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本日 小田日和@横浜アリーナ [K.Oda]

Kazumasa Oda Tour 2014-2015 『本日 小田日和』
横浜アリーナ・ツアーファイナルの巻。

去年の6月に和歌山から始まって、当初は10月に終わる予定だったが
ちょうどその頃に2015年の年明けからの追加公演が発表になり、
2015年の1月末から広島・東京・福井・名古屋・鹿児島・大阪と回って
ついにツアーファイナルの横浜アリーナ2days。その二日目。

チケットを取ってくれた友人と地元の駅で待ち合わせ
18時ちょっと前に横浜アリーナに到着。
既に開場していて、アリーナの玄関前は人でごったがえしている。

ツアーファイナルなので、リピーターも多いのではないかと思われるが
グッズ売り場の前には結構な列が出来ていた。
友人もアタシも買い物の予定はないので、
ロビーの飲食コーナーで、お互い買っておいたパンやおにぎりで腹拵え。

本日の座席:センター席4ブロック30番台。
メインステージに向かって右側、2列目。
小田さんがメインステージにいてくれる時にはかなり近い。

座席には各種チラシとともに、白いライトスティックが
ビニール袋に入れられて置いてある。
「ご来場の皆様へお願い」と書かれた紙に
このライトスティックをいつ、どのようにして使用するのかが書いてある。
ほほぉ〜、これは今流行の、演者側のコントロールで
いろいろと色が変わるタイプのライトスティックだな?。
何の曲で使われるのかは書いていないが
本編が終わったら電源を入れるように書かれている。
…アンコールになったらすぐに取り出せるような場所に置いておかねば!。

場内に流れているBGMはビートルズのナンバー。
18時25分くらいになって、オンステージシートに当選した人達が
ステージの上に上がってきた。
みんな嬉しそうで顔に「ワタシ、ワクワクしてます」と書いてあるようだ(笑)。

開演予定時間の18時30分ジャストには始まらず、
客電が消えて、スクリーンに小田さんのアップが映し出されたのは
多分18時35分くらいだったんじゃないかと思う。

スタジオで首にマフラーを巻いた小田さん、満面の笑み。
「『本日 小田日和』ということで、全国回ってまいりました」的なトークから始まり
続いて去年のツアー先での御当地紀行のオープニングと思われる
「◯◯にぃやってまいりました!」「◯◯です!」「何年ぶりの◯◯です!」
という映像が、矢継ぎ早に繰り返される。

その後、自転車を走らせたりランニングをする小田さんと
街の風景のアニメーションの合成映像。
小田さんが音符を投げると、モノクロだった桜の花がピンク色に染まる。
最後は小田さんが気球に乗って空に飛び立つ。

そんな映像がスクリーンに映し出されている間に
バンドのメンバーおよび、小田さんがステージにスタンバイ。
小田さんはセンターステージへ。
オープニングの映像が終わると、ステージが明るくなって、小田さんが歌い始める。
いつものように白いTシャツの上に、白いシャツを羽織っている。
シャツの背中には「mata-ne」とプリントされている。

1曲目は“そんなことより幸せになろう”
聞いたところによると、セットリストは去年のツアーと殆ど変わっていないらしい。
そんなわけで、2曲目は“キラキラ”
ハンドマイクに持ち替えた小田さん。
センター席に張り巡らされた花道に飛びだしていく。
が、意外にも客席にマイクを向けることが殆どない。
てことは…もしかして今日の公演がDVDになるとか…
そんなことを勝手に期待してみたりなんかして。

ここで最初のMCだっただろうか?(違ったかも知れないけど)。
「去年の6月に和歌山から始まって、全国あちこち回ってきた。
 多くの人達に励まされて、ようやくここ横浜に辿り着いた」と。
始まる前にステージ上で、スタッフ・メンバー全員で記念写真も撮ったそうだ。
そして
「横浜以外から来ている人もたくさんいると思いますが
 今日はその最終日ということで、今日のコンサートに来ている人と一緒に…
 いや違うな…、共に…、いや…、それも含めて、
 全国のみなさんに感謝したいと思います」
と挨拶。
で、ストリングスのみなさん、バンドのみなさんの順にメンバー紹介をして
“やさしい雨”。ヤッタァヽ(^。^)丿。

