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Takamiy@大阪 [┣ '10 LIVE (THE ALFEE)]

Takamiy Legend of Fantasia 2010 『Fantasia』
なんばHatchの巻

8/30 0:10 無理矢理完成!
ネタバレ指数71

申し訳ありません、コメントへのレスは今しばらくお待ちを〜m(_ _)m

★★★アンコールから読みたい方はコチラをクリック★★★

いよいよ2010年王子ソロツアー開幕!。
ツアー初日は大阪・なんばHatch。
木曜だ〜!仕事休みだ〜!ってんで、翌日のことなど考えずに参加決定。

10:22新横浜発ひかり467号に乗り込み、いざ大阪へ。
いつものように、車両の端っこの席を選んだのだけど
駅についてドアが開閉するたびに、外の熱気が車内に流れ込んでくる。
熱海…静岡…浜松…名古屋…と、南下するにつれて
その空気の温度が高くなっていく(^^;。
んんーーー、暑そうだぜ!大阪っ!。

13:03新大阪着。
思った通り、滅茶苦茶に暑い!!!。
湿度がさほど高くないので日陰は割と爽やかだが
日なたに出た途端に、差すような日差しがジリジリジリジリ…。
日傘を差してるのにもかかわらず、
なんだか直射日光を浴びているかのように皮膚が痛い(-_-;。
しかも上からだけじゃなく、足元のアスファルトからもジリジリジリジリ…。

駅からホテルまで徒歩5分程度なのだけど
なんだかものっすごく長く感じた。

ホテルに荷物だけ預けて、再び新大阪駅へ。
職場や友達へのお土産を買って、14時にホテルにチェックイン。
小一時間休んで、15時になったらグッズを買いに会場へ。
なんばまでは御堂筋線で1本だが、降車してからが遠かった_| ̄|◯。

グッズの列は思ったほど長くなく
16時ちょい過ぎには売り場に到達し、無事にパンフを購入。
毎年Tシャツを買ってきたけれど、今回はパス!。
なんであんなとこにスカルのプリントがあるんだよ〜?!。
幅詰めできないじゃん(って買わない理由はそこかよ)。
幅詰めする必要のないSサイズでもあれば買ったかも知れないが…。

買ったものを会場のコインロッカーに入れて
先になんばに到着していた友達とちょっと腹拵え。
なんばHatchのロッカーは、会場内と繋がっているんだけど
外からの入り口は開場時間に閉鎖されてしまうので
17時15分に再び戻ってきて、残りの荷物を入れようと思ったら!!!
既に締められてるーーー!!!( ̄口 ̄;)。
仕方ない。残りの荷物は会場内に入ってから入れ直すしかない。

本日の整理番号:680番台。
17時15分に、会場外の広場っぽくなっているところに
集合せよとのことだったが
しばらくはエアコンの効いた屋内でウダウダ(^^;。
そろそろかね、と外に出てみると
番号順に整列させるでもなく、みんなバラバラに待ってるだけ。
係員が「◯◯番から◯◯番までの方−」と声を掛けると
そこに該当する人々が人混みの中からワラワラと出てきて
次々と会場内に入っていく。

ようやっと自分らの番が来た。
1300人くらいのキャパなので、680番台と言ったら
番号的には真ん中へんのハズなのだが、
なんだか広場に残された人の数は大分少なかったような気が…。
当日券も売ってたらしいし、結構チケット余っていたのかもなぁ(小声)。

友達2人には先にホール内に入って場所を確保しておいてもらい、
アタシは友達の荷物も預かって、再びロッカーへ。
小さなロッカーに3人分の荷物を押し込んで、ホール内に入る。

中には思った以上に人がいて
うわ〜…こりゃ友達を捜すの大変そうだぞ?!と思ったら
「梅ちゃん!」と呼ぶ声が。
友人達は、やや後方の、
客席エリアが一段高くなっている部分の直前のエリアを確保していた。
ここなら後ろに寄りかかることも出来るし、良いでしょうと。

そこからステージを見渡してみると、それでも十二分に近い。
相対的に見ると後ろの方だけど、
通常のホールで考えたら全然前の方だ。
距離で言ったら7〜8列目くらいの感じじゃなかろうか。
あー、これだからライブハウスってステキだ!。
後ろの方でも全然近い( ̄▽ ̄)。

位置的には中央よりやや右より。
入場を待っている時に
「これまで何度かスタンディングで王子のステージを観てきたけど
 何故か右側に行ってしまうことが多いよね」
なんてことを話していたんだけど
「習性でつい右に右に行っちゃうんじゃない?」
というCちゃんの分析は実にウケた。
ソロだから関係ないのに、
ついつい右へ右へと行ってしまうアタシ達(笑)。

場内にはポール・デュカスの“魔法使いの弟子”が流れている。
この“魔法使いの弟子”という曲は
1940年に、ディズニーが製作した『FANTASIA』という
オムニバスのアニメ作品に収録されている。

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この『FANTASIA』や“魔法使いの弟子”が、
今回のツアータイトルでもある“Fantasia”や、
その隠れテーマ?である《魔法》というキーワードと
関連づけているのかいないのかなんだかよくわからないが(^^;
この曲を知ってる人だったら、きっと
「なかなかベタな選曲だなぁ…(小声^^;)」と思ったに違いない。

ふと時計に目をやると、時刻は18時。
ここからが、長い。
ずーっと立ちっぱで待つこと30分。
まだ何も起こらず、さっきから延々と“魔法使いの弟子”が流れ続ける。
18時35分頃になって、注意事項のアナウンス。

客電が消えたのはそこから更に約5分後くらいだったと思う。

友人のCちゃんから「1曲目なんだろうね」と尋ねられ、
「多分…CD通り(=エデンの君)。で、オーラスは“青空”。
 (ホントは“Blood of Eternal”がいいケド)」
などと話していたんだけど、さぁどーだろ。

大仰なSEが始まり、ルークさん他、バンドのメンバーが登場し
既に客席からは大歓声!。
しばらくして、王子登場!。
黒光りする、ノースリーブのドレスコート。
インナーはやはりノースリーブのフリル付きの白いブラウス。
ボトムは黒っぽいフレアパンツ。
パンフのオマケになっているリストバンドと同じ生地の衣装ではない。

で、髪型は全部おろした巻き髪(ヤッタネ!)。
通常盤のジャケ写の髪型だったらヤだなー(でもその可能性は大)
と思っていたので、この髪型は嬉しかったね〜。
巻き方もキツすぎずユル過ぎず、適度にゴージャスでイイ感じ。

さぁ、1曲目は?!?!。

♪ジャーーーーーーーン!

