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THE ALFEE@相模大野《本編編》 [┣ '12 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE Neo Universe 2012 『Flowers』
グリーンホール相模大野・本編の巻

4/26 22:12 UPしました。
突貫UPですので、誤字脱字その他もろもろご容赦をm(_ _)m
ネタバレ指数68

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My初日だった静岡から2週間ちょい。
長いなぁなんて思っていたけど、あっという間だった。

今日は昨年の武道館ライブDVDの発売日。
グッズの開演前販売で買っておこうと、少しだけ早めに家を出た。
17時過ぎにグリーンホールに到着。
少しは並ぶんじゃないかと覚悟していたのだけど、
行ったらすぐに買える状態。
1万円出して1,500円お釣りを貰う。
小銭を先に財布にしまって、手には1枚の千円札。

隣のツアーグッズ売り場を覗いてみると、これまた並ばずに買える模様…。
気付いたら、数秒後「フィナンシェ1個ください」と口走っていた(笑)。

あまりにも早く買えてしまったので、時間がたっぷり余ってしまった。
隣の伊勢丹の2階にあったハロッズ限定ショップをぶらぶらしつつ
いつも相模大野に参加している友人のAさんが
もしや既に到着してはいないだろうか?とメールを送ってみたら
やっぱり来ていた(笑)。
彼女と合流して、ホール裏手の公園を散歩したり
たまたま見つけたツアートラックの写真を撮ったりしてるうちに開場時間。
04_sagamiono.jpg

入場列に加わって、開場と同時に入場。
トイレを済ませたらもうすることがないので、自分の席へ。

本日の座席:1階17列40番台。
相模大野の場合、1階席は23列しかないので、
17列でも結構後ろの方だったりはするが、
先日の静岡の2階席に比べたら、やっぱり大分ステージに近づいた感じだ。

場内に流れているのはピアノの曲。
18時15分過ぎくらいから、いつものようにローディのみなさんが
楽器の調整を始める。

ここ最近の傾向だと、18時30分に1ベルが鳴り
その約5分後にスタートというパターンが多いのだが、今日は18時25分に1ベル。
どうやら定刻に始まるらしい。

1ベルの後、公演中の注意事項のアナウンスがあり
その後いつもだったら自然発生的に手拍子が始まるのだが
今日はどういうわけか、手拍子が起こらず
しばらくして、そのままフッと場内暗転。
ザワザワと立ち上がり始めるオーディエンス。
うーむ…もしかして今日のオーディエンス、
全体的にテンション低めなんだろうか…(^^;。
も…盛り上がるか、不安だ。

ステージの天井から、ドットイメージの光の玉が降りてきて様々な形に変化する。
SEもだんだん盛り上がってきて、メンバーにスポットが当たる。

大歓声。

ローディから楽器を受け取る3人。衣装は静岡で観た時と同じ。
桜井さんはグレーのスーツに、ストライプのシャツ。
タイははっきりとは分からないが、エンジ系のペイズリー柄か。
幸ちゃんは空色のジャケットにグレーのパンツ。
シャツはブルーのようなグリーンのような柄物のシャツ。
王子は迷彩柄のノースリーブのジャケットに、フレアパンツ。
髪型も変わらず。
しかし心なしか前髪が短くなったような気がする。
そのせいか、前髪にはウェーブをかけてないようだ。
今日の髪型…静岡の時よりカッコイイ(*^^*)。

“GET YOUR CHANCE”
王子がスライドバーを滑らせるイントロ。
静岡の時は、興奮のあまりすっかりチェックを忘れてしまっていたけど
今日はしっかり《スライドバーを外して投げる王子》をチェックした。
ちなみにギターは3曲目まで、ESP Blue Flower V。

2曲目は変わらず“Juliet”
♪Hey! Hey!(ジャジャッジャジャッジャッジャ!)Woo〜!
での幸ちゃんの首振りが何度も観られて嬉しかった。

びわ湖二日目では“夢よ急げ”に変わっていた3曲目。
どうか今日は変えないでくれ〜〜〜!!!と祈るような気持ち。

♪ジャラーーーー ジャラーーーー ジャーッジャーッジャー!