再び花道に出て行く小田さん。
終盤のサビのリフレインの部分で、各サブステージの照明のトラスの上から
キラキラした小さな紙片がヒラヒラと舞い降りてくる。
あー、この演出!!!(ノ_<。)。思わずウルッときてしまう。
後の掃除が大変だろうけど、すごく綺麗なので大好きなのだ。

とても綺麗なのだが、相当な量の紙片を振らせているらしく
その真下で歌う小田さんは、背中を丸めてちょっとだけ歌いづらそうではあった(^^;。

小田さんがキラキラの紙吹雪に囲まれている頃
ステージではストリングスチームの3人が立ち上がってノリノリで演奏。
この場面も大好きなので、見逃さないように
小田さんを追いつつ、時々メインステージに目をやったりで忙しい。

4曲目は“グッバイ”
「あ、座りますか」とオーディエンスに着席を促す小田さん。
そして、寒い間はしばらくやっていなかったけど
またこの歌が合う季節になってきたからということで“Re”

“やさしい風が吹いたら”を歌い、再びMC。
いつもステージに立つ前に、ギターの稲葉さんと一緒に
《お稽古》と称して、楽屋でギターを弾いたりするのだそうで、
これは縁起物というか毎回のルーティンなのだとか。
そこで、今まで間違って憶えていたところなどを確認してきたそうなのだが
「それも今日で最後かと思うと…」と、感慨深げな様子。

更に、“吉原裏同心”という時代劇の主題歌…という曲紹介から“二人”
この歌を歌ったのは、確かステージに向かって左側のサブステージだったかな。
アタシの席からだと、小田さんは遠くで背を向けているので、
ステージ後方のスクリーンに映し出された
美しい映像と、歌に合わせてふわっと表示される歌詞を眺めていた。

再びMC。今度はステージに向かって右側のサブステージ。
首からウクレレを下げている。ということは次はあの曲である。

「最近は、昔自分が好きだったような歌を作りたいと思うようになりました。
 …ここでVTRをご覧下さい」
と、小田さんが言うと、メインステージ後方のスクリーンに
過去に明治村を訪れたときの映像が次々と映し出される。

「何度か名鉄に乗って明治村に通った…いや通ったわけじゃなくて
 言ったんですが、あれはなんていうんですか?犬山線?。
 その沿線の家がなんだかみんな幸せそうだなと思いまして
 これはきっと名鉄の仕業だな?と思ったりしました」

その名鉄から、曲を書いて欲しいと頼まれたので
これも縁だから、と快く引き受けて出来たのが“この街”
この曲、個人的にはアルバム『小田日和』の中で一番好きかも。
ウクレレが長閑な雰囲気を醸し出しているけれど
1番、2番とも、アタシはサビの歌詞が本当に大好きなのだ。

“この街”が終わると、小田さんはセンターステージへ。
いつの間にかピアノがせり上がってきている。
そこで歌うのは“東京の空”
横浜アリーナの2階スタンドと天井の間の帯状の部分に
青空と雲が映し出される。
曲の終盤にはステージ後方のスクリーンに、横浜の空。

小田さんがギターに持ち替えると、曲は“確かなこと”
続けて“明日”
ステージ上のバンドのメンバーが、オーディエンスに手拍子を促すが
アタシはどぉ〜もこの微妙なテンポ…というかゆっくり過ぎる手拍子が苦手。

まぁそんなことはどうでもいいとして(笑)
前半最後の曲は「あの3.11から1年くらい経ってから作った」という曲紹介から
“その日がくるまで”



