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THE ALFEE@名古屋ファイナル《本編編》 [┣ '18 LIVE (THE ALFEE)]

『45th Anniversary Best Hit Alfee 2018 春ノ巻』
名古屋国際会議場センチュリーホール 本編の巻

7/6 22:37 UPDATE。
ネタバレ指数16

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毎年のことながら、
ツアーが始まった頃は、まだ薄手のコートなんか着ちゃって
それでも肌寒いくらいだったのに、
今では既に梅雨も明け、30度越えの真夏の様相…。

恒例・名古屋ファイナル。
ここのところ、のぞみかひかりでビューッと名古屋まで行っていたけど
今年はこだまのグリーン車でのんびり行くことにした。
8時45分 新横浜発、こだま639号 名古屋行き。
のぞみなら1時間半かからずに到着する距離なのだけど
各駅停車のこだまだと所要時間は2時間半。

朝御飯(もちろん駅弁)をさっさと済ませ
さぁ〜名古屋まで爆睡するぜ〜!!!と行きたいところだが
しょっちゅう停まるこだまでは、実はあまりよく眠れない。
しかも途中駅で停車中のぞみに追いこされるあの瞬間…!。
バォン!という物凄い音と風圧による揺れにビックリして起こされる(◎_◎)。

そんな感じで睡眠と覚醒の狭間を漂いながら
11時15分、名古屋駅到着。
ライブ前の腹拵え用の駅弁を買って
、 デイユースプランで予約した金山のホテルにチェックイン。
あとはもうひたすら出発までまったり過ごす。
以前はちょこっと観光したり、何か食べに出掛けたりしたけれど
最近はもうすっかり体力温存に努めるばかり…(^^;ゞ。

16時ちょい前にホテルを出て、地下鉄に乗って日比野に到着。
あっつい!。日差しがあっついんだよっっっ!!!(▼▼メ)。
季節柄、当たり前なのだけど
名古屋ファイナルって、雨か暑いかしかない。

だらだらと歩いて、会場内へ。

本日の座席:2階11列30番台。
前が通路なので、かなり見易い。

あんまりちゃんと時計を見ていなかったけど
多分いつも通り、開演時間の17時に(汽笛のような)1ベル。
間もなく開演のアナウンスがあり、17時05分にスタート…だったと思う。

最後に流れていたBGMの音量が、
スタート直前にかなり大きくなったのが印象的だった。
いつもこんな大音量になってたっけ?などと思っているうちに
BGMはフェイドアウト。
そこに、今日が最後となるこの春ツアーのオープニングSEが流れ始める。
当初から、途中の♪びょんびょんびょびょん…という感じの音が
“Berlin Calling”っぽいな、などと思いながら聞いていた。

照明が色とりどりに変化して、
やがてステージ後方中央の半円形部分が開き、そこにメンバーの姿が…
見えるはずなのだけど、アタシの席からだと
メンバーの背後から照らされるライトが強すぎて
映画『未知との遭遇』で宇宙船から下りてきた宇宙人のようにしか見えない。

そこからメンバーが数歩前に進み出たところで、
ようやくちゃんと姿を確認出来た。

それぞれの立ち位置に移動し、楽器を受け取る3人。

1曲目は“Shadow of Kingdom”
今更だが、イントロの♪チャー・チャー・チャー・チャー…に合わせて
様々な色に変化するライティングがとっても綺麗だ。

3人の衣装はいつもと同じ。
王子の髪はワッフルウェーブ、ギターはESP Metal Stained Glass。

2曲目は“STARSHIP -光を求めて-”
王子のギターはそのままMetal Stained Glass。
3曲目の“THE AGES”でギターチェンジ。
鮮やかな赤色と、シブい木目の組み合わせが美しい
この春ツアーでデビューしたEX18-29 STREAM-GT CTM(See Thru Red/Natural)。

“THE AGES”を聴きながら
「このセットリストも今日で最後なんだなぁ」なんて思ったら
なんだかちょっとウルッときてしまった(ノ_<。)