なんとー!
予想外なことに“月姫”だった。
あー、そーなんだ〜と呑気な反応を見せつつも
勝手に右拳が頭上に上がる(^0^)/。

ステージ上の、メンバーの配置は概ね今までと同じ。
左から、ルークさん、その斜め後方に新メンバーのベーシスト大桃さん、
その隣に太郎さん、中央前方はもちろん王子。
王子の向かって右隣がANCHANG、その斜め後方にただすけくん。
そして右端がKojiくん。

“月姫”が終わって2曲目のイントロ。
だたしかし…なんだこれ???耳慣れぬイントロ。
アルバムの曲???じゃないよなぁ。
と、思っていたら“レプリカント・スキャンダル”
なにぃーーー?!。
確かに演奏する可能性は十分あったけど、殆ど予習してきてない!。
お陰様で、なんとかサビを口ずさむことが出来る程度。
なんだー…ヤラれたなー。
拳を挙げるタイミングなんかがよくわからないけど
それでもテキトーに拳を振り上げてたらだんだん楽しくなってきた。

3曲目は“O.Z.Y”
王子の
♪Wow Wow Yeah〜!
で、一気にテンションが上がる。
更に“Kaléidoscope”!。
アタシのiPodの中で、最多再生回数を記録しているほどに
大好きな曲だが、今回のツアーではさすがにもう演奏しないかも
なんて思っていたので、これには早くも大感激。

ここまで、まだアルバムの曲は出てきていない。
うーん、これは後半で新曲をドドッとやってしまおうという
本家『新世界』ツアーと同じ作戦なのか?!(笑)。

ドアタマ4曲にして、大盛り上がり。
既にゼーゼーしているところに、本日最初のMCが入る。

以下、MCに関しては
言い回しの違いや話の順序が前後している部分が多々あるかと思うが
いつものように、そこはまぁひとつ細かいことは気にせずに(^^;ゞ。

高「ハロー!
  さぁー、今年もやってきました!。
  あとでちゃんと紹介しますけど、今年は一人増えております!。
  このメンバーでやっていきたいと思いますので
  よろしくお願いします!!!」

高「昨日!ニューアルバム『Fantasia』が発売になりまして
  ここにいるみなさんは当然、予習してきてくださってると思いますが…
  ちゃんと予習してきたかどうかは、後で新曲をやった時に分かります。
  みんなの口の動きを見れば分かります(笑)」

高「あ、そうだ。
  (と、言って後ろの方からなにやら持ち出して来る)
  これ、先日出たんですけどねー。
  『ロングヘアーという生き方』。
  今どきロングヘアーっていう言い方があるのかな?という気がしますが(^^;。
  みうらじゅん、高見沢俊彦、そしてリリー・フランキー。
  3人の対談なんですが、くだらない本ですよ〜(笑)。
  『これを本にしてもいいですか?』っていう話が来たときに
  『なんで?』って訊いちゃったもんね。
  『(本にしちゃって)いいんですか?!』って
  こっちが訊いちゃったよ(笑)」

高「みうらじゅんさんには、
  前回“愛の偶像(ラブ・アイドル)”を書いていただきまして
  今回もまた作詞をお願いしたんですが、
  これも今年しか歌えないですけどねー。
  平城遷都1300年ってことで、今年限定でやってますが
  いつかあそこ(朱雀門)でこの曲を歌ってみたいと思ってるんですけどね」

高「それと、この人(リリー・フランキー)ですよー!(^"^;。
  この人は締切を守らない!。
  もう、今日詞が上がって来なかったら間に合わないから
  もし今日ダメだったら諦めて今回は10曲入りにしよう!と思って
  そのことをメールしたら、すぐさま来ましたね。
  『もぉー1日待ってください』とかって。
  イラスト付きで送ってきたので許してやりましたけど」

高「それで出来上がってきた詞を
  “Snake & Marguerite”って、素晴らしいタイトルだなぁ
  と思いながら読んでいったら…えぇ?!?!って。
  ほとんどSMの世界ですからねー(笑)。
  それでいろいろと書いてあるわけですよ。
  最近の若者は、性に対して臆病であるとか
  もっと性を解放しなくてはいけないとか。
  それで、この歌を歌えるのは性の解放者である高見沢さんしかいない!
  …オレは性の解放者なんかじゃないぞ?!。
  もう教祖、性教祖だ!みたいなことが書いてありましたから!」

今、レポ打ちながら思ったんだけど
もしかして“Snake & Marguerite”って、
頭文字取ったらまさにSM…ってこと?(^^;。

高「それではここで、
  この二人に書いていただいた曲をやってみたいと思います。
  まずは…“HEY! JOE!”

CDさながらに、まずは左側のルークさんが
♪デレデレデーデ デーレデレデーデ…
というリフを弾き始め、それに右側のKojiくんが加わる。

アルバムの中では比較的(あくまでも比較的)
テンポの遅い曲だけど、いったいどんなノリになるんだろうか?
と思っていたが、そのイントロ部分で
バンドのメンバーがピョンピョンとジャンプし始めた。
それに応えるように、反応の早いオーディエンスもジャンプを始める。

なんと言っても一番楽しかったのは、最後の
♪ヘイヘイヘヘイ! 平城京ー!の部分である。
王子が客席を煽り、オーディエンスが声を合わせて
♪ヘイヘイヘヘイ! 平城京ー!
と拳を挙げながらシャウト気味に歌う。
いやー…個人的には、この気持ちよさは
“JOURNEY”の
♪カモン!ゴアヘッ!リヴ!アン!レッダイ!
や、“Get Your Chance”の間奏での♪ヘイ! ヘヘイ!
に通ずるものがある。
ここは今回のツアーでの個人的な《お楽しみポイント》になりそうだ(笑)。

続く“Snake & Marguerite”
CD以上にカッコイイ仕上がり。
♪わかったよ〜ひみつ〜だ〜よ〜…
の部分も、なんだかもうほとんどシャウト!という感じだ。

