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THE ALFEE@大宮《本編編》 [┣ '12 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE Neo Universe 2012 『Flowers』
大宮ソニックシティ・本編の巻

6/8 1:38 UPしました。
ネタバレ指数68

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前回の広島から3週間ちょっと。
仕事が思った以上にハードだったこともあるが、今日の大宮まで長かった。
しかも広島から帰ってきた後、届いたチケットがこれまたナカナカ…( ̄ー ̄)。
そんなわけでいつも以上にテンション高め。

ちょっと前に、大宮参加を決めた友人のCちゃんと
「開演前に軽くお茶でも」ということになり、
いつものように横浜から湘南新宿ラインに乗って小一時間。
普通車グリーンで小さな贅沢。
16時20分くらいに大宮到着。
大宮ルミネの中のカフェで17時20分くらいまでお茶してソニックへ。

ちょうど開場したところだったのでそのまま入場。
今日が春ツアー初日なのでグッズを買うというCちゃんと別れて座席へ向かう。

本日の座席:1階3列20番台。

前回の広島での1階9列がきっとこの春ツアーで
最も前方席だろうと思っていたので、
その後、大宮のチケットが届いた時は目を疑った。

中央より若干左寄り。うーんっ、近いなっ(^^;。
なにやら無駄に緊張してしまうではないか。

することもないので、入り口でもらったチラシにパラパラと目を通していたら
近くの席の方が話しかけてきてくれたりしたのでちょこっとお話したり、
様子を見に来た(笑)Cちゃんと話したりしてる間に
18時30分、1ベル。
ちょっとドキドキし始めていたその時、
背後からアタシの名前を呼ぶ声が(・o・)。
「えっ?」と思って振り返ったら、おわっ!ビックリ!。
このブログによくコメントを下さるえのさんが、なんと斜め後ろの席に。

アルフィーファンの中での顔見知りの知人は決して多い方ではないが
こういう偶然がしばしばあるのはなかなかスゴイことである。

その約5分後、場内が暗転しSEが流れ始め、
ステージ上にドットイメージが降りてくる。
ドットイメージのひとつひとつの玉をこれだけ近くで観るのは初めてだ。
ふーん、なるほど〜。
一つの玉に小さなライトが複数付いていて
それがクルクルと回転しながら色を変えているんだね。

と、ドットイメージに見とれていたら、目の前にメンバー登場。
王子と幸ちゃんの衣装は今までと同じ。
ただし、王子は広島二日目と同様、ソロ仕様の髪型。
そういえば、ここ大宮ソニックも広島に次ぐ静電気会館であった…。

桜井さんの衣装は、赤とグレーのチェック柄。
アタシは初めて観たけど、もしかしたらNHKあたりから着用してたのかな。
これまでの無地のものよりも、個人的には好きかも。

ローディからギター(Blue Flower V)を受け取る王子。
左手薬指に填めたスライドバーを滑らせながら
“GET YOUR CHANCE”のイントロ。

ステージの3人が近すぎて、なんだかどこを観たらいいのかわからず
目がウロウロと泳いでしまっているのが自分でもわかる(^^;。

2曲目は“Juliet”
そして“King's Boogie”
今日あたり、このド頭3曲のどこかが変わるかと思っていたが、
ここはいつも通り。
ちなみに、この春ツアーでの

♪Just Ki〜〜〜〜〜ィ↓ィ↓〜ng…

の音の下がり方が、個人的にちょっとツボ。


♪ドッドッドッドッ ドッドッドッドッ…

太郎さんのドラムをバックに、幸ちゃんが挨拶。

幸「こんばんはーっ!。
  さぁ、地元さいたまにやってまいりました!。
  いよいよツアーも大詰めでございます。
  いつも言ってますが、1階はもちろん、2階のみなさんも遠慮せずに!
  最後まで楽しんでってくださいー!」

一瞬のブレイク。
そして耳慣れぬイントロ。
でも直後に始まった曲は耳慣れた“恋人になりたい”
この耳慣れぬイントロ、あまりに一瞬の出来事だったので
ハッキリとは憶えていないのだけど
何か…ビートルズか何か…洋楽のイントロのワンフレーズだったような気がする。
確かに聴いたことのあるフレーズだったのだけど
あまりに一瞬だったので思い出せない(-_-;。

