弥生の松本【2】 [EXHIBITION]
《弥生(三月)の松本でヤヨイちゃんの展覧会を観るの巻・其の弐》。
フロアを一つ降りて、第2会場へ。
入口には、来た時にも観た《真夜中に咲く花》(2014)。
近くで観ると、なおさら迫力がハンパない。
少し奥に入って行くと、
ヤヨイちゃん自作の詩が、壁に印刷されている。
そこで指定された音声ガイドの番号を入力すると
その詩にヤヨイちゃん自身がメロディをつけた歌声が流れてくる。
ヤヨイちゃんの歌を聴くのは初めてではないが…
なんというか哀愁を帯びた短調のメロディは、ちょっと軍歌っぽい。
そのアカペラの歌声に、ご丁寧にエコーがかかっていて
申し訳ないがちょっとクスッと笑ってしまった(^m^)。
更に中に入っていくと、またまた鏡を使ったインスタレーション。
《天国への梯子》(2000/12)と《ゴッド・ハート》(2000)。
特に《天国への梯子》は、
本当は床から天井まで数メートルしかない梯子の上下に丸い鏡を設置して、
梯子が床と天井を貫いて永遠に続いていくように見える、というもの。
上を見上げると、本当に天国まで続いているような気がしてくる…。
(でも下を覗き込むと、そこには地獄が待っているような気も…^^;)。
そしてそこを抜けると、明るくて大きな展示室に出る。
もはやお馴染み《わが永遠の魂》シリーズが日本初公開、
および世界初公開作品を含む約70点がダダーン!。
うわーーーーっ!!!アタシの視細胞が喜んでいるーーー!!!(笑)。
(展示室を無理矢理パノラマ化…^^;ゞ)。
どんな時も「お気に入り」が何枚か見つかるものだが
今回は割と色数の少ないものに惹かれ…
《心のすべて》(2015)
いかにもヤヨイちゃんらしいこの作品には
どんなタイトルが付いているのだろう?とキャプションを見てみると…
《陽光の中で世界に平和を望む》(2016)
…なんて素敵なタイトルなんだ!。
これは上下セットで気に入った作品。
上《人間愛の果て》(2015)
下《人類の愛のすべて》(2015)
そして展示の最後は日本初公開の
《南瓜へのつきることのない愛のすべて》というミラールーム。
一人当たり20秒程度だが、
無限に広がる南瓜のただ中に、たった一人で過ごすことが出来るという
いろんな意味で「夢のような」空間だ。
混み合っているときっと何十分待ちとかになるのだろうけど
アタシの前には2人並んでいるだけで、すぐに入ることが出来た。
…いやーーー、感動したなぁーーーー…( ̄▽ ̄)。
一人なのに、顔がニヤけた。
展示を観終わって、すっかり心は満たされた。
でも、お腹は空いた(笑)。
そこで、美術館併設カフェレストラン『ビストロ・サンチーム』でランチを食す。
展覧会限定メニューの「南瓜のキッシュとサラダ」。
(後ろに映っている紫色のカゴにはパンが入っている)。
意外とボリュームもあるし、美味しかった〜(*^^*)。
そしてデザートも展覧会限定の《水玉のレアチーズケーキ》。
もうひとつ「YAYOIちゃんラズベリーケーキ」という、
小さなラズベリーケーキの上に、クッキー(?)で作った
YAYOIちゃんの顔が載っかったのもあるんだけど、
チーズケーキ好きとしては、やっぱりこっち。
こちらもと〜っても美味しかった〜(* ̄▽ ̄*)。
ミュージアムショップで散財した後は、
(↑買ったものについては後日の別記事で…)
屋外に展示されている立体作品をのんびり眺める。
《大いなる巨大な南瓜》(2011/17)
どうでもいいけど、なにこの日差し!。
室内にいて気づかなかったけど、いつの間にかすっごく…暑い!!!(~Q~;)。
《水玉強迫》(2009)
そして、これは作品ではないけれども…
スゴイ!。
自販機までヤヨイちゃん仕様!。
よぉ〜く見ると、売り物じゃないものも入っている。
ゴミ箱やベンチも!。
トイレの鏡も!(笑)。
最後にもう一度《幻の華》に別れを告げて…
松本市美術館を後にした。
う〜〜〜ん、季節を変えてもう一度来たいカモーーー。
そんな思いを抱きつつ、次に向かう先は、国宝・松本城!。
《TO BE CONTINUED…つづく》
-------------------------------
《23:59のオマケ》
「another sky」の王子が素敵すぎて、テレビの前で倒れそうだった。
(だがしかし、雪の坂道を歩く姿を見て、ヒヤヒヤしたことはナイショだ)。
死ぬまでにアタシも絶対行こう、フィレンツェへ。
フロアを一つ降りて、第2会場へ。
入口には、来た時にも観た《真夜中に咲く花》(2014)。
近くで観ると、なおさら迫力がハンパない。
少し奥に入って行くと、
ヤヨイちゃん自作の詩が、壁に印刷されている。
そこで指定された音声ガイドの番号を入力すると
その詩にヤヨイちゃん自身がメロディをつけた歌声が流れてくる。