ここで幸ちゃんの挨拶…

幸「こんばんはー!
  さぁ、ついに2018年の春のツアー
  正真正銘のファイナルがやってまいりました!。
  思い残すことのないよう、頑張っていきたいと思います!
  みなさんも日頃のやなことは忘れて盛り上がっていきましょう!。
  1階のみなさん!、2階のみなさん!、そして3階のみなさん!
  最後までよろしくーーー!」

この間に、王子はSnapper TAKAMIY Customにギターチェンジ。

♪ジャーーーーーーン!!!…とメンバー全員で楽器を掻き鳴らす。
むむっ?!これは今までになかった展開である。
何が始まるんだ?!とワクワクしていたところ
王子が奏で始めたイントロは…!
“トラベリング・バンド”ィヤッホー!ヽ(^。^)丿。
個人的にイントロでテンションが急上昇する曲の一つである。
まさかここでこの曲が聴けるなんて!。

「♪東へ西へ たどり着いたぜ名古屋ぁ〜!」で場内は大盛り上がり。
ツアー初日からあっと言う間ではあったけど
まさに「たどり着いた」感の名古屋ファイナル。
王子の「♪今夜は〜…帰さないぜ〜!」に
オーディエンスは「キャーッ!(≧▽≦)」(笑)。
(いや、帰るんだけどね)。

更にテンションが高まる次の曲!。
キュッキュッキュッ…というスクラッチの音。
幸ちゃんはハンドマイクに!。
♪ジャーララ! ジャーララ!…と、王子がSnapperを掻き鳴らす。
“Funky Dog ! ”だ〜!
またまたィヤッホー!ヽ(^。^)丿。
幸ちゃんは左、王子は右の花道へ。盛り上がらないわけがない。

そして前半の最後は“A.D.1999”
もう、ここの3曲の選曲が個人的にステキ過ぎる(◎▽◎)。
このツアーでの“A.D.1999”は、限りなくオリジナルに近いアレンジなのが
懐かしくもあり逆に新鮮でもあり、ともかくとっても良かった。
「♪お〜まえが欲しい」でギターのネックを客席に向ける王子の姿も、
この春最後の3連続開脚ジャンプも、しっかり脳裏に焼き付けた。



…てな感じで、もンのすごく盛り上がったところで幸ちゃんのMC。

幸「ハイありがとーございます、ありがとーございます。
  盛り上がっております!。
  さぁそれではみなさんここはちょっと座りましょうか」
客「やだ!」
幸「いいですよ、今日はファイナルですからね」

ここでいつものように「この春今日が初日の人」と
「生まれて初めての人」をアンケート調査。

幸「今日が生まれて初めてだって方いらっしゃいますか?」
客「ハーイ」
幸「あ、いますねー。そこのお嬢さんは初めてでしょうね。
  そちらのそこそこの年齢の方は…(笑)今までどちらにいらしてたんでしょうか。
  ファイナルで初めて観たという方も、
  次回にの夏や秋でファイナルじゃない時を観ていただけると、
  通常の、テンションの低いアルフィーをご覧いただけると思います。
  …っていつもと同じか!」

幸「さて、今日はファイナルということで、二人もバリバリでございます。
  今日はどんな登場なんでしょうか、
  早速行ってみましょうミュージックスタート〜!」

流れてきたイントロは“別れても好きな人”
ステージ下手から桜井さん、上手から王子が登場。

なんだか赤くて丸くて細い足のついた
ちょっと気持ちの悪い物体を持った王子。なんだあれ(-“-?。
ひょっとして…あれはタコ?!。

いつものように、桜井さんが男性パート
王子がファルセットで女性パートを歌い
最後は「♪別れても〜」「♪好きなタコ〜」
…王子が右手に握りしめていたのがやっぱりタコだった。
それにしても、色は赤黒いどどめ色だし
真ん丸の頭に付いた細い足がちょっと気持ちの悪いタコ(^^;。