ここでの王子のギターは、広島でも見たエクスプローラ型。
どうやらメーカーはエピフォンらしい。
ということで、帰宅後Gibsonのサイトで調べてみたけど
ピックガードがミラー仕様で、ボディの風合いが一番近いのは
Marcus Henderson Apparitionかなぁ?なんて思ったけど
まさか3列目で双眼鏡構えることもできないので(笑)詳細はわからず。

ボディに貼り付けられたクロスには赤い縁取りが加えられていた。

続けて同じギターで“Boy”
“悲しみをぶっとばせ”は、どうやらびわ湖限定であったか…。

そして前半のヤマ場、“A.D.1999-Millennium Version-”
スワロフスキーを散りばめたJackson Starsに持ち替えた王子が

♪も〜し〜も〜〜〜〜…

と、歌いながらステージ前方へ。
…ヤバイ!近い!!カッコイイ!!!(笑)。
ステージを右へ左へ移動しつつ、ギターを掻き鳴らし歌う王子。

♪LOVE! LOVE! LOVE!

とシャウトしながら、小さく3回ジャンプするところが
めちゃめちゃカッチョエェ〜〜〜!。
今更ながら、この春ツアーでのツボ。

あまりの迫力に圧倒されて、殆ど記憶がないのだが
曲が終わって、王子がギターを頭上高く掲げながらステージ袖に消えていった後
上気した自分の頭から湯気が出ていたような気がした(笑)。


ここで、幸ちゃんのMCでしばしクールダウン。

幸「ハイ、ありがとーございます!。ありがとーございます!。
  早いもので、初日の川口から丸々2ヶ月ですよ。
  ツアーも大詰めで、さみしいもんでございますが
  またその先がありますからね!」

あぁ、夏イベがあるっていいなぁ。

幸「じゃぁまぁここはひとつ、どうぞお座り下さい。
  今日が初日って方もいらっしゃるんじゃないですかね。
  初日の方は、大宮スペシャルなんて言っても
  よくわからないかも知れませんが」

幸「今日がアルフィーのコンサート初めての方ってのもいらっしゃいますか?。
  今日が初めての方ー?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「おっ、初めてでそこですか。なかなかいいポジションですね。
  初めてで、高見沢の目の前の3列目。
  …いろんな観方ができると思います。
  そこもまた一つの観方ですからね」

幸「今日が初めての方とはこの先50年100年と、
  長いお付き合いをお願いしたいと思います。
  みなさんもね、一度はあったはずですよ。
  (アルフィーとの)衝撃の出会いが。思い出しますでしょ?。
  我々(3人)は大した出会いがなかったですけど。
  それでは大した出会いではなかったこの方をお呼びしましょうかね」

幸「この春のツアーは『Flowers』というタイトルでやっておりますが
  今日こそ、この方に好きな花は何か訊いてみたいと思います。
  いいですか、みなさん、盛大な拍手をお願いしますよ。
  2階のみなさんもお願いしますよ。
  埼玉県出身のこの方をお呼びしましょう!桜井さーーーん!!!」

ステージ下手から、桜井さん登場。
いつものように客席三方向に挨拶をした後、
クルッと振り返って太郎さんを指差す。

幸「埼玉の山間部出身の桜井さんでございます」
客「くらい!」
桜「くらい?」
幸「桜井って言ったんでしょ。
  でも大体『くら〜ぃ』って感じだよね」

この後、どういう展開でだか忘れてしまったけど
幸ちゃんが桜井さんに向かって…

幸「しもぶくれ!」
桜「え?、どこが膨れたって?」
幸「ムフフフフフン(←いやらしい笑い^^;)
  ここは…(と、カードを出そうとする)」
桜「イエローだよな!、いきなりレッドはないだろう?!」
幸「(イエローカードを出して)これですね」

幸「桜井さんのIQはいくつですか」
桜「あー、そうねぇ…渋谷に吉祥寺。よく買い物に行きましたよ」
幸「…それは東急!」
桜「(IQと東急は)遠いなーっ」
幸「遠いな(笑)。そーじゃなくて、IQは?って訊いてるんですよ」
桜「時々息苦しくなってびっくりしちゃうんだよ」
幸「それは過呼吸!。IQはいくつかって訊いてんですよ」
桜「あって、夏場きゅうりに味噌付けてねぇ…うまいんだ」
幸「それはもろきゅう!!!」

