THE ALFEE@八王子《アンコール編》 [┣ '18 LIVE (THE ALFEE)]
『45th Anniversary Best Hit Alfee 2018 春ノ巻』
オリンパスホール八王子 アンコールの巻
4/19 22:05 UPDATE。
ネタバレ指数17
オリンパスホール八王子 アンコールの巻
4/19 22:05 UPDATE。
ネタバレ指数17
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1回目のアンコール…
…是即ち王子のバースデーパーティーとも言う。
今年はいったい何が飛び出すのだろうか。
期待と不安(笑)が入り交じる。
そんな中、ここはいつものように太郎さんとただすけくんが
先に出てきてスタンバイ。ざわざわと立ち上がるオーディエンス。
始まった曲も、いつものロックンロール・ナイトショー風。
ステージ下手からメンバー3人登場。
王子のギターはいつものフェンダー・エスクワイアだけれども
衣装はいつものパンク風ではなく、上下とも白の貴公子風。
ハッキリとはわからないが、ジャケットの腰のあたりの感じから
昨年のINNOVATION CLASSICSの時の衣装だろうか。
ちなみにここでの幸ちゃんの衣装は
肩の部分が黄色い別布で切り替えになっているウエスタン風のシャツ。
ここで演奏する曲のイメージに合っている。
曲はイーグルスのカヴァーで“Take It Easy”。
本家よりも切れ味鋭いボーカルとギターがカッコイイ。
そして、2コーラス目のAメロでの桜井さんと王子のハモ。
これも毎回ワクワクしながら聴いている。
1曲終えて、3人は一旦ステージから姿を消す。
そこにカントリー風のBGMが流れてきて、王子のナレーション。
『Best Hit Alfee 2018 カラオケ歌合戦 春ノ巻!』
そしてステージ上手から王子登場。
手にはいつもの小冊子(=台本)。
高「Best Hit Alfee 2018 春ノ巻、司会のTakamiyでーす!。
今日は誕生日なので、いつもと違う真っ白な衣装にしてみました。
身も心も真っ白なタカミーです。
(客席に向かって)…なんで笑ってんだよ!」
高「さぁそれでは早速行ってみましょう!。
トップバッターはこちらの方でーっす!」
三波春男さんの“世界の国からこんにちは”のイントロ。
そしてステージ下手から着流し姿の桜井さん登場。
桜「♪こ〜んにちは〜こ〜んにちは〜
…(中略)…
こ〜んにちは〜こ〜んにちは〜 全国の〜街から〜
こ〜んにちは〜こ〜んにちは〜 オリンパス〜ホールに〜
2600回以上の こ〜んにーちーは〜
こ〜んにちは〜こ〜んにちは〜 拍手を〜しーよーおー…」
この、トップバッターの方のお名前は「まさるザギトワ」。
高「ザギトワまさるさん、今日の調子は如何ですか?」
桜「ワンッ!」
高「ワンッ!ワンワンッ!」
桜「キキッ!ウキーーーッ!」
高「ワンワンッ!」
桜「ウキィーッ!!!」
高「それ犬じゃないでしょ、サルでしょ」
桜「これがホントの犬猿の仲…なんつって。
お後がよろしいようで〜♪テケテンテン…(ステージ下手に帰っていく)」
高「コラーッ!まだ帰っちゃダメ!。始まったばっかなんだから!」
高「さぁ、それではザギトワまさるさんの得点を
《マシン》で見てみましょう!」
例の《採点マシン》をスタッフから受け取る王子。
高「それではスイッチ…あれ?スイッチがない…あ、あった。
スイッチオン!(採点マシンの電飾がチカチカ点滅)。
さぁ…これは抽選箱ではありませんよ…
ザギトワまさるさんの点数は!(ドラムロール)
(♪ジャンッ!)98点!」
客「おぉぉぉ〜」
桜「電光掲示板とかないの?。これどう考えてもいかがわしいだろ」
高「そんなことはありませんよ。
これは自動的に手が吸い寄せられて…
こーやって手を入れると…(ドラムロール)
ハイッ!(♪ジャン!)って。デジタルですよ、これは」
桜「手ジタルだろ?。俺と同じ」
高「おまえはアナログ」
桜「…(▼▼)」
高「さぁ、それでは二人目の方、行ってみましょう!。どうぞ!」
次は幸ちゃんの番だけど…今日は“そして、神戸”ではなく
再び“世界の国からこんにちは”のイントロ。
そしてステージ下手から現れたのは、やはり着流し姿の幸ちゃん。
(着物はやはり過去に使ったことのあるもの)。
幸「♪ハロ〜 ハロ〜…」
と、何故か英語の歌詞。
歌い終わって拍手喝采の中、王子が幸ちゃんに話しかける。
高「歌詞が英語でしたねー。
でも1ヶ所だけ♪シックスハンドレット《の》って日本語でしたね。
…どこからいらしたんですか?」
幸「どぉーこだっ!」
高「あ…ムカつく(▼▼メ)。…それじゃお名前は?」
幸「だぁーれだっ!」
高「あ、わかった!。村田英雄さん?」
幸「(帯を叩きながら)村田だ!」
高「全然違うでしょ!。
あなたも着流しですけど…おまえ、ホントにちっちゃいな(^o^;。
なんか…ヘンだぞ。ちっちゃいヘンな人(笑)」
高「それでは、ちっちゃいヘンな人の得点を見てみましょう!。
ちっちゃいヘンな人の得点はっ!