世の中には、いくらでももっと可愛いタコのぬいぐるみや人形があるはずだが
なにゆえこんなに気持ち悪いタコ?(^o^;(^o^;(^o^;。
あれもスタッフが速攻で手作りしたタコだったのだろうか。

歌い終わった二人に幸ちゃんがツッコミを入れる。

幸「なんだよ二人してムード出しちゃって。もしかして二人デキてんのか?」
桜「やだよ、こんな筋肉質のデカい女」
高「俺だってやだよ、こんな筋肉質のデカい顏」
幸「筋肉質の顔って…(笑)」

ここは大宮と同じ展開。
桜井さんが「ロスな心に引導を押す→ロスインドース→ロスインディオス」で
「お後がよろしいようで〜♪」とやった後、
幸ちゃんが先代・林家三平師匠のものまね。

幸「体感温度が5度以上下がりました」
桜「昨日はぐだぐだだったから、
  今日はテンポよくやろうって言ってたのにテンポがない!」

幸「というわけで、頭のネジの緩んだ3人で
  今日のファイナル頑張りますのでよろしくお願いします。
  さぁそれでは今日が最後でございます。
  桜井営業部長による春ツアーパンフ紹介コーナー」

♪パッパカパーン!パ・パ・パ・パッパカパーン!

幸「桜井さん、今日が初日だって方もいらっしゃいますから、
  その方達を中心にやっていきましょうかね」
桜「ハイ。もう何度も観たという方は聞かなくて結構です。
  今日が初日だという方、あなたを中心にやっていきます!」

なにやらいきなり屈んで股の下に手を伸ばしたと思ったら
桜井さん、いったいいつの間にどこに仕込んでいたのか
その手にはツアーパンフが!(笑)。

高「なに今の!」
桜「マジック!」
高「マジック?!」

桜「さぁ今年の春のツアーパンフの目玉はこちらです。
  メンバー3人が忍者に扮した『風雲!龍神忍者伝説』。
  伝説の春ノ巻を探して旅に出た3人の忍者。
  果たして旅の行く末は。
  原作高見沢俊彦によります痛快忍者絵物語となっております。
  さて、還暦過ぎの3人の忍者がどのような感じかと申しますと、
  今回も大きく引き伸ばしたパネルをご用意いたしました。
  それがこちらでーす」

幸ちゃんが運んできたパネルを、王子が1枚取って
客席に向けて掲げてみせる。
そのパネルには、忍者姿でポーズをキメた3人が。

桜「いいですねー。
  そして、忍者ですからさまざまなものに変身いたします。
  それがこちらです。まずは高見沢〜。イカでーす」
幸「タコじゃねぇのかよ」
桜「これがイカしてるか、イカしていないのかは
  ご覧になっているアナタ次第。
  ちなみに高見沢の日常生活の常識は普通イカ。
  イカもイカ、常識外れのタコ…いえ、イカで〜す」
幸「どっちだよ」
高「どっちなんだよ」
桜「イカれてますね〜」

桜「そして坂崎がこちら、ネコになりました〜」

王子、今日も目の前にパネルを掲げたまま
「なぜネコになろうと思ったのか」
「それを認識してやったということなのか?確信犯ではないのか?」
…などと幸ちゃんに詰め寄るも、
「刑事訴追の恐れがある」
「監督の指示でやったこと」
「ここでの答弁は控えさせていただきます」
と、幸ちゃんもいつもの答え。

高「あなたは公式には身長160cmということになっていますが
  本当は150cm以下なのに、体の半分以上シリコンを
  入れているということについてはどうなんですか」
幸「わたくしが体の半分以上シリコンを入れているということにつきましては
  わたくしの記録にございませんので…」
高「入れたんだ!」
幸「そのことにつきましては、わたくしの記録にも記憶にもございませんので…」