あぁ、よかった、“King's Boogie”だった。
やはりセットリストの中に1曲くらい、こういう激しいのが入ってないと。
王子のシャウトがかっちょえぇ〜〜〜!!!。


♪ダツダツダツダツ ダツダツダツダツ…

太郎さんが叩くドラムに乗って、幸ちゃんの挨拶。

幸「こんばんはーっ!!!。
  さぁ、やってまいりました相模大野!。
  相模大野パワーを見せていただきたいと思います!。
  いつも言ってますが、1階はもちろん、2階のみなさんも!
  最後までよろしくー!」

ここまで基本パターンできたので
今日はこのまま初日と同じようなセットリストだろうと判断。
てことは次は“初恋の嵐”???。

ところが!“ロンリー・ガールを抱きしめて”
やったぁ!ヽ(^。^)丿。
“初恋の嵐”ももちろん嫌いではないが、
“ロンリーガール〜”の方が盛り上がるから個人的にはこっちがイイ。
つっても短い曲なので、あっと言う間に終わってしまうのだが。

てことは次は“悲しみをぶっとばせ”なのか?!
と、期待したが、そうは問屋が卸さない(笑)。
ここは“Boy”
でも“Boy”も久々のツアー登場だし、このさいどちらでも嬉しい。
そして、静岡のレポでも書いたが、
♪現・実に・流さ・れない…の後の、王子の♪ブィ〜ンが良い。
(特に1コーラス目の♪ブィ〜ンが一番良かったな←細かすぎ?^^;)。

以上の2曲での、王子使用ギターはMetal Red Cross-T。
そしてスワロフスキー満載のJackson Randy Rhoads Vに持ち替えて
前半戦のヤマ場、“A.D.1999 -Millennium Version-”

ステージ前端ギリギリまで来て、
更に右へ左へ移動しながら歌い、そして弾く王子。
うーん、なにやら実に力強い。

というか、始まる前は
「なんか今日のオーディエンス、テンション低め?」
などと心配していたのだけど、始まってみたらとんでもない!!!。
なんだか物凄い盛り上がりじゃないのさ!。
盛り上がってるだけじゃなくて、なんかこう…とってもまとまってるのだ。
歓声や拍手も、なんだか凄く大きいような気がするのは気のせいか。
いや、気のせいではないだろう。

曲が終わると、王子もいたくゴキゲンな様子で
ステージ上の照明が消えた後も、
右手に持ったRandy Rhoads Vを
「エイエイーオー! エイエイオー!」
みたいな感じで(^^;、何度も何度も頭上に掲げていた。


ここでいつものように幸ちゃんのMC。
なにやらのっけから熱いオーディエンスのノリは
既にステージ上にも伝わっていたようで…

幸「ハイ、ありがとーございます!。ありがとーございます!。
  いやー、いいですね相模大野。いいじゃないですか〜!。
客「Yeahーーー!!!」
幸「ハイ、今日も何が起こるか分かりません。
  …じゃぁここはひとつ、どうぞお座りください」

幸「この春のツアーも、今日で7本目ということですが
  関東でも何回かやりましたから、もうどこかで観たって方も
  いらっしゃるんじゃないかと思いますが
  例えば初日の川口とか…そんだけか(笑)。
  この春のツアー、今日が初日だって方ー」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「そういう方々は、お友達から話も聞かずに
  真っさらな状態で来てらっしゃる方もいるでしょうし、
  あるいは、いろいろ聞いてバッチリ予習してきたって方も
  いらっしゃるかも知れませんね」

幸「生まれて初めての方もいらっしゃいますかね?
  今日がアルフィーのコンサート、生まれて初めてって方ー?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「おっ、いらっしゃいますねー。2階にもいらっしゃいますかー?」
客「ハイ!」
幸「おぉ!、男性の方で。頼もしいですね。
  アルフィーのコンサートは、
  初めての方でも楽しめる演目になっておりますんで、ハイ。
  もしコンサート中に知らない曲が出てきたら
  前後左右を確認して…(笑)。
  あとでベテランさんに聞いたりしていただければ
  よろしいんじゃないかと思います」

幸「この春のツアータイトルは『Flowers』でございまして、
  花と言えば!、この方はどんな花が好きなんでしょうか。
  今日こそ聞いてみたいと思います。
  盛大な拍手でお迎えください。桜井さーーーん!!!」

