ピカソとその時代【2】 [EXHIBITION]
(前記事のつづき)
第V章は《クレーの宇宙》というテーマで、パウル・クレーの作品を紹介。
クレーもアタシが好きな画家の一人なのだけど、
ここでも「これ好き」というのが盛り沢山。
部屋に飾りたくなるクレーがいっぱい!。
さっきまで観てきたピカソも良いものばかりだったし
ベルクグリューンの審美眼の確かさに感嘆する。
パウル・クレー『夢の都市』
パウル・クレー『青の風景』
パウル・クレー『緑の風景』
パウル・クレー『ネクロポリス』
…そういわれてみれば確かにこれはピラミッド群。
パウル・クレー『カモたち』
これもかわいくて好きだな〜(*^^*)。
パウル・クレー『口数の少ない倹約家』
描かれているのはクレー自身。つまり自画像。
実際のクレーってどんな人?とググってみる。
あ…あぁー…へぇ〜(^^;。この絵とは大分イメージが違うけど
「口数の少ない倹約家」という作者の内面を描いたものだろうから、
これはこれでいいんだろう。
パウル・クレー『朝食時の観察』
ニワトリとエッグスタンドと卵とビックリマーク。
朝食で出てきた卵に、「ハッ!」とする何かを感じ取ったのか…?
いろいろと想像力を掻き立てられて、観ていて楽しい。
続く第VI章はマティス。
アンリ・マティス『家に住まう沈黙』
アンリ・マティス『ニースのアトリエ』
明るい画面がいかにも南仏のリゾート地・ニースなのだけど
(いや行ったことないからホントは知らんけど笑)
その明るい絵に設えられた額縁がなんとも素敵ではないか!。
そういえば今まで観てきた作品はどれも額縁も洒落てたな。
帰宅してから展覧会の公式サイトを見て知ったのだけど
ベルクグリューンは、作品を購入すると
その作品に合ったアンティークの額を探し出して組み合わせたとのこと。
作品の良さを倍増させる額を選ぶのも巧いんだろうね。
ちなみにマティスも年代によって作風がガラリと変わる作家だけど
アタシは上の2作品みたいのよりも、後半の切り紙絵(↓こういうの)が好き。
アンリ・マティス『ドラゴン』
今年の4月から東京都美術館で『マティス展』があるらしい。
今からとても楽しみだ。
最終章では《空間の中の人物像》というテーマで
ピカソ、マティス、ジャコメッティの戦後の作品を展観。
アルベルト・ジャコメッティ『ヤナイハラ I』
遠目にこの彫刻作品を観て「あっ、あの人知ってるよ。誰だっけ」。
近づいて行って「そうそう!ジャコメッティと仲良しだった
日本人の矢内原さんだ」と思い出した。
最後は再びピカソ。
『男と女』とか『闘牛士と裸婦』といった巨大な作品もあったけど
アタシはこれがイイと思った。
パブロ・ピカソ『本を読む女』
真剣な眼差しの白い横顔と、その向こう側で少し笑っているように見える青い顔。
この人が本の世界に没頭してるのが伝わってくる。
きっとよほど面白い本なんだろうな(^_^)。
見応えのある、いい展覧会だった。
何年か前に『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』という展覧会があったけど
この展覧会はアタシにとって「ピカソ UPDATED」。
今まで観たことがないピカソ作品にいっぱい触れることができて
観ていてホントに楽しかった。
最後はお約束のミュージアムショップ。
絶対に買おうと思っていたコレ↓をゲット。
青山デカーボの『ドイツ缶』。
中味はグルテンフリー・低糖質のチョコクランチ。
中味の少なさに笑ったが(^o^;、中味よりも缶が欲しくて買ったので問題なし。
でも思いの外美味しかった。…もっと食べたい(笑)。
残念ながら横浜にはお店がないけど、上野駅や東京駅にあるようなので
ついでの時にまた買ってこよう。
第V章は《クレーの宇宙》というテーマで、パウル・クレーの作品を紹介。
クレーもアタシが好きな画家の一人なのだけど、
ここでも「これ好き」というのが盛り沢山。
部屋に飾りたくなるクレーがいっぱい!。
さっきまで観てきたピカソも良いものばかりだったし
ベルクグリューンの審美眼の確かさに感嘆する。
パウル・クレー『夢の都市』
パウル・クレー『青の風景』
パウル・クレー『緑の風景』
パウル・クレー『ネクロポリス』
…そういわれてみれば確かにこれはピラミッド群。
パウル・クレー『カモたち』
これもかわいくて好きだな〜(*^^*)。
パウル・クレー『口数の少ない倹約家』
描かれているのはクレー自身。つまり自画像。
実際のクレーってどんな人?とググってみる。
あ…あぁー…へぇ〜(^^;。この絵とは大分イメージが違うけど
「口数の少ない倹約家」という作者の内面を描いたものだろうから、
これはこれでいいんだろう。
パウル・クレー『朝食時の観察』
ニワトリとエッグスタンドと卵とビックリマーク。
朝食で出てきた卵に、「ハッ!」とする何かを感じ取ったのか…?