(ドラムロール)…(♪ジャンッ!)98点!」
高「これはさきほどのまさるザギトワさんと同点ですねー。
あれ?、まさるザギトワがいない。
どこ行った?。…まさるザギトワーーー!」
桜井さん、白いイカの着ぐるみ姿でステージ下手から登場。
高「なにこれ、おにぎり?」
桜「イカでぇーす。今日楽屋に入ったらこれが置いてあった」
高「イカ?。どう見てもおにぎりだろ」
実は、このイカの着ぐるみは
春ツアーパンフの『風雲!龍神ニンジャ伝説』の中で
王子が着用していたもの。
確かにアタシも初めてこの王子の写真を見たとき
本気で「おにぎり?」と思った。
イカさんの横に立って、さりげなくイカさんと手を繋ぐ幸ちゃん。
反対側に立っていた王子も、イカさんと手を繋ぐ。
…なに、この図(^^;。
幸「ダイオウイカ?」
桜「いえ…普通のイカです」
幸「イカってどうやって泳ぐの?」
体から腕を放したり、くっつけたりしながら
後ろ向きで小走りする桜井さん(^^;。
このイカの着ぐるみ、最初はキツくてサングラスが取れてしまうので
中身を少し抜いてもらったら、今度は隙間ができてしまったそうで
確かに桜井さんの顔が着ぐるみの顔出し穴よりもずいぶん後ろの方に行っちゃって
アタシの席からだと桜井さんの顔が殆ど見えない(^^;。
そんなやりとりの中だったか、ここまでがあまりにもカオス過ぎて
どこでどういう展開からそうなったのか忘れてしまったけど
ステージ上手から、ワゴンに乗った豪華なバースデーケーキが運ばれてくる。
ケーキの上にはかなりリアルに作られたUltimate Archangelが載っている。
ホワイトチョコか何かで出来ているんだろうか。
高「うわ、すっげー!」
幸「これ(エンジェル)がスゲーな」
誕生日恒例の“HAPPY BITHDAY”の斉唱。
歌が終わると、両手で両サイドの髪を押さえながら
ろうそくの火を吹き消す王子。
桜「それではここでタカミーからみなさんへのメッセージです〜」
高「今日は僕の誕生パーティーに有料で集まってくれて本当にありがとう。
これからも年齢に関係なく音楽に小説に
頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします!m(_ _)m」
桜「そろそろもう(引っ込んでも)いいかなぁ?。
イカだけに、イーカなぁ?。もうイカないとイカン」
というわけで、イカさん退場。
ステージに残った王子と幸ちゃんとでしばしやりとり。
幸「今日は誕生日だから、君の言うことなんでも聞いてあげる」
高「それじゃぁ、坂崎の部屋に初めて連れ込まれたときに…」
幸「…(・o・)」
高「言い方が悪いですね(^^;。
坂崎の部屋を訪れた時に二人で歌って
初めて『あ〜コーラスっていいなぁ』と思った歌をやりましょう」
幸「あの時たくさんやったのに、なんでこの曲なの?」
高「この曲で初めて『コーラスっていいなぁ』と思ったんだ」
幸「それまで知らなかったのか」
高「それまでは叫んでましたから」
スタッフが持ってきたギターを抱える幸ちゃん。
ストラップに引っ掛かった着物の袖を直していると…
高「おまえ…この恰好でギターってどう見てもオカシイだろ!」
幸「この恰好でやんの?」
高「(幸ちゃんの隣にくっついて)
どう考えてもおかしいだろ、このユニット!(笑)」
幸「東京ぼん太と宝塚みたい…。夢もチボーもないの(笑)」
幸「それじゃその時に高見沢と歌った“Baby's In Black”をやりましょう」
“Baby's In Black”は、いつぞやの『あの年この歌』のスペシャルでも
幸ちゃんと王子ふたりで歌っていた、ビートルズのカヴァー。
幸ちゃんの横に立ち、高音も地声で張り上げて歌う王子。
そんな二人を観ているうちに
45年前のちょうど今頃(4月頃)、
狭苦しいアパートの部屋で、幸ちゃんが弾くギターを伴奏に
この歌を歌っている若い頃の二人の姿が、頭の中に浮かんできた。
(いや単なる妄想だけど)。
今みたいに高音を張り上げて歌っていたとしたら
アパートの隣に住んでた人にはさぞかしうるさかっただろうなぁ(^^;。
ステージ上手袖にふと目をやると、
舞台監督の名鏡さんも、なんだか気持ち良さそうに耳を傾けているように見えた。
二人が歌い終わると、
イカから人間に戻った桜井さんもそこに加わる。
「なんでイカなの?」という幸ちゃんに
「おまえ…ホンットにパンフ読んでないな!」と王子。
それでも「読んだ」と言い張る幸ちゃんに、桜井さんの鋭い一言…
「ウソだ。おまえの目がそうやって細いときはウソをついている」。
…そ、そうだったのか(^^;。
高「それにしても坂崎、ぺらっぺらだなー」
「ペラペラ」…最初、着物のことを言ってるのかと思ったがそうではなく
どうやら幸ちゃんの体の厚みのことらしい(^^;。
高「俺の(厚みの)半分くらいしかないじゃないか」
桜「一反木綿」
高「一反木綿!!!(笑)」
高「さぁ、戻りイカが戻ってきたところで、
同点決勝のじゃんけん大会を行います!最初はグー!」
桜「…ちょっと待って(▼▼)/。
なんで歌合戦の同点決勝がじゃんけんなんだよ!」
高「そんなに怒らないの。そんなに怒ると毛が抜けるよ」
桜&幸「ハッ…<( ̄口 ̄;)>」
桜井さんは生え際、幸ちゃんは頭頂部を押さえる(^m^)。
高「それじゃ、同点決勝クイズ大会ー!」
桜「ハァ?クイズ?。なら最初っからクイズ大会にすりゃいいじゃねぇか!」
高「そんなに怒ると毛が抜けるよ」
桜&幸「ハッ…<( ̄口 ̄;)>」
高「微妙に押さえるところが違うんだけど(笑)」
桜「個人差がありますんで」
高「解った人から手を挙げて答えてください。
それでは問題です!(♪ジャジャンッ!)。
アルフィーのデビュー曲は?!」
桜「ハイ!“夏祭り”!」
高「違います!」
幸「ハイ!“夏みかん”!」
高「違います!」
桜「ハイッ!“夏フェスタ”」
高「違います!」
幸「ハイッ!“夏木マリ”!。山本リンダ!」
幸&桜「♪ウ〜ララウ〜ララウ〜ラウラデ〜…」
高「コラーッ!。もう二人とも失格!。優勝は、バースデーケーキです!」
桜「オイ!なんでケーキが(優勝を)持ってくんだよっ!」
高「そんなに怒ると毛が抜けるよ」
桜&幸「ハッ…<( ̄口 ̄;)>」
♪カカッ!(柝の音)
桜「本日も〜かくも賑々しくご見物の皆様にお運び頂きまして〜
篤く御礼申し上げたてまつりまする〜。
今後ともタカミー共々よろしく御願い申し上げ奉ります〜!」
幸「ちょっと。それ時代がかってて古臭い。
…って言いながら、俺のこの恰好の方が時代がかってて古臭い(笑)」
高「じゃぁさ、ここはやっぱりロックでしょ!。
ロックと言えば、クイーン!クイーンと言えばフレディーーー!!!」
♪ズンズンチャッ! ズンズンチャッ!…
と“We Will Rock You”のリズム。
どこからかフレディの黄色いジャケットが現れて(多分スタッフが持ってきた)
桜井さんがフレディ・マーキュリーばりに
「♪We〜 Wi〜ll We〜 Wi〜ll Rock You!!」と熱唱する。
最後に「♪Rock You!!」のシャウトで締めるとピアノのイントロ。
ところが…むむ?
