地味なマイブーム(其の一) [READING]
これといったネタがないので、
ここ2〜3ヶ月の間ちょっとだけハマっている、とっても地味なマイブームの話。
(おそらく他人様にとっては面白くもなんともないと思われる…^^;)。
ここ数年「琳派はいいなぁ」なんて言いながら
近場で琳派関係の展覧会があると、できる限り足を運んでいるわけなのだけど
その展示作品の中には花鳥風月が描かれた掛け軸や屏風・色紙などに
和歌や物語文が添えられたものが少なくない。
例えば…
こーゆーのとか
(上:蓮下絵百人一首和歌巻断簡)
(下:鹿下絵古今集和歌巻断簡)
こーゆーのとか
(左:柳下絵古今集和歌色紙)
(右:蔦下絵新古今集和歌色紙)
こーゆーの。
(左:柳に波下絵和歌色紙「ほととぎす」)
(右:萩下絵和歌色紙「ゆめ通ふ」)
いずれも俵屋宗達・下絵、本阿弥光悦・書という
アタシの大好きな宗達×光悦コラボもの。
もちろんそこに描かれている歌や物語がたとえ読めなくても
作品の美しさは十分伝わってくるのだけど
ここに書かれている和歌を解することができたら
もっと楽しくなるんじゃないかなーと考えて
まぁちょっと軽い気持ちで勉強してみようじゃないかと
まずはこんな本を買ってみた。
基本中の基本、変体仮名のくずし字を、
とにかく書いて覚える「くずし字ドリル」的な本。
まずはこれを見ながら、ひたすら書いて書いて書きまくり
《いろは48文字》の変体仮名とそのくずし字の何パターンかを叩き込んだ。
実はここまでは5月中に物凄い勢いで勉強したのだけど
ここから先はかなりののんびりペースで、こんなのに挑戦。
「一週間で読める〜」つったって、実際はそんなわきゃ〜ない(^o^;。
ないんだけど、徐々にステップアップしていく内容は
まるで少しずつ難解な暗号解読にチャレンジしているような感じだし
課題として取り上げられている和歌の解説などもちゃんと載っていて面白い。
だけども、まだまだだなぁ〜という感じ。
最初から最後まで自分一人の力で完璧に読むことが出来た!というのはほんの僅か(-_-;。
ものすごく単純化されたくずし字同士が続き字になっていると
やっぱりなかなか解読できないし、
現代で使われているのとは大きく崩された漢字が出てくると、もうアウト。
じゃぁ漢字を解読するにはどーすればいいんだ?!と、今度はこんな本を買ってみた。
こちらはまだちゃんと読んでみてないのだけど
パラパラと見てみたところ、クイズ形式+解説みたいな構成になっていて
イヤにならずに読み進められそう(^^;ゞ。
で、次に進もうと思っているステップがこれ。
宗達×光悦は「古今和歌集」や「新古今和歌集」がよく取り上げられるし
「伊勢物語」は一連の琳派作品の題材になることも多いので
このあたりを押さえておけば、今後琳派関係の展覧会に行った時に
ちったぁ読めるようになるんではないかと(甘いか…^o^;)。
というわけで、これが「地味なマイブーム(其の一)」。
其の二については、いつになるかわからないけど、またいずれ。
(と書きながら、記事にしないうちに飽きたりして…^^;ゞ)。
ここ2〜3ヶ月の間ちょっとだけハマっている、とっても地味なマイブームの話。
(おそらく他人様にとっては面白くもなんともないと思われる…^^;)。
ここ数年「琳派はいいなぁ」なんて言いながら
近場で琳派関係の展覧会があると、できる限り足を運んでいるわけなのだけど
その展示作品の中には花鳥風月が描かれた掛け軸や屏風・色紙などに
和歌や物語文が添えられたものが少なくない。
例えば…
こーゆーのとか
(上:蓮下絵百人一首和歌巻断簡)
(下:鹿下絵古今集和歌巻断簡)
こーゆーのとか
(左:柳下絵古今集和歌色紙)
(右:蔦下絵新古今集和歌色紙)
こーゆーの。
(左:柳に波下絵和歌色紙「ほととぎす」)
(右:萩下絵和歌色紙「ゆめ通ふ」)
いずれも俵屋宗達・下絵、本阿弥光悦・書という
アタシの大好きな宗達×光悦コラボもの。
もちろんそこに描かれている歌や物語がたとえ読めなくても
作品の美しさは十分伝わってくるのだけど
ここに書かれている和歌を解することができたら
もっと楽しくなるんじゃないかなーと考えて
まぁちょっと軽い気持ちで勉強してみようじゃないかと
まずはこんな本を買ってみた。
基本中の基本、変体仮名のくずし字を、
とにかく書いて覚える「くずし字ドリル」的な本。
まずはこれを見ながら、ひたすら書いて書いて書きまくり
《いろは48文字》の変体仮名とそのくずし字の何パターンかを叩き込んだ。
実はここまでは5月中に物凄い勢いで勉強したのだけど
ここから先はかなりののんびりペースで、こんなのに挑戦。
「一週間で読める〜」つったって、実際はそんなわきゃ〜ない(^o^;。
ないんだけど、徐々にステップアップしていく内容は
まるで少しずつ難解な暗号解読にチャレンジしているような感じだし
課題として取り上げられている和歌の解説などもちゃんと載っていて面白い。
だけども、まだまだだなぁ〜という感じ。
最初から最後まで自分一人の力で完璧に読むことが出来た!というのはほんの僅か(-_-;。
ものすごく単純化されたくずし字同士が続き字になっていると
やっぱりなかなか解読できないし、
現代で使われているのとは大きく崩された漢字が出てくると、もうアウト。
じゃぁ漢字を解読するにはどーすればいいんだ?!と、今度はこんな本を買ってみた。
こちらはまだちゃんと読んでみてないのだけど
パラパラと見てみたところ、クイズ形式+解説みたいな構成になっていて
イヤにならずに読み進められそう(^^;ゞ。
で、次に進もうと思っているステップがこれ。
宗達×光悦は「古今和歌集」や「新古今和歌集」がよく取り上げられるし
「伊勢物語」は一連の琳派作品の題材になることも多いので
このあたりを押さえておけば、今後琳派関係の展覧会に行った時に
ちったぁ読めるようになるんではないかと(甘いか…^o^;)。
というわけで、これが「地味なマイブーム(其の一)」。
其の二については、いつになるかわからないけど、またいずれ。
(と書きながら、記事にしないうちに飽きたりして…^^;ゞ)。
2015-07-21 23:39
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こんばんは。
素敵ですよね。
絵画は全然わかりませんが、書は大好きです。
私も恥ずかしながら、かな文字が大好きで習っていますが、書けない 読めないで挫折して辞めようと思ったら、
先生からこの文字が変化してこの文字になっていると丁寧に教えてもらい何とか今も続けています。
もう少しで夏のイベント楽しみです。
by りく (2015-07-22 22:21)
>りくさん
まさかこの記事にコメントをしてくださる方がいようとは!(^^;ゞ。
アタシも小学2年生から大学卒業まで書道を習っていて
最後の方はこういった変体仮名もやってたのですが
その頃も自分で何を書いているのかよくわからないでやってました(^^;。
文脈で推測しようにも、言葉遣いが現代とは異なるのでなかなか手強いです。
(おかしいなぁ、高校時代、古文得意だったはずなのになぁ???^o^;)。
とにかく、美術館などで、こうしたくずし字を
すらすら読めるようになるのが目標です(いつになることやら…)。
by 梅屋千年堂 (2015-07-23 00:18)