この曲が終わると場内が暗くなり、
ステージ後方のスクリーンで《ご当地紀行》の上映開始。
その間に、小田さんやバンドのメンバー達はそーっとステージを降りていく。

今回の《ご当地紀行》はツアーファイナルに相応しく、これまでダイジェスト版。
印象に残っている場面を羅列すると…
・デパートの出入り口で外に出られなくて困っていたおばあさんを見つけ
 「おばあさんが出られなくなって困っています」と言いながら
 一旦は通り過ぎようとするも、ちょっと戻ってきて
 外から自動ドアを開けてあげた親切な小田さん。
・徳川家康の手形に自分の手を合わせて「家康公、俺と同じじゃん」。
・福岡の(大濠公園?の)池で、あめんぼボートに乗っていたら
 記念撮影をしていた新郎新婦に「一緒に写真に写ってください」と頼まれるも
 「どーやって一緒に写れっていうんだ?!」。
・オフコースの頃、ヤスさんと「神戸のルナ・ホールというところで
 コンサートをやろうということになったのだけれども
 あまりにもチケットが売れなくて、キャンセルになってしまったことがあった。
 そのルナ・ホールがどんなところなのか一度観てみたかった、と
 ルナ・ホールを訪れた小田さん(外観だけで気が済んだ模様)。
・どこぞの温泉地で「混浴です…。混浴ですが、足湯なので大丈夫です」
 ということで、足湯に浸かる。熱い湯が出てくるところに手をかざして
 「あっちぃ!!!」と慌てる小田さん。
・札幌の大通公園の屋台で焼きトウモロコシを買うも
 熱々過ぎて「あっちぃ!」となかなか食べることが出来ない小田さん。
 「鳩にやろう」と、とうもろこしの実をちぎって鳩に与える。
 「お、食ってる食ってる…。今日はおまえ、収穫だろ。何の苦労もしないで。なぁ」
 と、鳩に話しかける小田さん。
・宮島の鹿2頭と一緒に写真を撮ろうとするも、
 思った方向に向いてくれない鹿達に向かって「諸君!あっちだ!」と
 鹿を「諸君」と呼ぶする小田さん。
・金刀比羅宮の階段を上がりながら「最後の琴平さんになるんでしょうか…」
 とハァハァしながらも、奥社に辿り着いた小田さん。
・誰も居ないからって、電車の吊革で「吊り輪ごっこ」をする67歳。
・鹿児島で「入らないでください」と書いてある柵を乗り越えて
 記念撮影をする67歳。
・道すがら、期せずして見つけたコスモス畑の中で
 「素晴らしい場所を見つけました。印象派の絵のようです」と嬉しそうな小田さん。
・三渓園でかき氷を頬ばり「たまんね」。
・大阪の箕面大滝を観に行き、雷を伴う大雨に降られて「オソロシイ!」。
・工事が終わった聖光学院の校庭を眺めながら
 「こんなにきれいなグラウンドで練習が出来るなんて羨ましい限りです」。

その他、地元の方達や(小田さんにあまり感心のなさそうな)子供たちとの
ふれあいの場面などを映したあと、今日の横浜に戻ってきた小田さん。
「いかがだったでしょうか、御当地紀行ダイジェスト。
 たいへんなこともありましたが、思い出すのは楽しいことばかりです。
 コンサートはいよいよ後半戦です。
 それでは、この後も、楽しく、盛り上がっていきましょう!」



すっかり《ご当地紀行》に引き込まれてしまって
小田さんがいつのまにかセンターステージにスタンバイしていることに
ちっとも気が付かなかった(・o・)。

そんなわけで後半戦。まずは“愛になる”
その後は、小田さんメインステージに戻ってきて“the flag”
曲の後半で、カメラが客席にいるおじさま方の姿をとらえて
ステージのスクリーンに大映しになる。
あっ!自分が映ってる!と手を振る人、気が付かない(フリをしている?)人、
割と無表情な人…そんな人々に混ざって、PA等のスタッフの姿が映し出されて、
スタッフにもスポットを当てているところが嬉しかった。

そして…あのピアノのイントロ。
“風と君を待つだけ”
うぅ…やっぱり今日もイントロだけで秒殺されてしまった(ノ_<。)。
なんでこの曲のイントロは、こんなにも泣かせるんだろう。
もうイントロだけで、目の中に涙がいっぱいになってしまった。

“愛を止めないで”では
フェンダーのテレキャスターを抱えた小田さん。
小田さんて、テレキャスター以外のエレキギターは持たないのだろうか。
とはいえ、見慣れていないせいか、もし小田さんがレスポールや
ストラトキャスターを抱えても、物凄く違和感を感じそうな気もするけれど(^o^;。

曲の終盤、そのテレキャスターで、稲葉さんと向かい合って
イントロのフレーズを奏でていた姿が(後ろ姿だったけど)新鮮だった。
ソロパートを弾く小田さんって、あんまり観たことがないから。

ここから場内のボルテージはどんどん上昇。
小田さん、再びハンドマイクで花道に飛び出し“YES-NO”
ここでもやはり殆ど客席のオーディエンスにマイクを向けることはしない。
ホントにDVDになるといいんだけどなぁ。
この曲では、ギターの稲葉さんやベースの有賀さんもセンター席の花道へ。

曲の終盤、センターステージの上方に目をやると
人知れずスルスルと下がってくるミラーボール。
あっ!そうだ!次はあの曲だ。どこだ?!稲葉さんはどこだ?!。
イントロの、あの♪チャカチャーン!を見逃してはならない!。

稲葉さん発見!。
一瞬のブレイクのあと…

♪チャカチャーン!

