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リアル・スティール [Music,Movie&Musical]

観に行かないで終わるかなーと思ったけれど…

以下、映画の内容に関するネタバレあり。
これから『リアル・スティール』を
観に行く予定の方はご注意下さい。

高見沢王子も「面白かった」と話していたことだし
ここはやはりひとつ観ておくか、と思い
地元シネコンの上映スケジュールをチェック。
もう終わってるかも〜と思ったけど、まだやってた。

ロボットが人間の代わりにボクシングを闘う、なんて映画だから
ジャンルで言ったらきっと割と近未来的なSFなんだろうと思っていた。

が、オープニング…
夕暮れ(?)の中、遊園地を目指して大型トラックを走らせる
ヒュー・ジャックマン演じる主人公。
BGMは、長閑で心地良いアコースティック・ギターの調べ。
おおよそロボット映画には似つかわしくない雰囲気。
登場人物の服装や風貌、街の景色なども、現代と変わらない。

それもそのはずで、これは2020年という
あまりにも近すぎる近未来が舞台。

2012年現在では有り得ないテクノロジーを備えたロボットが
ボクシングで闘うってのはSF的な設定だけど
親子の絆を描いたヒューマン・ドラマでもあり
旧式ロボットが最新鋭最強ロボットをぶちのめすという
スポーツ映画っぽくもあり、とにかくいろんな要素が盛り込まれている。
判官贔屓な日本人の心には、グッとくる要素が多いかも。

映像はロボットの存在感が物凄くリアルでスゴイ。
ロボット達はCGで描かれていると思うんだけど、
まるで本当に、人間と一緒に《そこ》にいるように見えて
不自然さが全くない。
いやぁ〜技術の進歩は日進月歩なのだなぁ。
新しい映画が公開されるたびに、技術もどんどん新しくなってる気がする。

音楽がまたカッコイイ!。
オープニングのアコギも良かったが
ボクシングの試合などで流れるハードロックがまたイイ。
誰が音楽の担当なのだろう?とプログラムを見てみたら
ダニー・エルフマンという人で、オインゴ・ボインゴという
ロックバンドの元メンバーだったらしい。…なんかちょっと納得。

ヒュー・ジャックマンは相変わらずハンサムだが
子役のダコタ・ゴヨ、この子がまたいいんだ(笑)。
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の
アナキン・スカイウォーカー役のジェイク・ロイドに
ちょっと似た感じの、生意気な眼差しが良い。
(ちなみにジェイク・ロイドは、今はどこにでもいそうなお兄ちゃんに
 なってしまったみたいだけど、この子はどうだろうねぇ)。


物語は、最後の試合が終わってバンザーイ!って感じのところで
終わるのだけど、この後この親子とロボットが
どうなって行くのかも気になるし、
出所不明のATOMが、親子に発見される前はどんなだったのか、
何故ゴミ捨て場に捨てられていたのか…そんなところも気になるので
続編も作って欲しいと思った。


それはそうと、2020年にあんな風に機敏に動けるロボットが
実際に作られているだろうか…。
そういえば、『BACK TO THE FUTURE PART2』で
主人公のマーティがタイムスリップした未来は2015年。
映画公開当時は2015年なんて、えらい未来のような気がしてたけど
もうたったの3年後なんだよね〜。
映画では車やスケートボードが空を飛んでいたけど…
あと3年では、さすがにそうはなりそうもないな(^^;。


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『リアル・スティール』の公式サイトはコチラ
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