ART OF BVLGARI [EXHIBITION]
目が眩むほどまばゆい展覧会。
東京国立博物館で開催中の
『ART OF BVLGARI 130年にわたるイタリアの美の至宝』。
10月8日に観に行ってきた。
トーハクと言っても、お馴染みの平成館ではなく今回は表慶館。
平成館の手前・左側にあるドーム型の屋根を持つ建築物。
トーハクには何度も来ているけれど、表慶館に入るのは実は初めて。
設計は片山東熊。
ファサードには展覧会の大きな看板が掲げられ
なんだかちょっと日本じゃないみたいな雰囲気が漂っている。
ブルガリは、言わずと知れたイタリアのハイジュエリーブランド。
その創成期から今日に至るまでの豪華絢爛な作品約250点を観ることが出来る
気分だけはちょっとリッチかつセレブになれる(笑)展覧会。
もう、なんと表現したらよいのやら…
四方八方をキラキラした宝石で囲まれて、目が眩む。
展示の仕方、照明の当て方が巧みで、
観る角度を変えるたびにキラキラッ…キラキラッと光り輝くので
展示ケースの前を無駄に行ったり来たり…(^^;。
宝石のことはよくわからないが、観ているだけど溜息が出てしまう。
とても本物とは思えないような大きな石を使っていたり
色とりどりの宝石を複数使っていたりしても、下卑た感じにならないのがスゴイ。
どれもこれも美しいのだけれども、
特に印象に残ったのは、デイジーの形のブローチや蛇を象ったセルペンティ、
大きなエメラルドをいくつも使ったネックレスなどが印象的だった。
一番「うわーっ」と思ったのは
展覧会のポスターやチラシにもなっている
エリザベス・テイラーが夫リチャード・バートンから誕生祝いに贈られた
巨大なサファイアを使ったソートワール(ネックレス)。
ペンダントトップの部分は直径7cmくらいはあっただろうか。
そう書けば、如何に中央のサファイアがデカいのかが想像できると思う。
その中央のサファイアは、写真で観るよりも透明感があって
色味もグラデーションがかって見える。
…観るからに、重そうなネックレス(^^;。
5分もつけていたら肩が凝ってしまいそうだ。
どれもこれも素敵なのだけど、中には「なんだこれ(^^;」な作品も。
それは「ブッダ」という名前のソートワール。
(画像はここで観ることが出来る)。
「ど、どこがブッダやねん!」とツッコミを入れたくなるほどいい加減なブッダ(笑)。
その顔をよ〜く観てみると、それはもはやブッダというよりもウルトラマン(^o^;。
あ、でも元々ウルトラマンのルックスは仏像をモデルにしているというから
強ちまったくデタラメではないのか???(いや、あれは相当デタラメだろう)。
なかなかに見応えがあり、目の保養になる展覧会だったが
展示会場となっている表慶館がこれまたとても素敵な建物で!。
建物の両脇、左右のドーム屋根の下は1階と2階を繋ぐ階段になっているのだけど
この階段が丸階段になっていて、「お屋敷」という風情。
そのドーム型の天井や壁には、プロジェクションマッピングで
様々な映像が映し出されて、非常に凝った演出。
ブルガリのプライドと挑戦が感じられる、とにかく素敵な展覧会だった。
図録の製作が間に合っておらず予約販売になっていたし
ポストカードなどもあるわけもないので、チラシの裏の写真(笑)。
それにしても、庶民がこういう展覧会を観ると
「ここに展示されている宝飾品の総額は一体…?( ̄□ ̄lll)」などと
ついつい野暮なことを考えてしまうのだった…(^^;ゞ。
外に出たら、すっかり秋の夕暮れ。
ブルガリの腕時計、欲しいなぁ…(無理!)。
東京国立博物館で開催中の
『ART OF BVLGARI 130年にわたるイタリアの美の至宝』。
10月8日に観に行ってきた。
トーハクと言っても、お馴染みの平成館ではなく今回は表慶館。
平成館の手前・左側にあるドーム型の屋根を持つ建築物。
トーハクには何度も来ているけれど、表慶館に入るのは実は初めて。
設計は片山東熊。
ファサードには展覧会の大きな看板が掲げられ
なんだかちょっと日本じゃないみたいな雰囲気が漂っている。
ブルガリは、言わずと知れたイタリアのハイジュエリーブランド。
その創成期から今日に至るまでの豪華絢爛な作品約250点を観ることが出来る
気分だけはちょっとリッチかつセレブになれる(笑)展覧会。
もう、なんと表現したらよいのやら…
四方八方をキラキラした宝石で囲まれて、目が眩む。
展示の仕方、照明の当て方が巧みで、
観る角度を変えるたびにキラキラッ…キラキラッと光り輝くので
展示ケースの前を無駄に行ったり来たり…(^^;。
宝石のことはよくわからないが、観ているだけど溜息が出てしまう。
とても本物とは思えないような大きな石を使っていたり
色とりどりの宝石を複数使っていたりしても、下卑た感じにならないのがスゴイ。
どれもこれも美しいのだけれども、
特に印象に残ったのは、デイジーの形のブローチや蛇を象ったセルペンティ、
大きなエメラルドをいくつも使ったネックレスなどが印象的だった。
一番「うわーっ」と思ったのは
展覧会のポスターやチラシにもなっている
エリザベス・テイラーが夫リチャード・バートンから誕生祝いに贈られた
巨大なサファイアを使ったソートワール(ネックレス)。
ペンダントトップの部分は直径7cmくらいはあっただろうか。
そう書けば、如何に中央のサファイアがデカいのかが想像できると思う。
その中央のサファイアは、写真で観るよりも透明感があって
色味もグラデーションがかって見える。
…観るからに、重そうなネックレス(^^;。
5分もつけていたら肩が凝ってしまいそうだ。