幸「IQ!。知恵ですよ知恵っ!」
桜「知恵?…ない。
  (突然ただすけくんと太郎さんが伴奏を始めて)
  ♪ないないない!知恵がない ないないない!お金もない…
  (と、“NAI NAI 16”の替え歌)」
幸「お金はあるでしょう、貯金が趣味ってくらいだったんだから」

桜「それよりちゃんと好きな花はなんだって訊けよ」
  それともおまえオレにケンカ売ってんのか?」
幸「そう、ケンカ1セット2万9千飛んで5円」
桜「NHKの時よりも安くなってるのはどういうわけだ?」
幸「だってまだあと横浜と市川があるから。3本分合わせていくらだ?」
桜「えーと…8万円くらいかな」
幸「8万7千15円だ!」

幸「それに桜井さんに『好きな花は』なんて訊いたって
  『花より焼酎だ』なんて言って、オレが『それは花より団子』って言うと
  『花よりダンボ』なんつって、ダンボはゾウだゾウ、
  ゾウガメだぞう、ゾウガメは難しいゾウ、
  難しいから象印魔法瓶(自分の頭を押さえて)ジューッ!」

ウケる客席、および桜井さん。

幸「象印魔法瓶だ!ジューッ!」

魔法瓶を何度も何度も繰り返す幸ちゃん。

桜「司会者がコワレるなっ!!!」
幸「オレは司会者じゃねぇっつってんだよ。
  オレが司会者なら、じゃぁ桜井さんのこと紹介したら帰っていいのか。
  おバカな桜井さんでしたーっつって帰っていいのか?」

幸「そんなことより桜井さん、今回のパンフレットはいいねー。
  特に9ページ、いいよ〜」
桜「みんなもう分かってると思うけど…、決まってることだからやるからね。
  おーい、パンフレット持ってきて−」

スタッフから渡されたパンフレットを開き、
指に唾を付けて(笑)ページをめくる桜井さん。

桜「あ、ここに印(付箋)が付いてるね…。
  おっ、いいねぇ〜。茶髪でロン毛で…ってこれオレじゃねぇし!。
  (9ページの王子の写真を客席に見せる)。
  それにしても白いねぇー!。
  白くて、ここにシロクマがいてもわかんないね」
幸「シロクマ?!(笑)。
  …それじゃそろそろ9ページの人をお呼びしましょうかね
  9ページだからキューちゃんって呼びましょうか。せーの…」
客&幸「キューちゃんっ!」

しーーーーん(…王子、出てこず)

幸「あれっ、出てこないよ(^^;」

数秒後、ステージ上手から衣装替えしてきた王子登場。
髪は後ろで一つに束ねてきた(ホッ)。

高「なんなんだよ、キューちゃんって!。
  (ステージを右から左へ横切りながら…)
  ハイ、こちらの方にも衣装を見せにきましたよ。
  (桜井さんの前あたりで、衣装を翻してクルッと一回転)」
客「♪ヒュ〜」
高「あっ、いいね〜そういう歓声。もう一度やってみようか(クルッ)」
客「♪ヒュ〜」

王子が右から左へ移動していった瞬間、
今がチャンス!と思い(笑)、くんくんと空気を吸ってみたところ
そこはかとなくイイ匂いが感じられたような気がした(^^;。


先程の幸ちゃんの象印魔法瓶を面白がる王子。

幸「ジュッ!ジュッ!」
桜「あ、それお湯がなくなってきちゃった時の音だろ!、空気のやつの」
幸「そう空気の。今のやつは《解除》ってのをピッと押して
  ジャーって出すけど」
高「こーゆーの(やかんからお湯を注ぐジェスチャ)のもあったよな」
幸「あぁ、昔な」
桜「オレんとこは魔法瓶なんてないと思ってんだろ。
  ちゃんと入ってきてたんだぞ。鉄砲と一緒に!」
幸「火縄銃かよ」
桜「坂崎、(魔法瓶やりすぎて)髪がぺっちゃんこだぞ」
幸「あっっっ!(と髪を立たせ直す)
  今日は静電気で立たないようにしっかり固めてきたんだから」