幸「でも春の身体検査では164.2cmだったんだ」
高「身体検査…。健康診断だろ。小学生か!。あ、小学生?」
幸「小学生じゃない(笑)。去年は163.9cmだったんだ」
高「縮んだ?!」
幸「伸びた!」
高「縮んだ?!」
幸「…ここは『伸びた?』って言ってくれないと先に行かないんで」
高「伸びた?」
幸「のび太?…バカボン?…ルパン?…ぼくドザエモン…
  もぉ〜ウケなくてウケなくて。ウケなくても監督の指示なんで
  …えぇーーーウケないときは小噺をひとつ。
  山田さんの隣にラーメン屋が3軒出来たって、
  知ってました?お客さん、あ、知らないですね。
  ラーメン屋が3軒できて、看板が大事だってんで
  こっち(左)のラーメン屋は『日本一うまい』って出したんで
  こっち(右)のラーメン屋は『世界一うまい』って出しまして
  真ん中のラーメン屋が出した看板が『入口はこちら』…
  えぇーーーー…(^^;ゞ」
桜「三平師匠でしたーっ!。
  今、三平師匠に会えるのはアルフィーのコンサートだけですね〜」

桜「そしてワタクシが、いつものタヌキで〜す。
  タヌキはいいですよ〜。人を化かすし、おなかが太鼓にもなります。
  昨日はレッドカードもらっちゃったから、今日は歌っちゃおうかな〜。
  ミュージック、スタ〜ト〜」

♪スチャラカチャンチャン・スッチャンチャン!…
という陽気なイントロから、桜井さんが歌い出す。
王子も、たぬきパネルを持ったまま、ファルセットでオクターブ上を歌う。

桜&高「♪しょ・しょ・しょーじょーじ…
   …(中略)…
   ぽんぽこぽんのすっぽんぽん
   ぽんぽこぽんのすっぽんぽん
   ぽんぽこぽんのすっぽんぽん!」

桜井さん、最後の「すっぽんぽん!」で、
両手を頭に置いて腰を前後にポンポンッ(^^;。

高「こらー!ダメでしょうこれは!。
  みんなも一緒になって歌わなくていいからね(^^;。
  (首を左右に揺らしながら)♪しょ・しょ・しょーじょーじ…って(笑)。
  なんのコンサートだよ(笑)」

高「出ました、レッドカードです!」

桜井さんのジャケットの胸ポケットにレッドカードを差し込む王子。

桜「だって今日で最後でしょ?。
  今日レッドカードもらったって、もうないでしょ?」
高「うちらのレッドカードは違います。退場ではありません。
  アルフィーの場合は、連続地獄のリードボーカル曲順です!」
桜「えぇ〜(▼▼;)」
高「1曲目“鋼鉄の巨人”、2曲目“ジェネレーション・ダイナマイト”、
  3曲目“SWEET HARD DREAMER”…」
客「(拍手)」
高「4曲目、桜井が歌う“恋の炎”、5曲目、これも桜井が歌う“AMERICAN DREAM”」
桜「えぇ〜〜〜。それ虐待だぞ。老人虐待」
高「何を言ってんですか。あなた一番若いでしょ!」
桜「ハイ」
高「こいつ(坂崎)より全然若いでしょ!」
幸「数ヶ月だ数ヶ月!」
桜「9ヶ月です!。9ヶ月つったらだいぶ違いますよ!。
  飲んだおっぱいの数だって全然違うんですから!」
幸「オイ!(桜井さんに向かってイエローカードを投げつける)。
  おっぱいの数は一緒だろ!」
桜「スイマセン、牛乳瓶が頭に浮かんじゃって
  つい《数》って言っちゃいました」
幸「(胸を押さえて)おっぱいはこれだろ!」
高「ハイ!そこまで〜!」