ヤッタヽ(^。^)丿。「♪チャカチャーン!」観られた。
曲はもちろん“ラブ・ストーリーは突然に”
花道を降りて、アリーナスタンド席の通路に突っ込んでいく小田さん。
そのままアリーナスタンドの通路を横断して、ぐるっと半周。
サービス精神旺盛だ。
スクリーンに映し出された、小田さんを間近に観ているオーディエンスの顔は
どれもこれも嬉しそう。観てるこっちまで思わず笑顔になる。


曲が終わり、ちょっと息を切らしながら、
センターステージのピアノの前に腰掛ける小田さん。
「次にやる曲の解説をずっとやってきまして、今日もやるんですが
 今日が最後になるのかと思うと感慨深いものがあります」
20年来の友人であるベーシストのネイザン・イーストとのメールのやり取りで
彼から送られてくるメールがいつも「mata-ne」という文字で
締め括られていて、小田さんはそれがとっても気に入っていて
そこからこの曲が生まれたというエピソードを話し、“mata-ne”

そのままピアノに向かったまま、“言葉にできない”
頭の中に、勝手に浮かんでくるひまわり畑の映像。
自分が小田さんのことを大好きだった(今でも大好きだが)
中学生の頃のことが思い出される。
今日、隣で一緒に観てるのもその頃からの友人だ。
最後の♪Woo〜woo〜woo〜wooーーーーー…の声も
その頃を彷彿とさせるほどよく出ていてなんだかとっても感動した。

本編もいよいよ終盤。“彼方”
稲葉さんのレスポールから繰り出される歪んだ音がカッコイイ。
オフコース時代ではない曲からこういう音が聞こえてくるのって
なんだかあんまりないような気がして新鮮な感じがする。

“今日も どこかで”では
オーディエンスも一緒になって歌う。
この歌だったか…記憶が定かではないけれども
オーディエンスの歌声を聴いた小田さんが、
マイクにボコボコという音が入ることも気にせずに
拍手をしていた姿が印象的だった。

そして本編ラストは“やさしい夜”
最後の「君の願いが 明日 かなうように」というフレーズにグッと来た。




さぁ、本編が終わったから開演前に配られたサインライトの電源をONにしなければ!。
そう思っていたら、ステージ上のスクリーンに
「お配りしたサインライトの電源をONにしてください」との指示が。
一体どの曲で、どんなことが起こるんだろうか。ワクワクする。




1回目のアンコール。

まずはいきなりのMC。
オフコースというバンドは、1987年にもう一度みんなで頑張っていこうということで
“as close as possible”、“もっと近くに”という曲を出して
次の年には『Still a long way to go』というアルバムを出したけれども
その翌年には解散してしまった、という話。
それを「なかなか潔かった」と言う小田さん。
そんなオフコースの話をし始めた時に
「僕の大好きだった…大好きな、オフコースというバンドは…」と
言っていたことが、なんだかとっても嬉しかった。

というわけで、“もっと近くに”
そして間髪入れずに“またたく星に願いを”
驚いたことに、この曲でパァーン!とテープが発射。
アルフィーではお馴染みのこの特殊効果だが、小田さんでは初めて観たような気がする。
(なので本当に驚いてしまった^o^;)。
例によって、ステージに注目するためにテープを追いかけることはしなかったが
どうやら色とりどりのテープには
「KAUZMASA ODA TOUR 2014-2015 本日 小田日和」
と印刷されていた模様。