やはり…大宮は静電気会館らしい。


高「オレ子供の頃、上野動物園に行った時に思ったんだけど
  シロクマってさ、白くないんだよな。
  看板に《シロクマ》って書いてあんのに茶色いんだ。
  シロクマなのに白くない!って思ったんだよ」
幸「汚れてたんだろ」
桜「だからおまえの方が白いんだよ!。
  お前が動物園にいりゃ〜いいんだよ」
高「えっ?!、オレが動物園にいんの?。
  じゃぁそこ(ステージ)にシロクマが立ってんのかよ?」
桜「そう。世界で初めてシロクマがギター弾くんだよ!」

高「そんなことより、ちゃんとこれ(パンフ)の話をして下さいよ」
幸「そうだよ、桜井のせいで売上が伸び悩んでんだから」
桜「えっ?オレの責任なのかよ?」
幸「売れ残ると、ツアーが終わった後に現物支給になっちゃうぞ」
桜「えっ?!…これは重いぞぉ〜。
  CDだってこーやって1枚1枚出して聴かなきゃいけないんだから」

桜井さんの言ってることに、笑いながら首を傾げる王子。

桜「みなさん、このCDはくだらないですよ〜。聴かなくていいですからね」
幸「えーっ、一生懸命やったのに!」
桜「だってこれ、映倫にひっかかりますよ!」
高「映倫って…。映倫は映像!。これは映像出ないから!」
桜「えぇ?、じゃぁ音だけのやつはどこが取り仕切ってるの?」
高「…エイトデイズ」
桜「・・・・・」
高「…もうこのコーナーやめやめっ!!(^"^;」

幸「このコーナーは、やめ!と言ったら終わりですからね。
  それでは、今日が初日という方もいらっしゃると思いますが
  大宮スペシャルということで、
  この春のツアーで初めてやる曲をご用意いたしました。
  “美しいシーズン”をお送りしたいと思います。
  それでは、目と目で…(ただすけくんとアイコンタクト)」

“美しいシーズン”…割とステージで演奏する頻度が高いように思うけど
生で聴いたのは久しぶりかも知れない。
調べてみたところ、個人的には2008年以来。
(自分が行っていないところでやっている可能性はアリ)。

Aメロでは、なんだかボソボソと歌っていて
歌詞もよく聴き取れなかったのだけど(^^;
サビなどはちゃんと張りのある声が聞こえたのでホッとした。
座席のせいなのか、心なしかMCも聴き取りづらかった。

ちなみに“美しいシーズン”での王子のギターはフェンダー・STRAT by TK。

8曲目はいつもの展開。
ただすけくんの“Over The Rainbow”から“Sister of The Rainbow”
ここはもう、ツアー終了まで変わらないか。
“晴れ後時々流星”あたりに変わることも期待してみたりはしたが。

“太陽は沈まない”では
ESP製のAlexi Laihoモデル、SCYTHEを使用。
アレキシ・ライホって誰よ(^^;と思って調べたら
フィンランドのヘヴィ・メタル・ミュージシャンだそうで。

それはそうと、今日の座りコーナーはなんだか緊張した。
その原因は今朝見た夢にある。
夢の中でも現実と同様に3列目の中央。
それなのに、中盤の座りコーナーでこともあろうか眠りこけてしまい
「ハッ!」と目覚めたら、もう殆どオーラスの曲だったという( ̄口 ̄;)。
目覚めていたとき、変な汗をかいていたのは言うまでもない(笑)。

これがまさかの正夢になってはいかん!。
確かに最近仕事が忙しくて疲れ気味ではあるが、絶対寝てはいかん!。
そんな緊張感を持って臨んだ座りコーナーだったわけだが
始まってみると、眠気の「ね」の字もなかった(^o^;。


ここで、王子のMC。
飲み物で喉を潤してから、マイクスタンドの前に戻ってくる。

高「ハイどーもありがとー。
  “太陽は沈まない”、そして“Sister of The Rainbow”、
  そして“美しいシーズン”をお送りしました。
  これから《美しいシーズン》になりますが、
  “美しいシーズン”は、年に1回は歌ってる気がします。
  そしてそれは大抵春のツアーです。
  どこかの街で1回だけ歌って、それだけ。だから今日は良かったね」

