東京ステーションギャラリー

新しくなった東京駅の、新しくなった美術館。

そこで「東京駅復元工事完成記念」展示として開催されている
『始発電車を待ちながら』という現代アートの展覧会を観に行った。

「東京駅」あるいは「鉄道」をテーマに発想された
9人の現代アート作家による作品を集めた展覧会。

入ってみるとそこは展覧会というよりもテーマパークのよう。
アートと言うよりアトラクション。
決して規模の大きな展覧会ではないけれど、
ずっとそこをウロウロしていたい気持ちになる。

おびただしい数のプラレールを床から壁から天井まで繋げて
不思議なジオラマを作り上げた中野裕介氏の作品…
ミニチュアのような街の俯瞰写真でお馴染みの
本城直季氏が東京駅を撮影したもの…
LEDを備え付けた鉄道模型を建築物に見立てた日用品の中を走らせて
その影がおりなす不思議な世界を表現したクワクボリョウタ氏…
SUICAやPASMOなどの交通系ICカードをかざすと
そのカードの持ち主の過去の利用履歴がスクリーン上の地図に映し出される
廣瀬通孝氏の作品…
鉛筆で本物そっくりに細密に描かれた駅や線路の絵の上に
同じ場所で撮影した映像を重ねて、幻想的な世界を描き出した
ヤマガミユキヒロ氏の作品…

いつまでもそこの立ち止まって眺めていたくなる作品ばかりだった。

惜しむらくは、「自分の交通系ICカードをかざすと云々」という
作品があるということを知っていながら
うっかり他の荷物と一緒に定期入れをコインロッカーに預けてしまったこと。
取りに戻ろうかとも思ったけど、なんだかそれだけのために再入場するのも
なんとなーく恥ずかしかったので今回は諦めた。

団体旅行なのかなんだか知らないけれど、
およそ現代アートに興味があるとは思えないような
じーちゃん＆ばーちゃんが、ピーチクパーチクおしゃべりしながら
館内を闊歩しており、ちょっと集中して観られなかった部分もあるので
機会があったらもう一度ゆっくり観に行きたいという
気持ちもないではないので（^^;
もしチャンスがあったらその時はICカード必携で臨もうと思う。
（入場料も¥500だし♪）。
平日は20時までやっているそうだから、夜に行くのもいいかも。


そして、ショップがこれまた魅力的で〜（^o^;。もうヤバイヤバイ。
欲しいものはたくさんあったけど
とりあえず本城直季氏のポストカード、《水縞》のポストカード…


それと路線図がプリントされた荷造りテープ。


以前から欲しい欲しいと思っていた本城直季氏の写真集も売っていて
どうしよっかなーと相当迷ったのだけど
別に今ここで定価で買わなくてもAmazonで多少安く買えるかも？と思って
ここでの衝動買いはグッと堪えた。
（そして帰宅後も結局買ってないんだけどね^o^;）。


今まで東京駅のコチラ側（丸の内側）ってあんまり来たことなかったけど
新しく生まれ変わった東京駅はとても素敵だった…。
























東京ステーションホテルにも泊まってみたいなぁ…。



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《オマケ》
キリンのどごし＜生＞のCM企画、なんかイイ。
動画を観ていたら、（ライブには行かれないけど）応援したくなってきた。