THE ALFEE スペシャルトークショー

（前記事のつづき）

徐々に人が集まりつつあるトークショー会場周辺。

あとからやってくる友人に居場所をメールして
トークショーのステージ正面にあたる3階の手すりに貼り付いて
開始までの約2時間、ひたすら待つ。


これは13時50分頃の様子。

午前中、同じ場所で英国展関連のイベントが行われていたので
ステージのバックパネルにはまだその名残があるけれど
上から「THE ALFEE」と書かれたものをベタッと貼り付けて
「THE ALFEE 50th ANNIVERSARY × 日本橋三越350周年 記念トークショー」
の出来上がり。

ステージ上には丸テーブルとカウンターチェアが3脚。
テーブルの上にはペットボトルのお水（多分）。

さっきまで静かだった場内にアルバム『天地創造』の楽曲が流れ始めるが
なんかデパートのBGMとしては…（以下自粛^^;）。

中央ホールに用意された座席はざっと見積もって100席強くらいだろうか。
開始1時間前を切ると、徐々に抽選に当たった方々が入場してきた。
現地で座席を知らされるシステムなのか
1人1人「こちらです〜」みたいな感じで案内されているように見える。
開始間際になっても埋まらない席も多々あり
勿体ないことに最前列4席まとめて空席…（-_-;。


開始数分前に、メンバーなんと普通に1階の売場の通路を歩いて
ステージ下手側の小さな箱状の控え室に入っていった。
一気にざわつきはじめる場内。
それでもホール右手後方にある日傘売場では
フツーに接客が行われているギャップがなにやら面白い（^ｍ^）。


ステージ上に本日のMCであるTBSアナウンサーの土井敏之さん登場。
土井さんは自分自身アルフィーファンで
“メリーアン”前夜である“暁のパラダイスロード”からの
ファンということが唯一の自慢とのこと。
会社の予定表に〈8/30アルフィー三越〉と書いておいたら
後輩から「推し活ですか？」と言われたそうな（笑）。
ちなみに土井さん、9月のトークばんでもMCを務められるそうだ。

「それではメンバーの登場です」と“星空のディスタンス”が流れ始めるも
なかなか控え室から出てこないメンバー。
一瞬カーテンが開いて出てくるか？と思ったら、また締まっちゃった（笑）。

イントロが終わったところあたりでメンバー登場。
桜井さんは限りなく黒に近いチャコールグレーのスリーピース。
幸ちゃんはそれよりも僅かに明るいグレーの三つボタンの細身のスーツ。
なにやらとってもちっちゃなカメラを手に、すかさず観覧客側を写真撮影。
Takamiyはなんだかゴッホの星月夜みたいな配色のブルー系、
光り物素材のスーツに黒のシャツブラウス（いつものやつ）。
詳細についてはネットニュースの画像等を参照されたし、である。

トークの内容については、
「TBS芸能＆まとめ」というYouTubeチャンネルで
で9/13までの期間限定で、なんとほぼノーカット公開されているので
そちらをご覧下さいなのだが、アタシが記憶している限り
「あ、ここカットされてる」と思った場面が3ヶ所ほど。

●土井さんが三越の歴史について説明したところ。
　土「THE ALFEEは50周年ですが三越さんは350周年ということで
　　　ここで三越さんについて少しご説明をさせていただきましょう。
　　　創業は江戸時代初期。4代将軍・家綱の時代です。
　　　1673年に呉服店の越後屋として始まりました」
　幸「越後屋！。おぬしもワルよのぉ〜（笑）」
　土「現金掛け値なしということで。
　　　そして日本橋三越といえば、みなさんの後ろにある天女像ですけれども
　　　こちらは1960年に作られました。
　　　上の方は木像、下は七宝ということです。
　　　ちなみにこの像、当時の金額でいくらくらいだったと思われますか？」

この問いに対して「3億5000万！」などと一桁億単位でと答える3人。
正解は50億円！ということだったのだけど、
帰宅してから調べ直したらホントは1億5000万円（^^;。
（間違った情報だったからカットされちゃったのかな？）。

　幸「桜井の貯金と同じくらいだ」
　桜「やめてくださいよ。税務署の人が来てたらどうすんですか」

（それとも税務署の人に観られたら困るからカット？←んなアホな）。


●Takamiyがハンドマイクを持ったまま、
　ペットボトルのキャップを開けようとするも
　（当然の如く）なかなか空けられず、それを見かねた幸ちゃん…
　幸「マイク置いたら？」
　高「そっか！」