これはいつもの“We Are The Champions”ではない。
そしてステージ上はいつしか王子のみに。
ハッ!!!
このコード進行はっ!!!
もしやっ?!
「♪No, I can’t forget this evening〜」
わーーーーーーーっっっっ!!!
やっぱし“Without You”だーーーっ
(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)
まさか今夜ここでこの曲を聴けるとは思いもしなかった。
いい歌だーーー(歌詞はせつないけど)。
王子の、叫ぶような
「♪I can’t liーーーーーーーーーーーve…」
が胸を打つ。
今年のバースデーライブは、
王子本人が《歌いたい歌を歌う》
そんな趣向だったのかも知れない、と思った。
うーん、イイ!こういうの!。
(よくわからない仮装とかなくてもいい←個人の意見です)。
素敵だった〜(・_・、)。
再びカントリー風のBGMが流れ、今度は3人の声でナレーション。
高『Best Hit Alfee 2018 カラオケ歌合戦春ノ巻、
この番組は…』
桜『秩父の老舗・櫻井太傳治商店と』
幸『下町の太陽・武蔵屋坂崎商店と』
高『信頼と実績のTHE ALFEEの提供でお送りしました。
それでは次回も…』
3人『お楽しみに〜!』
あ、もしかして今の“Without You”も
カラオケ歌合戦の一環だった???(^o^;(^o^;(^o^;。
再びステージに戻ってきた3人。
王子のギターは’57年製のフェンダー・ストラトキャスター。
曲は“CATCH THE WIND”。
後奏での桜井さんによる
「♪デデデデーデデデ・デデデデーデデデ…」というベースソロから
太郎さんのドラムソロ。どちらも短い時間だが、カッチョエェ〜!。
こんな風に“CATCH THE WIND”は新しいアレンジだったり
本編の“A.D.1999”は敢えて今、オリジナルのアレンジで演奏したり
アルフィーのライブは、いろんな変化があってホントに楽しいし
決して飽きない。
続いて“夢よ急げ”。
王子のギターは、ロッソ・フィオレンティーノの『奏楽天使』が
ボディにペイントされたESP SV-FR Music Angel。
この、ギターにペイントされた天使の絵を見ながら
「原画の天使の右羽根ってこんなに長かったかなぁ(-“-?」と思い
帰宅してから『TAKAMIZAWA GUITAR COLLECTION 500』(以下「ギタコレ本」)の
写真と、手元にある原画のポストカードを見比べたら
ギターの天使の右羽根はビヨーンと引き伸ばして描かれていた。
高「ドラムス!吉田太郎ーーー!
4月15日生まれの太郎、45歳ーーー!
キーボード!5月生まれのただすけーーー!
WE ARE THE ALFEEーーー!
さぁー、今年も行ってみようかー!
夏に向かって行ってみよーーー!
今年!第!4回目の!!アルフィー的ヘヴィーメタルーーー!!!」
と、王子が叫んでいる間に
スタンドにセットされたアコギを幸ちゃんの横に置いていくローディー。
更に、叫びながら、ちょっとしたスキにギターチェンジする王子。
曲はもちろん“悲劇受胎”。
あっ、王子のギターが初日や市川とも違うじゃないか。
なんだ?あのギターは。
ボディの形状とヘッドのロゴからするとJacksonのRRタイプっぽいが
ボディには黒地に白で何かペイントが施されている。
わー、なに?あのギター、新しいやつー?。
ボディに描いてあるの、何?。モヤッとしててわからなーい!。
曲が“悲劇受胎”じゃなかったら、双眼鏡でじっくり観察するところだけど
拳を挙げるのに忙しくてそれどころじゃない(^o^;。
で、こちらも帰宅してからじっくり検証。
ネットで画像検索してもそれらしいギターは出てこない。
…いや、待てよ。もしかしたら前から持ってたやつなんじゃないか?。
そう思って取り出したるはギタコレ本。
…あった。
ギタコレ本の通し番号475のJackson Stars Randy Rhoads Custom V。
最前列にいた友人に「これだった?」とメールで確認したところ、それだった。
あー、スッキリしたっ。
で、そのV型ギターの股の部分を
右脚の腿にのっけて弾きまくるサマがも〜!カッコよくて!。
…シビレた。
終盤、サビを歌いながらのヘドバンも凄まじかった。
おそるべき64歳…(‥;)。
そんなこんなで、1回目のアンコール終了。
2回目のアンコール。
王子の衣装は、市川と(多分)同じ《超素敵》なやつ。
ギターは本日2度目の登場、ESP GK-081 AMOROUS CTM-FR。
いつも通り、MCなしでいきなり曲。
“人間だから悲しいんだ”。
歌が終わると、本日最後の王子のMC。
高「どうもありがとう。
THE ALFEEのいちば新しいシングル、
“人間だから悲しいんだ”をお送りしました」
イカ、王子のMCを掻い摘まむと…
・この歌は結成45年の今だから歌える歌。
20代は30代の頃はこういう感覚にはならなかった。
・歌も成長していく。そういうことが自分でも面白い。
この歌もこれからも大事に歌っていきたい曲のひとつになった。
・結成45年ということでいろいろ思い返してみたけど
それでわかったことは「俺たちは進歩してない!」
この「俺たちは進歩してない」にはオーディエンスも「えぇ〜」。
幸ちゃんも聞き捨てならずと「ちょっと待て!」。
高「なに?異議あり?。そんなに怒ると…毛が…(笑)」
幸「…ハッ!<( ̄口 ̄;)>」
幸「進歩はしてるだろ(^^;」
高「わかった。言い方を変えよう。俺たちは変わってない!」
高「ツアーはまだまだ始まったばかり!。
俺たちは進歩しないけど、ツアーはどんどん進歩します。進化します。
またどこかの街で会いましょう」
高「もう俺と坂崎なんて64歳ですよ。坂崎なんてもう古希が見えてるよな」
幸「見えてない(笑)。その前に年金があるだろ。
(自分と王子を指して)年金受給者(笑)。
高見沢、年金でギター買っちゃえよ。…反感買うだろうなー」
高「いいじゃないですか。みんなが喜んでくれるなら
年金でギターでもなんでも作りますよ!」
・今、世界にはいったい何人の人がいるんだろうと考えた。