ステージ下手より、桜井さん登場。
右手・左手・両手…と広げて客席に挨拶したあと、
何故かスーツの胸の部分を開いてみせる。

桜「上の方の方…上からウェルカム…なんちゃって(^^;ゞ。
幸「桜井さん!。今日こそ!、今日こそは聞きたいと思います!。
  桜井さんの好きな、はな…しか(噺家)は?!」
桜「噺家?!。そうきましたか。
  そぉーだなぁー…。先代の林家三平さん!」

ここで、幸ちゃんに三平師匠が乗り移る。

幸「(三平師匠のモノマネで)
  どーも、スイマセン。よしこさーーーん。
  …もう1月1日から隣の山田さんが交通事故で大変。
  電信柱に車をぶつけて、ぶつかった時の音が、ガンターン(元旦)!!!。
  (げんこつを額のあたりに当てる=こうやったら笑ってくださいの合図)
  和尚が二人やってきておしょうがツー(お正月)なんつって。
  (また額にげんこつ)
  うなぎ屋さんに外人さんがやってきて
  『ここの料理は日本料理ですか西洋料理ですか〜』って聞いたら
  店の主人が『ようしょく(洋食=養殖)でぇ』なんつって…。
  (またまた額にげんこつ)
  これは浜名湖のうなぎの養殖と、洋食をかけたりなんかして〜。
  こっから面白くなってきますんで。
  えぇ、ラーメン屋が並んだ通りがありまして、
  こっちのラーメン屋は《日本一うまい》って看板出したら
  こっちのラーメン屋は《世界一うまい》って看板出しまして
  真ん中のラーメン屋の親父が困って出した看板が《入り口はこちら》
  …なんてね、どーもすいません(^^;ゞ」

面白かったが…いつまで続くのかと思った(^o^;。

桜「坂崎、ちゃんと好きな花は?って聞けよ!」
幸「(まだ三平師匠のまま)
  だってどうせ桜井さんの好きな花は?なんて聞いたって
  桜井さん『花より焼酎』とか言うだろうし
  それでオレが『それを言うなら花より団子』とか言うと
  『花より段ボール?段ボールは箱だろ』
  ハコハコハコハコ山崎ハコ、飛びます飛びますなんつって…」
桜「あ…、壊れた。
  ツアー7本目にして、坂崎が壊れた
  なんか最後の方、三平師匠じゃなくなってたぞ(笑)」

桜「アナタ、ワタシにケンカ売ってんですか?」
幸「そう。ケンカ売ってんの。5万2千500円」
桜「びわ湖の時より高いじゃねーかよ」
幸「こないだの桜井さんの話がつまんなかったから値上げ。
  消費税は値上げしませんけどね…麻生太郎です。
  …麻生…太郎…あれ、どうやんのか忘れちゃったよ(笑)」
桜「麻生太郎、インプットしてあるのに出てこなかったな(笑)。
  あとさ、あれやってよ!あれ!。横山弁護士」
幸「もぉーーーやめてっ!。
  桜井さん、ホンットにもぉーーーやめてっっ!」


幸「それより桜井さん!!、この春のパンフレットはいいですね〜。
  カッコイイですよ、桜井さん」
桜「そぉ?(思いっ切り胸を張る)」
幸「特に41ページの写真なんてカッコイイですよ〜」
桜「41ページ?。見てみよう。…パンフレットある?。
  (スタッフがツアーパンフを持ってきて桜井さんに渡す)」
幸「ある?って聞いて、すぐ出てくるところが凄いよね」

桜「41ページ?」
幸「41ページ」
桜「随分後の方だなぁーっ(と1ページずつめくりはじめる)」
幸「最初っからいくのかよ」
桜「あっ、しるしが付けてあるね。数かぞえられないからさ…」

桜「おっ!、これかぁ。確かにこれはいいねぇ〜!。
  カラフルで、ガタイもいいし。…ってこれバスじゃねぇかよ!!!(▼▼)」
幸「バスガス爆発!」
桜「バスじゃねぇかよぉ!」
幸「バスバスガスバス!!!」