●幸ちゃんの『オールナイトニッポン』のキー局から火が点いた。
　高「坂崎がラジオをやってたから
　　　そこのキー局があるところは盛り上がったよね」
　土「坂崎さんが『オールナイトニッポン』やってましたもんね」
　幸「うん、あとは84年頃かなぁ、
　　　ニッポン放送と僕らが同い年だっていうんで開局30周年かなにかで
　　　3人でオールナイトニッポンをやったこともありました」
　土「TBSですと『気分はオールマイティ』ですね」
　幸「『オールマイティ』はいいけど、
　　　TBSではもっとヒドいのやってた。『冗談音楽工房』（笑）」
　高「替え歌でね〜」
　幸「ああいうのはもう出来ませんね（笑）」


YouTubeをご覧頂ければ一目瞭然だが
トークショーは終始和やかな雰囲気。
長年のファンにとっては、もうその話何百回も聴いたよ〜（^^;
そんな話が多いけれど、何度聴いても面白いのがTHE ALFEE。

あっという間に約45分が過ぎ「そろそろお時間となりました」。
「アルフィーはアルフィーとして続けていきたいと思ってます！」という
Takamiyの力強い言葉でトークショーは締められた。

オーディエンスに手を振りながら
登場の時にスタンバイしていた下手側の箱＝控え室に入っていった3人。
また売場を歩いて帰っていくところをお見送りしてから帰ろうと
そのままその場で待っていたら、なんとこのあとマスコミ向けの
フォトセッションと囲み取材があるというではないか！。
そそくさと帰っちゃわないで良かった（♥▽♥）。

フォトセッションはトークショーのバックパネルの前に
3人くっついて立ち、
Takamiyは幸ちゃんの肩に右手を置いて左手は腰に（←いつものポーズ）、
そしてハシビロコウのようにほとんど動かない桜井さん。
そのうち両手で「50」を表現しようと、ちょっと試行錯誤した後
右手をパーにして「5」を、左手で輪っかを作って「0」を作って「50」。
「こちらにお願いしまーす」と頼まれると、そちらを向いて同じポーズ。

ひとしきり撮影が終わると、今度はそのまま囲み取材。
メインのインタビュアーはどうやら日テレの人らしい。


トークショーと被る部分も多々あるので
頭の中でかなりごっちゃになってるけれど
以下、質疑応答の内容をざっくりと…（大体な感じでご覧下さい）。

Q「まずはデビュー50周年を迎えて今のお気持ちを」
幸「50年って短いなって思います。あっという間。
　　いろいろあったんですけどね」
高「いろいろあったんですけどね。振り返ると」

Takamiyに促されて報道陣に背を向ける（＝振り返る）幸ちゃんと桜井さん。
そしてその後、再び二人を正面に向けながら

高「でも前を向いてますから。常に僕らは前を向いていますので」
Ｑ「デビューした時に50年もやるって思ってましたか？」
幸「50年やるなんて思ってなかったですよ。
　　当時先輩方は30過ぎたらやめるなんていう風潮があったけど
　　僕らは売れたのが30近かったから」
桜「せっかく売れてきたのにここで辞めちゃぁねぇ（笑）」

Q「高見沢俊彦 ART GUITAR COLLECTIONが開催されていますが
　　高見沢さんのギターは今何本くらいですか」
高「今は…570本くらいかなぁ」
Q「ギターはどこに置いてるんですか？」
高「3人で倉庫を借りて。大部分を僕が占めてますけど」
幸「僕は200本くらいあったかなぁ。桜井は4本ですから（笑）」
高「楽器屋さんが持って来ちゃうんですよ。
　　『こんなのありますけどどうですか』って。
　　『弾いてみてくださいよ』って言われて、弾くと欲しくなっちゃうよね」
桜「それが向こうの手なんだから（笑）」

幸「こないだ楽器屋さんに行ったんですよ。
　　で（お店の人に）何本くらい置いてるのか訊いたら300とか400とかって。
　　（高見沢は）楽器屋よりもギターが多いんです」
Q「楽器屋やったらどうですか？」
高「楽器屋？そうだねー」
幸「売らない楽器屋さん？」
Q「一番高いものでどれくらいですか？」
高「'59年のレスポールスタンダードで3000万とか4000万くらいかなぁ。
　　買った時はそんなじゃなかったですよ」
幸「今もっとだよ。5000万くらい」
高「ホントに？！」
幸「今度（値段）見てあげましょうか？」
高「おまえフリーマーケットで売るなよ？」
桜「それどこに置いてあるの？」
高「オイ！」
幸「急に食いついてきた（笑）」

