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タイタニック 3D [Music,Movie&Musical]

何度観ても、どうしても…

同じシーンで泣いてしまうんだよーーー!!!(笑)。

『タイタニック』…
おそらく今までの人生の中で、最も回数を多く観た映画だと思う。
'97年から'98年にかけての劇場公開当時、映画館に3度足を運んだ。
VHSも買って、何度も観た。
テレビでオンエアがあれば、それも(全部ではないが)観た。
そしてDVDも買って観た。
多分トータルで10回近くは観ているんじゃないかと思う。
上映時間3時間以上の長い映画なのに。
そして、観るたびにいつも同じシーンで泣いてきた。

そんなに何度も観ているのに…というかそんなに何度も観ている映画だから、
3D化されたとなれば、やはり観ないわけにはいかない。

その3Dの効果が素晴らしかったのなんの!。

意外と船全体の奥行き感はあまり感じなかったけれど
ジャックと友人のファブリツィオが、
船首で「I am the king of the worーーーld!!!」と叫ぶシーンや
同じく船首で、ジャックとローズがキスをするあの超名場面での
背景の空や海の奥行き感は、そこに吹いている風を感じられるほどだった。

潜水カメラで撮影した、沈没後のタイタニックの映像も
水中で浮遊している泡や塵が手前に浮き出している感じがして
まるで自分が潜っているような感覚に陥った。

大きく傾いたタイタニックから
次から次へと人が落ちて行くシーンや、
船尾を上にして垂直になったタイタニックが沈んでいくシーンの
高低差もあまりにリアルで心底怖いと感じるほどのド迫力。

さすが、ジェームズ・キャメロンだぁ〜(@o@)。




しかしまぁ、
さすがに初めて観た時から15年近く経っているし
その間に自分も年齢を重ねたし(=純粋さが損なわれてきているし?笑)
それこそストーリーも熟知しているし、
そのストーリーも今思うとかなりベタベタな感じだし、
さすがに今回ばかりは泣けないんじゃないか?と思っていた。

でもせっかくお金を出して観に行くからには、できる限り感動して帰ってきたい。
《久しぶりに》観れば、ひょっとしたら感動できるかも知れない…。
そんな風に考えて、ちょっと前にNHKのBSプレミアムでオンエアしたのも
観ないでガマンしたし(笑)、その関連番組も録画はしたが
今日まで観ずに耐えてきた(…大袈裟な^o^;)。

その作戦が功を奏した…のかどうかはわからないが
3Dによって、よりリアルになった映像の効果も相まってか、
やっぱり《いつものシーン》で条件反射のように
ダム決壊(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)。

《いつものシーン》とは、
・バンドがデッキで“主よ御許に近づかん”を演奏し始めるシーン
・それに続く、もはや避難することを諦めベッドに横たわる老夫婦のシーン
・同じく、三等船室の母親が子供におとぎ話を聞かせて寝かしつけるシーン
・バンドが最後の演奏を終えた後、バンドマスターが
 「君たちと演奏できたことを光栄に思う」と言うシーン
・ローズが手を離した後、ジャックが静かに海に沈んでいくシーン
・老ローズが海に投げ捨てたペンダントが、回りながら海に沈んでいくシーン
・老ローズの夢の中で、ジャックとローズが
 タイタニックの乗客・乗員に祝福されるラストシーン

これらのシーンでもれなくアタシは泣くのであるが、
特に“主よ御許に近づかん”からの一連のシーンは、涙が止まらない。
ボロ泣きしすぎて、していたマスクがぐじょぐじょになってしまった(^o^;。

やっぱり名作というのは、何年経っても色褪せないんだなぁと思った。
それどころか、15年前には別段どうとも思わなかったシーンに
今は心を動かされたりもした。

パンフレットには、今回の3D化にあたっての
ジェームズ・キャメロンのインタビューが掲載されているのだけど、
そこに
「僕は、そういった混乱した青春期を経験している若い人のために
 (『タイタニック』という映画を)作ったのと同時に、
 そういう気持ちを今も覚えている45歳の人のために作ったんだよ」
などと書いてあった。

なんで45歳なのかはよく分からないが
まさに今自分がその年齢なこともあり(正確にはまだ44だけど^^;)
この言葉に「なるほど〜」と思わず頷いてしまった。


3D版『タイタニック』、観に行って良かった。
テレビやDVDで観るのもいいけど、やっぱりこの映画は大画面がいい!。


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『タイタニック 3D』の公式サイトはコチラ
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