70億とかそれくらいか。
自分の認識では30億くらいだったが、それどころではなくなっている。
・70億人いたら70億通りの人生がある。
その70億の人生とすれ違うことは殆どない。
けれども…
高「こうして僕らがコンサートをやって、みんながこうして観に来てくれることで、
僕らの人生とみんなの人生が少しだけ重なるじゃないか。
70億って数の中で考えると、それって奇跡に近いことだよね」
高「出会いなんてサラッとした方がいいんだよ。
俺たちだって衝撃的な出会いなんてまったくなかったし
ダラッとしてユルッとした出会いでした」
70億の人がいれば、70億の出会いがあって、70億の愛がある。
そんな思いを込めて…というような曲紹介から、
“100億のLove Story”。
王子のギターはいつもと同じ
ルネッサンス絵画風の天使がたくさん描かれたESP Flying A-III Custom。
曲はいつもと同じ“100億のLove Story”だけれども、
王子のバースデーに聴くこの曲は、ちょっと格別…に思えた。
最後、3人肩を組んでの三方礼でちょっと腰がつらそうだった王子。
(あまり腰を深く曲げられない感じだった…)。
しかしその表情は感極まった風で満足げ。
そして最後、ステージ上手側での去り際、
客席に向かって大きな投げキッス\(^ε^)/。
ハァーーーー…
終わった直後についで出たのは大きなタメイキ。
とってもいいバースデーライブだった…。
来年のバースデーライブは幸ちゃんの番か。
4月15日は月曜日…ムリかぁーーー(気が早すぎ笑)。
次は4月26日(木)、相模大野!!。
1回目のアンコール…
…是即ち王子のバースデーパーティーとも言う。
今年はいったい何が飛び出すのだろうか。
期待と不安(笑)が入り交じる。
そんな中、ここはいつものように太郎さんとただすけくんが
先に出てきてスタンバイ。ざわざわと立ち上がるオーディエンス。
始まった曲も、いつものロックンロール・ナイトショー風。
ステージ下手からメンバー3人登場。
王子のギターはいつものフェンダー・エスクワイアだけれども
衣装はいつものパンク風ではなく、上下とも白の貴公子風。
ハッキリとはわからないが、ジャケットの腰のあたりの感じから
昨年のINNOVATION CLASSICSの時の衣装だろうか。
ちなみにここでの幸ちゃんの衣装は
肩の部分が黄色い別布で切り替えになっているウエスタン風のシャツ。
ここで演奏する曲のイメージに合っている。
曲はイーグルスのカヴァーで“Take It Easy”。
本家よりも切れ味鋭いボーカルとギターがカッコイイ。
そして、2コーラス目のAメロでの桜井さんと王子のハモ。
これも毎回ワクワクしながら聴いている。
1曲終えて、3人は一旦ステージから姿を消す。
そこにカントリー風のBGMが流れてきて、王子のナレーション。
『Best Hit Alfee 2018 カラオケ歌合戦 春ノ巻!』
そしてステージ上手から王子登場。
手にはいつもの小冊子(=台本)。
高「Best Hit Alfee 2018 春ノ巻、司会のTakamiyでーす!。
今日は誕生日なので、いつもと違う真っ白な衣装にしてみました。
身も心も真っ白なタカミーです。
(客席に向かって)…なんで笑ってんだよ!」
高「さぁそれでは早速行ってみましょう!。
トップバッターはこちらの方でーっす!」
三波春男さんの“世界の国からこんにちは”のイントロ。
そしてステージ下手から着流し姿の桜井さん登場。
桜「♪こ〜んにちは〜こ〜んにちは〜
…(中略)…
こ〜んにちは〜こ〜んにちは〜 全国の〜街から〜
こ〜んにちは〜こ〜んにちは〜 オリンパス〜ホールに〜
2600回以上の こ〜んにーちーは〜
こ〜んにちは〜こ〜んにちは〜 拍手を〜しーよーおー…」
この、トップバッターの方のお名前は「まさるザギトワ」。
高「ザギトワまさるさん、今日の調子は如何ですか?」
桜「ワンッ!」
高「ワンッ!ワンワンッ!」
桜「キキッ!ウキーーーッ!」
高「ワンワンッ!」
桜「ウキィーッ!!!」
高「それ犬じゃないでしょ、サルでしょ」
桜「これがホントの犬猿の仲…なんつって。
お後がよろしいようで〜♪テケテンテン…(ステージ下手に帰っていく)」
高「コラーッ!まだ帰っちゃダメ!。始まったばっかなんだから!」
高「さぁ、それではザギトワまさるさんの得点を
《マシン》で見てみましょう!」
例の《採点マシン》をスタッフから受け取る王子。
高「それではスイッチ…あれ?スイッチがない…あ、あった。
スイッチオン!(採点マシンの電飾がチカチカ点滅)。
さぁ…これは抽選箱ではありませんよ…
ザギトワまさるさんの点数は!(ドラムロール)
(♪ジャンッ!)98点!」
客「おぉぉぉ〜」
桜「電光掲示板とかないの?。これどう考えてもいかがわしいだろ」
高「そんなことはありませんよ。
これは自動的に手が吸い寄せられて…
こーやって手を入れると…(ドラムロール)
ハイッ!(♪ジャン!)って。デジタルですよ、これは」
桜「手ジタルだろ?。俺と同じ」
高「おまえはアナログ」
桜「…(▼▼)」
高「さぁ、それでは二人目の方、行ってみましょう!。どうぞ!」
次は幸ちゃんの番だけど…今日は“そして、神戸”ではなく
再び“世界の国からこんにちは”のイントロ。
そしてステージ下手から現れたのは、やはり着流し姿の幸ちゃん。
(着物はやはり過去に使ったことのあるもの)。
幸「♪ハロ〜 ハロ〜…」
と、何故か英語の歌詞。
歌い終わって拍手喝采の中、王子が幸ちゃんに話しかける。
高「歌詞が英語でしたねー。
でも1ヶ所だけ♪シックスハンドレット《の》って日本語でしたね。
…どこからいらしたんですか?」
幸「どぉーこだっ!」
高「あ…ムカつく(▼▼メ)。…それじゃお名前は?」
幸「だぁーれだっ!」
高「あ、わかった!。村田英雄さん?」
幸「(帯を叩きながら)村田だ!」
高「全然違うでしょ!。
あなたも着流しですけど…おまえ、ホントにちっちゃいな(^o^;。
なんか…ヘンだぞ。ちっちゃいヘンな人(笑)」
高「それでは、ちっちゃいヘンな人の得点を見てみましょう!。
ちっちゃいヘンな人の得点はっ!