それにしても、生で聴いて改めて思ったが
この歌、歌詞がとっても憶えにくい…(-_-;。
(サビの部分も全部歌詞が違ってて
 同じ言葉の繰り返し〜とかがないし…)。

高「さぁー、それじゃぁみんなでラジオ体操しようかー!(笑)
  今までやったことのない人も、
  これまでしこたまやってきた人も…
  “へびめたバケーション!”!!!」

で、出たぁ〜!!!(^o^;。
しかし今回も指名制大ヘドバン大会になるのかと思いきや
そんなことはなく、意外にもサラッと終わってしまった。

高「サイコーーー!。
  もうソロの場合は徐々に行きませんからね。
  既に1本コンサートが終わったような感じになってます!。
  “へびめたバケーション!”は自分でやってても
  テンションが上がるんだよなー。
  ジャージなんて着たことないとか、ウソばっかり言ってますからね。
  ジーパンだって結構穿いてるし。あ、でも最近は穿いてないかな〜。
  こう、パブリック・イメージ的にね
  ラジオなんかでは『なんですかそれ?』みたいなこと言ってますが(笑)」

高「先日嬉しいことがありまして、
  7月の終わりにレコーディングが一段落した時に
  スタッフが誕生パーティを開いてくれたんですよ。
  そうしたらそこに!ある人がやってきまして!。
  『高見沢くん、誕生日おめでとう!。シアワセだなぁ…』
  あ、もう誰だかわかっちゃった?(^^;ゞ。
  そうなんですねー。加山雄三さんがサプライズで来てくださって!。
  なんと!ギターをいただいたんですねー」

高「そのギター、持ってきちゃおうかな?。
  (ローディー三上氏、そのギターを持ってきて王子に手渡す)
  これなんですけどねー。
  加山雄三50周年記念モデル。モズライトというギターなんですが。
  『MUSIC FAIR』に出た時に、坂崎がクイズで当てたヤツです。
  その時に、僕がよっぽど…『欲しい』とか一言も言ってませんよ?
  一言も言ってないのに、よっぽど物欲しそうな顔をしてたんでしょうね。
  それを見た加山さんが、居たたまれなくなって(笑)
  本当は限定で50本しか作ってなくて
  発売と同時に売れてなくなってしまったんですが
  僕のために51本めを作ってプレゼントしてくださったんです」

高「こういったギターはメタルとはまったく関係ないんですが
  このギターを使って、1曲演奏してみたいと思います。
  レッツゴー!、ベンチャーズ!!!」

そんなシャウトから始まったのは、
ベンチャーズの“WALK DON'T RUN”
“急がば廻れ”という、ちょっとスゴイ邦題が付いたナンバー。
王子がブルーのモズライトを抱え、
歪みのかかっていない音のギターで、ベンチャーズを演奏する姿は…
なんだかすっごい違和感!!!(爆)。
アームの使い方もいつもと違うし(笑)。

♪テケテケテケテケ…ジャラァ〜ン…

で、曲が終わると再びMC。
ギタリスト達はひとまずステージから退散。
王子、ただすけくん、太郎さん、大桃さんがステージに残っている。

高「当時はこういったインストものが流行ったんですよね。
  ベンチャーズとか、みんなは知らないかもしれないけど
  アストロノーツとか…反応がありませんね(笑)。
  スプートニクスとか…(客席からわずかに「おぉ〜」という声)
  あ、ちょっと反応があったねー!」

高「子供の頃、そのスプートニクスのある曲をラジオで聴いて
  高見沢少年はハートを鷲掴みにされまして
  この曲のレコードが欲しい!と思って
  貯金箱を壊して、足りない分は兄貴とか親に援助してもらってですね…
  優しいだろ?、オレの家族は。
  8つも離れてましたからね、可愛がられたんでしょうね。
  本だとかレコードは『欲しい』って言えば
  すぐに買ってもらえましたから、
  そのレコードを買いに行きましたねー。
  …それでは、その曲の触りをやってみたいと思います。
  “モスクワの灯”

高見沢少年がハートを鷲掴みにされた曲というから
どんなにカッコイイ曲なんだろう?とものすごく期待していたんだけど
なんだか…え?これ?(^^;という感じの曲だった。
まぁでも逆に考えたら、これでハートを鷲掴みにされた高見沢少年、
かなりマセていたんじゃなかろうか。

昔のインストを2曲演奏した後は、
今年もやっちゃう“Techno Glamorous”
いやぁー、王子はこの曲好きだよねぇー(笑)。
おそらく自分で演奏してても楽しいんだろうけど
この曲ではベースソロや、キーボードのソロを入れて
ギタリスト達に比べると地味な存在である大桃さんやただすけくんに
スポットを当てようという狙いもあるのかも。

とはいえ、新しいベーシストの大桃さんは全然地味じゃない(^^;。
これがベースなのか?!と疑いたくなるような激しいベースソロ!。
ベースのあのぶっとい弦をハイポジションでチョーキング!。
まさに力業、そんな感じ。
去年までベースを担当していた量さんと比べると
体にも顔付きにも威圧感が…(笑)。

そんな派手なベースソロを含む“Techno Glamorous”の後に
確かメンバー紹介だったかな?。

高「今回から、バンドのメンバーに加わりました。
  このメンバーの中では一番若い!。
  顔はちょっとイカツいですけど。
  ベース、大桃俊樹ーーー!!!」

高「そして、いつもの(笑)。ドラムス、吉田太郎ー!」

それまで、殆どドラムに埋もれてしまって
姿を観ることが出来なかった太郎さん。
立ち上がって、オーディエンスに挨拶。
おおおっ!!!髪が伸びている!(笑)←なんで笑うんだ(^^;。

高「髪型がちょっと変わりましたけどねー。色気づきやがって(笑)。
  いいよな、この髪型。だからオレは前から言ってたんだよ。
  今後、太郎の髪型がどうなっていくのか、
  それが今の僕の一番の関心事です(笑)」

