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inkstand POST [SHOPPING]

それは蔵前の文具屋さん「カキモリ」で始まった新しいサービス。

お店のスタッフさんと相談しながら、あるいは自分でいろいろ試しながら
自分だけのオリジナルのインクを調合出来るカキモリさんのinkstand。
1月24日で今までの場所から移転して、2月25日にリニューアルオープンした。

そこで新しく始まったのが「inkstand POST」というサービス。
これまでは店頭に出向いてインクを調合してもらっていたのが
これからは郵送でも可能になるという。

それにはまず自分が欲しい色を「色のカケラ」として郵送する。
封筒に入るものであれば基本的に(ナマモノでなければ)
どんなものでも良いそうで、例えば写真や雑誌の切り抜き、
紙や布の端切れやボタン、更には思い出の映画のワンシーン、
小説の一節などでも良いらしい。

「色のカケラ」が用意できたら専用のレターシートをダウンロードして
そこに必要項目を記入して「色のカケラ」と共にinkstand POST宛に送る。

1週間ほどでインクの提案色が届くので、
その中から気に入ったものを選んで、オンラインストアからオーダー。

するとそこから更に1週間程度でボトルに入ったインクが届く。

…というシステム。


おっ!これは面白いねぇ!(*^▽^*)

もうこれ以上インクは買うまい…
そう誓ったことなどすっかり忘れたフリをして(笑)
早速「色のカケラ」を送ってみることにした。

インクにしたい色は、2010年の『T-FASHION vol.001』
56ページに載っている王子のスーツの色。
以前プラチナ万年筆のMIXABLE INKを使って
自分で調合したこともあるけれど
やはり使える色数に限りがあるので、ドンピシャ感に欠ける。
それにinkstandの店頭に『T-FASHION vol.001』を持参して
調合してもらうのも気が退ける(=対面だとちょっと恥ずかしい^^;)。
でも郵送なら顔が見えないので気恥ずかしさは殆どない(笑)。

『T-FASHION』の該当ページをスキャナで読み取ってプリントアウト。
だがしかし、この作業が思いの外困難を極めた。
よくあることだが画面で見る色と印刷されてくる色が違いすぎる(-_-;。
何度も何度も調整→印刷を繰り返し、
ようやく『T-FASHION』の写真の色と近い色に辿り着いた。

それでもやっぱり実際の写真と比べると若干鮮やか過ぎの感があったので
レターシートに「実際はもう少し緑味のある落ちついた色合いかも」と
コメントを添えておいた。


そして約1週間経った昨日、ABC3つの提案色が届いた。

開いて見た瞬間、直感的に「《A》だ!」と思ったのだけど
実際に『T-FASHION』の写真と並べてみると…
inkstandPOST.jpg
一番近いのは《C》だった(・o・)。

画像でもそんな風には見えないけれど
どんな照明下で並べてみても写真のスーツに最も近いのは
ちょっとスモーキーに見える《C》なのだ。

ちなみに《C》は、アタシが送った「色のカケラ」よりも
「緑味のある落ちついた色」をイメージして調色してくれたもの。
…スゴイ(◎_◎)。
アタシがレターシートにコメントしたことがちゃんと伝わって
一番近い色に仕上がっている…!。流石だ!。

じゃぁ当然《C》でオーダー!というところなんだけど
発色のいい《A》も捨てがたい。
どちらか1つにしてしまうと「あ〜あっちも注文すれば良かった」と
あとで後悔しそうな気がする。

…えぇい!ままよ!。《A》と《C》両方行ってまぇ〜ヘ( ;^^)ノ!。


ポチッといってしまったならば、
あとは黙って届くのを楽しみに待つだけである。
どこまで続くのか、このインク沼…。
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