脱線寸前で王子がブレーキ(^o^;。

桜「このツアーパンフには、クリアファイルと忍者ステッカーもついています」

…と、このあたりだっただろうか。
桜井さんの背後に密着して、桜井さんの左耳にフッと息を吹きかける王子。
ちょっと身を捩ってくすぐったがる桜井さん。
そして今度はその王子の背後にぴったり密着する幸ちゃん…(^^;。
つまり、桜井さんを先頭にして3人が密着!。
(でもアタシの席から幸ちゃんの姿は実はまったく見えてない)。

高「俺の後ろにもう1こ、いるんだけど。…おまえ(坂崎)体温高いな!」
桜「そうだろ?。エグザイルじゃないんですから」

そう言って、なんとなくエグザイルのように回ってるつもりの3人だが…
全然エグザイルになってないところがアルザイル。

桜「忍者ステッカー、いったいどこに貼ればいいんでしょうか」
高「え?。ここでしょ?(と桜井さんの額に貼り付ける)」
桜「おまえがそうやっていつも同じ場所に貼るから、跡がついちゃった」
高「いいじゃん。ここに貼るんだって場所がわかって」
桜「おまえ毎回少しずつ場所ずらして貼ってるだろ」
幸「今度《肉》っていうの貼ってよ」
高「それじゃキン肉マンだろ」
桜「キン肉マンはこっち(高見沢)だろ。坂崎はホネホネマン」


高「それでは最後に《桜井賢・今日のひとこと》!
  昨日は『病は毛から』でしたが、今日はなんでしょう」
桜「今、これ(忍者ステッカー)自力で落としました。
  さっき顔の筋肉がどうのって言ったでしょ?」
高「さすが!顔が筋肉質!」

高「それでは《桜井賢・今日の一言》…雨降って…」
桜「毛、固まる」
高「また毛?!。毛固まる?。地固まるでしょ?」
桜「雨が降ってきたら、直に雨が当たらないようにしましょうっていう。
  雨で濡れると固まってきちゃいますから」
高「えっ?固まっちゃうんですか?。それは一般的なことですか?」
桜「いえ、一般的ではありません。特殊な方の場合です」
高「特殊な方?。この中にいますか?」
桜「…グレーの人とか」
幸「グレー?!」

桜「それではこの春のツアーパンフレットも
  一家に一冊と言わず、一人一冊でよろしくお願いいたします。
  ご静聴ありがとうございました。
  それではマタ!関節ストレッチ。いっちにっ、いっちにっ…」
幸「なにそれ。マタ関節?。それを言うなら股関節のことだろ」
桜「いっちにっ、いっちにっ…」

客席に背中を向けて、いっちにっ・いっちにっ…と
カクカクした動きのままステージ下手に消えていく桜井さん。

幸「それでは、演奏の方に戻らせていただいてよろしいでしょうか」
桜「若干、息が切れてます」
幸「ほらな(笑)。ここは次のことを考えないといけません。
  …いつの間にか、ご当地ソングになっているという曲がありますが
  次の曲も、すっかり名古屋のご当地ソングになりました。
  それでは聴いて下さい…」

曲紹介するまでもなく、言わずと知れた“Loving You”
王子のギターはSnapper TAKAMIY Custom。
あぁそうだ、この曲の後奏も“夢の終わりに”と同様、転調の応酬だ。
本編中盤での演奏だから、後奏はそんなに長くないだろうと思っていたけど
これが思いのほか長く、いつまでもいつまでもどこまでも転調。
時間が同じ場所でぐるぐる回っている感じがして、幸せな気分だった。

座りコーナー2曲目は“碧空の記憶”
王子のギターはESP GK-081 AMOROUS CTM-FR。
他の会場では稀にここで別の曲を演奏したこともあったようだけど
アタシが参加した会場ではずっとこの曲だった。
何と言っても、ステージ後方から客席に向かって伸びた
8本の細くて白いスポットライトが印象的だった。

そして座りコーナーのラストは“ONE”
王子のギターはEX18-29 STREAM-GT CTM(See Thru Red/Natural)。
途中、サビの部分だったか、桜井さんの声がキツそうな場面があったが
しっかり持ち直したのはさすが。