高「そして…
  (なにやら腰を曲げてヘーコラと挨拶をしてるただすけくんに)
  シャキッとせんかぁー!シャキッとー!!!
  …なんだか面白いよね、みんなが(手を振りながら)
  『ただすけー!』とか言ってるのが。
  いや、ただすけなんだけどな。
  技術の方は本家の方で実証済みですが、
  キーボード!、ただすけー!
  (また腰が曲がっているただすけくんに)
  シャキッとせんかぁっ!!!(笑)」

今どき「◯◯せんかぁ〜!」などと言う人も少なかろう。
こういう言葉遣いを耳にすると、王子も56のおっさんだなぁと実感(笑)。

高「今回は、このリズム隊でやっています。
  そして、ギター。ルーク篁ー!」

ルークさん、再び登場。

高「今年はルークはダメかと思ってたんだよ〜。
  悪魔の方がありましたからねー。
  でも、なんとかスケジュールに都合をつけてくれました!。
  今日は、この大人のギタリスト二人で
  泣きのギターをお届けしようと思います。
  “17の時に逢いたかった”

あまり記憶が定かではないが
ここでの王子のギターは、先日の『新堂本兄弟』でも使っていた
Jeff Beck 1954 LP Oxbloodだったような気がする。
このギター、見た目・音色共になかなかアタシ好みである。
(と、わかったようなことをまた書いてみる^o^;)。

大人のギタリストによる、間奏の泣きのギター。
ほんの短い数小節だけれども、それは確かに
心の琴線に触れる、泣きのギターであった。


高「いろんな思い出があると思うけど、
  ルークはさぁ…初恋ってどんな感じだった?」
ル「えっ?、今年もまた初恋の話するんですか?」
高「あ、去年やったか。
  じゃぁ10代の頃に影響を受けたギタリストって誰だった?」
ル「それは、リッチー・ブラックモアです。
  ディープ・パープル漬けでしたから。もう毎日全身黒い服着てました」
高「小学生なのに???」
ル「小学…中学生でしたね」
高「でも中学生だろ?。全身黒?。へんな中学生だなー」

そして、10代の頃は、アタマの中はギターと女の子のことしかなかった
というような話になり…

ル「もう毎日ワクワクしてましたね」
高「ワクワク?」
ル「ムラムラじゃないですよ」
高「でもさー、当時ってアタマのなかってそれしかないもんな。
  それか、ギターのことしかないもんな。
  時々ギターのこともなくなっちゃったもん。
  …今はそんなことないですよ」
客「えええーーー」
ル「何を言ってるんですか。
  王子は世界一上品なエロなんですから(笑)」

そうかも(笑)。

今回は、ギタリストを一人ずつ紹介しつつ1曲演奏、
という構成になっているらしく、ここで二人目のギタリストを紹介。

高「それでは、もう一人ギターを紹介します!。Kojiーーー!」

ステージ上手よりKojiくん登場。

高「Kojiは17の時は何してた?。
  何してた?って、高校生だっただろうけど。バンド?」
K「バンドやってました。軽音楽部で」
高「軽音楽?」
K「軽音楽って言っても、ロックとかでしたけど」
高「あ、そういうのやっていいんだ」
K「軽音楽部でバンドやってて、ギター背負って学校行くっていう…」
高「モテただろ」
K「それが全然でしたねー」
高「ウソだろ〜」
K「一つだけウソつきました。
  高校生の時にバイトしたんですけど、
  その時だけバイト先の人にモテましたね」
高「それはどういう店だったの?」
K「CDの仕分けをするようなバイトだったんですよ。
  そこで一緒に働いてる方にはモテましたね」
高「バイト先のおじさんとか?」
K「おじ…(^^;。でもまぁそうですね。
  おじさんとか…年上の方に可愛がられました」
高「そっちに方には行かなかったのか」
K「はい、それは…(^^;」

高「その頃影響を受けたギタリストって誰?」
K「それはもう!!!“17の時に逢いたかった”!ですよ。
  (つまり『それは高見沢王子のこと』の意)」
高「またまた〜。おまえは嬉しいこと言ってくれるなぁ」
  それって大体何年頃?」
K「そーですねー…80年代の終わり頃ですかね」
高「・・・。そーかぁ(^^;」

高「このあたりがジェネレーション・ギャップだよなぁ。
  アルフィーだと、同じものを見て同じ経験をしてきてますから
  『あれがこうしてこうだよな』っていうと
  『そうだろ?』『そうだよ!』ってなるんですけど
  こっちはいろんな世代がいますからね」

高「でもKojiが初めて買ったギターはあれだもんな」
K「ハイ、ルークさんモデルの…」
高「シェクターだっけ」
K「いえ、シャーベルです」
高「あ、シャーベルか」

高「ルークが初めて買ったギターって何?」
ル「うちは…ガットギターでした」
高「あ、フォークだもんな(笑)」
ル「家にあったんですよ」
高「誰が弾いてたの?」
ル「それがわからないんですよ」
高「それおかしいだろ?」
ル「いや、でも僕ら世代って何故か家にガットギターがあったんですよ」
高「えぇぇ〜?!」
K「うちにもありました!」
高「えぇ〜?!」

ここですかさずただすけくんもニヤニヤしながらそ〜っと挙手(^ ^)/。

高「オマエんちも?!。えぇーーー?!(@o@)。
  太郎んとこは…あったよな、オヤジさんギタリストだったから。
  そうなんですよ。太郎のオヤジさんは結構巧いんですよ〜。
  オマエ(大桃)んとこは?。なかった?。
  あー良かった。一緒だよ、一緒」
ル「同世代じゃないっすか?(笑)」

確かにアタシが子供の頃、我が家の場合もガットギターがあったなぁ。
多分あれは父の一番下の弟(つまり叔父さん)のものだと思うんだけど。

高「来月15日にシングルが発売になります。
  普通はシングルが先に出て、その後にアルバムが出るんですけどね。
  『Fantasia』とはまた違った雰囲気の曲になっています。
  それではその新曲をやってみたいと思います。
  “青空を信じているか?”

