アンディ・ウォーホル展 [EXHIBITION]
2月27日に観てきた展覧会・其の二。
六本木ヒルズ内の、今度は森美術館で開催中の
《アンディ・ウォーホル展 永遠の15分》。
アンディ・ウォーホルは、言わずと知れたポップ・アートの巨匠。
いや…巨匠という言い方はちょっと違うか。
とにかく、そのアンディ・ウォーホルの初期から晩年までを総覧する
ポートレートや作品が約400点、それに加えてウォーホルが生前集めていた
私物が約300点と、膨大な数をめにすることが出来るという
国内市場最大級のアンディ・ウォーホル回顧展なのである。
それはもう、一言で言うならば
アンディ・ウォーホルのテーマ・パークのようであった。
来場者を出迎えるのは、
アンディ・ウォーホル自らがペイントしたBMWアート・カー。
そして展示室内に入って行くと、
まずはアンディ・ウォーホルの幼年〜青年期のポートレートから始まり、
'50年代の商業デザイナーとしての仕事へと続く。
ここらへんの、初期のドローイング作品がとっても良い。
俗っぽくて安っぽい表現になってしまうけど、とっても《オシャレ》。
なんというか、さりげなく部屋に飾りたくなるような作品ばかりなのだ。
続いて、商業デザイナーからアーティストへと転身した'60年代の作品。
お馴染みのキャンベルスープ缶や、マリリン・モンロー、
黄色い背景にショッキングピックの牛の壁紙などなど
誰もが一度はどこかで目にしたことがあるであろう作品群。
そして、それらの作品が生み出された
ウォーホルの工房《シルバー・ファクトリー》を再現したコーナー。
ここには「Brilloの箱」や「ハインツトマトケチャップの箱」などの彫刻作品。
(これを彫刻と呼ぶのか?という気もするが…^^;)。
さらに進むと、'70〜'80年代の作品や、実験映画などの映像作品。
正直言って、映像作品はワケがわからず理解に苦しみ、
頭の中から次々と「?」マークが飛びだしてきて困ってしまったが(^^;
絵画作品はどれもこれも「カッチョエェ〜!」という感じ。
特に『絶滅危惧種』のシリーズや『Kiku』、
おもちゃシリーズの『時計仕掛けの太鼓を叩くパンダ』、
このあたりは完全にツボにハマった。
このセクションでは、'83年にウォーホルが出演した
TDKのビデオテープのテレビコマーシャルも流れている。
「アカ、ミドリ、アオ、グンジョウイロ…キレイ…」
と片言の日本語でウォーホルが言った後に
『イマ人を刺激する。カラーHi-fi、TDKビデオテープ』という
キャッチコピーが流れるものなんだけど、
アタシはこの映像を観て、
「えーっ!あれってアンディ・ウォーホルだったの?!(@o@)」
と、いまさら吃驚仰天(^o^;。
確かにこんなCMがあったことは憶えている。
『イマ人を刺激する。』というキャッチコピーが、妙に印象的だったから。
でも、このガイジンさんがウォーホルだったなんて!!!。
いやぁ、マイッタマイッタ(笑)。
最後のコーナーは、「タイム・カプセル」と呼ばれる
ウォーホルの私的アーカイブ300点。
なんでもウォーホルは「タイム・カプセル」と称した段ボール箱に
自分のお気に入りのモノをどんどん放り込んで蒐集していたそうで、
その箱数はなんと200余り!。
今回その一部が展示されているのだけれど、
書簡や書籍や雑誌、贈り物やらお土産のようなものやら、
「なんでこんなものまでとっとくの(^^;」と言いたくなるようなモノがわんさか。
だけど、アタシも子供の頃から「これ面白ーい!」と思ったものを
割となんでも捨てずにとっておくタチだった
(というか今でもそうなんだけど^^;)ので
このウォーホルの気持ちはなんだかとってもよく分かるような気がした。
そういうのを、時間が経ってからひっくり返して見てみるのって
ホント、タイム・カプセルって感じで楽しいもんね〜。
(そんな自分には「断捨離」は一生ムリ!という気がするのであった…)。
展示点数があまりにも多くて、観終わった後はかなーりグッタリきたけど
なんだかとても楽しい展覧会だった。
そして恒例ミュージアムショップ…。
ツボにハマった『絶滅危惧種』のシリーズや『時計仕掛けの〜パンダ』の
ポストカードがあったら買うぞ〜!と思っていたんだけど
残念ながらどちらもなかった_| ̄|◯。
なので、今回展示されてない作品も混ざってるけど
「あ、これイイ」と思ったポストカード4枚と、
展覧会限定オリジナル缶に入ったチョコクランチバーを購入。
(なんだか『ラファエル前派展』といい、チョコクランチばっかり…^^;)。
チョコクランチは、長いのが5本入っているだけで¥1,400!!!。高っっっ。
でもまぁ、缶が欲しくて買ったようなものだから別にいいんだけどね(^^;。
次は、松屋銀座でやってる『誕生50周年記念 ぐりとぐら展』を観に行きたいな。
六本木ヒルズ内の、今度は森美術館で開催中の
《アンディ・ウォーホル展 永遠の15分》。
アンディ・ウォーホルは、言わずと知れたポップ・アートの巨匠。
いや…巨匠という言い方はちょっと違うか。
とにかく、そのアンディ・ウォーホルの初期から晩年までを総覧する
ポートレートや作品が約400点、それに加えてウォーホルが生前集めていた