また壊れる幸ちゃん(^^;。

幸「…(笑)。じゃぁそろそろバスを呼びましょうか(笑)。
  バスよりもカラフルなこの方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手を持ってお迎えください。高見沢さーーーん!!!」


衣装を替えて、ステージ上手より王子登場。
黄色だったり紫だったり、いろんな色の大振りの花が刺繍されたような
何色とも形容しがたい、ノースリーブのドレスコート。
静岡の時は気付かなかったが、ボトムはギラギラゴールドのフレアパンツ!。
ま…まぶしい(^^;。
下に着たブラウスは、例によって鳩尾の下あたりまで開放。
「どーだ!」といわんばかりの大胸筋。
ハンドマイクを握りしめ、

高「ようこそー…ようこそー」

と、客席に向かって言いながらステージ左方へ移動。

高「これがこの秋、一番派手な衣装ですよ。
  ホラ、ここが花柄になってますよ〜」

秋じゃなくて…今は春。
(よくある間違いだから、まいっか^o^;)。

高「桜井!!、注目!」

パンフレットを小脇に抱えたまま、
王子に向かって「きをつけ」のポーズの桜井さん。

高「なにそれ。『きをつけ』?。
桜「(今度は『休め』のポーズ)」
高「『休め』?」
桜「(『右向け右』でステージ袖に帰って行こうとする)」
高「こらこらこら(^^;」

王子、桜井さんの横に立ち、二人でパンフを見ながら

高「桜井、この写真いいねぇ〜、ネクタイが」
桜「うまいね、もってき方が。あ、そのサングラスかっこいいね」
高「そう?。交換する?」
桜「えっ?!」

ステージに背を向けて王子とサングラスを交換する桜井さん。
しかし王子のサングラスがレンズカラーの薄いものなので、
客席の方を振り向けない。
王子のサングラスをした桜井さんを見て、大笑いする太郎さんと王子。

高「ダメ!、放送禁止だ!」
桜「放送してないだろ」
高「してるもん。ここ(この会場)だけで」
桜「それダイヤモンドついてるんでしょ?、何カラット?」
高「ホンカラット」
幸「ホンカラット?、面白いねぇ」

桜「このパンフレット…おれ薄着だな。お前(高見沢)2枚着てるだろ」
高「だってこれ外だから」
幸「なに?薄着って、桜井さんパンイチ?」
桜「えっ?パンイチお宮?(貫一お宮)。
  俺がパンツ一丁で『今月今夜のこの月を…』って?」
高「おりゃぁ〜!(貫一になって桜井さんに蹴りを入れる)」
桜「あぁぁ〜っ」

なんだか面白すぎる、この3人(^^;。

そして何故か幸ちゃんのところに集合してMC。

高「さっき麻生太郎わかんなくなってただろ。
  …最近坂崎が上手いのはあれ。Macの音が下がっていくやつ。
  あ、上がっていくやつか(と、幸ちゃんの肩をつっつく)」
幸「ピャッピャッピャッピャッ…(←Macの音量を上げる時の音)」
高「あとは携帯のバイブ」
幸「(鼻をつまんで) ンーッンーッンーッンーッンーッンーッ
  ンーッンーッンーッンーッンーッンーッ…早く電話出ろよ!」
高「もしもし〜、桜井さんですか?」
桜「…」
幸「桜井、携帯持ってねぇもん。あっ、開くと緑と黒のヤツだ。
  液晶が緑で字が黒いヤツ!(笑)」

そして再びパンフの話題に。

高「このパンフレットですけど、CDが付いてますからね。
  ホラこれ。こっちがメインですから。写真の方は誰も見てないらしいよ」
桜「一生懸命撮ってるのになぁ…」
高「桜井なんて一生懸命フラフープやったのになぁ」