(ドラムロール)…(♪ジャンッ!)98点!」
高「これはさきほどのまさるザギトワさんと同点ですねー。
あれ?、まさるザギトワがいない。
どこ行った?。…まさるザギトワーーー!」
桜井さん、白いイカの着ぐるみ姿でステージ下手から登場。
高「なにこれ、おにぎり?」
桜「イカでぇーす。今日楽屋に入ったらこれが置いてあった」
高「イカ?。どう見てもおにぎりだろ」
実は、このイカの着ぐるみは
春ツアーパンフの『風雲!龍神ニンジャ伝説』の中で
王子が着用していたもの。
確かにアタシも初めてこの王子の写真を見たとき
本気で「おにぎり?」と思った。
イカさんの横に立って、さりげなくイカさんと手を繋ぐ幸ちゃん。
反対側に立っていた王子も、イカさんと手を繋ぐ。
…なに、この図(^^;。
幸「ダイオウイカ?」
桜「いえ…普通のイカです」
幸「イカってどうやって泳ぐの?」
体から腕を放したり、くっつけたりしながら
後ろ向きで小走りする桜井さん(^^;。
このイカの着ぐるみ、最初はキツくてサングラスが取れてしまうので
中身を少し抜いてもらったら、今度は隙間ができてしまったそうで
確かに桜井さんの顔が着ぐるみの顔出し穴よりもずいぶん後ろの方に行っちゃって
アタシの席からだと桜井さんの顔が殆ど見えない(^^;。
そんなやりとりの中だったか、ここまでがあまりにもカオス過ぎて
どこでどういう展開からそうなったのか忘れてしまったけど
ステージ上手から、ワゴンに乗った豪華なバースデーケーキが運ばれてくる。
ケーキの上にはかなりリアルに作られたUltimate Archangelが載っている。
ホワイトチョコか何かで出来ているんだろうか。
高「うわ、すっげー!」
幸「これ(エンジェル)がスゲーな」
誕生日恒例の“HAPPY BITHDAY”の斉唱。
歌が終わると、両手で両サイドの髪を押さえながら
ろうそくの火を吹き消す王子。
桜「それではここでタカミーからみなさんへのメッセージです〜」
高「今日は僕の誕生パーティーに有料で集まってくれて本当にありがとう。
これからも年齢に関係なく音楽に小説に
頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします!m(_ _)m」
桜「そろそろもう(引っ込んでも)いいかなぁ?。
イカだけに、イーカなぁ?。もうイカないとイカン」
というわけで、イカさん退場。
ステージに残った王子と幸ちゃんとでしばしやりとり。
幸「今日は誕生日だから、君の言うことなんでも聞いてあげる」
高「それじゃぁ、坂崎の部屋に初めて連れ込まれたときに…」
幸「…(・o・)」
高「言い方が悪いですね(^^;。
坂崎の部屋を訪れた時に二人で歌って
初めて『あ〜コーラスっていいなぁ』と思った歌をやりましょう」
幸「あの時たくさんやったのに、なんでこの曲なの?」
高「この曲で初めて『コーラスっていいなぁ』と思ったんだ」
幸「それまで知らなかったのか」
高「それまでは叫んでましたから」
スタッフが持ってきたギターを抱える幸ちゃん。
ストラップに引っ掛かった着物の袖を直していると…
高「おまえ…この恰好でギターってどう見てもオカシイだろ!」
幸「この恰好でやんの?」
高「(幸ちゃんの隣にくっついて)
どう考えてもおかしいだろ、このユニット!(笑)」
幸「東京ぼん太と宝塚みたい…。夢もチボーもないの(笑)」
幸「それじゃその時に高見沢と歌った“Baby's In Black”をやりましょう」
“Baby's In Black”は、いつぞやの『あの年この歌』のスペシャルでも
幸ちゃんと王子ふたりで歌っていた、ビートルズのカヴァー。
幸ちゃんの横に立ち、高音も地声で張り上げて歌う王子。
そんな二人を観ているうちに
45年前のちょうど今頃(4月頃)、
狭苦しいアパートの部屋で、幸ちゃんが弾くギターを伴奏に
この歌を歌っている若い頃の二人の姿が、頭の中に浮かんできた。
(いや単なる妄想だけど)。
今みたいに高音を張り上げて歌っていたとしたら
アパートの隣に住んでた人にはさぞかしうるさかっただろうなぁ(^^;。
ステージ上手袖にふと目をやると、
舞台監督の名鏡さんも、なんだか気持ち良さそうに耳を傾けているように見えた。
二人が歌い終わると、
イカから人間に戻った桜井さんもそこに加わる。
「なんでイカなの?」という幸ちゃんに
「おまえ…ホンットにパンフ読んでないな!」と王子。
それでも「読んだ」と言い張る幸ちゃんに、桜井さんの鋭い一言…
「ウソだ。おまえの目がそうやって細いときはウソをついている」。
…そ、そうだったのか(^^;。
高「それにしても坂崎、ぺらっぺらだなー」
「ペラペラ」…最初、着物のことを言ってるのかと思ったがそうではなく
どうやら幸ちゃんの体の厚みのことらしい(^^;。
高「俺の(厚みの)半分くらいしかないじゃないか」
桜「一反木綿」
高「一反木綿!!!(笑)」
高「さぁ、戻りイカが戻ってきたところで、
同点決勝のじゃんけん大会を行います!最初はグー!」