おー…ここで新曲出たか。
「新曲買ってね」的な意味も含めてオーラスかと予想してたけど。
てことは、オーラスは“Blood of Etarnal”の可能性大いにアリだな。
(まさかまた“One Way Love”だったりして…さすがにそれはないか)。

『新堂本兄弟』でこの曲を聴いたときは
ちょっとビミョーな感じだったけれど、生で聴いたらかなり良い。
というか、あの日テレビで流れなかった部分が
実はとても良かった!というのがホントのところ。
2コーラスめの歌詞とか
(↑内容は忘れちゃったけど聴きながら「いいじゃん!」と思った)
間奏とか後奏がめちゃめちゃカッコ良かったのだ。

しかも、ギターが'58年製のレスポール・カスタムだった!!!ヽ(^。^)丿。
イントロのフレーズを
♪ティラリラリ〜ラ リ〜ラ〜…
ひたすら黙々と弾き続ける王子の姿が印象的であった。

“青空〜”が終わり、ついに3人目のギタリストを紹介。

高「それではここで、もう一人ギタリストを紹介しましょ−!
  SEX MACHINEGUNS、ANCHAーNG!!!」

メロウィックサインを掲げつつ、ANCHANG登場。

高「早く呼ばないと帰っちゃうからさー(笑)。
  …リハーサルの初日にさ〜みんなに譜面送って、
  『オレも行かなくちゃな〜』と思ってたんだよ。
  そこにANCHANGからメールが来て
  『曲が多くて憶えるのが大変なので
   今日はこれで失礼させていただきます』って
  帰っちゃったんだぜ〜?!?!」

王子よりも先に、というか
王子が来る前に帰ってしまうとは…や、やるなANCHANG(^^;。
しかし、ANCHANGのブログを観る限り、
確かに相当大変だったようだ…(^^;。

高「メールを出すと、割とすぐに返事が返ってくる人と
  なかなか来ない人といるけど、
  ルークとかKojiは割とすぐに返ってくるんだけど
  ANCHANはなかなか返事が戻ってこないんだよね。
  で、オレもその時は『あとでやればいいや』って言って
  すぐにはメール返さなかったんだよ。
  それでしばらくしてから、みんなから
  『ANCHANGきっと気にしてるからメールした方がいいですよ』
  って言われたんで、返事出しましたよ。『しね』って(笑)」

高「その後に、『よろしくな』って書いて出したら
  その時は送信したと同時くらいのものっすごい速さで
  ANCHANGから返事が来ましたねー(笑)」

高「ANCHANGって17歳の時あった?」
A「ありましたよ!!!(^"^;」
高「どんな17歳だった?」
A「今より痩せてました。55〜56kgくらいでしたから」
高「今は?」
A「今はー…75kgくらい…って、17の時の話をしてるんですよねっ?!」

高「ANCHANGは初恋っていつ頃だった?」
A「幼稚園の頃でした」
高「それはマセてたな〜。どんな子だったか憶えてる?。名前とか」
A「憶えてますよ。さとうともよちゃんっていう…」
高「さとうともよちゃんかぁ。どんな感じの子だった?」
A「リーダーになるような子でしたね。
  鼓笛隊とかやるじゃないですか。そうすると必ず指揮をやるような」
高「オレもやってたぜ、こーゆーの(鼓笛隊の指揮)」

高「もうちょっと思春期になってからはどうだった?」
A「いやー、もう全然ダメでしたねー」
高「男子校だっけ?」
A「いえ、普通科です」
高「共学?」
A「あ、ハイ」
高「だったらそういうのいろいろあったんじゃないの?」
A「硬派だったんで、大分損してました」
高「あー、女を寄せ付けない感じ?」
A「そーですね。そういうのがカッコイイと思ってたんで」
高「Kojiみたいなのはどう?」
A「あー、ダメですね。最近髪の毛がクルクルしてますよ。
  大体なんで自分だけMY扇風機があるんでしょうか」
高「オレにもないのに(笑)」
K「…今はANCHANGの17の時の話ですよねっっ?!(^o^;」

高「ANCHANG、その頃はどんなのやってたの?」
A「ラウドネスとか」
高「あぁー、たっかんかー」
A「えぇもう当時はみんなラウドネスでしたねー」
高「高崎にも随分会ってないなー。
  オレ実はラウドネスのステージに立ったことがあるんだよ。
  オレだけスーツ着ててカッコ悪かったんだよな〜」

高「今、気がつきましたけど、
  この二人(ANCHANGとKoji)のギターのポジションの違い。
  ANCHANGは低いところにギターを構えているという…。
  すっごい低いよな(笑)」
A「やっぱりジミー・ペイジを意識して…」
高「あー、彼は手も足も長いからね」
A「・・・_| ̄|◯」

遠回しに手足が短いと云われたと思い、項垂れるANCHANG(笑)。

高「オレには無理だな。やっぱりこう見た目で勝負しないと。
  これは新しく作ったエンジェルギターなんですけどね」

と、新しいFlying Angelをオーディエンスにアピールする。
これもグッズのキーホルダーを観たときは
なんかイマイチだなぁと思ったけど
実物のFlying Angelはキラキラと輝いていて
なんだかとっても綺麗なギターだった。
(でもキーホルダーはやっぱり買わないだろう…小声)。


高「…さぁ、それじゃ『Fantasia』からやってみようか。
  “エデンの君”!!!」
ここから先は、もう怒濤のスピードメタル攻撃。
新曲に関してはまだうろ覚え状態だし
この曲のここがこうだったといったような
細かいことは殆ど憶えていないのだが
“エデンの君”の間奏に入ったところの
(つまり“VAMPIRE”のイントロ風のところ)の
ただすけくんのピアノは期待通り◎。

ライブで聴いて「お、いいじゃん!」と思ったのが
“クレオパトラの涙”
早口言葉のようなAメロのバックに流れるカッティングが心地良いし
なんと言ってもサビで王子が気持ち良さそうに歌っているのが良い。
“Kaléidoscope”のサビなんかもそうなんだけど
こう、なんか空に突き抜けていくような感じが好きだ。

だがしかし♪あい〜のピラミッド〜…の部分で
両腕がなんとなくピラミッドのカタチを作っていたのは
ちょっとイケてなかった、と思う(^^;。

“VAMPIRE〜誘惑のBlood〜”のイントロで
一瞬オーディエンスに背を向けたので
もしやまた牙装着?!と期待したが、そうではなかった。
(単に水かなんか飲んだだけ?^^;)。