と、王子のハンドマイクでやりとりするも、
桜井さんがまだ喋り終えないうちに、マイクを自分の方に向けてしまう王子。

桜「(マイク持ってくのが)早いよ!。まだ話が終わってないのに」
高「そう?」

と言いながら、ますます早いタイミングで、桜井さんからマイクを離す王子。
ムッとする桜井さんの顔の横に自分の顔を持っていき、

高「こうやって(1本マイクで)喋ればいいんだ。
  でもちょっと顔が近すぎだなぁ…」
桜「この(高見沢の)髪がウザイ」
高「でもないよりはあった方がいいだろ?」

桜井さん、パンフを床に放り投げ

桜「当たり前だろう(▼▼メ)!。髪は長い友達なんだからっ」
幸「もの投げない!。ハイ、もう終わり!。
  では曲に行きたいと思います(呆気にとられる客席)。
  もっと笑いたい人もいるみたいですけど。終わりでいいですね?。
  カットアウト?。そうです、この春はカットアウトなんですよ」

幸「桜の花は、もう散ってしまいましたけど
  桜の実が熟するのは、もう少し先の季節になります…
  “桜の実の熟する時”

あぁ、ここも変わらなくて良かった。
びわ湖二日目は“君が通り過ぎたあとに”だったそうだが
この曲は割と演奏される頻度が高いので
個人的には“桜の実〜”の方が嬉しい。
ちなみにここでの王子のギターは、
ギブソン・レスポール・カスタム(See-thru Pink)。

そして、ただすけくんが演奏する“Over The Rainbow”から
“Sister of The Rainbow”
最後に英語の歌詞でサビのメロディを繰り返すところが好きだ。
王子のギターはVG EAR。
このギター、見た目は地味だけど
いろんな場面でかなり活躍しているような気がする。

“太陽は沈まない”では
歌い始めのところの、朝焼けか夕焼けを逆光で浴びているような
オレンジ色の照明が物凄くカッコイイ。
そして、この春ツアーから間奏のアレンジが変わっていて
これもオリジナルよりもカッコイイなと思う。


“太陽が沈まない”が終わって、ステージが一旦暗くなったあと
後ろの方で喉を潤してきた王子のMC。

高「ハイ、どーもありがとー…、ありがとー。
  “桜の実の熟する時”、そして“Sister of The Rainbow”、
  そして太陽は沈まないをお送りしましたけどねー」

高「“桜の実の熟する時”と“太陽は沈まない”はシングルなので
  聴いたことのある方も多いんじゃないかと思います。
  僕らは今年でデビュー38年になるんですが
  デビュー曲は“夏しぐれ”という曲でした。
  これは自分達で作った曲ではなくて、筒美恭平さんと松本隆さんという
  素晴らしい方々に作って頂いたものなんですが、
  ここらへんに『これで行くんだ!』っていうのが感じられますよね。
  誰がそう思ってたのかっていうと、周りが(笑)。
  僕らにはそういうのは希薄でしたねー。まだ大学生でしたから」

高「プロになるということは、
  ただ歌っていればいいというものではないんですね。
  名刺代わりになるようなヒットを出せ!と周りから言われるわけです。
  誰が言うのかというと、レコード会社、
  マネージャー、そして、メンバー」

高「自分でも曲を作り始めるんですが、
  それまで曲なんて作ったことなかったですから
  何をどうしたらいいのか、まったくわからないわけです」

高「僕はハードロックをやってましたから、そういうのは作れますけど
  アルフィーじゃそれは出来ませんから。
  だからいろんなの聴きましたよ〜。
  坂崎からもフォークのレコード借りたりして。
  でもなんかよくわかんないんですよ、フォークって。
  だから自分の好きなGSを聴いたりもしてね」

高「いろいろ作ってみましたよ。
  ボサノバ…ボサノバ?とか思いながら。
  そしてタンゴ…これでいいのか?と。
  でも、狙ったモノってのはダメなんだよな。みんなもそうだと思うけど。
  結局ヒットしたのは、シングルで出そうと思った曲じゃないですからね」

高「“メリーアン”まで9年かかりましたけど
  まぁそれも地道にライブ活動を続けてきて
  徐々に下地が出来上がってきていたというのもあると思いますけどね。
  …で、1曲ヒットが出ればラクになると思っていたんですが
  それは大きな間違いでした。そこからが大変でした(笑)」

高「今年に入って“生きよう”というシングルを出しました。
  お陰様で、オリコン初登場5位になりました。
  (客席から拍手)
  “メリーアン”から数えて、
  46作連続でトップ10入りしているということなんですが
  これは凄いことですよ。
  これはみんながいてくれてこそ!。
  みんなと勝ち取った46作だと思ってますから。
  いいですか、みなさんが頼りですよ。ここは委ねますからね(笑)」

