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ドックの後のお楽しみ [FOOD&DRINK]

年に一度の人間ドック。

次の健診は絶対に胃部X線withバリウムではなく
内視鏡(胃カメラ)にするぞ!と誓った1年前…。

2〜3ヶ月前に予約を入れようとしてもいつもいっぱいで
結局バリウムになってしまうので
さすがに半年前なら胃カメラの予約が取れるだろうと
いつもの健診センターに予約を入れたのが6月。

それでも結構ギリギリセーフな感じだったのだけど
どうにか第一希望の日に予約を取ることが出来た(それが今日)。

今からかれこれ25年近く前…
胃の調子が悪くなって、初めて胃カメラというものを飲んだのだけど
もぉ〜当時のカメラったら太いし口からだし
苦しくてゲロゲロになったつらい記憶しかない。

だけど最近のカメラは細くなっているというし
しかも経口よりも経鼻の方がラクだという。
きっと楽勝よねーなどと、かなり油断していた。

…が、
♪チャラリ〜〜〜…鼻からぎゅーにゅーーーー…

…じゃなくて(^^;ゞ、初めての「鼻から胃カメラ」は
もう!もう!もう!
検査中何度「ギブです!ギブ!ギブ!もぉ〜ヤメテ!」と
心の中で叫んだことか…(T^T)。
アタシが慢性的鼻炎持ちで、多分鼻腔が浮腫んでるせいなのかも知れないけど
検査中、痛いわ苦しいわで涙とヨダレと鼻水がダラダラ。
もう「好きな人には死んでも見られたくない顔」になっていた(^o^;。

…なんか、バリウムの方がラクかも…(-_-;。

しかも検査後1時間は飲食禁止( ̄口 ̄;)。
えええええ〜〜〜…物凄くお腹が空いてるんだけどー(T^T)。
でも、冷静に考えてみると検査直後の今のこの状態で
どんなに美味しいものを食べたとしても、アタシ吐く。

検査のオーラスが胃カメラだったのだけど、
なんだかもうすっかり憔悴しきってローテンション。
でも幸いにして、健診の結果は概ね良好。全てのデータが前回と著変なし。
昨年指摘を受けた胃のポリープも
良性なのでそのまま放置で良いとのことだった。

11時過ぎに検査が終わり、健診センターが入っているビルのロビーで
これから何を食べようかと思案する。
こんなに気分が悪くても、そのまま帰宅という選択肢はないらしい(^o^;。

当初は去年と同じ、横浜美術館併設の「ブラッスリー・ティーズ・ミュゼ」で
(去年は魚料理だったので)肉料理のコースを食べようかと思っていた。
でも、健診センターでもらった冊子を眺めていたら
みなとみらいグランドセントラルテラス(MMテラス)の中にある
フレンチの「ロティスリー・ティーズ・レイ」や
イタリアンの「リストランテ・ウミリア」がなにやら良さげ。

よし、このどちらかにしよう。

で、店の前に行ってみたところ
ウミリアの方は、間口の雰囲気がなんだかちょっと入りづらい感じだったので
ロティスリー・ティーズ・レイの方に入ることにした。

11時30分開店で、ほぼほぼその時間に入っていったのだけど
わーお、一番乗り(^^;(^^;(^^;。
お一人様なのに、こんな席でもいいのだろうか?という窓際の4人席に案内された。

実を言うとこの1週間、仕事がめちゃくちゃキツかった。
もう今日は絶対に「自分へのご褒美」しちゃうんだもんねー!!!。
というわけで、ローストチキンランチ(¥2,160)に
デザートだって付けちゃうんだもんねー!!!。
焼き上がりに30分かかったって構わないんだもんねー!!!。

ローストチキンのサイズは「ハーフ」と「クォーター」があり
「ハーフ」を頼んだら「かなり大きいですけど大丈夫ですか?」と。
「えっ?!」とひるんだけれども、女性でも食べられる人はいるというし
こちとら昨日の夕飯食べたっきりで猛烈な腹ペコ状態。…まぁイケるでしょ。