曲の終わりで、小田さんがダーッとこの日一番のダッシュを見せたのは
この曲だったっけ?。


♪君が思うよりきっと〜…と小田さんが歌い始めると
オーディエンスが持っていたサインライトがブルーに点灯。
会場中がブルーのライトで埋め尽くされる。うわ、すっごく綺麗だ。
そうか、この曲で、“YES-YES-YES”で使うのか。
おそらく曲の途中で色が変わるのだろうけど、どんな風になるんだろう?。
しばらくはブルーのままだったけれども
♪YE〜S YE〜S YE〜S…のところで、アリーナ1階スタンドに
赤地に白文字で「YES-YES-YES」の文字が現れて、回転する。
思わず「おぉ〜!」という歓声が上がる。

2コーラス目の♪君の嫌いな東京も〜…ではオレンジに。
その他、ピンクや白に変化する瞬間も。
いやぁー…ドットイメージなんかを観ていても思うけれども
コンサートの演出っていうのはどんどん進化しているのだなぁ。

ステージに戻ってきた小田さんの顔は、間違いなく「感無量」の表情だった。





2回目のアンコール。
アルバム『小田日和』全10曲の中から、9曲歌った。
ここで最後の1曲を、ということで“今のこと”
今日は、この歌の歌詞のすべての言葉が心に染みた。
これはきっと今の小田さんの思いそのままなんじゃないかと(勝手な想像だけど)。

「今日は本当に最後まで明るく楽しく、歌うことができました。
 本当にどうもありがとうございます。
 今日が最終日だという実感が湧かないままここまで来てしまって
 次の追加公演はいつだ?なんて…(笑)
 昔好きだったような曲を書いてみたいなんてことを言いましたけど
 これからもそんな曲を作っていきたいと…、是非とも作って、
 みんなの前で歌いたいと思います。
 だからみんなも体に気を付けて、元気で、また、姿を見せてください」

そんなMCの後に歌い始めたのは“hello hello”
センターステージから、メインステージに向かって
ゆっくりと歩きながら歌い始めた小田さんだったが
「♪ホントに〜」のところだけ立ち止まり、気持ちを込めているようだった。
そんな小田さんの横顔を観ていたら、またまたグッと来てしまった(・_・、)。

この歌が終わると、メンバー全員センターステージに。
待ち構える小田さんとハイタッチをするストリングスチームとバンドのメンバー達。
そんなメンバー達に一言一言、何か言葉を掛けている小田さん。
全員がセンターステージに出てくると、いつものように全方向に向かって礼。

そのままステージを降りるのかと思いきや
メンバーは再びそれぞれの定位置にスタンバイ。
「今日はこの曲を最後に、みんなとはしばしお別れです」
と小田さんが話すと、“my home town”
そうだよね。やっぱりこの曲をやらないと。

今日は栗尾さんと小田さんだけでなく
メンバー全員が揃っての“my home town”。

「♪僕の生まれた街…」
と最後のフレーズを歌って、立ち上がった小田さん。
あー、やっぱり今日もここで終わるのか。
その後の「♪あの頃ここは僕らの〜」のCメロ部分は歌わないのかー。

そんな風に思っていたら、立ち上がってメインステージの方を向いた小田さん、
左手で小さくカウントを取った後、
「♪あの頃ここは僕らの〜…」と歌い始めた(ノ_<。)。
そしてこの後、何度も何度も何度も何度も繰り返される
「どんなに離れてもいつかまたmy home town」というフレーズ。
これを聴いて、小田さんはきっとまたステージに戻ってくる!と勝手に確信。

ここ数年、小田さんのコンサートに行くときは
「これが最後になるかもしれない」という思いで参加しているが(失礼な!^o^;)
3時間弱を一人で歌って、恐るべきこの安定感!。
見えないところで物凄くストイックに努力を重ねているのだろうとは思うけれども、
小田さん、まだまだイケる!。

…そう思った小田日和ファイナル。

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インディゴ

はじめてコメントします。前日の横浜公演に行きました。
なので、最終日のレポ、アップしてくださりありがとうございます。
17日とMCも結構違うみたいで、やはり最後の横浜は2日間観てみたかったです。青春時代を同じ音楽を聴いて過ごした友人と行くのは感慨深いですね。
羨ましいです~

17日は、「もっと近くに」の前のMCでオフコースの話で「バンドは解散するものだ・・サザンは凄いなぁー。ALFEEは別として」って話してまして、ドッと笑いが起きてました。

今回のツアー、3回観ましたが、ブルーレイなどで発売してほしいですね。演出が変化していて、本当に楽しかったですね。

昨夏、15年振りにALFEEのライブに行きました。やっぱり良いですね^^


by インディゴ (2015-03-20 00:29) 