Q「高見沢さんの今日の衣装はどういった…？後ろの天女像を意識して？」
高「えっ？！ここまで凄くないですよ。
　　少しでも人目を引くように。でも今日のは地味な方ですよ」
桜「地味とか派手とかそういう問題じゃないんだよ」
高「コンサートに来ていただければ
　　もっと煌びやかなこういう（天女像みたいな）のも見られますから」
Q「いつまでそういう感じで行きますか？」
高「そうですねぇ。とりあえず大台までは。巻き髪で」
Q「それ地毛ですか？（←わざと狙ってこういう質問）」
高「地毛ですよ！。僕は地毛です。いや僕も！地毛です。3人とも地毛ですよ」

ここでインタビュアー氏からヅラ疑惑を向けられた桜井さん…

桜「オイ(▼▼メ)（←思わず前の方に出てインタビュアー氏に詰め寄る）
　　そんなことはないっ！」

自分の頭頂部の髪をぎゅっを引っぱって地毛をアピールする桜井さん（^^;。

Ｑ「疲れたりすることはないんですか？」
高「僕らは3人リードボーカルが取れますからね。
　　バランス良くできてるんだと思います」

高「こないだ夏のイベントで、
　　坂崎がステージの穴に落ちたんですよ。二度も！」
幸「でも大丈夫ですよ、柔軟性がありますから」
桜「足のことよりも、同じところに二度も落ちるって
　　頭の方が大丈夫かなって（笑）」

Q「桜井さんは何か気をつけてることは？」
桜「ほどよく飲んでます」

Q「今まで喧嘩とかはしたことはないんですか？」
高「くだらないことではありましたよ」
幸「大体食いもんのことだよな。カツ丼のたくあん食ったとか。
　　音楽的なことでの喧嘩はないなぁ」
Ｑ「これまで解散の危機とかは」
高「ないですね。毎日解散はしてるけど」
幸「じゃぁ明日ねって」
Ｑ「桜井さんは」
桜「あります」
高「あるの？！(◎0◎)。初めて知った！いつ？！」
桜「人生に行き詰まった時かな。
　　いや、辞めたいと思っても先までライブが決まっていて
　　そこまではやらないとって思いますよね。
　　でもまた更に先にライブが決まるんで」

ここらへんは桜井さん特有の冗談ということで（多分）。

Q「今後何年続けますか」
　　（う〜ん、という感じの3人に明け透けに突っ込むインタビュアー氏）
　　誰かポックリ逝っちゃうかも知れないし」
幸「あ…っ（笑）、あえてそこは言わないようにしてたのに」
桜「それでも何かしらの形では続けるんでしょうね」
高「若い頃はそんなこと思いもしなかったけど、
　　これからは本当に1本1本が大切になってきます。
　　何年とは言えないけど、1本でも多く
　　3人でコンサートをやって行きたいですね」

Q「今後の目標というか夢があれば」
幸「さっきも言いましたけど、フェスに出てみたいですね。
　　アウェーでやってみたい」
高「問題はおまえが持つかどうかだろ」
幸「大丈夫だよ。5〜6分やればいいんでしょ？」
高「5〜6分じゃ俺たちイントロだけで終わっちゃうだろ」
幸「数曲やって。今までアルフィーを見たことがない人にも見て欲しい。
　　それが僕らにも良い影響をもたらすと思うんですよ」
桜「今年、そして来年50周年ということで
　　これからドーン！と花火を上げていきますので楽しみにしていてください」
高「デビュー50周年ですけど、
　　今デビューしたときと同じような緊張感とワクワク感があるんです。
　　50年経ちましたけど、
　　これからまた新しいアルフィーが始まると思っていますので
　　三越さん共々よろしくお願いします」


他の記者さんからは特に質問もなく、これにて囲み取材終了。
来た方向とは反対側（上手側）の売場を通って帰っていった3人。

ふと時計を見れば17時15分…。気付けば1時間以上。
トークショーのみならず、囲み取材も観られてお得感満載、
シアワセな時間だった。

めちゃくちゃ疲れたけど、本当に来てみてヨカッタ。
素敵な企画をありがとう、三越さん。
最近百貨店業界はいろいろ大変だし
横浜に三越はないけど、日本橋や銀座に来たら
（なるべく）三越で買い物します。



