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アナと雪の女王 [Music,Movie&Musical]

新しく出来たシネコンに観に行った。

以下、映画の内容に関するネタバレあり。
これから『アナと雪の女王』を観に行く予定の方はご注意下さい。

地元のシネコンでも上映していたのだけど
例によって2D吹替版と2D字幕版のみ。今回吹替版も2Dなのか〜。
まぁ2Dでもいっか…と思って、数日前に今日の上映スケジュールをチェックしたら
2D字幕版は、19:10からと21:40からの2回しかやってない…。
仕方がないから他のシネコンに行くか〜と調べ始めたところ
あっ!そうだ!、日本橋に新しいTOHOシネマズが出来たんだっけ!。

早速上映スケジュールをチェックすると
ここでは3D字幕版のみの上映で、しかも大型スクリーンのTCX、
更にドルビーアトモス…。
うーん…オプション料金がいろいろかっかっちゃうけど…
行ってしまえ〜〜〜!ヘ( ;^^)ノ。

てなわけで、早速インターネット予約。
だがしかし、オープンして最初のレディースデイ。
上映日の2日前だってのに、なんだかもう真ん中エリアの
観やすそうな席はほぼ埋まりかけている。
若干不本意ながら、やや端っこかつ後方の席を確保。
3DでTCXでドルビーアトモスだと、レディースデイでも¥1,500。
(これが4月からは消費税増税に伴い更に¥100増になるんだよね〜…)。

TOHOシネマズ日本橋が入っているのは
やはり3/20にオープンしたばかりのCOREDO室町2。
最寄り駅は日本橋ではなく、銀座線・半蔵門線の三越前や
JR総武線快速・横須賀線の新日本橋。
日本橋駅からだとゆっくり歩いて10分弱ってとこか。

ここがCOREDO室町。
coredo_muromachi_1.jpg
いやーっ、ド平日だってのにすんごい人!人!人。
平日っつっても、学生は春休みに入ってるしあんまり関係ないのか。
いろいろ飲食店も豊富なようなので、
昼はこの中で済ませようかとも思ったりしたのだけど
ここにたどり着く前にひどくお腹が空いてしまったので(^^;
品川で途中下車して軽くランチを済ませてしまった。
が、それで正解だった。
もう!なんだか館内どこも混み混みで、
とてもすぐに食糧にありつけるような状態ではなさそうだった(・o・)。

ネットで予約したチケットを発券して、ロビーでまったりしていると
なにやら一箇所に人集り。
なんだ?と思って近寄っていくと、どうやら何かのテレビ番組の収録らしい。
しばらくすると、キャイーンの二人とその他数名のタレントがやってきて
「おぉー!スゲー!」などと興奮している風のリアクション。
数分の間、そこで撮影すると何事もなかったかのように去って行った。


そしてようやく上映開始10分前に入場。
いや〜…新しい映画館ってイイな。どこもかしこもキレイだし。
290人収容できるスクリーンだけど、ほぼ満席(@o@)。
当たり前だけど、観客はほぼ女性。


まずは同時上映の短編アニメ『ミッキーのミニー救出大作戦』。
レトロなモノクロ映像とカラーの3D映像の間を
ミッキーとその仲間達が行き来しながら
ピートにさらわれたミニーを奪還するために大暴れ。
なんというか、ちょっとしたイリュージョンを観ているような
不思議な感覚におそわれる楽しい短編だった。



その後、間髪入れずに『アナと雪の女王』がスタート。
いきなり流れてくるコーラスが印象的。
臨場感溢れるサウンドと大きなスクリーンに映し出される美しい映像は
涙が出そうになるくらい感動する。
3Dじゃなくてもいいかななんて思っていたけど
いやいや、これはやっぱり3Dで観るべき映画である。
それなのに3Dでの上映館が意外に少ないのが勿体ない。
『塔の上のラプンツェル』もそうだったけど
ディズニーの3Dは奥行きのみならず、飛び出し感がハンパない。
さすが『キャプテンEO』のディズニー?!そんな感じ。