高「まさか、ここにはまだ持ってないなんて不届き者はいないよな?。
  いいんですよ。僕らは心が寛いですから。
  持ってない方は、今日このあと…今日が無理なら今週中、
  それが無理なら今月中…いや今年中…って、オイ大概にしろよ。
  …最近ノリツッコミが気に入ってるんですが(笑)」

高「この曲は、みなさんも御存知の通り、震災の後に出来た曲です。
  自分の場所を守っていくこと、
  それが、人が生きる、人生ってことなんじゃないかと
  そんな思いを込めて…“生きよう”

王子のギターはFlying Angel FANTASIA。
いつ見ても、このギターは綺麗だなぁ。

ここで、ステージの雰囲気は一変。
“Eurasian Rhapsody”
衣装を翻してクルッと回転しながらイントロのフレーズを奏でる王子。
(ギターはEternal Descent Loki FX)。
久々にツアーで演奏されてるこの曲だけど
いや、ホントにカッコイイ。
こんなにカッコイイ曲だったっけ?と、再認識するこの春である。

それと、最後のサビの直前の「♪だから〜」が妙に印象的。
王子の書く詞って、この「だから」という言葉が
一種の掛け声みたいな感じで
結構印象的な使われ方をしてるものが多いような気がする。

そして“春の嵐”
暗闇の中でギターチェンジをする王子。
ヘッドのシルエットがチラッと見えたが…
あ〜今日は'58年製のカスタムではないのかー(残念)。
では何のギター?。
幸ちゃんのアコギパートが終わり、明るくなったステージに眼を凝らす。

なんだ?…あんまり見たことのない小振りで黒っぽいギターだ。
黒いけど、照明を浴びてボディのラメがキラキラ光るのが綺麗。
どうやらESP製のようだったので、帰宅後調べてみたところ
MVというモデルのHolo Flake Blackというカラーっぽい。

かなり下の方まで下がってきたドットイメージに囲まれるように
このギターで後奏のソロを弾きまくる姿は、今日もカッコ良かった。

“幻夜祭”から“希望の橋”
この2曲がどぉーーーも個人的にはイマイチで…(^^;ゞ。
なんかこう、ダークなイメージでまとまってる本編終盤なのに
“希望の橋”だけ、物凄く明るい感じで違和感。
とは言っても、もしこれが“希望の橋”じゃなくて
他の、ダークでヘヴィな感じの曲が入ってきたら
もう重くて暗くてどよ〜んとした終盤になってしまうかも知れないけど。

そんな2曲を経て、大好きな本編ラストの2曲。
“永遠の詩”
メンバーの頭上で、ドットイメージが形づくる3つの輪っかが回転する。
それが徐々に翼を広げた鳥の形になり、
“明日の鐘”のイントロが始まると同時に
羽ばたき始める。ドラマチックな演出。

王子のギターは、Venus Angel。
双眼鏡で確認したわけではないので不確かではあるが
遠目に見た感じは《慈愛》の方のようだった。

感情迸る王子の歌唱。
間奏の後の、サビに入る直前のピックスクラッチも
なんだか泣きたくなるくらいグッと来た。
後奏の、渾身のGソロも感動的。

なんなんだろう!今日の相模大野は!。
オーディエンスもまとまってるし、
ステージ上のメンバーの演奏も引き締まっていて
なんだかすっごくイイ!!!。

エレキギターが旋律を奏でる、壮大な“明日の鐘”のSEを聴きつつ
「お〜!なんかよくわかんないけど今日スゴイ!」
とコーフンするアタシなのであった。



《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》 

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コメント 10

えの

一体感すごかったですよね。
0728@さいたま、泣きそうです。
by えの (2012-04-26 00:07) 

namizo

お疲れ様でした!
ホント、なんかすごい一体感でしたよね。
楽しかった~!