帰宅後、疲れすぎて（というかランチ食べすぎて？）食欲もなく
ものすご〜く体がダルくなっちゃって、なにやらかすかに喉も痛い…。
ま、まさかついにコロナにやられたか？！と青ざめたけど
市販の風邪薬飲んで、風呂入って、寝て起きたら治ってた（笑）。
なんでこんなに疲れたんだろう？と考えたが
あ、わかった。いつになく朝早く起きたからだ（^o^;（^o^;（^o^;。

コメント 5

梅屋さん、こんにちは。
長〜い1日お疲れ様でした。その後体調は大丈夫ですか？
トークショーの内容はTBSの配信で見ましたが、雰囲気•空気感は行かないと感じられませんよね〜。２階以上も指定席かと思っていました。みなさん頑張ってお待ちになっていたのに、目の前に空席があったのは残念なことです(色々事情はおありでしょうが…)

私は翌31日にギター展に行きました。お昼前でしたがわりと空いていて、ゆっくりギターを拝見できました。エンジェルギターって近くで見るとこんなに大きいんだ〜とこれを持って跳ねたりしている高見沢さんに改めて感心してしまいました。

トークショーは諦めたのに、今さらMIカードを即日発行で入会し、アクスタを購入してしまいました。三越も伊勢丹もご近所ではなく利用する機会がないので、年会費がかかる前に退会するかなと思いつつ。
by JUNKO (2023-09-02 08:39) 

丸一日推し活お疲れ様でした。
私も配信見て、ペットボトルの蓋の所がカットされちゃったのを残念に思ってました。
手にしたものの開けられず、ペットボトル持ったまま手振りしたりするのが微笑ましかったのに(笑)
あのお水、蓋にMのマークが入ってたので、私も前にどこかでもらったのと同じ三越オーダーの物だと思います。
あと私配信にちょこっと映っちゃってました。テレビで放送されなくて良かったです(笑)
by YAYOI (2023-09-02 13:27) 

＞JUNKOさん
ご招待席に空席があったの（しかも最前列）は本当に残念でした。
おそらくアルフィーファンではないカード会員の方で
軽い気持ちで応募した方もいらっしゃったのでしょうね。
（そういう方にこそ観て頂きたかった気もします）。

横浜には三越はないけれど（昔はありましたけどねぇ…）
かろうじて横浜駅のクイーンズ伊勢丹がありますから
エムアイカードを使うとしたらそこかなぁ…と
先日「千駄木腰塚横浜精肉店」でコンビーフを買ってきました(^^;ゞ。

ギター展、31日には太郎さんもいらっしゃたようですね。
X（旧Twitter）で写真を見ましたが
アクリル板ギターが似合ってました（笑）。




＞YAYOIさん
朝から並んでギター展観て、Immersive Museum観て
お子様ランチとケーキ食べて、立ちっぱで待って
トークショーと囲み取材観て…
疲れたけれどなかなか充実した一日になりました。

>>ちょこっと映っちゃってました
カメラがバーッと上の方を映した瞬間でしょうか。
アタシは幸い正面にいたので大丈夫でしたが
幸ちゃんがかわいいカメラをこっち方向に向けてるのを観て
撮ってもいいけど恥ずかしいからインスタにあげないで〜と
ちょこっと思ったアタシです。

by 梅屋千年堂 (2023-09-02 22:22) 

レポじっくり読ませて頂きました、ありがとうございます。梅屋さん、素敵な一日でしたね〜！
TBSの配信でもかなり和やかな感じは伝わってきましたが、やはりALFEE3人からは元気をもらえますよね。
ギター展は行こうと思っています！
by おかん (2023-09-03 06:13) 

＞おかんさん
TBSの配信が出た時に「配信するなら先に言ってよ〜」と
少し思いましたが（^^;、やはり生で観る3人のゆるゆるトークは格別です。
本文で書き忘れましたが、会話が白熱してくると
思わす椅子から立ち上がってしまう（特に桜井さんと王子）のが
可笑しかったです（^ｍ^）。

ギター展は割とすぐに観終わってしまうので（やや小声）
他にもいろいろ計画を立てて行かれると良いと思いますよ。
（レストランでマロンシャンテリーを食べるとか←それはアタシの計画）。

by 梅屋千年堂 (2023-09-04 00:06)