坂崎幸之助 書写真展

今回のメインテーマは『LIVE my life』。

場所は前回『書写新種発売記念展』の時と同じ銀座アートホール。

前回は真夏で暑かったけど、今日はとても寒い。

いつも開廊時間の11時を狙って行くのだけど
今日は先に三菱一号館美術館の『ヴァロットン −黒と白』を観てから
12時30分くらいに会場到着。
今回は2階会場での開催ということで、
入口の自動ドアを入って右手にある階段を昇っていく。


場内は空いていて、アタシの他お客さんは3〜4人といったところ。
じっくり鑑賞出来そうだ。

最初の展示室では、Island Gallery所属の4人のアーティスト
（安斉紗織さん、ジョヴァンニ・ビリアルヴさん、宿谷麻衣さん、平山孝一さん）
の作品が展示されている。
普段パソコン上の小さな画面でした観たことがなかったけれど
やっぱり大きな実物で観ると迫力があって印象が変わる。

そしてこの展示室では今回のサブテーマでもある『OFF STAGE』の書写真も。
メインが表舞台のステージ写真なのに対して、
サブの方は幸ちゃん曰く「力の抜けた舞台裏」の書写真。

幸ちゃん自身が映り込んでいる作品はやはり人気があるが
アタシが好きなのは『控え』。
それと横浜みなとみらい地区をおそらくランドマークタワーから撮影した
『進化』という作品。自分の地元である横浜の写真、
しかも『進化』という書も良い…。
少しだけ気持ちがフラッと揺らいだが、
ハッと我に返って財布の紐を引き締めた（笑）。


奥の展示室がメインの『LIVE my life』の間。

殆どの作品が色鮮やかな照明で彩られたリハ中のステージ写真。
パッと見、無人のように見えるけどスタッフの姿が小さく写り込んでいたりする。
記憶に新しいものもあれば、数年前のことなのに既に懐かしさを感じるものも。
ステージを正面から捉えたシンメトリックな写真は
THE ALFEEのステージ照明の美しさが際立っている。

「なぜこの写真にこの書なのか」という意図が
なんとなく分かるものもあれば、よく分からないものもある（^^;。

そんな中で「あ、これ好きだな〜」と思ったのは
『絶頂、愉悦、甘美、福音、歓呼』
『歌った瞬間に自分を離れ』
『本当の気持ちはココロの中に』
『それぞれの思いがひとつになる』
このあたり。
特に一番好きなのが『歌った瞬間に自分を離れ』。
ステージセットとその頂点の丸い光輪が、なんだか天使っぽくて。

書はともかく（小声）「これは写真が好きだな〜」と感じたのは
『新しい曲を演奏する度新しいギター』
『光が降ってきたら』
『人生の楽屋に忘れものをした』
『50年がこんなに早いとは』


空いているのをいいことに、場内をぐるぐる2周。
30分ほど滞在して、帰途についた。


明後日、明明後日、そして29日。
また光に溢れた本物のステージを観ることができる。とても楽しみだ。

コメント 4

梅屋さんが多分見に来るであろう今日行ってました。
しかも丁度入れ替えでした。oTL
私が帰った後でした。
とはいえ梅屋さんご存知ではないんでいらっしゃっても
声はかけられないと思いますが。(-o-)?
私は本編の「それぞれの思いがひとつになる」にロックオン。
枚数はまだ残っている。
そしてオーナーの石島さん、店長の仁さんに「今ですよ！」
と猛プッシュされましたが丁重に下がりました。(笑)
だって高いんだもん。
流石にプーの身分には捻出できません。眺めます。
結果的に作品としてはA2がやっぱり良かったです。
作品が引き立っていた感じです。
あと、安斎さんの作品は温かくて和みました。


by ポチヒコ (2022-12-21 22:45) 

＞ポチヒコさん
おや、ニアミスでしたか。
もしも同じ時間帯に滞在していたら、お互い顔は知らなくても
「もしかしたらあの人だったのかな？」なんて
想像していたかも知れませんね（^ｍ^）。

>>だって高いんだもん
確かに（笑）。それだけの価値はあるのでしょうが
仕事してお給料をもらっていてもあの金額はなかなか…。
（そもそも飾れる壁がありません）。

なのでカタログブックが届いたら脳内拡大して
楽しみたいと思います（笑）。

by 梅屋千年堂 (2022-12-22 02:11) 

私は23日の午後に行ってきました。
平日とは言えライヴの日だからかなり混んでました。
お陰で今回は勧められずに済みました（笑）
みなとみらいの「進化」は私もちょっと欲しいかも。
あそこはいつ行った、あそこは当日工事中だった等と思い出話に花が咲きそうだから（笑）
あとステージ照明写真はどれも見覚えある物ばかりで、愛しさを感じました。
by YAYOI (2022-12-23 22:14) 

＞YAYOIさん
やはりライブ当日は混んでいるのですね。
でも以前の京橋のギャラリーよりも少し広いので
割とゆったり観られるかもしれませんね。

いつか大きい作品を買うのが夢ではありますが
さすがになかなか手が出せないので
カタログブック（しかも通常版^^;）で早く反芻したいです。

by 梅屋千年堂 (2023-01-01 12:08)