気が付けば、年明けに「春ツアーで聴きたい曲」としていたものがいくつもあって、それも嬉しかったです。
(あ、ネタバレ我慢して、今日My初日だったので。。。)
by namizo (2012-04-26 00:20) 

あらせこにしき

きゃあぁ。
今オフィシャルで夏イベ情報見ました。
めちゃめちゃ嬉しい!!
が。既に仕事が入っている・・・。
なんとかするのだ。

ライブお疲れ様でした(^^ゞ

by あらせこにしき (2012-04-26 00:51) 

梅屋千年堂

>えのさん
まさか!の夏イベ発表でしたね。
寝耳にミミズとはまさにこのこと!(ミミズかよ笑)。
イベントの発表を、ライブ会場でメンバーから直に聞くあの興奮!。
久々に味わいました。…本当に嬉しいですね。




>namizoさん
開始前の手拍子がなかったので「あらら?(^^;」と思っていたのですが
スタートしてからの勢いが物凄かったですね。
なんだか今日はオーディエンスがまとまってるなぁ!と感じました。
アンコールの声援や手拍子も、いつもよりも大勢の人がやっていた気がします。
そんな中での、イベント発表…メンバーも気分良かったでしょうね。

そうそう。
「namizoさ〜〜〜ん、あの曲やあの曲、やってますよぉ〜」
と、コメントしに行きたくて、ちょっとウズウズしてました(笑)。
良かったですねぇ〜(^_^)。




>あらせこにしきさん
王子が夏イベを発表した時の盛り上がりようったら、もう凄かったですよ!。
終演後、地元の友人たちに早速メールしたら
やっぱり「予定してなかったら予算もないし、仕事もある〜」と嘆いてましたが
「なんとかしなきゃダメです」とレスしておきました(笑)。
そうです、なんとかするのです。なんとかなるのです。

by 梅屋千年堂 (2012-04-26 02:37) 

なおち

某掲示板を見て『おお~っ(@@)』と思わず
喜んでしまいました。参加出来ないのに(><)
まずは、梅屋千年堂さんのチケットゲットをお祈
りしております(ー人ー)
リクエストは参加者のみなんでしょうかねぇ。
インターネットでも受け付けてくれるなら、
ぜひ1曲投票して、DVDを楽しみにしたいと
思います。


by なおち (2012-04-26 09:01) 

梅屋千年堂

>なおちさん
参加できなのですか〜。残念です。

>>まずは、梅屋千年堂さんのチケットゲットをお祈りしております(ー人ー)
ありがとうございます。
てゆーか、既にチケット取れた気でいるアタシは相当図々しい?!(笑)。

リクエストは明日から、WEBで誰でも応募できそうではないですか?。
でも何曲リクエストできるのでしょう。
1曲だったら絶対あの曲しかないし、3曲だったらあれとあれとあれ。
もし5曲選べるなら…うーん、これはかえって悩みます〜(>。<)。
みなさん、悩むでしょうね〜(笑)。

by 梅屋千年堂 (2012-04-26 22:33) 

ゆき

王子ソロの発表がもうそろそろあってもいいのかなぁ…
なんて思っていた今日この頃、夏は夏でも、本家の夏イベとは!?
私は単純に『きゃ~』と喜んだクチです。
行く気満々、というより私ももうチケット取れたような気で、すでに翌日旅行会社のパンフレットを物色しました(^^ゞ

とはいえ、まだまだ春ツアーは序盤。夏も気になりますが、自分の行けないライブも気になります。
ということで、毎回楽しみにさせていただいているレポを拝見して、そこにいたかのような気になっています。

しかし…MCはどれも、あと桜井さんのグッズコーナーの一言一句も、もうガッチガチに近い台本どおりの進行っぽいですねぇ…
この前のびわ湖では大笑いしたけど…2度目以降は、、、セリフわかっちゃってるとどうなんでしょう?といいつつ、大笑いしちゃうのか、私^m^
まぁ多少は脱線しますけど、もっとフリートーク満載な感じだともっと楽しいのに…

“春の嵐”のギター、びわ湖でも'58年製のカスタムではなくこの黒でラメラメ、キラキラ、のギターで、「梅屋さん、今回は違います~」と思っていました(笑)