てなわけで、まずは前菜。
02_horsdoeuvre.jpg
周囲を彩るマリネやテリーヌなんかも美味しかったけど
とにかく野菜が美味しい!。
なんの野菜かよくわからないけど(笑)割と香りの強い葉ものが混ざっていて
これがとっても美味しかった。

あまりにお腹が空いていたので、ペロッと食べ終わってしまったが
ローストチキンは火入れに時間がかかるということで、
ここから待つこと20〜30分。
時間がかかるのは最初からわかっていたことだし
胃カメラでビックリした喉〜食道〜胃袋をなだめるのには丁度良い。

持参した文庫本なんか読みながら、外の景色をボーッと眺める。
01_ray.jpg
今にも雨が降ってきそう。

しばらくして、メインのローストチキンがやってきた。

うをっっっっっっ!!!(・0・;;)。
03_roastchicken.jpg
こ、これは想像以上のボリューム(^^;(^^;(^^;。
しかもチキンの下にはジャガイモがビッシリ敷き詰めてある。
(最初にパンが1個しか来なかった理由がよくわかった…笑)。

でも、鶏肉は大好きだし
とにかくパリパリの皮、柔らかい肉、スパイシーな香草バターソースが美味で
時間はかかったけれど、完食!( ̄▽ ̄)。

デザートはこちら。
04_fromagebranc.jpg
ちゃんとした名前は忘れてしまったけど
フロマージュブラン、柿のピューレ添え…的な感じ。

上に載っかっているオレンジ色の物体は柿のスライス。
凍らしてあってシャクシャクした歯触り。
メインの白くて四角い部分…チーズケーキだと思ってフォークを刺したら
こっちも凍ってる…(・o・)。
これが本当に正しい状態なのだろうか…(^^;、と思いつつ
シャーベット状のシャリシャリ感が、脂っこいローストチキンの後には
さっぱりしてて良いかも〜と、あっと言う間に完食。


うわーーーー、もう破裂しそうなほどにお腹いっぱい。
こりゃ、ちょっと腹ごなししてから帰ろうと
横浜美術館で開催中の『石内都 肌理と写真』をぶらぶら鑑賞。
05_hamabi.jpg


撮影可能な展示室。
iPhoneのパノラマモードで撮影したので歪んでるけど(^^;ゞ。
06_hamabi.jpg
まったく行く予定に入れていなかった展覧会だけど
思っていた以上に良かった。

コレクション展もアタシの好きなシュルレアリスム特集で
これまた何も考えずに眺めて楽しんだ。

ここでこのまま帰れば良いものを、なんかノド乾いてきた…(・_・)と、
美術館内のCafe小倉山へふらふらと…。
さっぱりと紅茶かハーブティーあたり…と思っていたはずなのに
どういうわけか、期間限定メニューの「黒ごまラテ」。
07_gomalatte.jpg
やさしい甘さで美味しかった(* ̄▽ ̄*)。

アタシはこのCafe小倉山のカウンター席から
ぼんやり外を眺めるのが大好きで…。
08_ogurayama.jpg

お腹も心も大満足で帰宅した。

(ローストチキンのボリュームが凄すぎて、この日の夕飯は抜いたとさ。…オシマイ)。
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りく

梅屋さん、人間ドックお疲れ様でした。
胃カメラ飲んだんですね。
私は若い頃、風邪で耳鼻科で鼻からカメラを
入れられて凄い苦しい思いをした事があり、
恐怖でいまだに胃カメラは飲んだ事はありません。
バリウムは全然平気なんですが。

ご褒美の食事(ローストチキンが…)が凄い豪華
cafe大倉山素敵ですね行ってみたいです。

by りく (2018-01-18 15:35) 

梅屋千年堂

>りくさん
経鼻内視鏡…もうちょっとラクなものだと甘くみてました(-_-;。
こうなると来年はまたバリウムにするか、それともやっぱり内視鏡にするか
非常に悩むところであります…。1年おきにしようかな(^o^;。