梅屋千年堂

>インディゴさん
初めまして、ようこそいらっしゃいました♪。
17日に参加してらしたのですね。
アタシは仕事だったので、参加しませんでしたが
そうですよね〜出来ることならやっぱり二日間参加したいですよね。

>>「ALFEEは別として」
小田さんたらそんなことを(爆)。
思わずパソコンの前で吹き出してしまいました(^^;ゞ。
アルフィーだって「凄いなぁー」って言ってよ〜と思いますよねぇ。
(どうせ「アイツらおかしい」って言うんでしょうけど笑)。
でもそんな小田さんの毒舌なところもたまらなく好きなアタシです。

前回の「どーもどーもツアー」もDVDやBlu-rayになりましたし
今回もそうなるといいですね。
次に生の小田さんに会えるのはいつでしょうね。
70歳になっても歌い続けていて欲しいですね。

インディゴさんは昨年アルフィーのライブにも来られたのですね。
もしよろしかったら今年も是非!。

by 梅屋千年堂 (2015-03-20 00:52) 

RINRIKUの父

随分とご無沙汰です。(憶えてないかもですが… )
いつもの「力作」堪能しました。ありがとうございます。

いつも覗かせてもらってますが、
久し振りの小田さんの話題に反応しちゃいました。(^^)

3.11の城ホールに参加しましたが、
なんと、幸運にも目の前2mくらいのところで「この街」を
聴くことが出来ました。
ほぼ正面だったので、まるで自分だけに歌ってくれてるような
不思議な感覚になりました。
0.何秒かの差で、マイクを通さない“生の小田さんの歌声”&
“生ウクレレ”も聴けましたよ。
それ以外にも何曲か目の前で歌ってくれたと思うんですが、
ガン見し過ぎて記憶がないのです。(T-T)

この思い出だけで今年一年つらいことがあっても、
乗り切れそうです。\(^o^)/
by RINRIKUの父 (2015-03-20 21:39) 

梅屋千年堂

>RINRIKUの父さん
お久しぶりです!。もちろん憶えていますとも!。
お元気そうで何よりです。

城ホールのライブに参加されていたのですね。
目の前での“この街”、とても羨ましいです〜。
(アタシはスクリーンか後ろ姿だけだったので)。
いいですね〜小田さん独り占め気分(*^^*)。
目の前で「何度も何度でもまた追いかければいい〜」なんて歌われた日にゃ
そりゃもう何があっても頑張れそうな気がします。
お話を伺っているだけで、こちらもハッピーな気持ちになりました。

ツアー、終わったばかりですが
早くまた生の小田さんに会いたいですね。

by 梅屋千年堂 (2015-03-20 22:06) 

まあち

いつも読んでいるのですが、コメントはとても久しぶりです。

私も最終日を観てきました。
小田さんのライブでテープしゅぱーん!や
ライトスティックを振る演出を楽しめる日が来るなんて
30年前は想像もできませんでした(^_^;)
でも綺麗に変わっていく光の色の洪水と
あの『YES』の光文字にちょっと涙腺が緩みました。
ツアーが終わってしまったのはさみしいですが、
きっとまた昔好きだったような曲を作って
みんなのまえに「ど~もぉ~」って来てくれると信じてます!

実は先週の大阪城ホールも観てきました
(自分誕生日だったので、自分プレゼントに(^_^;))。
で、横浜公演よりもセンターステージ申し込みの受付時間が遅かったので
思い切って申込してみました(←結果ハズレましたが(>_<))。
ちょっとビックリしたのは、横浜公演は当選を会場入り口に掲示しますが
大阪公演はなんと自分の席に係りの方が迎えに来てくれるんです!
なので席に座ってるあいだもうドキドキしっぱなしで…。
ちょっと緊張した開演待ち時間になってしまいました(笑)

大阪でのご当地紀行ダイジェストはほぼ同じだったのですが
最後にフェスティバルホールを見学していました。
豪華になった会場内の素晴らしさに感心する小田さん。
ステージに上がり客席を見渡しながら、
「ここでライブをする日は来るんでしょうか?」と小田さんが呟いたら
フェスティバルホールの方が「ぜひぜひ!!」と。

