京都食い倒れ旅【3】 [JOURNEY]
鞍馬寺と由岐神社の巻。
貴船神社から鞍馬寺のケーブルカー乗り場までは徒歩で40分強。
アタシ一人だったら歩いちゃうんだけど、
アルコールの入った友人にとって、それはちとキビシイ。
とりあえず貴船口まで降りつつ、途中でタクシー拾って
鞍馬寺の入口まで行こうということになった。
貴船口駅から客を乗せて登ってくるタクシーが
客を降ろして戻るタイミングを狙っていたのだけど
そうそう上手くいくはずもなく…(^^;。
下りとはいえ汗だくになりながら歩いていたところに
先程お世話になった川床料理「ひろや」さんの送迎バスが!。
すかさず「ひろやさーん!」と手を振って
送迎バスの運転手さんを呼び止める友人(さすがだ)。
運転手さんもアタシ達のことを憶えていてくれて
店を出る時も「あとで寄ってくれれば貴船口まで送ってくよ」と
言ってくれていたのだけど、鞍馬寺まで行きたいことを伝えると
なんと!鞍馬寺の入口まで乗せていってくれると言うではないか!。
なんて親切なのーーー(T^T)。
「ひろや」の運転手さん、本当にありがとうございますーーー(感涙)。
というわけで、あっという間に鞍馬寺。
本殿金堂まで、もちろん徒歩で行くという選択肢もないではないが
時刻は15時50分…。歩いていたら日が暮れる。しかも暑い。
ここは当然行かれるところまでケーブルカーだ。
入山するにあたり愛山費¥500を収める必要があるが
受付のおばちゃん曰く
「本殿はもう間に合わないから愛山費はいいですよ」とのこと。
ん?間に合わないってどういうこと?。
ケーブルカーはまだ動いているのに?。
まぁいいや。せっかく来たんだし行けるところまで行こう。
上りのケーブルカーはバックで上昇していく。
ケーブルカーを降りたとて、すぐそこに本殿金堂があるわけではない。
ドハー!(◎0◎)。
10分くらい歩いただろうか。
ようやく本殿金堂に到着ーーー!!!
と思ったその瞬間、本殿の扉がガラガラガラ…ピシャ(閉)!。
チーン…_(:3 」∠)_。
おばちゃんが言っていたのはこういうことだったのか。
本堂の閉扉時間が16時15分だったのだ。
せっかく来たので、閉じられた扉の前から虚しくお参り。
持ってきたミラーレス一眼のレンズでは本堂全体が収まらないので
iPhoneの広角モードで。
手前の四角の中の円は金剛床と言って
「宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模し、
内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである
尊天と一体化する修行の場」(鞍馬寺公式サイトより)
だそうで、この金剛床の中央で坐禅を組み
しばし瞑想にふける参拝者の方もいた。
鞍馬山の標高は584m。本殿金堂がある場所は標高410m。
遠く比叡山が見渡せる。
比叡山延暦寺も以前ちょこっとだけ行ったけど
もう一度「ちゃんと」お参りしたいなぁ。
下りのケーブルカーの最終は16時25分。
とっくに行ってしまったので、帰りは徒歩で下山。
その前にトイレに行きたい、と友人。
トイレはどこだ?と探したら…ここ?!(^^;(^^;(^^;。
なんか「こわっ!」って感じの外観だけど、中は綺麗だったらしい(友人談)。
帰りは下りだし、徒歩だって楽勝楽勝〜♪なんて思っていたが甘かった。
またまたドハー!(◎0◎;)。
階段ならまだマシだが、
舗装されていない砂利道も多くしかも結構な勾配。
これは膝にきそうだな…と注意深く下山。
九十九折参道の途中にある中門。
シブいなぁ。こういうの好き。
更に下っていくと、なにやらお社と大きな杉の御神木が。
お寺に神社?…まぁよくあることが…
なんだかよくわからないまま御賽銭を投げ入れて二拝二拍一拝。
大きな杉の御神木は「大杉さん」の愛称で親しまれているらしい。
そして、更に下って鳥居をくぐって振り返り
そこで初めていつの間にか由岐神社の境内にいたことに気が付いた(^o^;。
大地震や平将門の乱などで世情不安となった天慶の時代、
天下泰平と万民幸福を祈念し、朱雀天皇の詔により
940(天慶3)年、御所にお祀りされていた由岐大明神を
鞍馬の地にお遷ししたのが始まり。
この時、鴨川に生えていた足で松明を作り
篝火を焚いて遷宮の行列を行ったことが、
毎年10月22日に行われている鞍馬の火祭の起源なのだそうだ。
どれどれ…
あらっ、ここにお祀りされているのは大己貴命と少彦名命なんだ。
この二柱をお祀りしている神社はたーーーくさんあるもんね。
気付けば時刻は17時。
そろそろ帰ろうと鞍馬駅から再び叡山電車に乗る。
うわぁ!すごいねこりゃ(笑)。
味わい深い駅舎の鞍馬駅。
お昼にあんなに食べたのに、たくさん歩いたのでお腹が空いた。
京都駅に戻ったら、イタリアンで本日のシメ。
《TO BE CONTINUED...まだつづく》
貴船神社から鞍馬寺のケーブルカー乗り場までは徒歩で40分強。
アタシ一人だったら歩いちゃうんだけど、
アルコールの入った友人にとって、それはちとキビシイ。
とりあえず貴船口まで降りつつ、途中でタクシー拾って
鞍馬寺の入口まで行こうということになった。
貴船口駅から客を乗せて登ってくるタクシーが
客を降ろして戻るタイミングを狙っていたのだけど
そうそう上手くいくはずもなく…(^^;。
下りとはいえ汗だくになりながら歩いていたところに
先程お世話になった川床料理「ひろや」さんの送迎バスが!。
すかさず「ひろやさーん!」と手を振って
送迎バスの運転手さんを呼び止める友人(さすがだ)。
運転手さんもアタシ達のことを憶えていてくれて
店を出る時も「あとで寄ってくれれば貴船口まで送ってくよ」と
言ってくれていたのだけど、鞍馬寺まで行きたいことを伝えると
なんと!鞍馬寺の入口まで乗せていってくれると言うではないか!。
なんて親切なのーーー(T^T)。
「ひろや」の運転手さん、本当にありがとうございますーーー(感涙)。
というわけで、あっという間に鞍馬寺。
本殿金堂まで、もちろん徒歩で行くという選択肢もないではないが
時刻は15時50分…。歩いていたら日が暮れる。しかも暑い。
ここは当然行かれるところまでケーブルカーだ。
入山するにあたり愛山費¥500を収める必要があるが
受付のおばちゃん曰く
「本殿はもう間に合わないから愛山費はいいですよ」とのこと。
ん?間に合わないってどういうこと?。
ケーブルカーはまだ動いているのに?。
まぁいいや。せっかく来たんだし行けるところまで行こう。
上りのケーブルカーはバックで上昇していく。
ケーブルカーを降りたとて、すぐそこに本殿金堂があるわけではない。
ドハー!(◎0◎)。
10分くらい歩いただろうか。
ようやく本殿金堂に到着ーーー!!!