桜「…ちょっと待って(▼▼)/。
なんで歌合戦の同点決勝がじゃんけんなんだよ!」
高「そんなに怒らないの。そんなに怒ると毛が抜けるよ」
桜&幸「ハッ…<( ̄口 ̄;)>」
桜井さんは生え際、幸ちゃんは頭頂部を押さえる(^m^)。
高「それじゃ、同点決勝クイズ大会ー!」
桜「ハァ?クイズ?。なら最初っからクイズ大会にすりゃいいじゃねぇか!」
高「そんなに怒ると毛が抜けるよ」
桜&幸「ハッ…<( ̄口 ̄;)>」
高「微妙に押さえるところが違うんだけど(笑)」
桜「個人差がありますんで」
高「解った人から手を挙げて答えてください。
それでは問題です!(♪ジャジャンッ!)。
アルフィーのデビュー曲は?!」
桜「ハイ!“夏祭り”!」
高「違います!」
幸「ハイ!“夏みかん”!」
高「違います!」
桜「ハイッ!“夏フェスタ”」
高「違います!」
幸「ハイッ!“夏木マリ”!。山本リンダ!」
幸&桜「♪ウ〜ララウ〜ララウ〜ラウラデ〜…」
高「コラーッ!。もう二人とも失格!。優勝は、バースデーケーキです!」
桜「オイ!なんでケーキが(優勝を)持ってくんだよっ!」
高「そんなに怒ると毛が抜けるよ」
桜&幸「ハッ…<( ̄口 ̄;)>」
♪カカッ!(柝の音)
桜「本日も〜かくも賑々しくご見物の皆様にお運び頂きまして〜
篤く御礼申し上げたてまつりまする〜。
今後ともタカミー共々よろしく御願い申し上げ奉ります〜!」
幸「ちょっと。それ時代がかってて古臭い。
…って言いながら、俺のこの恰好の方が時代がかってて古臭い(笑)」
高「じゃぁさ、ここはやっぱりロックでしょ!。
ロックと言えば、クイーン!クイーンと言えばフレディーーー!!!」
♪ズンズンチャッ! ズンズンチャッ!…
と“We Will Rock You”のリズム。
どこからかフレディの黄色いジャケットが現れて(多分スタッフが持ってきた)
桜井さんがフレディ・マーキュリーばりに
「♪We〜 Wi〜ll We〜 Wi〜ll Rock You!!」と熱唱する。
最後に「♪Rock You!!」のシャウトで締めるとピアノのイントロ。
ところが…むむ?
これはいつもの“We Are The Champions”ではない。
そしてステージ上はいつしか王子のみに。
ハッ!!!
このコード進行はっ!!!
もしやっ?!
「♪No, I can’t forget this evening〜」
わーーーーーーーっっっっ!!!
やっぱし“Without You”だーーーっ
(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)
まさか今夜ここでこの曲を聴けるとは思いもしなかった。
いい歌だーーー(歌詞はせつないけど)。
王子の、叫ぶような
「♪I can’t liーーーーーーーーーーーve…」
が胸を打つ。
今年のバースデーライブは、
王子本人が《歌いたい歌を歌う》
そんな趣向だったのかも知れない、と思った。
うーん、イイ!こういうの!。
(よくわからない仮装とかなくてもいい←個人の意見です)。
素敵だった〜(・_・、)。
再びカントリー風のBGMが流れ、今度は3人の声でナレーション。
高『Best Hit Alfee 2018 カラオケ歌合戦春ノ巻、
この番組は…』
桜『秩父の老舗・櫻井太傳治商店と』
幸『下町の太陽・武蔵屋坂崎商店と』
高『信頼と実績のTHE ALFEEの提供でお送りしました。
それでは次回も…』
3人『お楽しみに〜!』
あ、もしかして今の“Without You”も
カラオケ歌合戦の一環だった???(^o^;(^o^;(^o^;。
再びステージに戻ってきた3人。
王子のギターは’57年製のフェンダー・ストラトキャスター。
曲は“CATCH THE WIND”。
後奏での桜井さんによる
「♪デデデデーデデデ・デデデデーデデデ…」というベースソロから
太郎さんのドラムソロ。どちらも短い時間だが、カッチョエェ〜!。
こんな風に“CATCH THE WIND”は新しいアレンジだったり
本編の“A.D.1999”は敢えて今、オリジナルのアレンジで演奏したり
アルフィーのライブは、いろんな変化があってホントに楽しいし
決して飽きない。
続いて“夢よ急げ”。
王子のギターは、ロッソ・フィオレンティーノの『奏楽天使』が
ボディにペイントされたESP SV-FR Music Angel。
この、ギターにペイントされた天使の絵を見ながら
「原画の天使の右羽根ってこんなに長かったかなぁ(-“-?」と思い
帰宅してから『TAKAMIZAWA GUITAR COLLECTION 500』(以下「ギタコレ本」)の
写真と、手元にある原画のポストカードを見比べたら
ギターの天使の右羽根はビヨーンと引き伸ばして描かれていた。
高「ドラムス!吉田太郎ーーー!
4月15日生まれの太郎、45歳ーーー!
キーボード!5月生まれのただすけーーー!
WE ARE THE ALFEEーーー!
さぁー、今年も行ってみようかー!
夏に向かって行ってみよーーー!