1年に1回歌っているかどうかはわからないけど
確かに春ツアーで歌うことが多いような気がする。

高「この“美しいシーズン”も、不幸なシングルの一つですねー。
  この曲は映画の主題歌だったんです。
  『不良少年』という映画の主題歌でした。
  『不良少年』つっても♪ダーラララって、こっちのじゃないですよ。
  わかんない人もいるかもしれませんけど。
  その映画もあっけなく打ち切りになりました」

高「長くやってると、だんだん新鮮味がなくなってくるとか言うけど
  僕らの場合はそれはそれはまったくないですね。
  ここに立ちたいからやっている。
  みんなだって、ここに来るのが楽しいからこうして来てるんだろう?。
  …そうじゃない人がいたらどうしようかと思いましたけど(笑)」

高「前に『B面コレクション』ってあったじゃないか。
  カセットか何かで出たのかなぁ?。
  CDにもなった?。よく分かりませんけど。
  久しぶりに聴いてみたら、いいんだこれが!。
  シングルのA面は、ディレクターさんの指示で作ったりしてたんですが
  B面は自分達の好きなことをやらせてもらってたんですよ」

高「B面には隠れた名曲が…自分流で言うなって感じですけど(笑)
  名曲が結構あるんだよね。
  さっきの“美しいシーズン”のB面が“Feeling Love”。
  今日はやりませんけど」
客「えぇ〜」
高「何言ってんですか。勝手に曲変えたら怒られちゃうでしょ。
  “メリーアン”のB面が“ラジカル・ティーンエイジャー”、
  “別れの律動”のB面が“挽歌”」
客「おぉ〜」
高「B面B面言ってますけどねー。B面リクエストしてもいいですよ」

またそういう誘導を…(^^;。

高「大体B面って言ってるところがね。今はカップリングですけど。
  裏返すんですよ。この裏返すっていうのがいいよね。
  便利になったといえばそうなんだけど、
  なんかこう、音楽として違うんだよね」

確かに、レコード時代のいわゆるB面の曲には数多くの名曲が存在している。
“過ぎ去りし日々”、“街角のヒーロー”、“明日なき暴走の果てに”、
“北のHOTEL”、“絶叫!ジャンピング・グルーピー”、
“挽歌”、“祈り”、“ラジカル・ティーンエイジャー”、“愛の鼓動”、
“A Last Song”、“BLUE AGE REVOLUTION”、“風よ教えて”、
“木枯しに抱かれて”、“LONG WAY TO FREEDOM”、
“見つめていたい”、“YOU GET TO RUN”、

CDになってからも“Bad Girl”、“Time Spirit”、“風を追いかけて”、
“Wake Up ~Goodbye 20th century boy”、“自由になるために”…
このあたりまではホンットにB面およびカップリングは
キラッと光る曲が多かった。

いや、今がキラッと光ってないわけではないのだけど(^^;
最近はセルフカバーとかライブバージョンばかりだから
なんかちょっとなぁ〜みたいな(小声)。


高「“メリーアン”から46作ですよ。
  あと4作で50ですからね。これはあと2年で行きたいよね〜。
  あと2年したら坂崎なんて大変ですよ。
  (隣で「同じ同じ」と、マイクを通さずに言ってる幸ちゃん)
  やはりここは赤をモチーフにしてですね、
  “赤いメリーアン”なんてのはどうかと」

高「僕らはもう知り合って長いですから、いろいろ知り尽くしてます。
  いろいろ握ってますよ。もうここじゃぁ言えないようなことも(笑)。
  多分僕が一番握ってますね」
幸「…えっ?」
高「……えっ?(^^;。
  …いろいろ握り合ってますから。
  そこが解散できない理由だったりして(笑)」

高「大体、親兄弟よりも一緒にいる時間が長いんですよ?。
  どう思います?、この3つ。この3匹。
  知り合ってからはもう40年くらいになりますからね」
幸「ここ(桜井と高見沢)は40年以上だろ。16の頃から知ってんだから」
高「その頃はそんなに知らなかった。坊主とは知り合いにならないから」
桜「オォイ!、おまえ仏教を敵に回すのか」
高「別に仏教を敵に回してるわけじゃないだろ!」
桜「オレはたまたま中学が坊主頭じゃなきゃいけなかったから
  坊主にしてただけなんだよっ!」
幸「でも明治学院は…」
桜「キリスト教だよっ。だからちゃんと出られてないじゃないか…」