アンデルセンの童話で『雪の女王』というのがあるけれど、
このアニメのストーリーは限りなくディズニーのオリジナル。
原作をちゃんと読んだことはないけれど、
'05年にNHKで放映していた『雪の女王〜THE SNOW QUEEN〜』の
うろ覚えの記憶と比較するに、原作の要素はエッセンス程度のもので、
殆ど皆無と言っていいかも。
ゲルダもカイも宮殿の召使いの名前として登場するだけだし(^^;。

触れたものを氷に変えたり、雪や氷を自由に作り出すという
特別な能力を生まれつき備えているアレンデール王国の王女エルサ。
大切な人をも傷つけてしまうその能力を隠すために
13年間宮殿に引き籠もって生きてきたが、
戴冠式で久しぶりに外部と接触した折に、あることがきっかけで
その能力が世間の知るところとなり、
周囲から怪物呼ばわりされたエルサは宮殿から逃亡。
そんなエルサの感情の高まりによって、
アレンデール王国は雪と氷に閉ざされた世界に変わってしまう。
エルサは、魔法の力で北の山に氷の白を築き
そこで一人きり、ありのままの自分で生きていこうと決意する。
エルサを探しに旅に出る妹のアナだが、
制御不能なエルサの魔法の力によって命の危険にさらされてしまう。
アナの命を救えるのは《真実の愛》だけ。
かくしてアナの命は救われるのか?!。
そしてアレンデール王国に再び夏は訪れるのか?!。

と、こんなあらすじ。

もう、簡単にストーリーの先が読めちゃうよなぁ…
結局、最終的に問題を解決するのは
ディズニーお得意の《真実の愛のキス》なんだよね(^^;
天下無敵のVSOPと思いきや!!!
えっ?!そういうことだったんだ!という、どんでん返し。
最後はもちろんハッピーエンド。

やや強引とも思える展開も少なからずあって
ほんのちょっと興醒めする部分もないではない。
昔観た『リトルマーメイド』や『美女と野獣』や『アラジン』のような
心の底からの感動がないのは、このやや強引なストーリーのせいなのか、
はたまた自分の純粋さが欠如してしまったことによるものなのか…(^^;。

ストーリーはそんな感じなのだけど
その中で登場人物たちの心が変化していく様子が興味深かった。
アナ、エルサ、クリストフはもちろんのこと、
出会ったその日にエルサにプロポーズした、南諸島の13番目の王子ハンス。
紳士的で善人だが、ところがある瞬間から欲に駆られて豹変する。
人間の弱い部分を象徴するような人なのだ。
北の山のエルサの城に、アナを助けに行って
エルサに向かって「怪物になっちゃダメだ!」と叫んだ時には
まだ善人だったはず…それなのに、あぁそれなのに…。

って、アタシは思っていたんだけど
Wikiを観てみたら、この作品の監督が
「ハンスの本質は、原作の《悪魔の作った鏡》である」と語っていたとか。
てことは、最初からワルだったってことなのか。
なんだよ〜、アナ同様アタシもすっかり騙されてしまったではないか(笑)。


あとは、やっぱりミュージカル映画なので劇中に出てくる歌がどれも良い。
特に主題歌“Let It Go”が涙が出るほど素晴らしい。
(帰ってきてから何度もYouTubeで観てしまったくらい^^;ゞ)。
「あーもうこれでいい!」というエルサのやけっぱち感が伝わってきて
聴いてるこっちまで、心が解放されたような気持ちになれる。


オリジナルはもちろん素晴らしいのだけど
吹替版の松たか子さんの歌声も凄い!という評判なので
(実際これもYouTubeで観てみたけど、ホントに凄かった)
吹替版もちょっと観てみたくなった。


当然いつものようにパンフレットを買って帰ろうと思ったら、なんと完売品切れ中。
仕方ないから地元のシネコンで買おうと思ったら、
こちらも品切れ中で入荷未定_| ̄|◯。是非とも欲しいのに〜〜〜。
こりゃまめに通ってチェックするしかないか…。



時間があったらCOREDO室町を探検したいところだったんだけど
今日こそ耳鼻科へ行って花粉症の薬を処方してもらわねばならなかったので
今日のところは断念。

日本橋交番の前のしだれ桜が綺麗だな…なんて思いながら帰ってきた。
nihonbashi_sakura.jpg
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