いろいろと想像力を掻き立てられて、観ていて楽しい。
続く第VI章はマティス。
アンリ・マティス『家に住まう沈黙』
アンリ・マティス『ニースのアトリエ』
明るい画面がいかにも南仏のリゾート地・ニースなのだけど
(いや行ったことないからホントは知らんけど笑)
その明るい絵に設えられた額縁がなんとも素敵ではないか!。
そういえば今まで観てきた作品はどれも額縁も洒落てたな。
帰宅してから展覧会の公式サイトを見て知ったのだけど
ベルクグリューンは、作品を購入すると
その作品に合ったアンティークの額を探し出して組み合わせたとのこと。
作品の良さを倍増させる額を選ぶのも巧いんだろうね。
ちなみにマティスも年代によって作風がガラリと変わる作家だけど
アタシは上の2作品みたいのよりも、後半の切り紙絵(↓こういうの)が好き。
アンリ・マティス『ドラゴン』
今年の4月から東京都美術館で『マティス展』があるらしい。
今からとても楽しみだ。
最終章では《空間の中の人物像》というテーマで
ピカソ、マティス、ジャコメッティの戦後の作品を展観。
アルベルト・ジャコメッティ『ヤナイハラ I』
遠目にこの彫刻作品を観て「あっ、あの人知ってるよ。誰だっけ」。
近づいて行って「そうそう!ジャコメッティと仲良しだった
日本人の矢内原さんだ」と思い出した。
最後は再びピカソ。
『男と女』とか『闘牛士と裸婦』といった巨大な作品もあったけど
アタシはこれがイイと思った。
パブロ・ピカソ『本を読む女』
真剣な眼差しの白い横顔と、その向こう側で少し笑っているように見える青い顔。
この人が本の世界に没頭してるのが伝わってくる。
きっとよほど面白い本なんだろうな(^_^)。
見応えのある、いい展覧会だった。
何年か前に『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』という展覧会があったけど
この展覧会はアタシにとって「ピカソ UPDATED」。
今まで観たことがないピカソ作品にいっぱい触れることができて
観ていてホントに楽しかった。
最後はお約束のミュージアムショップ。
絶対に買おうと思っていたコレ↓をゲット。
青山デカーボの『ドイツ缶』。
中味はグルテンフリー・低糖質のチョコクランチ。
中味の少なさに笑ったが(^o^;、中味よりも缶が欲しくて買ったので問題なし。
でも思いの外美味しかった。…もっと食べたい(笑)。
残念ながら横浜にはお店がないけど、上野駅や東京駅にあるようなので
ついでの時にまた買ってこよう。
2023-01-11 00:36
コメント(3)
記事の写真でピカソが楽しめました、ありがとうございます。
海外の作品は撮影OKなのですよね、
昔、知らなくて・・三女が高1でパリに行ったときに私のデジカメを貸したらモナリザとか写っていて驚いた記憶が。
でも撮影できないからこそ、じっくりよく見てみようとなるのでしょうね。
by おかん (2023-01-13 20:50)
レポありがとうございます。
ピカソへの知識はフツー以下なので勉強になります。
最近アートパスやローチケのお気に入りを登録したら、いろんな展示会のメールが来るようになり、情報が多すぎて却って疎ましくなるという矛盾(笑)
唯一、永青文庫の刀の展示は興味を惹かれております。
by YAYOI (2023-01-13 21:19)
>おかんさん
>>撮影できないからこそ、じっくりよく見てみよう
本当におかんさんの仰るとおりだと思います。
日本の美術展も撮影OKのものが増えてはきましたが
中には「作品の前に立つ」→「すぐさま撮影」→「すぐざま立ち去る」
こんな方々もまま見掛けて、勿体ないなぁと感じます。
>YAYOIさん
>>情報が多すぎて
わかりますー。
アタシは年末年始になると「20◯◯年これだけは行きたい美術展」的な
ムック本を買い込み、そんなに行かれるわけがないのに
「これも行きたい」「あれも観たい」と計画を練っては
ワクワクしたり悩んだり(←ツアー中だから行かれないなぁとか
大相撲の場所中だから行かれないなぁとか笑)。
アタシは刀剣関係はまったくわかりませんが
あれもハマると恐ろしい世界のようですね(^^;。
by 梅屋千年堂 (2023-01-13 22:28)