ここで、王子のMC。
客席から「王子ー!」という声援が飛ぶ。

高「ハイどーもありがとう。…ハイハイ。
  王子!って言われてハイハイ!って答えるようになった俺って
  どうなんだという気もしますけどねー(笑)。
  …いいか、1回そう呼んだからにはこの先もずっと言い続けろよ。
  どんなにヨボヨボになっても!」

高「ここはいろいろ告知をしようと思っていたんですが、
  もうみなさんご存知だと思いますけど…、やっぱり言おうかな」

ということで
7月25日、3年ぶりのTakamiyニューシングル
“薔薇と月と太陽 The Legend of Versailles”、
そして7月13日発売の『音叉』、
更に7月28日、29日のTHE ALFEEの夏のイベント、
9月1日、2日の俊彦@パシフィコも告知。

「ツアーが終わっていくのは寂しいけど
 これが終わると夏があって、また秋が始まって、
 それが終わるとまた新しいツアーが始まって、それがまた楽しみで…」
…と王子。
こちらもまったく同じ気持ちである。

高「“Loving You”は名古屋で2日間あると、
  どうしてもどっちかでやらないと気持ちが悪いんだ。
  もうそういう体になっちゃってるんだ。
  観にきてくれるみなさんも『なんだよ、やんねぇのかよ』と
  不満を持って帰ることになってしまうと困りますからね。
  そう思ってやってしまいましたけど。
  …しまいました、ってのはヘンだけど(笑)」

高「この歌は1988年のアルバム『DNA Communication』というアルバムに入っています。
  確かこの歌は、ツアーで先に歌ってきたと記憶しているんですが…、
  合っているようでしたら拍手をお願いします」
客「(拍手)」

当時のコンサート日記を見てみたら
’88年の春ツアーのオーラスで“Loving You”は演奏されていた。
曲についての詳しい記述はなかったが、
どこか外国の夜景と地球を重ね合わせた映像がスクリーンに映し出されて
ステージからは小さな銀紙が舞い散ったようだった。
その時の王子の衣装が結構スゴかったみたいで
「34でこんな恰好ができるのは俺だけだ!」なんて言ってたらしい。
(…変わってない(^m^))。

高「もし初めて聴いた方でお気に召していただいた方がいらっしゃいましたら、
  ダウンロードではなく、パッケージ盤の方を買っていただけると
  嬉しいなと思いますけれども」

高「ツアーで感じたことを歌にして、新しい歌を作って、
  それをまたみんなの前で歌うということを僕らは繰り返してきました。
  ですからツアーはアルフィーにとって欠かすことはできません。
  これからも続けていきたいと思っていますのでよろしくお願いします!」

高「いろんな歌がありますが、ヘッセの『ゲルトルート』に
  インスパイアされて作った曲でもあります。
  “春の嵐”、この春最後です」

改めて「この春最後です」などと言われると、おぉそうか!と構えてしまう。
そして、そんな気持ちで聴いていたからか、
この後に続く幸ちゃんのアコギのイントロが、
いつもより溜めが長いというか、もったいぶってるというか(笑)
なんだかそんな風に感じられた。

その後に続く「♪ジャッジャカジャッジャカジャッジャカ」の時に
白いライトが目まぐるしく回転するところがカッコイイ。
かなり激しくぐるぐる回っているんだけど
ステージにいるメンバーは目が回らないのだろうか?と
たまに気になる(^^;。

王子のギターはFlying Angel Fantasia。
あまりにも今の王子の衣装(淡いブルーのジュストコール)とマッチしているので
遠目に見ているとまるで王子の体から羽根が生えているように見える。