と思ったその瞬間、本殿の扉がガラガラガラ…ピシャ(閉)!。
チーン…_(:3 」∠)_。
おばちゃんが言っていたのはこういうことだったのか。
本堂の閉扉時間が16時15分だったのだ。
せっかく来たので、閉じられた扉の前から虚しくお参り。
持ってきたミラーレス一眼のレンズでは本堂全体が収まらないので
iPhoneの広角モードで。
手前の四角の中の円は金剛床と言って
「宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模し、
内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである
尊天と一体化する修行の場」(鞍馬寺公式サイトより)
だそうで、この金剛床の中央で坐禅を組み
しばし瞑想にふける参拝者の方もいた。
鞍馬山の標高は584m。本殿金堂がある場所は標高410m。
遠く比叡山が見渡せる。
比叡山延暦寺も以前ちょこっとだけ行ったけど
もう一度「ちゃんと」お参りしたいなぁ。
下りのケーブルカーの最終は16時25分。
とっくに行ってしまったので、帰りは徒歩で下山。
その前にトイレに行きたい、と友人。
トイレはどこだ?と探したら…ここ?!(^^;(^^;(^^;。
なんか「こわっ!」って感じの外観だけど、中は綺麗だったらしい(友人談)。
帰りは下りだし、徒歩だって楽勝楽勝〜♪なんて思っていたが甘かった。
またまたドハー!(◎0◎;)。
階段ならまだマシだが、
舗装されていない砂利道も多くしかも結構な勾配。
これは膝にきそうだな…と注意深く下山。
九十九折参道の途中にある中門。
シブいなぁ。こういうの好き。
更に下っていくと、なにやらお社と大きな杉の御神木が。
お寺に神社?…まぁよくあることが…
なんだかよくわからないまま御賽銭を投げ入れて二拝二拍一拝。
大きな杉の御神木は「大杉さん」の愛称で親しまれているらしい。
そして、更に下って鳥居をくぐって振り返り
そこで初めていつの間にか由岐神社の境内にいたことに気が付いた(^o^;。
大地震や平将門の乱などで世情不安となった天慶の時代、
天下泰平と万民幸福を祈念し、朱雀天皇の詔により
940(天慶3)年、御所にお祀りされていた由岐大明神を
鞍馬の地にお遷ししたのが始まり。
この時、鴨川に生えていた足で松明を作り
篝火を焚いて遷宮の行列を行ったことが、
毎年10月22日に行われている鞍馬の火祭の起源なのだそうだ。
どれどれ…
あらっ、ここにお祀りされているのは大己貴命と少彦名命なんだ。
この二柱をお祀りしている神社はたーーーくさんあるもんね。
気付けば時刻は17時。
そろそろ帰ろうと鞍馬駅から再び叡山電車に乗る。
うわぁ!すごいねこりゃ(笑)。
味わい深い駅舎の鞍馬駅。
お昼にあんなに食べたのに、たくさん歩いたのでお腹が空いた。
京都駅に戻ったら、イタリアンで本日のシメ。
《TO BE CONTINUED...まだつづく》
2023-10-01 00:30
コメント(2)
鞍馬寺本殿の時間に間に合わなかったんですか。しかも目の前でピシャ?
それは大変残念でしたね。
鞍馬寺の本殿の中は、外と壁一倍隔てただけなのに恐ろしい位重厚で厳粛な空間なので、ぜひ再訪なさってください。
春に行けるなら、京都市内のソメイヨシノが散り始めて八重桜が咲き始める頃がおススメです。
下界より開花が遅い鞍馬寺の境内が桜色に染まります。
鞍馬寺駅の天狗像に、高尾山駅の天狗像を思い出しました(笑)
by YAYOI (2023-10-01 08:03)
>YAYOIさん
桜や紅葉の季節はさぞかし美しいでしょうね…
でもどれほど混雑しているのかと思うと、それもオソロシイ(^^;。
貴船や鞍馬は位置的になかなか行きづらいところではありますが
そんなに素晴らしいのなら是非またいつか行かねばなりませんね。
鞍馬の火祭もとても気になります。
高尾山の天狗はなんかこうちょっと古さを感じさせますが
鞍馬駅の天狗はまだ新しく色鮮やかすぎて
ちょっと周りから浮いてました(小声)。
by 梅屋千年堂 (2023-10-02 01:19)