そこが3人の出会いの場所だから、ということが大きいのだろうけど
ちゃんと卒業してない学校に、
3人ともこれだけ愛着を持っているというところがステキだ。


高「うちのおやじは校長先生だったんだけど、行く中学全部丸坊主にさせてた!。
  坂崎の隣の中学だったんだよな。吾嬬三中。…坂崎は吾嬬二中だっけ?」
幸「オレは吾嬬一中」
高「坂崎んとこは坊主じゃなくて良かったんですよ」
幸「それなのに自分とこの倅は…!(笑)。見せてやりたいよな」

高「学校に行くと、校長先生がいて朝礼とかで校長先生の話とかあるじゃないか。
  でも家に帰ってくると、うちにも校長先生がいるんだよな(笑)。
  なんか変な感じがしましたね。
  でも僕は可愛がられましたよ。こんなちっちゃかった頃。
  やんちゃでしたからね。
  見た目はおとなしそうな感じでしたけど」
客「えぇ〜?(疑惑の眼差し)」
高「えぇ?。こんなにストイックな人間はいませんよ!」


高「…話がとっ散らかりました。
  人は、生きていかなければいけません。
  生まれてきた以上、生きていかなければいけない義務があります。
  生きていく上で、生き甲斐というものは必要らしいね。
  もちろんお金も最低限必要だけど、
  やっぱり生き甲斐というのは精神的なものだよね。
  だからみんなにとっての生き甲斐が、
  願わくば、アルフィーのコンサートだったら嬉しく思います」

高「御存知のように、この歌は去年の春のツアーでずっと歌ってきました。
  あの震災の後、初めて作った曲です。
  多くの人が、自分の生き方というものを
  見直すことになったんじゃないかと思います。
  自分の生きる場所というのも、
  そんな中で見つけていかなければいけないんだと思います。
  それでは、そんな思いで…“生きよう”

ギターはMCの時から肩に掛けていたFlying A-IV Tribal。
最初はかなり衝撃を受けたあの間奏も、今ではすっかり耳に馴染んだ。
まぁ何事もそんなものかも知れん。

再びオーディエンス総立ちの“Eurasian Rhapsody”
メンバーの頭上で、回転するように行き来する黄色い照明がカッコイイ。
王子のギターはさっきのと色違いのAlexi LaihoのSAWTOOTH。

そういえば、誰だかわからなかったが
1コーラス目の♪Asian Mind!の後、まだそこじゃないのに
♪エッ…と歌いかけてしまったメンバーがいた模様(^^;。

ステージは着々と終盤へ。
あー、確実に終わりに近づいているんだなぁと思うとちょっと寂しい。
この時間がもっともっと続けば良いのに。

“春の嵐”のイントロでは
幸ちゃんがアコギを奏でている頭上で
一つまた一つとドットイメージの玉が降りて来て北斗七星を形づくる。
なぜ“春の嵐”で北斗七星なのか?という、細かいことは気にしない。

見どころはやはり後奏のギターソロ。
途中、ESPのMVを肩の高さあたりに持ち上げて
♪ウィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン…と鳴らし続けている時の王子のカタチがカッコイイ。
'58年製のレスポール・カスタムを使っている時も
この奏法を使っていたけど、いったいどういう仕掛けになっているんだろう?。

で、遠くから見ていた時は
ドットイメージと王子が接触してしまったりすることはないのだろうか?
と思いながら観ていたけれど、
近くで観てみるとそれなりの距離があることが分かった。
と言っても、後奏の終盤で前に出てきた時には結構近かったかも(^^;。

“幻夜祭”“希望の橋”
(ギターはFlying A-IVの赤&黒)と続いて、
“永遠の詩”、そして“明日の鐘”へ。

“明日の鐘”での、身振り手振りを交えた王子の感情の込めっぷりときたら!。
ある時は自分の胸に手を当て、ある時は拳を握りしめ、
ある時は空(天井)を指差し、ある時は翼のように腕を伸ばし…。
ちょっとクサいな(^^;と思いながらも、すっかり引き込まれてしまった。