後奏ギターソロの後、最後のエンディング…
今日は大宮以上に長く引っ張っていたように思う。
そしてジャン!の時の逆光の中でのキメポーズ!。シビレた〜。

王子、ここでギターチェンジ。
EX18-12 FRX-CTM NT Colorful Gradation。

幸ちゃんのアコギに桜井さんのベースが加わり、王子のギターも加わる。
“Nervous Breakdown”
久々にライブで聴けたこの曲も、この春の聴き納め。
とにかく、王子のギターの音がカッコイイ。
次に聴けるのはいつになるかわからないから、
目は皿にして耳の穴をかっぽじって(笑)心に焼き付けた。

“Nervous Breakdown”が終わると、
おもむろにサングラスを外した王子。
“誓いの明日”
この曲はサングラスなしの生顔(笑)で歌うのだな?。

自分がファンになりたての頃の歌だけど
今聴いてもホントにカッコ良くていい歌だなーと思う。

「♪Somewhere いつか星が落ちてくる夜ーー」の時の照明が
とにもかくにも幻想的でかっこよくて
毎回ここが楽しみでならなかった。

“Mind Revolution”も照明が印象的で
観るたびに新しい発見があるような気がした。
ファイナルの今日も、ステージ後方のセットが赤く照らされて
その下にグリーンのライトが伸びて、
なんとなく、薔薇のような赤い花が咲いているような感じに見えるな
なんてことを思った。

それと、この曲でも毎回楽しみだったのが
最後の「♪宇宙(うみ)へ帰りーーたいーーーーー」の
3人のコーラスと、その時のグリーンの照明が下から上に上がっていく場面。

今日はこの「♪帰りーーたいーーーーー…」の後の静寂が凄かった。
ほんの1〜2秒「シーーーーン!」とした後、
間髪入れずに“GATE OF HEAVEN”が始まったのだけど
この「シーーーーン!」が、本当に「!」マークを付けたくなるほどの
強烈な「「シーーーーン!」だった。

たまにあるんだけど、“GATE OF HEAVEN”をライブで聴いていると
神殿の柱が左右にガーーーッと広がっていく、
’85年の横浜スタジアムでの夏イベのセットが頭に浮かんでくることがある。
今日はまさにそんな感じ。夏が近いからか?。

そういえば、近年の“GATE OF HEAVEN”の間奏のギターのフレーズは
オリジナルと違うんだけど、カッコ良くて好きだなー。
♪ジャララ↑ジャララ↑ジャララ↑ジャララ↑…って上がっていくところとか
終盤の♪タリララリラリ〜↓タリララリラリ〜↓…って下がっていくところとか。
(わかりづらくてスンマセン^o^;)。

その間奏の後、♪う〜なされ〜たよ〜る…のところで
EX18-12 FRX-CTM NT Colorful Gradationから
Ultimate Archangelにギターチェンジ。
今日は「♪き〜みの ぬく〜もりが…」あたりでLEDのスイッチオン。
(って、毎回こんなことをチェックしてどーすんだアタシ)。

エンディングの三連符の応酬も壮大だった。


本編ラストは“星空のディスタンス”
これまで何百回と聴いてきた曲も、
もう春ノ巻も終わりが近づいてると思ったら、
今日ばかりはなんだかちょっとグッと来た。





《TO BE CONTINUED…アンコールに続く》 

コメント(6) 

コメント 6

こたろう

梅屋さん、おつかれさまでした!
ラスト近くの曲、私は涙で眼鏡が曇ってメンバーがうまく見えませんでした(^◇^;)
私も宿に帰ります。
梅屋さんもお気をつけて、お帰りくださいね。
また横浜で!
by こたろう (2018-07-01 20:44) 

かりりん

お疲れさまでした!先ほど23時前に帰宅致しました。

なんで立てない席の時に限ってそんな燃える曲ばっかりやるの〜?(/ _ ; )と最初は思いましたが、途中からそんなの関係なくなり、椅子の上でバウンドしてノっているという端から見れば近寄りたくなかったであろう人になってしまっていました(^^;;
おかげで普段の数倍汗かいて疲れましたが、梅屋さんと同じく、終わって清々しい、夏イベが待ち遠しくなるライブでしたね!