今年!第!4回目の!!アルフィー的ヘヴィーメタルーーー!!!」
と、王子が叫んでいる間に
スタンドにセットされたアコギを幸ちゃんの横に置いていくローディー。
更に、叫びながら、ちょっとしたスキにギターチェンジする王子。
曲はもちろん“悲劇受胎”。
あっ、王子のギターが初日や市川とも違うじゃないか。
なんだ?あのギターは。
ボディの形状とヘッドのロゴからするとJacksonのRRタイプっぽいが
ボディには黒地に白で何かペイントが施されている。
わー、なに?あのギター、新しいやつー?。
ボディに描いてあるの、何?。モヤッとしててわからなーい!。
曲が“悲劇受胎”じゃなかったら、双眼鏡でじっくり観察するところだけど
拳を挙げるのに忙しくてそれどころじゃない(^o^;。
で、こちらも帰宅してからじっくり検証。
ネットで画像検索してもそれらしいギターは出てこない。
…いや、待てよ。もしかしたら前から持ってたやつなんじゃないか?。
そう思って取り出したるはギタコレ本。
…あった。
ギタコレ本の通し番号475のJackson Stars Randy Rhoads Custom V。
最前列にいた友人に「これだった?」とメールで確認したところ、それだった。
あー、スッキリしたっ。
で、そのV型ギターの股の部分を
右脚の腿にのっけて弾きまくるサマがも〜!カッコよくて!。
…シビレた。
終盤、サビを歌いながらのヘドバンも凄まじかった。
おそるべき64歳…(‥;)。
そんなこんなで、1回目のアンコール終了。
2回目のアンコール。
王子の衣装は、市川と(多分)同じ《超素敵》なやつ。
ギターは本日2度目の登場、ESP GK-081 AMOROUS CTM-FR。
いつも通り、MCなしでいきなり曲。
“人間だから悲しいんだ”。
歌が終わると、本日最後の王子のMC。
高「どうもありがとう。
THE ALFEEのいちば新しいシングル、
“人間だから悲しいんだ”をお送りしました」
イカ、王子のMCを掻い摘まむと…
・この歌は結成45年の今だから歌える歌。
20代は30代の頃はこういう感覚にはならなかった。
・歌も成長していく。そういうことが自分でも面白い。
この歌もこれからも大事に歌っていきたい曲のひとつになった。
・結成45年ということでいろいろ思い返してみたけど
それでわかったことは「俺たちは進歩してない!」
この「俺たちは進歩してない」にはオーディエンスも「えぇ〜」。
幸ちゃんも聞き捨てならずと「ちょっと待て!」。
高「なに?異議あり?。そんなに怒ると…毛が…(笑)」
幸「…ハッ!<( ̄口 ̄;)>」
幸「進歩はしてるだろ(^^;」
高「わかった。言い方を変えよう。俺たちは変わってない!」
高「ツアーはまだまだ始まったばかり!。
俺たちは進歩しないけど、ツアーはどんどん進歩します。進化します。
またどこかの街で会いましょう」
高「もう俺と坂崎なんて64歳ですよ。坂崎なんてもう古希が見えてるよな」
幸「見えてない(笑)。その前に年金があるだろ。
(自分と王子を指して)年金受給者(笑)。
高見沢、年金でギター買っちゃえよ。…反感買うだろうなー」
高「いいじゃないですか。みんなが喜んでくれるなら
年金でギターでもなんでも作りますよ!」
・今、世界にはいったい何人の人がいるんだろうと考えた。
70億とかそれくらいか。
自分の認識では30億くらいだったが、それどころではなくなっている。
・70億人いたら70億通りの人生がある。
その70億の人生とすれ違うことは殆どない。
けれども…
高「こうして僕らがコンサートをやって、みんながこうして観に来てくれることで、
僕らの人生とみんなの人生が少しだけ重なるじゃないか。
70億って数の中で考えると、それって奇跡に近いことだよね」
高「出会いなんてサラッとした方がいいんだよ。
俺たちだって衝撃的な出会いなんてまったくなかったし
ダラッとしてユルッとした出会いでした」
70億の人がいれば、70億の出会いがあって、70億の愛がある。
そんな思いを込めて…というような曲紹介から、
“100億のLove Story”。
王子のギターはいつもと同じ
ルネッサンス絵画風の天使がたくさん描かれたESP Flying A-III Custom。
曲はいつもと同じ“100億のLove Story”だけれども、
王子のバースデーに聴くこの曲は、ちょっと格別…に思えた。
最後、3人肩を組んでの三方礼でちょっと腰がつらそうだった王子。
(あまり腰を深く曲げられない感じだった…)。
しかしその表情は感極まった風で満足げ。
そして最後、ステージ上手側での去り際、
客席に向かって大きな投げキッス\(^ε^)/。
ハァーーーー…
終わった直後についで出たのは大きなタメイキ。
とってもいいバースデーライブだった…。
来年のバースデーライブは幸ちゃんの番か。
4月15日は月曜日…ムリかぁーーー(気が早すぎ笑)。
次は4月26日(木)、相模大野!!。
2018-04-17 22:22
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コメント(9)
BirthdayLIVE お疲れ様でした。
自分は1階後方立ち見で参加しました。
八王子は地元なのでなんとかチケット
取れて良かったです(もちろんライブも)
今月は梅屋さんと4会場も重なっています(^^♪
by フジ (2018-04-20 05:18)
八王子諦めていましたが、友人が譲ってくれたので参加できました。
都内在住ですが、遠かった~。スーパーあずさで帰りました(笑)
3Fでしたが、照明がものすごく綺麗で感動!!
そして、桜井さんのディスタンスのかっこよさは同感です!!
毎度「まさる、かっけ~」って心で叫んでます(笑)
梅屋さん、次は相模大野ですか。私は次は静岡!!
で、同じ週に鳴門!!