ローストチキン…凄かったです。
ハーフサイズとは、
つまり「鶏1羽分のハーフ」という意味だったようです(‥;)。
《自分にご褒美》の筈が
終盤は若干《苦行》になっていたことはナイショです。
完食した自分を褒めてあげたい…(笑)。
(でもデザートは別腹…人体の不思議)。

by 梅屋千年堂 (2018-01-18 20:10) 

ポチヒコ

梅屋さん

早速の人間ドックネタ。

>♪チャラリ〜〜〜…鼻からぎゅーにゅーーーー…
それも嘉門さんとは。w(@o@)w
(それがわかる私も同じか。エヘっ)
胃カメラは私自身一切NGです。
いくら鼻腔でも無理です。(キッパリ宣言)
基本嘔吐反射がきついんで歯医者さんも苦手です。

>ローストチキンのサイズは「ハーフ」
行っちゃいましたか?
見た目もかなりボリューミーですね。
夕食も抜く位ですからかなりの物だったんですよね。
まぁ、それを食した梅屋さんは親御さんの教育が良かったのでしょうか?
私はいただいた物は完食しないとってよく言われてましたから。

>でもデザートは別腹…
いや~。その言葉は禁句ですよ。
本当に満腹でも胃袋に隙間ができるんですってね。
正に神秘の世界ですよ。
そんなかんなで身体についちゃうんですよねぇ~。(^o^)?
(困ったものです)

私は人間ドックの後はなるべく控えつつにしています。


by ポチヒコ (2018-01-20 20:50) 

にゃんこ

お疲れ様でした。
胃カメラは喉からのは辛いですね。胃ポリープ持ちですが、検査はサボり気味です。
鼻からできる機材のあるクリニックで細い管カメラ使用したけど予め鼻腔を拡げるのを入れた時点で無理だと判断し、結局、鼻からしました。それ以後、検査は行けていません。と、いうかこのブログ拝見して思い出しました。

検査後、喉の麻酔が効いている間は誤嚥の危険があるため食事できなかったと記憶しています。
by にゃんこ (2018-01-21 13:11) 

梅屋千年堂

>ポチヒコさん
周りにいる人間(職場の上司など)から
「最近の胃カメラはラクだよ〜」と聞かされていたので
すっかり油断していました(-_-;。
(幸ちゃんも以前ラジオで大したことないようなこと言ってたし…)。

でも涙目になりながら観ていた自分の体内のライブ映像は
実に興味深く、ポリープもどんなのか見せてもらいましたし
これはこれでX線よりもいろんなことがわかるだろうし
やっぱり意義深い検査だな、とは思いました。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」じゃないですけど
今は既に「来年も頑張って飲むか、胃カメラ」という気になってます(^o^;。

>>親御さんの教育が良かったのでしょうか?
そのように親から教育された記憶はなく
むしろアタシが無理して完食しようとしていると母などは
「無理しないで残せばいいじゃない(どうせ後で気持ち悪いとか言うんだから)」
と言ってくるくらいです(^^;。
「基本、出された物は残さず食べる」は、
どうやらいつの間にか勝手に自分の中に染みついたポリシーのようです。




>にゃんこさん
やっぱり胃カメラはつらいですよね〜。
(自分だけじゃないとわかって安心しているアタシ^^;ゞ)。
でも来年も、検査後にもらえる1000円のお食事券のために頑張ります(笑)。

>>麻酔
検査後しばらくは鼻から喉のかけての感覚がなく、
鼻水が垂れているのかどうかもわからない状態になってしまったので
あぁマスク持ってきてヨカッタ…と思いました。

>>誤嚥の危険
ですよね(^^;。
なのに検査後にこんなにドカ食いした自分、
かなりチャレンジャー(あるいはアホ)だったなって♪今さら気づいた〜でした。

by 梅屋千年堂 (2018-01-22 02:13) 

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