夏イベまでお財布の中身が飛んでいくイベントが目白押しですが(笑)、それらに気を取られている間に、もう夏イベ!?ってことになってるんでしょうね。

早く、元気で楽しいお三人にお会いしたいです(^_^)
それまでお仕事をお互いがんばりましょう、ほどほどに(笑)
by かりりん (2018-07-01 23:34) 

ナッキー

泣きました(ノД`)
大笑いしました(≧∇≦*)
最後もやっぱり大号泣(ノД`)
同じ時代に生まれて良かったな(^.^)
益々暑くなるけど、体調整えて月末の夏のイベントでまたまた爆発しなきゃ(^_-)
仕事頑張ろうっと!
by ナッキー (2018-07-02 13:40) 

あきよし

私も立てない座席でした。
さてどうなるかと思ったらセットリストがあれだし(笑)
終わりなのに新小道具出てくるし
7月の名古屋、北から行った人間は特に暑い~
大汗かきました。
ある意味貴重な体験
座席も腰のあたりに疲れないようにクッションありました。
座ったままで手を伸ばしたらテープゲット。
ファイナルも楽し、また来年も行きます暑いけど。
by あきよし (2018-07-05 14:25) 

Unown

初めまして。梅屋さんにどうしても伺いたいのですが、ライブが始まる直前に流れているバラード調の曲名はわかりますでしょうか?ずっと気になっているんですが、なかなか見つからないものでして・・・
by Unown (2018-07-07 15:07) 

梅屋千年堂

>こたろうさん
春ノ巻、ファイナル終わり早1週間。
なんだか既に、何ヶ月か前のことのように思えます。
約3週間後には夏ノ巻・アルフィー城(←こう書くと日本の城っぽい?^^;)。
月末の2daysを糧に、日々のいろいろを頑張りたいと思います。




>かりりんさん
立てない席でも盛り上がれるんですよ、アルフィーは。
アタシはヨコケンや横須賀で、何度か経験しているので
かりりんさんが立てない席だと伺っても、
へーきへーき心配ないと思っていましたよ。

夏イベまで3週間弱ですが、
「音叉」に「薔薇と月と太陽」に「音叉・愛蔵版」に、
各種メディア諸々…アルフィーファンは退屈しているヒマがありませんね。
(お財布の出入りも激しいけれども…特に「入り」より「出」が…^^;)。




>ナッキーさん
楽しかったし、感動しましたね。
でも、終わってみるととっても清々しい気持ちでした。
名古屋ファイナルは、この「夏に向かって行くぞ!」感がたまりませんね。

去年の夏は風邪をひいて散々だったので
今年は万全の体勢で臨みたいと思います…などと言いつつ
慢性的睡眠不足のため、エアコンの効いた部屋で
いつも気を失ってしまうアタシ…(-_-;。ダメだこりゃ(笑)




>あきよしさん
立てない席でも、立ちっぱなしの席(立ち見)でも、普通の席でも
楽しむぞ!と思えば楽しめるのですよね。
楽しめるか、楽しめないかは、自分の心の持ちよう次第。
(…NHKホールで不完全燃焼気味だったアタシは気持ちがダメダメでした)。

テープもゲットできて良かったではないですか!。
暑いか雨かしかない名古屋ですが(笑)
アタシも来年また行きます(来年の話をすると桜井さんが笑う?)。




>Unownさん
初めまして、ようこそいらっしゃいました。
ライブが始まる直前に流れていた曲…ごめんなさい、わかりませんm(_ _)m。
ライブ直前で心ここにあらず状態だったせいか
どんな曲だったかすらも思い出せません…_| ̄|◯。
お役に立てず、本当に申し訳ありません。
どなたか他にお分かりになる方、いらっしゃいましたら
ご回答のほどよろしくお願いいたします。

by 梅屋千年堂 (2018-07-09 22:06) 

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