暮れておりました(妄想が過ぎる…^^;)。
不良品だったのを交換までしてもらったものだったし
とってもお気に入り(しかも使い勝手が最高に◎)だったので
見つかって本当に良かったです。
実は神にもすがる思いで、少彦名命の御朱印に向かって
「エコバッグ出てきますように〜(>人<)」って祈ってました(笑)。
また神田明神効果だったのでしょうか(いや自分がアホだっただけでしょ)。

無意識って怖いですね〜。自宅での探し物は
自分の動線を辿っているうちに大抵は見つかるんですが
「なんでここに置き忘れる?!」って自分で驚きます。ヤバいですね(汗)。

by 梅屋千年堂 (2023-12-02 23:49) 

ポチヒコ

梅屋さん、渾身のレポお疲れ様です。
2曲目がギターの名前になってます。
流石に体調が病み上がりですからねぇ~。


by ポチヒコ (2023-12-05 08:30) 

マベパール

大宮ライブレポ、ありがとうございます!
私も参加組でした、いやあ楽しかったですね。
そして、梅屋さんも無事にご参加し楽しまれたとのことなので、こちらも安堵しました。忘れ物もお手元に戻ったそうで、ほんとに良かったですね。

開幕前の70年代洋楽も嬉しいものでした、知ってる曲はいつでも家で聴けるんですけど、ああやって聴くのもいいですね。確か、2014年の秋ツアーだったか、やはり開幕までなつかしの洋楽が流れていたような記憶があります。「Shambala/Three Dog Night」、そのときも今回もありましたね。ロバータ・フラッグの「やさしく歌って」も。

by マベパール (2023-12-05 12:50) 

梅屋千年堂

>ポチヒコさん
ご指摘ありがとうございます。
仕事の昼休みに取り急ぎ訂正させていただきました。
やっぱりまだボケボケのホゲホゲですね(^^;ゞ。




>マペパールさん
大宮楽しかったですね〜。
市川に行かれないのは残念だったけど
大宮がとっても楽しかったので悔いはありません。

開演前のBGM、良いですよね〜。
クラシックも良いけど、個人的にはこういうのが好きです。
流れている曲をよくよく調べてみると、どれも'73年か'74年に
リリースされたもののようです。凝ってますね。

>>忘れ物もお手元に戻ったそうで
というか、戻ったも何も、元々「お手元」にあったという顛末…(恥)。

by 梅屋千年堂 (2023-12-06 00:05) 

おかん

『四季つれづれ』良いな~大好きな曲です!
by おかん (2023-12-06 14:12) 

Elizabeth

私も譲っていただき、大宮行きました!
行ってよかった!と思うセトリでした。
私の席は1階15列の50番台でしたので、
すぐ前の列に梅屋さんいらしたのですね。
花道近くて高見沢さんが出て来た時に思わず
「キャー」(≧▽≦)と叫んでしまいました。(笑)
by Elizabeth (2023-12-07 09:34) 

梅屋千年堂

>おかんさん
ヴィヴァルディからの“四季つれづれ”というフェイントには
まんまとしてやれれました(笑)。




>Elizabethさん
わー、50番台って7〜8席しかありませんから
ホントに近かったんですね(^^;ゞ。
MCの時の王子の登場は、わかっていても
「キャーッ!(≧▽≦)」ってなっちゃいますよね。
(それがわざわざあそこから出てきてくれた王子への礼儀とも言う…笑)。

by 梅屋千年堂 (2023-12-07 16:35) 

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