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北斎錆緑 [SHOPPING]

最近手に入れたインク。

TACCIA 浮世絵インク『北斎錆緑』。
我ながら「また青緑系を欲しがってる…(^^;」と思いつつ
《和》を感じさせる渋めな緑がいいなと感じた。
hokusaisabi_1.jpg

TACCIA 浮世絵インクは
文具ソムリエの石塚大氏がプロディースし
カラーコンサルタントの松本英恵氏がカラー監修をしたシリーズ。
第一弾では北斎4色、写楽4色、
第二弾では広重4色、歌麿4色がリリースされている。

『北斎錆緑』のモチーフになっているのは
葛飾北斎『富嶽三十六景 隅田川関屋の里』。
松の葉に用いられた緑色…のイメージなのだろうか。

正直、インクコレクションカードに書いたときには
「なんだ〜思ったより普通だな…
 カキモリで調合してもらったのと殆ど同じかも」
という感想だった。

けれども、今日ちょっとカリグラフィーの練習をするにあたり
このインクを使用してみたところ、
乾燥後に出てくる色味に目を見張った。

インク溜まりが赤光りしている!(◎_◎)。
hokusaisabi_2.jpg
こ、これは凄い!。
ホントに緑青(ろくしょう)=錆みたいな色になってる!。
うわ〜…これはいったいどうなってるんだ?!。
カッコイイ!。これは細い万年筆やガラスペンよりも
むしろカリグラフィー向きのインクかも。

もう一つ不思議だったのが、
インクを入れていた小さなガラス容器を洗おうと
白いシンクの上に置いた時の色。
hokusaisabi_4.jpg
どう見てもブルー。紙に書いた時の色と全然違う。

なんて不思議なインクなんだろう。…お気に入り昇格!。
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