その後のMCでも「フェスティバルホールでやることになったら、
ここにいる人のほとんどが中に入れなくなってしまいますが…」
と小田さんらしいコメントをしていました(^^)


小田さんのツアーは終わってしまいましたが、
もうすぐALFEEの春ツアーが始まりますね♪
私の春は市川からはじまりますが、
41年目の中途半端な時期も(笑)しっかり盛り上げたいと思ってます!
by まあち (2015-03-20 22:33) 

梅屋千年堂

>まあちさん
アタシもまあちさんのブログ(というかツイッター?笑)は
まめにチェックさせていただいているので
「あ、同じ空間にいたんだなー」と思ってました(^_^)。
いいコンサートでしたよね〜。
小田さん、何度もグッときてましたよね(こっちもですが^o^;)。

名古屋のオンステージシートも、座席までお迎えに来てくれたようですよ。
先日、オンステージに当たった!という方が
こちらのブログにコメントをしてくださり、
その興奮ぶりが伝わってくるようでした。
(↓こちらの記事だったかな?
 http://humezawa.blog.so-net.ne.jp/2015-02-18

チケット争奪戦を考えたら空恐ろしいですが(^^;
キャパ数千人のホールでもやって欲しいですね。
神奈川県民ホールでの小田さん、観てみたいです。
(パシフィコでなくカナケンがいいのです!)。

ツアーが終わって、今頃小田さんなにやってんのかなぁなどとフと思いました。
ぼちぼちとレコーディングでもして、
いずれまたアタシ達の前に出てきて欲しいです。

さ、来週からはアルフィー三昧ですよ〜(^O^)/。

by 梅屋千年堂 (2015-03-20 22:50) 

きゅう

当たった方です(笑)。いまだに興奮と感動が焼き付いています。
今回は梅屋さんにも幸運が舞い込むように祈っていたのですが…きっと小田さんはまだまだ元気にツアーを行ってくれるので期待しましょう。

そういえばガイシホールは夏は会場横使い(会場の長辺側にステージ)だったのが2月は縦使いになっていて、当然ですが花道、客席構成も全然違う風景でした。

私のTHE ALFEEはファイナルの2日間なのでちょっと先です。3月29日の豊橋は参加しないのですが、その日の生さだに高見沢さんが出るというのは…前回はツアー直前で歌はなくトークだけでしたが、まさか今回は出ると予想外です(歌が有るか無いかはともかく)。
タフですねぇ。
by きゅう (2015-03-22 02:27) 

K-子

「風と君を待つだけ」私も大好きな曲のひとつです
城ホールで あのイントロが流れたとき.......
この曲も今回でしばらく聴きおさめかと思ったら 
なんとも言えない気持ちになりました
梅屋さん流に言うと「耳をかっぽじって聴いていた」
そんな感じでした
でも特別好きな曲って あっと言う間に終わっちゃうんですよね

小田さんを見ていると この先もダイジョウブ
元気な姿でステキな曲を作って ステージに戻って来てくれると
私も信じています! 
by K-子 (2015-03-22 21:53) 

梅屋千年堂

>当たった方=きゅうさん
オンステージシート羨ましい〜と言いつつも
実はオンステージシートには申し込んでいない梅屋でございます。
今回、元々かなり良い席だったものですから(^^;ゞ。

きゅうさんのTHE ALFEE春ツアーは名古屋2daysが初日でファイナルなのですね。
随分と先が長いですが大丈夫ですか?(笑)。

生さだに王子が出るのは「松坂慶子さんが出るから」ですよね(笑)。
おそらく割と早い時間に登場して帰られるのではないかと思いますが
そんな王子の義理堅さとタフさは尊敬に値しますね。




>K-子さん
“風と君を待つだけ”は、CDで聴いていてもあのイントロにヤラレてしまうのに
もう生で小田さんが歌うのを聴いた日にゃぁもう!(ノ_<。)…なのです。
高音が持ち味の小田さんが、割と低めの声で歌う♪誇りを捨てな〜いで〜の部分、
それと小田さんが歌っているのとは異なる歌詞を歌っているコーラス、
どこを切っても大好きな歌なのです。
またいつかどこかで、生で聴けることを信じて待ちたいと思います。
(願わくばその時は、イントロのピアノも小田さんでお願いしたい^^;ゞ)。

by 梅屋千年堂 (2015-03-22 22:31) 

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