私物が約300点と、膨大な数をめにすることが出来るという
国内市場最大級のアンディ・ウォーホル回顧展なのである。
それはもう、一言で言うならば
アンディ・ウォーホルのテーマ・パークのようであった。
来場者を出迎えるのは、
アンディ・ウォーホル自らがペイントしたBMWアート・カー。
そして展示室内に入って行くと、
まずはアンディ・ウォーホルの幼年〜青年期のポートレートから始まり、
'50年代の商業デザイナーとしての仕事へと続く。
ここらへんの、初期のドローイング作品がとっても良い。
俗っぽくて安っぽい表現になってしまうけど、とっても《オシャレ》。
なんというか、さりげなく部屋に飾りたくなるような作品ばかりなのだ。
続いて、商業デザイナーからアーティストへと転身した'60年代の作品。
お馴染みのキャンベルスープ缶や、マリリン・モンロー、
黄色い背景にショッキングピックの牛の壁紙などなど
誰もが一度はどこかで目にしたことがあるであろう作品群。
そして、それらの作品が生み出された
ウォーホルの工房《シルバー・ファクトリー》を再現したコーナー。
ここには「Brilloの箱」や「ハインツトマトケチャップの箱」などの彫刻作品。
(これを彫刻と呼ぶのか?という気もするが…^^;)。
さらに進むと、'70〜'80年代の作品や、実験映画などの映像作品。
正直言って、映像作品はワケがわからず理解に苦しみ、
頭の中から次々と「?」マークが飛びだしてきて困ってしまったが(^^;
絵画作品はどれもこれも「カッチョエェ〜!」という感じ。
特に『絶滅危惧種』のシリーズや『Kiku』、
おもちゃシリーズの『時計仕掛けの太鼓を叩くパンダ』、
このあたりは完全にツボにハマった。
このセクションでは、'83年にウォーホルが出演した
TDKのビデオテープのテレビコマーシャルも流れている。
「アカ、ミドリ、アオ、グンジョウイロ…キレイ…」
と片言の日本語でウォーホルが言った後に
『イマ人を刺激する。カラーHi-fi、TDKビデオテープ』という
キャッチコピーが流れるものなんだけど、
アタシはこの映像を観て、
「えーっ!あれってアンディ・ウォーホルだったの?!(@o@)」
と、いまさら吃驚仰天(^o^;。
確かにこんなCMがあったことは憶えている。
『イマ人を刺激する。』というキャッチコピーが、妙に印象的だったから。
でも、このガイジンさんがウォーホルだったなんて!!!。
いやぁ、マイッタマイッタ(笑)。
最後のコーナーは、「タイム・カプセル」と呼ばれる
ウォーホルの私的アーカイブ300点。
なんでもウォーホルは「タイム・カプセル」と称した段ボール箱に
自分のお気に入りのモノをどんどん放り込んで蒐集していたそうで、
その箱数はなんと200余り!。
今回その一部が展示されているのだけれど、
書簡や書籍や雑誌、贈り物やらお土産のようなものやら、
「なんでこんなものまでとっとくの(^^;」と言いたくなるようなモノがわんさか。
だけど、アタシも子供の頃から「これ面白ーい!」と思ったものを
割となんでも捨てずにとっておくタチだった
(というか今でもそうなんだけど^^;)ので
このウォーホルの気持ちはなんだかとってもよく分かるような気がした。
そういうのを、時間が経ってからひっくり返して見てみるのって
ホント、タイム・カプセルって感じで楽しいもんね〜。
(そんな自分には「断捨離」は一生ムリ!という気がするのであった…)。
展示点数があまりにも多くて、観終わった後はかなーりグッタリきたけど
なんだかとても楽しい展覧会だった。
そして恒例ミュージアムショップ…。
ツボにハマった『絶滅危惧種』のシリーズや『時計仕掛けの〜パンダ』の
ポストカードがあったら買うぞ〜!と思っていたんだけど
残念ながらどちらもなかった_| ̄|◯。
なので、今回展示されてない作品も混ざってるけど
「あ、これイイ」と思ったポストカード4枚と、
展覧会限定オリジナル缶に入ったチョコクランチバーを購入。
(なんだか『ラファエル前派展』といい、チョコクランチばっかり…^^;)。
チョコクランチは、長いのが5本入っているだけで¥1,400!!!。高っっっ。
でもまぁ、缶が欲しくて買ったようなものだから別にいいんだけどね(^^;。
次は、松屋銀座でやってる『誕生50周年記念 ぐりとぐら展』を観に行きたいな。
2014-03-02 22:26
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明後日ストーンズ観に上京するので、翌日ウォーホル展行こうと思ってました!
チョコクランチ、ホワイトデーのお返しに買おうと思ってましたが中身が。。。缶欲しさに自分用に買うことにしました。笑
by ガブリエル (2014-03-03 02:03)
>ガブリエルさん
ストーンズ観に行かれるのですね!。いいなぁ。楽しんできてくださいね。
ガブリエルさんおブログでのご報告、楽しみにしています。
ウォーホル展もとっても楽しめると思います。
ちなみにチョコクランチは美味しかったです(笑)。
by 梅屋千年堂 (2014-03-03 21:46)