後奏で、王子が右手を挙げて「次の小節で終わるよ」的な合図をしたとき
あー、もうホントに今日の本編が終わっちまんだ(ノ_<。)と寂しくなった。


だがしかし、まだこの後アンコールが小一時間あるではないか。
寂しがっている場合ではないのだ。


《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》 

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コメント 10

えの

まさかあんなに近くの席だとは。
こちらも顔が固定されたままでした。
なんか、全て吸い尽くされた感じです~。
by えの (2012-06-07 06:51) 

梅屋千年堂

>えのさん
呼ばれて振り返ったら後ろの席にえのさんが。
あんな偶然ってあるんですねー。
お互い、視覚的・聴覚的・嗅覚的に堪能できましたね〜(笑)。
…未だ昨夜の余韻の中です。

by 梅屋千年堂 (2012-06-07 11:34) 

ゆき

梅屋さん、えのさん、お二人お近くの席だったんですね!?
し・か・も~、かな~り前方席だったのでしょうか…♪♪♪
うらやまし~!
そして、セットリストを確認して、またまた、うらやまし~!!

なんて、うらやましがってばっかりいてはいけませんね。
そのせいか…
本日届いた名古屋2デイズ。
2日ともかなり後方で、2列違いの同席番。。。
こんなことってあるんですねぇ。

なにはともあれ、ワタシ的には大阪・名古屋とあと3本。
めいっぱい楽しみたいです♪
そしてできることならば、他所で演奏された、あの曲やあの曲、あの曲が聴けたらいいなぁ…なんて(笑)

今日UPされた、単独シングルジャケ写。。。
え~、あれを受け取りに行くのかと思うと、、、う~ん。
メガネをかけて帽子を目深にかぶって行こうかな…と思ってしまった私。
いったいなんの意味が!?
でもそんな気分になってしまいました。
ダメダメですね、ファンとして…(^_^;)
が、早く聴きたいです!!楽しみです、鋼鉄美旋律メタル♪

by ゆき (2012-06-07 22:28) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
そうなんですよ、こんな偶然ってアリ?!と驚いてしまいました。
でもアタシはこういう点において圧倒的にボーッとしてるので、
もしえのさんが前で、アタシが後ろだったら気がつかなかったかも(^^;ゞ。

うちにも名古屋ファイナルのチケが届きました。
2階席ですが、見晴らしが良くて楽しめそうです。

王子ソロシングルのジャケ写も出ましたね。
ひと目見て「アタシこれが一番好き!」と思うジャケットがありましたよ。
ま、そのあたりは明日以降別記事で…(^^;ゞ。

by 梅屋千年堂 (2012-06-08 01:50) 

ゆき

いつもながら詳細なレポ、堪能させていただきました(笑)
ありがとうございます!!

“美しいシーズン”、私も一度は聴いてみたいです…
が、「年に1回は歌ってる」→年1回しか歌わないのか、、、?
大阪か名古屋で聴けたらいいのに。

いつだったか、幸ちゃんが坂番でこの曲をかける時、「この時の高見沢の声、好きだなぁ」と言っていたような…
あらためてあとで聴いてみよう♪っと。

今日、友人宅へ持って行こうと焼酎売り場を物色していたら、『島美人』があり…ついつい買ってしまいました。
普段家でお酒の類を飲むことはないのですが、さきほどちょっと飲んでみました♪
確かに、飲みやすい芋焼酎でした。これはスルスルっと飲んでしまいそうで、危ないです!?
が、意外にもお手頃価格で、ビックリでした。
桜井さんに親近感を感じてしまいました(笑)

by ゆき (2012-06-10 23:33) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
>>「この時の高見沢の声、好きだなぁ」
えっ?!じゃぁ今の声は?!、などと突っ込んではダメですかそうですか(笑)。

“美しいシーズン”、どこかで聴けるといいですね。
アタシは残すところヨコケン・市川・名古屋ファイナルですが
この王子ボーカルバラード日替わりコーナーで
今後どのような曲が聴けるのかが非常に楽しみなところです。
希望的観測としては“ふたりのGraduation”、“Fairy Dance”、
“Moonlight Fairy”、“別れの律動”、“Feeling Love”、“雨”あたりですが…
…ないな(^o^;。