びわ湖では“桜の実の熟する時”が聴けませんでしたが、明後日の四日市では聴けるかも、と期待しています♪

王子は「今日は7曲も変えた。昨日と一緒じゃしのびないから」なんてかなりのドヤ顔で言っていましたが(サングラスしてたので実際は顔はちゃんと見えてませんが、ドヤ顔だったに違いありません!?)、自分の聴きたかった曲が、少し前のツアーで聴いた、とか、そんなにお気に入りというわけでは、なんて曲に変わっていたりすると、ちょっと残念な気持ちになったりして…
かといって2デイズ同じだったら、それもまた残念だったりもして…勝手なもんですね。
「2日一緒じゃしのびない」というメンバーの気持ちをありがたく思わなくっちゃ(^^)

なにはともあれ、明後日の四日市、楽しみです♪

by ゆき (2012-04-29 02:51) 

梅屋千年堂

>ゆきさん
ツアーはないかも知れないけど、王子のソロは今年もありそうですよね。
(アルフィーの夏イベもあって、王子ソロが全国(?)ツアーじゃ
 正直もうお金も休みも体力も限界を超えてしまいます〜(@o@))。

びわ湖二日目のセットリストの変わりっぷりには驚きました。
いくら2daysだからって、ツアー6本目でこんなに変えるのか?!と。
しかしながら“夢よ急げ”や“君が通り過ぎたあとに”、
“ロンリーガール”や“シンデレラ”など、比較的定番な曲が多かったので
ちょっと「キィィィィーーー!!!」となったのは
“悲しみをぶっとばせ”だけでした(笑)。
でも昨夜の桐生では“罪人たちの舟”をやったそうで
これまた「キィィィィーーー!!!」と地団駄でした(^o^;。

今年のGWはどこにも参加できず、非常に残念です。
通常なら休みの木曜日も仕事です…_| ̄|◯。
仕事に明け暮れるGray Week(灰色週間)ですよトホホ。
2週間後の広島が待ち遠し過ぎます。

ゆきさんは明日の四日市、楽しんできてくださいねー!!!。

by 梅屋千年堂 (2012-04-29 21:56) 

きゅう

今年初ライブの四日市に行ってきました。
私は昨年秋のファイナルシリーズに参加していないので「ドットイメージとはどんなものか?実際に見てみよう」に期待していきました。
梅屋さんが昨年からいろいろな表現をして伝えてくれていましたが「なるほど、これは実際見ないとわからない」ですね。

「春の嵐」の最後のギターソロで高見沢さんの前にまで降りてきていましたが「いつかは上から頭にコツンとなるのでは」と入らぬ心配をしてしまいました。

最初に坂崎さんに呼ばれて登場した桜井さんが右、左、真ん中といつもの挨拶の後「金井克子さんの振り」をさりげなくしていて、坂崎さんが「なにやってんの?パッパパヤッパ?」と言っていたのですが客席の反応が少なかったので「そうか、この辺が世代の切れ目か?」と思いました。

「Long Way to Freedom」の途中で高見沢さんがステージの段に躓いて転びそうになったのですが、その後の歌詞は「一人ぼっちでもう転ばないで」になっていました。

1階後方の一桁台と通常のホールなら太郎さんが見切れてしまうのですが、この会場はステージ全体(5人が)見える設計でした。
by きゅう (2012-05-01 00:43) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
そろそろお見えになる頃ではないかと思ってました(笑)。

ドットイメージ、客席から観ていると
王子にぶつからないのが不思議なくらいですよね(^^;。
ステージの床に「ここから先へ出てはダメよ」という
ポジションマークがナニゲに貼ってあるのかも…
と思いながら毎回観ています。

>>パッパパヤッパ
そんなに反応が薄かったのですか?。
ウソだ…、みんな知らないふりをしているに違いない(笑)。
それでも時々「そのギャグはいくらなんでも古過ぎる…(^^;」
と思うことはありますが…(「横井さーーん」とか)。

そして王子はまた転びそうになりましたか(^^;。
しかしながら、あの上げ底ブーツであれだけ飛んだり跳ねたり走ったりしても
けっして致命傷を負うことはないというのは
やはり日頃の鍛錬からくるものなのかも知れませんね。
…あるいは単に体が頑丈なのか(笑)。

今年の夏イベでは、どうか転び(そうになり)ませんように(^^;。

by 梅屋千年堂 (2012-05-02 01:42) 

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