“仮面の魔法”はもう盛り上がり過ぎて
ホントに記憶がナイ(^^;。
なんか狂ったように拳を振り上げてた気がする。

そして本編ラストはアルバムのタイトルチューン
“Fantasia〜蒼穹の彼方”
オープニングかと思ったけど、
ここも本家アルフィーの『新世界』ツアーと同じ作戦だった。

ここでも♪吟遊詩人の〜…の部分での
ただすけくんの、力強くも流麗なピアノがカッコ良く、
実にシャキッとしていた(笑)。

それはそうと…通常盤のジャケ写で使われているギター、
Fantasia Excaliburが一度も出てこなかったような気がするのだが
アタシが記憶喪失になってるだけだろうか(・o・)。


本編が終わったのは20時半過ぎだっただろうか…。
アルフィーの時もそうだけど、ツアー初日の公演は
何もかもが新鮮なせいか、結構長く感じる。
曲数としては17曲だけど、
なんだか非常に中身の濃い2時間だった気がする。



 

そしてアンコールなワケだが
メンバーがステージを去った後、
すぐさまアンコールの手拍子が起こらないところが
それまでの激しさを物語っている。
とりあえす、みんな一休み・一呼吸。そんな感じ(笑)。

しばらくして王子登場。
髪型は本編と同じく巻き髪だが
衣装はキンキラキン。どうやらこれがリストバンドと同じ生地の衣装らしい。
その証拠に右手首には、律儀にパンフのオマケのリストバンド。
だがしかし、演奏が始まってすぐに
そのリストバンドを外して客席エリアに放り投げる。

Flying-A IVを抱えた王子が、クールなフレーズを弾き始め
そこにKojiくんが加わり、ANCHANGが加わり、ルークさんが加わる。

で、もはや記憶は忘却の彼方だが、

高「黄金のルールを教えてやろう!」

みたいなことをシャウト。
まままさか…と思ったらやっぱり
“Golden Rule〜君はまだ負けてない!”
予習してないっての(^^;。
♪Stand Up! Wake Up!目を覚ませ〜
のとこしかわかんないっての(^^;。

なんだかいきなり出鼻を挫かれた感のアンコール1曲目(小声)が終わり
再び王子が話し始める。

高「これまで、高見沢のルーツをいろいろ紹介してきたが
  今回はこんなゴールドの歌をカバーしてみた!」

ゴールドの歌???なんだろう?と思っていたら

なんだか何十年ぶりかで耳にしたイントロ…

♪ジャ〜ンジャ〜ンジャ〜ン ジャジャジャ
 ジャ〜ンジャ〜ンジャ〜ン ジャジャジャ

 シャワーのあとの〜(ジャジャジャジャジャジャ!)
 髪のしずくを〜(ジャジャジャジャジャジャ!)
 か〜わい〜たタオル〜で拭き取りながら〜…

と、髪をタオルで乾かずジェスチャをしながら歌い始めた王子。
これはびっくり山口百恵、“イミテイション・ゴールド”!。
当然昭和生まれのオーディエンスは大喜び。

まだ“夜桜お七”のカバーがアルバムに入ると発表される前、
みんながびっくりするようなをカバーするなどとだけ言っていたときに
「もしかしたら山口百恵だったして〜」
なんて半分冗談みたいな感じで予想してたんだけど
ライブで百恵ちゃんのカバーが聴けるとは〜。
しかも王子渾身の振付き(笑)。

♪ア・ア・ア〜

と、顔の横で手のひらを振り
(若干ホンモノの百恵ちゃんの振付とは違うケド)

♪声が違う〜(中略)ほくろが違う〜

の部分なども、なんだかそれっぽい振付(^^;。
更に

♪ごめんねぇ〜

では、顔の前に左手を縦に翳したり
2コーラス目ではお辞儀をしてみたり。
もっと真面目に歌えばカッコイイはずなのに、王子、面白すぎる〜(爆)。

意外な昭和のカバー曲で大いに盛り上がった後は
なにやら楽しげな雰囲気に。

高「さぁーみんなで歌ってみようか!
  ♪ド〜はドーナツのードー!」
客「♪ド〜はドーナツのードー!」
高「♪レーは」
客「♪レモンのレー」
高「♪ミーは」
客「♪みーんーなーのーミー」
高「♪ファーは」
客「♪ファイ…」
高「ダメダメ!普通過ぎて面白くない!。
  じゃぁちょっと(他のメンバーに)訊いてみようか?。
  行くぞ!」

高「ルーク!…♪ドーは」
ル「えっ、あっ、♪堂島ロールのードー!」
客「おおおお〜!!!」
高「あっ…後で言おうと思ってたのに言われちゃったヨ(^o^;。
  ANCHANG!…♪レーは」
A「レッド・ツェッペリンのレ〜」
客「おおおおおーーー!!!」
高「Koji!…♪ミーは」
K「み〜か〜んの〜ミ〜」
高「普通!!!(怒)
  なんで堂島ロール、レッド・ツェッペリンと来てみかんなんだよ?!。
  もう一回!。♪ミーは」
K「ゥゥ〜…ジ・アルフィーのミ〜!!!」
客「エエエエエーーーーー!!!」

高「大ブーイングです(笑)。どーもすいませんでしたッ!。
  それじゃお手本!。
  …ドはどうしようかな、堂島ロール言われちゃったからな…
  よし!
  ♪ド〜はド〜ラえ〜も〜ん
   レ〜はレアチーズ〜
   ミ〜はミ〜ぃトーボール
   ファ〜はMac Fan
   ソ〜はソフトクリーム
   ラ〜はラー油のラ〜
   シ〜はシーチキン〜
   さぁーうーたーいーまーしょー!!!
   …さぁー、みんなで歌おーーー!!!
   ヤッターマーン!!!」

♪ファーはファンタのファー…じゃないのか?!
(Macユーザとしては嬉しいけどサ)などと思いつつ
ドレミの歌からどこへ行くのかとワクワクしていたら
“ヤッターマンの歌”

高「♪ワン!と吠えりゃ」
客「♪ツースリー!」
高「♪サイレンの音ー」
客「♪たーからかにー!」

と、コール&レスポンス。
1コーラス目は物凄く盛り上がったのだが
2コーラス目、3コーラス目と進んでいくうちに
だんだんレスポンスの方ががゴニョゴニョ…みたいな感じに(^^;。
これに関しては、後ほど王子からの手厳しい?突っ込みが入る