月曜日と金曜日にライブって、私の疲労大丈夫かしら。。。
でも飽きないですよね~。ありがたや~(笑)
by ちあき (2018-04-20 08:10)
>フジさん
地元でのバースデーライブは嬉しいけど
その反面「チケット取れるのか?!」と、ちょっと複雑な気持ちになりますよね。
4年前の、王子還暦ライブ@パシフィコの時がまさにそうでした。
>> 4会場も重なっています(^^♪
ということは次は相模大野ですね?。
今度は“Bad Girl”が聴けるかなー。
大いに盛り上がりましょうね(*^^*)。
>ちあきさん
スーパーあずさで帰れるなんて羨ましいです〜。
アタシは横浜線でえっちらおっちら各駅停車で帰りました。
1本見送ったため、座って帰れましたが若干お尻が痛くなりました(^^;。
静岡と鳴門に行かれるんですね!。
アタシは今年のGWは仕事三昧のGray Weekでございます…。
お土産話をお待ちしておりまーす。
by 梅屋千年堂 (2018-04-21 22:55)
おはようございます。
早々のレポ拝読しました。
わたしも 運良く参加出来たひとりで・・・・す。それだけでも奇跡なのに何故か一桁列の王子側でした。
八王子は2本目で わたしの初日が 宇都宮だったのですが・・・結構色々な曲を聴けました。
ステージの際まで来ると 王子のお顔がよく見えて 至福の時でした。
もし出来ることなら 今度は 坂崎さんのバースデーに参加したいなと思いました。 やはり 誰かさんのコスプレが見てみたい・・・・・。
by みかちん (2018-04-23 05:40)
こんにちは。
レポ拝読し、改めて「素敵なライブだったなぁ」と思い返しています。時間が経つのが早かったですねぇ~。
「WITHOUT YOU」が聴けるとは....イントロが始まって「もしや、私が大好きなあの曲?」どんぴしゃりでした、感激でした。
駐車場から出てきたら目の前にデンとまばゆいデコトラが!ナニコレと思ったら、ツアートラックでした。ハザードが点滅してたので、昼間見るよりもずっとデコトラっぽかったです。そばを徐行しながら、心の中でスタッフさんにも「ありがとう~」と言いながら帰宅の途につきました。
わたしもみかちんさん同様、坂崎さんのバースデーライブに参加してみたいです。お互い、願っていればいつか叶う、となりますように。
by マベパール (2018-04-23 15:12)
梅屋さん、レポ有難うございました(^^)
私は不参加だったのですが、素敵なライブだったみたいですね。
まさか『WITHOUT YOU』を歌われるとは(;O;)聴きたかったです。
桜井さん、スタイル良いですよね。三人共お酒を飲む割にはお腹も出ていないし。見られる仕事なので節制はしてると思いますが、世の同年代のオジサン達を見たら...(^-^;
私は昨日の仙台に行ってきました。
アンコールで機材トラブルがありましたが、特に慌てることもなく(スタッフさんは焦ったかもしれないけど(^-^;)三人の歌声と幸ちゃんのアコギで場を繋いでました(^^)
羽生君のパレード見てから来たって方が結構いらして「忙しかったねぇ。(羽生君を)連れて来れば良かったのに」と幸ちゃんが言ってました(^^)
私も次は梅屋さんと同じで相模大野。
怒涛のライブ月間が一段落します(^-^;なんか、寂しいな。
by ナッキー (2018-04-23 21:33)
>みかちんさん
八王子と宇都宮に参加されたのだとすると
確かに効率よくいろんな曲が聴けてますよね。
いろんな曲が聴けるのも良し、好きな曲を何度も聴けるのも良し。
アルフィーのライブは楽しみ方もいろいろですね。
来年の幸ちゃんのバースデーは月曜日。
どこでやるんでしょうね〜。
快くお休みがもらえるように
アタシも今から職場で根回ししておこうかな(気が早すぎだってば笑)。
>マベパールさん
“Without You”は感激モノでしたねー。
“Baby’s In Black”とともに、おそらく今年もあるであろう『夏ノ巻』のDVDパンフに
入らないかなぁなんて期待してますが…権利関係の問題で難しいかな。
今回のツアートラック、アタシはまだ直には見ていないのですが
いつも以上に強烈なインパクトを放っていますね(^^;。
公道であのトラックとすれ違ったらちょっと逃げたくなるかも(笑)。
来年のバースデーライブ、参加できるといいですねー。
アタシも来年はムリだろうなーと諦めつつも
心の奥底では虎視眈々…であります(笑)。
>ナッキーさん
昨日の仙台のお噂は伺っておりますよー。
スタッフの皆さんは修復に大変だったと思いますが
オーディエンス的には非常にオイシかったのではないでしょうか。
話を聞いて、なによりアタシがカッコイイ!と思ったのは
場を繋ぐために「あの曲やろっか」「いいよ」みたいな感じで
リハもなしに、すぐさま歌えるところです。
《昔取った杵柄》なのでしょうが、これも結成45年のなせる技だなと感じました。
>>怒涛のライブ月間が一段落
ですね。アタシも同じです。
なので、このスキにまた大相撲を観に行ってきます。
展覧会もいろいろ行こうと思ってます。
ツアーも間が空いたら空いたで、その間にどこがどう変わっていくのか
そのあたりも楽しみだったりします(*^^*)。
by 梅屋千年堂 (2018-04-23 22:20)
地元仙台行って来ました。
昼間は凄いイベントとガチでしたが。
ご存知の様にスタッフには申し訳ないですが
超ラッキーでした、こういうトラブルALFEEでは
聞いた事ないですよね?
私の座席からは太郎ちゃん丸見え
ドラム 1回ドン となったあと・・・
太郎ちゃん??? 右側見てキョロキョロ
なんの打合せもなく何故にあの曲だったのか?
不良少年
こちらの反応もいいのか笑いながら何回も口笛を!(^^)!
天橋立行って来ました。
行きはケーブルカー 帰りはリフトで気持ち良く
素晴らしい眺めでした。
来月はALFEEで京都に。
翌日は梅屋さんご紹介の
大原三千院に行く1日バスツアー申込しました。
高校の修学旅行で行っているはずなのですが・・・!
こちらも楽しみです。
座席 1階バルコニー ハイチェアー席と
なんだこれ? 見えるのか?
by あきよし (2018-04-24 09:30)
>あきよしさん
仙台はいつも盛り上がる上に、今回は更に思わぬハプニング&おまけ付き。
羨ましい限りでございます〜。
>>昼間は凄いイベントとガチ
でしたねぇ〜(^^;。
テレビのニュースで観ましたが人の多さにビックリしました。
とはいえ、もし自分が今回の仙台公演に参加していたら
あのパレードもついでに観に行ったと思います。
…別にファンではありませんが(^o^;。
初夏の三千院、緑が生い茂って素敵でしょうね。
幸ちゃんも撮影していたかわいいお地蔵さんのことも
是非ご覧になってきてくださいね。良い旅を!。
by 梅屋千年堂 (2018-04-24 23:32)