ヤヨイちゃんの歌を聴くのは初めてではないが…
なんというか哀愁を帯びた短調のメロディは、ちょっと軍歌っぽい。
そのアカペラの歌声に、ご丁寧にエコーがかかっていて
申し訳ないがちょっとクスッと笑ってしまった(^m^)。
更に中に入っていくと、またまた鏡を使ったインスタレーション。
《天国への梯子》(2000/12)と《ゴッド・ハート》(2000)。
特に《天国への梯子》は、
本当は床から天井まで数メートルしかない梯子の上下に丸い鏡を設置して、
梯子が床と天井を貫いて永遠に続いていくように見える、というもの。
上を見上げると、本当に天国まで続いているような気がしてくる…。
(でも下を覗き込むと、そこには地獄が待っているような気も…^^;)。
そしてそこを抜けると、明るくて大きな展示室に出る。
もはやお馴染み《わが永遠の魂》シリーズが日本初公開、
および世界初公開作品を含む約70点がダダーン!。
うわーーーーっ!!!アタシの視細胞が喜んでいるーーー!!!(笑)。
(展示室を無理矢理パノラマ化…^^;ゞ)。
どんな時も「お気に入り」が何枚か見つかるものだが
今回は割と色数の少ないものに惹かれ…
《心のすべて》(2015)
いかにもヤヨイちゃんらしいこの作品には
どんなタイトルが付いているのだろう?とキャプションを見てみると…
《陽光の中で世界に平和を望む》(2016)
…なんて素敵なタイトルなんだ!。
これは上下セットで気に入った作品。
上《人間愛の果て》(2015)
下《人類の愛のすべて》(2015)
そして展示の最後は日本初公開の
《南瓜へのつきることのない愛のすべて》というミラールーム。
一人当たり20秒程度だが、
無限に広がる南瓜のただ中に、たった一人で過ごすことが出来るという
いろんな意味で「夢のような」空間だ。
混み合っているときっと何十分待ちとかになるのだろうけど
アタシの前には2人並んでいるだけで、すぐに入ることが出来た。
…いやーーー、感動したなぁーーーー…( ̄▽ ̄)。
一人なのに、顔がニヤけた。
展示を観終わって、すっかり心は満たされた。
でも、お腹は空いた(笑)。
そこで、美術館併設カフェレストラン『ビストロ・サンチーム』でランチを食す。
展覧会限定メニューの「南瓜のキッシュとサラダ」。
(後ろに映っている紫色のカゴにはパンが入っている)。
意外とボリュームもあるし、美味しかった〜(*^^*)。
そしてデザートも展覧会限定の《水玉のレアチーズケーキ》。
もうひとつ「YAYOIちゃんラズベリーケーキ」という、
小さなラズベリーケーキの上に、クッキー(?)で作った
YAYOIちゃんの顔が載っかったのもあるんだけど、
チーズケーキ好きとしては、やっぱりこっち。
こちらもと〜っても美味しかった〜(* ̄▽ ̄*)。
ミュージアムショップで散財した後は、
(↑買ったものについては後日の別記事で…)
屋外に展示されている立体作品をのんびり眺める。
《大いなる巨大な南瓜》(2011/17)
どうでもいいけど、なにこの日差し!。
室内にいて気づかなかったけど、いつの間にかすっごく…暑い!!!(~Q~;)。
《水玉強迫》(2009)
そして、これは作品ではないけれども…
スゴイ!。
自販機までヤヨイちゃん仕様!。
よぉ〜く見ると、売り物じゃないものも入っている。
ゴミ箱やベンチも!。
トイレの鏡も!(笑)。
最後にもう一度《幻の華》に別れを告げて…
松本市美術館を後にした。
う〜〜〜ん、季節を変えてもう一度来たいカモーーー。
そんな思いを抱きつつ、次に向かう先は、国宝・松本城!。
《TO BE CONTINUED…つづく》
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《23:59のオマケ》
「another sky」の王子が素敵すぎて、テレビの前で倒れそうだった。
(だがしかし、雪の坂道を歩く姿を見て、ヒヤヒヤしたことはナイショだ)。
死ぬまでにアタシも絶対行こう、フィレンツェへ。
2018-03-16 22:27
nice!(1)
コメント(2)
確かに弥生(3月)ですね、
なんか梅屋さんのレポと写真でも元気いただけます!
キッシュも美味しそう~(いつも食べ物に反応・・)
!(^^)!
高見沢さん終始笑顔でしたね。
雪の坂道・・登りはいいけど帰り・・滑るよね?大丈夫?と私も思いましたよ。
by おかん (2018-03-17 17:58)
>おかんさん
「another sky」いい番組でしたね。
BGMで流れる曲もセンスが良かったし
30分とは思えないほど、充実した内容でした。
(が、やっぱりもっと観たーい!笑)。
ちなみに草間彌生さんはその名に違わず3月生まれで
今月22日には、なんと御年89歳になられます。
by 梅屋千年堂 (2018-03-17 23:19)