そして…今年も出たぁ〜
“騒音おばさんVS高音おじさん”
後奏で、バンドのメンバーとオーディエンスが大いに盛り上がってる間に
コソッとステージ上手に消えていく王子…。

さてはあの曲の仕込みだな?( ̄ー ̄)ニヤリ。

予想的中。
まずは、Kojiくんがイントロの最初のフレーズを弾き始める。
更にルークさんのリードが加わり、やがて王子見参!。
オーディエンスは「待ってました〜!」とばかりの大歓声。
ビデオクリップで着用しているのと同じ、
黒地に桜の花の絵が散らされた振り袖を羽織っての登場。
ハンドマイクで歌い始める“夜桜お七”

♪燃えて燃やした肌より白いーはーなーーー

で、右腕の袖をまくり上げ、
なまっちろい、しかしカットの浮き出た二の腕をアピール(笑)。
その後のサビでの盛り上がりようは、
もう想像したとおりの展開。

ま、欲を言えば王子にはギターを弾きながら歌ってほしい気もしたが
振り袖をブンブン振り回しながらシャウトする姿は
実にカッコ良かった。
う〜ん、期待通り。余は満足じゃっ( ̄▽ ̄)。

1回目のアンコールのラストは、結局この“お七”。
王子がこの曲にどれだけ力を入れているかが伺い知れる。

演奏が終わると、バンドのメンバーが全員ステージ前方に出てきて
いつものように横一列に並び、手を繋ぎ、
その繋いだ手を上にあげ、その後そのままみんなでお辞儀。
どうでもいいけど、太郎さんと大桃さんの身長差がありすぎて
なんだかちょっと太郎さんが気の毒だった…(^o^;。





再びアンコール。
いよいよ『Fantasia』ツアー初日も終わろうとしている。
あ〜、これが終わるとホテルに帰って
明日の朝は早起きして職場直行か〜…(寂)。
って、中三日で広島なんだが…(^^;ゞ。

今年のソロ活動用のアー写で着用している
レースっぽい白い衣装に着替えた王子。
白いストラトを抱え、指弾きで“Berlin Rain”
あ〜、この衣装、やっぱり好きだな。
去年の黒バージョンもカッコ良かったけど、白もイイ!。
髪の巻き具合もイイ感じに取れてきて、なんだかセクシー。

演奏が終わると、本日最後のMC。

高「どうもありがとー…。
  僕は絵画を観たりしても
  そこから音が聴こえてくるなんて話をしたことがありますが
  風景を観ていてもそこから音楽が聴こえてくることもあります。
  逆に、音楽を聴いていて
  そこから風景が思い浮かんでくることもあります。
  さっきも“モスクワの灯”という曲をやりましたけど
  モスクワに行ったことがなくても
  モスクワの風景が思い浮かんで来ますからね。
  これこそ、音の魔法という気がします」

高「そうなると全国いろんなところの歌が出来るな。
  今度、大阪の歌作るか!」

喜ぶ関西オーディエンス。
関西人ではないアタシ的には、「いや別に」(笑)。

高「ヴァンパイアの気持ちになって歌を作ったら
  どんな感じなんだろう?
  永遠の命というのも、それはそれで孤独なんじゃないかと思うんだよね。
  だってさー、知ってる人がどんどんいなくなってっちゃうんだぜ?。
  それはたまらないよな〜」

高「やっぱり限りある命だからこそいいんじゃないかな。
  時間だってそうだよ。
  今日のこの空間だってそうだよ。
  この限られた時間は、今しかないんだから!」

高「みんなも、こうして限られた時間の中、僕のために集まってくれて
  限られた時間を僕に捧げてくれて本当に感謝しています!。
  本家とは違う刺激をみんなから受けることができました」

高「でもさ、よく分かったよ…。
  みんな…“ヤッターマン”の2番と3番はよく知らないんだな(笑)。
  1番はもんのすごく盛り上がったのに
  2番とか3番になったら『♪ホニャハラ〜』ってなっちゃって(^^;。
  こっちから見ていて面白かったよ、ホントに(笑)」

バ…バレてた(^o^;。
王子、見てないようでちゃんと客席見てるらしい。

高「いいんだよ、オレだって知らなかったんだから。
  主題歌歌うようになったから憶えたけど。
  これがテレビサイズってやつだよな。
  …そうだな、神戸までに憶えてきてください」

高「“Berlin Rain”という曲をお送りしましたけど
  これは僕が初めてベルリンを訪れたときに雨が降っていまして
  その雨が冷たくて、その感じを表現しました。

高「この歌は、雨のような、曇りのような…
  それでいて澄み切った青空の下で、
  一人でポツンとギターを弾いているような
  そんな気持ちで作りました。
  “Blood of Eternal”

あぁ〜やっぱりこれがオーラスだった〜(じーんじーんじーん←心の音)。
なんと言っても、この曲は詞がいい!。
王子が書く、こういった文学的な詞はとってもいい。
久々に、王子が書いた詞で感動したよ〜(久々なのかよ^^;)。

歌い終わったあとに、
ステージの右端、左端、中央に移動して
オーディエンスに丁寧に挨拶して、ステージ下手に消えてった王子。
最後になにやら肉声で叫んでいたけど
あんまり良く聞こえなかった。
「サイコー!」とか、そんな感じかな。


いやー、実に楽しい初日だった。

ソロのライブでは、アルフィーのライブではあんまり見せないような
笑顔や色っぽい表情が垣間見られるところが嬉しい。
(嬉しいと同時に、なんでアルフィーでその顔が出ないんだ?と訝ったり^^;)。

そしてなにしろ観ているこっちもアホのように盛り上がれるところが
たまらなく楽しい。
明日の仕事のことなんてどうでもいいぜ〜!(とりあえずね^^;)
そんな大きな心持ちになってしまったりなんかして(笑)。

久しぶりに最初から最後まで始終顔が笑いっぱなしのライブだった。
次が楽しみだーーー!!!