どれもこれも素敵なのだけど、中には「なんだこれ(^^;」な作品も。
それは「ブッダ」という名前のソートワール。
(画像はここで観ることが出来る)。
「ど、どこがブッダやねん!」とツッコミを入れたくなるほどいい加減なブッダ(笑)。
その顔をよ〜く観てみると、それはもはやブッダというよりもウルトラマン(^o^;。
あ、でも元々ウルトラマンのルックスは仏像をモデルにしているというから
強ちまったくデタラメではないのか???(いや、あれは相当デタラメだろう)。
なかなかに見応えがあり、目の保養になる展覧会だったが
展示会場となっている表慶館がこれまたとても素敵な建物で!。
建物の両脇、左右のドーム屋根の下は1階と2階を繋ぐ階段になっているのだけど
この階段が丸階段になっていて、「お屋敷」という風情。
そのドーム型の天井や壁には、プロジェクションマッピングで
様々な映像が映し出されて、非常に凝った演出。
ブルガリのプライドと挑戦が感じられる、とにかく素敵な展覧会だった。
図録の製作が間に合っておらず予約販売になっていたし
ポストカードなどもあるわけもないので、チラシの裏の写真(笑)。
それにしても、庶民がこういう展覧会を観ると
「ここに展示されている宝飾品の総額は一体…?( ̄□ ̄lll)」などと
ついつい野暮なことを考えてしまうのだった…(^^;ゞ。
外に出たら、すっかり秋の夕暮れ。
ブルガリの腕時計、欲しいなぁ…(無理!)。
2015-10-13 23:09
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こんばんは。
ヒカリモノの画像に惹かれて参りました。見るのは大好きです、特に博物館なら勧められる心配は皆無なので(^^;)
よ~くわかります、目もくらむばかりの宝石にためいきをつき、ついでに下世話なことも頭をちらとよぎる不思議な時間....以前開催された「ダイヤモンド展」や「パール展」(こちらは科博でしたが)、行きましたので思い出しました。
指先ほどもあるダイヤモンドをつなげたネックレスとか(娘の結婚祝いに作らせたとかで、ひっくり返りそうになりました)、これを着けたら服の生地が重みで下がってシルエット崩れるんじゃないかと言うくらい大きなブローチとかがずらりと展示されていました。
「個人蔵」もたくさんあって、「ヨーロッパの王侯貴族の家系かな、いやアラブの王族?」なんて考えながら見て回りました。警備員の数が半端なかったです、とくにダイヤモンド展では。
図録、予約なさいましたか?
11月末まで開催されているんですね、行きたいな、行けちゃうな、たぶん行きます!いいことを教えていただきました、ありがとうございます!
by マベパール (2015-10-14 17:53)
>マベパールさん
マベパールさんも「ヒカリモノ」お好きですか。
って、ハンドル名が「マベパール」さんですものね。
まったくもって、庶民は
「これっていったいお値段いくら?」とか
「夜間のセキュリティは大丈夫なのか?」とか
「これ、重くて絶対に付けて1時間で肩凝りになるな」などと
小さいことばかり考えてしまう展覧会ですが
いやーもうホントに素敵。
会場内には、ハリウッドのセレブが展示品の宝飾品を身に付けている
写真も展示されていたりするのですが
さすがにみなさんとてもよくお似合いで…(* ̄▽ ̄*)。
はは〜、こんな風に着こなすのか〜と勉強になりました。
…って、絶対に自分がこの手のものを身に付けることなんて
一生に一度だってありゃしませんけど(笑)。
図録は高かったので買いませんでした(^o^;。
しかし、やはりあの輝きと煌めきは写真ではとても表現できないでしょうね。
素敵な展覧会です。機会があったら是非お出掛け下さいませ〜。
by 梅屋千年堂 (2015-10-14 21:40)
梅屋さん、いつもステキなレポありがとうございます。
表慶館、良いなぁ。去年、エルメス展もこちらで開かれましたっけ?
近くで見られる素晴らしい宝飾品の数々。
傷のない大きなサファイアなんて滅多にないので、ぜひ観てみたいです!
どれを見ても、感嘆のため息ばかり出そうだし、あとライブみたいに目がチカチカしそうですけどね。
が、しかし…これからの土日はめずらしく予定で埋まり、上京出来るのは11月、しかも前の週の試合で負けたら(ー ー;)なんてコトになってしまいました。
琳派も、他の展示会も観てみたい!
でも、ライブ&アルバムのため、お金もためなきゃいけないし。
芸術の秋、悩むところです。
by こたろう (2015-10-17 07:39)
>こたろうさん
本当にライブ並みに目がチカチカします(笑)。
展示されているジュエリーは眩いばかりに輝いているのに
館内はかなり照明を暗くしてあるので、
展示品を観た後に、移動しようと通路の方を向くと
目が暗闇に慣れていないので、足元が結構あぶないブルガリ展です(笑)。
しかも展示室と展示室の間に微妙なスロープの段差があり、
何度もコケそうになりました(^o^;。
京都の琳派展、来週行く予定です。
本当は前期と後期で展示が変わるので2回行こうと思っていたのですが…
パソコン買ったり、アルバムも出るしで1回で我慢することにしました。
表慶館、そうでした、去年エルメス展をやっていたのもここでした。
(観に行ってはいませんが…)。
エルメスと言えば…Apple Watch、さすがにカッコイイですよね〜。
「欲しい!」と思いましたが、値段見て即「無理!」に変わりました。
庶民はツライ…(笑)。
by 梅屋千年堂 (2015-10-18 00:04)