イエスタデイ

幸ちゃんがラジオであんまり大絶賛するもんで
そんなに面白いのなら観てみっか…と
地元シネコンの上映スケジュールを調べたら
14日で終了ってんで慌てて今日行ってきた。
（15日以降やってるところもまだまだあるけども）

以下、映画の内容に関するネタバレあり。
これから『イエスタデイ』を観に行く予定の方はご注意下さい。

「いい映画だった！。面白かった！。観にいって良かった！」

これが率直な感想。
『ボヘミアン・ラプソディ』のように号泣ーーー(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)
ってことはないのだけど、グッとくる場面が何度もあるし
やっぱりビートルズの曲ってどれもこれも素晴らしいなーと
改めて思い知らされる。

ストーリーは幸ちゃんがラジオで何度も話してきたように
ある日、地球全体が12秒間の謎の停電に見舞われ
主人公のジャック（＝売れないミュージシャン）は
その停電の間に交通事故に遭ってしまう。
そしてジャックが昏睡状態から目覚めると
ビートルズが存在しない世界になっていた…！という
突拍子もない設定のお話。

ビートルズがなかったことになっている世界で
ジャックがビートルズの歌を歌い始めることで
彼の生活が大きく変わっていく…。

途中の展開は割とありがちな感じで先が読めるのだけど
ラストはいったいどうなるんだろう？と、ここは想像がつかない。
元の世界に戻るのか、あるいはこのままビートルズが存在しない世界の中で
ジャックは生きて行くのか。

存在しないことになっていたのはビートルズだけではなく
コカコーラもないし、ロックバンドのオアシスもないし、
ハリー・ポッターもなくなっている。

でも謎の停電の前にはなかったものが
停電後の世界には存在していたりもする。
それが、ジョン・レノン。
この世界では、なんとジョン・レノンが生きているのだ。
しかし当然のことながらミュージシャンではない。
けれども、ジャックがジョンに会いに行く重要なシーンで
その時にジョンがジャックに話して聞かせる言葉は
まるでジョンが作った歌の歌詞のようで、これがまた泣かせる（・_・、）。

ちなみに、ジョンが画面に出てきた瞬間
「わっ、似てる（^o^;！。すごくそれっぽい！。誰このそっくりさん！」
とビックリしたんだけど
これがロバート・カーライルだと知って、ダブルでビックリ。
　　　（↑わりと好きなのだ^^;ゞ）


ジョンと出会ったことで、大事なことに気付かされたジャックが
ウェンブリースタジアムのステージで放った
「always…！」というセリフが物凄く胸を打つ。

そして物語の結末は・・・（これは書かないことにしておこう）。


↑ちっちゃくてかわいいパンフレット（*^^*）。
（一緒に映ってるDVDは大きさの比較のために置いてみただけ）



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以下余談…

ビートルズが存在しない世界では
高い確率でTHE ALFEEも存在していなかっただろうな…
なんてことを、帰り道で考えていた。
明治学院大学のキャンパスで、幸ちゃんが王子を家に誘ったとしても
そこで歌いまくったのがビートルズじゃなかったら
アルフィーは結成されなかったかも知れない。
たとえ結成されたとしても、今とは違うバンドになってる気がする（^^;。

ある日突然THE ALFEEが存在しない世界になったら…？。
この映画の多くの人達のように、その記憶もなくなってしまうのなら
寂しさも悲しさも何も感じないだろうけど
ジャックや〈あの二人〉のように、記憶だけが残っているとしたら
それはもう悲しくて仕方がないだろうなぁ(ノ_＜。)。
CDもDVDもなにもかもが消えてしまって…。

そんな時に、もしジャックみたいな人が出てきて
THE ALFEEの歌を自分の歌として世に出し始めたら、
自分は〈あの二人〉のように寛容な心でいられるだろうか。
「ありがとう！」って気持ちになれるだろうか。

なんだかいろいろ妄想してしまった（笑）。

コメント 2

今更ながら失礼します。今日観ました。とても素敵な映画で、幸ちゃんのラジオでの半分ネタバレもちょうど良かった（笑）最後ほろっとしました。
梅屋さんのおっしゃるように、もしもALFEEが存在しないってなったら？と考えると物凄くリアルに色々考えてしまいますね･･･。
by おかん (2019-11-30 17:59) 

＞おかんさん
なんだか幸せな気持ちになれる映画でしたね（*^^*）。
幸ちゃんがあんなに絶賛してなかったら多分観なかったと思うので
幸ちゃんには感謝感謝です。
いい音楽は時代を超えて「永遠」ですね。

by 梅屋千年堂 (2019-12-01 00:28)