次は8/30(月)、広島クラブクアトロ!!!
って、もう日付変わって今日なんだけどーーー!(汗&焦)
風呂入って寝ないとーーー!
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まりあ

ひゃぁぁーーーー
この短い文章読んだだけで
名古屋のLIVEが楽しみです。
全ての運を使い果たしたかのような席なので
(実際、東京2daysは残念な席でした(^^ゞ)
今から妄想して、崩壊してます。
あと1週間バッチリ予習します。

by まりあ (2010-08-26 22:59) 

えの

うわっ、すっごい楽しみです。
○の会でセットリスト見てきました。
予習に励まねば。
by えの (2010-08-27 01:21) 

ゆき

>たっ、楽し過ぎる~!!!。
って、見ただけで、顔がニヤケてしまいました(^^♪
めちゃめちゃ楽しみです!!!
引き続き、ヘヴィロテ予習して、ライブに備えます♪♪

では、明朝、余韻に浸りながら、気をつけて帰ってくださいね~
by ゆき (2010-08-27 02:05) 

RAY

いいいなぁ~ん(;´∀`)
今、パンフの写真見てきて吹きました、もしも通販に出たら買いそうだ(爆)
レポアップ楽しみにしてますね~♪
by RAY (2010-08-27 02:43) 

はぴまる

今回のパンフは買いですね!ウエンツさんに似ている?写真がとーっても可愛い(ホント年とらないのね、王子。)
首、大丈夫ですか?お大事にしてくださいね。
なんばhatch,なんとか、思ったより前の方に行けました^^
kojiさん、anchang側でした。今度はluke側に、、^^




by はぴまる (2010-08-28 02:20) 

ゆき

ライブお疲れさまでした♪
そして、レポUP、お疲れさまでした♪♪
終始、ニンマリ、にやけ顔で拝見しました。

王子連合もツアー3年目、和気藹々な感じがして、いいですねぇ。

アルバムは日々ヘヴィロテ中なので、そこそこ入ってきましたが、「レプリカント…」は聴いたことがないので、この後、動画サイトでちょっと聴いてみます。
“Kaléidoscope”と“Techno Glamorous”、私も大好きなので、ライブで聴けるのが楽しみです。

ルークさんとの『泣きのギター』も楽しみです )^o^(
まだ名古屋まで数日ありますので、妄想しつつ(!?)ヘヴィロテします♪
by ゆき (2010-08-29 19:58) 

ガブリエル

お疲れ様です(^O^)

昨日仙台参加してきました★いやー、やっぱ楽しいです(´Д`)

明日の広島も楽しんできてください♪レポート楽しみにしておりますm(__)m
by ガブリエル (2010-08-29 23:07) 

K-子

2階から見たスタンディングのあのノリ・熱気は、すごかったです
なっかなかイケてましたよ!
ALFEEファン(王子ファン)もまだまだ捨てたもんじゃないなあと(笑)
私も あのもみくちゃの中で大暴れしたかったです

今更かもしれませんが
バンドのメンバーもみんないいヤツ(好青年)だと思いませんか~
ベースの大桃さんもルックスに似合わず腰が低そうだし

ステージ前方にメンバー揃って挨拶の時
一歩後ろに下がってた大桃さんに気づいて
手招きした王子
当たり前のことかも知れませんが
こんなちょっとした心遣いや優しさ 
こんな王子だから ステキな人が集まってくるんだ

Berlin Rain 心に染みました 
これで終ってくれてもいいぐらい(と言ったら大げさですけど・・・)
時には 歌詞がない方が 心にジーンとくる時があります
(歌が○タだから そういう意味じゃなくて・・(汗)

梅屋さんは、今頃 広島で拳の渦の中(^o^)/
あんなこと こんなこと 想像するだけで汗が出てきました(^o^)
残暑厳しい中なので 無理をされませんように 
落ち着いたら 広島レポヨロシクお願いします

by K-子 (2010-08-30 20:49) 

梅屋千年堂

>まりあさん
現在18:39。
名古屋公演、そろそろ始まった頃でしょうか。
王子のカッコ良さにすっかりヤラれてしまうことでしょう。
ご報告、楽しみにお待ちしております。



>えのさん
広島で予習の成果はあがりましたか?。
あの状況で冷静に歌詞を思い出したりするのは
なかなか困難ではなかったかと思いますが…(笑)。



>ゆきさん
現在18:42。多分今頃は“月姫”のイントロが
♪ジャーーーーーーン!と始まった頃でしょうか。
ホールでは、ライブハウスとはまた違った
様式美的な醍醐味があると思います。

何かまた面白いことがあったら教えてくださいね〜。



>ガブリエルさん
ガブリエルさんの仙台レポも楽しく拝見しました。
仙台も大いに盛り上がったようですね(パンツの話で???笑)。
広島を終えて思うのは、「ライブハウス全制覇したかったな〜」ということ。
しかしまぁ、中一日で3連チャン…倒れますね。
(とはいえ、友人の一人はそれをやってのけたワケですが)。

ダメダメな広島レポもUPしましたので、お暇な時にどうぞ。



>K-子さん
上から観ていらしたんですね〜。
なんば、広島と参加して、オーディエンスの大半は40前後のハズなのに
みんな元気だよなぁと思いました。
(まぁ翌日どうなってるかは別として…笑)。

バンドのメンバーも、アルバムの作家陣も
なんだか人柄の良い人達が集まってるってのも
ひとえに王子の人徳の賜物でしょうか。
(人徳とかいうとなんだか大袈裟な感じもしますが)。
周りの人に対する気の遣い方が自然なところも
王子が人を惹きつける魅力の一つなのかも知れませんね。

王子も、王子の周りにいる人々も
きっと人を喜ばすのが大好きな人達なんでしょうね。ステキなことです。

大阪および広島公演。
日程的にちょっと無理しましたが、最高に楽しかったですよ〜。
日頃のトレーニングの成果か、意外に体はピンピンしてます。

by 梅屋千年堂 (2010-09-01 19:00) 

梅屋千年堂

>RAYさん
まだパラパラと斜め読みしただけですが
ツアーパンフはなかなか読み応えがあって面白いですよ。
是非とも手に入れることをオススメいたします。



>はぴまるさん
なんば、お疲れ様でした。
思ったより前の方に行けて良かったですね♪。
アタシもKojiくん、ANCHANGサイドにいたんですよ。
お会いできなかったけど、意外に近くにいたのかも知れませんね。

by 梅屋千年堂 (2010-09-01 19:04) 

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