《島美人》、飲みやすいのですね。
しかし、かつて少量のシャンパンで気を失ったことがあるアタシは
残念ながらおそらく一生口にすることはないと思われます(悲)。
体質的にお酒が呑めないのって、
なんだか人生の3割くらいを損してるような気がします(-_-;。

by 梅屋千年堂 (2012-06-11 22:53) 

ゆき

“Moonlight Fairy”、“ふたりのGraduation”、“別れの律動”、いいですねぇ~♪私も聴いてみたいです。

が、“見つめていたい”、“Bad Girl”、“無言劇”、聴きたいです!!
このうちの1曲くらいは、あと3本で叶うといいのですが…

梅屋さんはお酒はたしなまれないのですね。
私は、『酒好き』というわけではないのですが、お付き合いで飲む程度はイケます。
ただ一口飲むと全身赤くなるので、体質的には合わないのでしょう…
未だ、酔っぱらったことはないのですが^m^

余談ですが…静岡単独雷舞の抽選はずれてしまいました(>_<)
まさか(と、タカをくくっていたのがいけなかったのでしょうか…)はずれるとは思っていなくって、、、いえ、本家もはずれたことなかったので。
テンション下がりまくりです。

当初、フォーラム行ってぇ、でももう1本大阪も行ってぇ、と思っていたのです。
(これまた、行ける、前提な図々しい私)
3週連続までは…と、静岡はやめとこうか、と思っていたのですが、サンデーフォークから悪魔の囁き的な(笑)先行お知らせメールが届いて、むくむくと行きたい気持ちが出てきて、ついつい、ポチッとしてしまったわけです。
そのくせ、その後は抽選結果待たずして、先走って『ぷらっと…』まで申し込んじゃってるわけですが(笑)

はずれメールを見たら、静岡、一般どうしようかなぁ、と行きたいモード低下!?
が、大阪・フォーラム、チケット取れるかな?と心配にもなったり。
(といいつつ、フォーラムの宿泊はもう手配済みなんですが^m^ )
悩ましいです…

by ゆき (2012-06-12 22:46) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
梅雨に入りますと、やはり雨関連の曲が聴きたくなるのですよね。
有り得ないだろうけども、王子ピアノ弾き語りの“雨”とか
久しぶりに観てみたい気がします。

アタシはホンットにお酒がダメなのです。
父はかなりの飲んべえなのですが、母がやはり全くダメな人で
どうやらこの点では母に似てしまったようです。
それでも王子が麦100%生搾りのCMに出ていた時は
売上に貢献しようと、頑張って飲んだものです(^^;ゞ。
(遠征先のホテルでライブ後に飲んで、よくそのままベッドに倒れてました笑)。

シャンパンは味としては好きなのですが
それゆえ調子こくと↓このようなことに…(-_-;。
http://humezawa.blog.so-net.ne.jp/2008-01-02

静岡落選してしまいましたかー。
でもまだまだチャンスはあるんじゃないでしょうか。
ここは一つ、諦めずに最後まで粘ってみては。
と、春ツアー初日チケを簡単に諦めたアタシが言うな?!(笑)。

by 梅屋千年堂 (2012-06-13 00:39) 

ゆき

2008年のお正月。。。ごめんなさい、笑い事ではないのですが、笑ってしまいました。

梅屋さん、ほんとにお酒がダメなのに…
>売上に貢献しようと、頑張って飲んだものです
ファンのカガミですね!!が、身体にはよくなさそうですので…
今後、グッズ販売や、CMがないことを願いますよ、私は(笑)

しかし、当時ファンでなかったとはいえ、テレビっ子の私、王子がビールのCMやっていたのは、記憶にないです。
『リズム天国』は記憶にあるのですが…

by ゆき (2012-06-14 00:07) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
えぇ、いいんですよ。これはもう立派に笑い話ですから(^^;ゞ。

サッポロ北海道生搾りの一連のCMはどれも良かったですよ。
(すいません、麦100%でなく、北海道生搾りでした)。
特に、王子がエプロン付けてお友達(構成作家)とドン・シボリオーネに
豚サガリを振る舞っているポスターの写真は
個人的に今でもかなりお気に入りで、
ランダムに表示される携帯の待受画像のひとつになっております。

…そういえば、Kaleidoscopeってワイン
開けずにそのまんまだなぁ…。
もはやいろんな意味で怖くて飲めません…(爆)

by 梅屋千年堂 (2012-06-14 00:41) 

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