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THE ALFEE@倉敷《本編編》 [┣ '10 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE AUBE 2010 『新世界 -Neo Universe-』
倉敷市民会館 本編の巻

5/3 22:55 どうにかこうにかUPしました@金沢某ホテル。
例によって頂いているコメントに対するレスは今少しお待ちくださいm(_ _)m。
ネタバレ指数77

GW大遠征第一弾・倉敷。

9時前に新横浜を出て、倉敷到着が12時半。
当たり前だが、GWの倉敷は観光客でごった返している。

ホテルに荷物を預けた後、大原美術館を始めとする美観地区をウロウロ。
あまりの人の多さに若干辟易してきた15時過ぎ、
ホテルに戻ってきて軽く腹ごしらえ。
17時に再びホテルを出て、会館へ向かった。

倉敷市民会館は、改修補強工事のためしばらく休館していたのだが
外観を見る限りあまり変わっていないような…?。
いやきっと内装がきれいになったのに違いない。
だーってひどかったもんなぁ、2年前に来た時。
特に2階席の椅子が…(^^;。
なんだか妙に座席が低くて、座るとずぼっと沈み込んじゃう。
スプリングがイカレてて座り心地も悪かったし
シートの布張りもところによっては擦り切れていた。

チケットを提示して会場内に入ったら、まずはトイレ。
結構並んではいたが、ストレスを感じるほど待つことは泣く自分の順番に。
過去3回の倉敷で、会館のトイレを使ったことがあったかどうか
記憶が定かではないのだが
(少なくとも去年はアイビースクエアのトイレを使ったので
 会館のトイレを使っていない)
明らかにトイレは新しくなっていて綺麗だ。
お〜、素晴らしい。やはりトイレの綺麗さは大事だよね。
さて、ホール内=座席の方はどうだろうか。

本日の座席:2階14列左一桁番台。
ぐっ…。川口に引き続き2階、しかも後方。
左一桁番台というと、それはひょっとして
ものすごーーーく左端なんじゃないか?と思ったが
不思議な席番配置になっていて、
座席の真ん中から右へ向かって、右1番2番3番…
左へ向かって左1番2番3番…となっている。
なので、一桁番台は割と中央寄りということになる。
ほぼステージ正面なので見やすそうだ(全体のフォーメーションが笑)。

さて、椅子の座り心地だがこれは改善されている気がした。
座った瞬間に低すぎて「おっとっと〜!」となることはなかった。
ただ、高さに関してはどうだろう?。
スプリングがしっかりした分高くなった気はするけど
背もたれ・肘掛けなどを見る限り、椅子そのものを変えた気配はない。

天井は綺麗になった…のかな?。
相変わらず鶴の装飾は健在だが、以前よりも目立たなくなっている気がする。
しかし、さっそく天井の照明の電球が1個切れているあたり…(^^;。
まぁ、かなり高いところにある電球だから
交換するのも一大事なんだろう。
(マジでどうやって交換するのか非常に気になる。
 屋根裏に上って上から交換出来るのだろうか?)。

刻々と開演時間が迫り、場内のBGMはTHE ALFEE CLASSICSの
“モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 KV467〜Liberty Bell”へ。
ほぼ18時ちょうどに1ベルと場内アナウンス。
どこからともなく客席から手拍子が起こり始める。
この時のBGMは
“チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調作品64〜まだ見ぬ君への愛の詩”
だったんだけど、最初は曲とはまったく関係ないリズムで起こっていた手拍子が
ある時一旦バラけて、その数秒後再びタイミングが合った時には
曲のリズムに合わせたリズムになっていて
なんだかちょっと「おぉ〜!」なんて少し鳥肌が立ってしまった。


18時6分か7分あたりで、場内が暗転しSEがスタートしたんじゃなかったかと思う。
3週間前に初めて聴いたオープニングのSEに
「そうそう、こんなんだった!」と耳を傾けながら手拍子して
メンバーの登場を待つ。

しばらくして、3人がステージ中央の球体の中に入るのが見えた。
更にSEは盛り上がりを見せ、♪ガーン!!!というタイミングで
球体の中の3人にスポットが当たる。
王子のポーズは今日は仁王立ちではなく(笑)、左手のみを腰に、のポーズ。
3人の衣装に大きな変更点はないようだが
桜井さんのネクタイが川口の時とは違って、
臙脂の無地になっているようだ。
いや、遠目から見てるから細かいところまではわからないけど)。

あとは、これはいつかかはわからないけど
王子の前髪が若干…ホントに若干だけど短くなったような気がする。
まぁそれでも右目にかかっているのには変わりないんだけど。

1曲目はいつもと変わらず“Shadow Of Kingdom”
初日の川口から3週間ほど空いてしまったせいもあってか
今日もなんだかちょっと新鮮な感じ。

それでも既にセットリストは大体頭に入ってしまっているので
2曲目は“Maasquerade Love”だなと、
太郎さんのカウントの時点で既に拳の準備。

昨日は島根での公演があったわけだが
同じ会館での2daysではないので、
おそらくセットリストの変更は殆ど期待できないだろう。
3曲目も多分“恋の炎”なんだろうなと思っていたが
いきなりここで、太郎さんのドラムソロ。い、いつの間に?!。
そして始まったイントロは!!!“AMERICAN DREAM”
ヤッタ!!!ヽ(^。^)丿。

幸ちゃんは左、王子は右の花道へ。
個人的には“恋の炎”よりもこっちが好き。
しかも、なんなんだ?!、今日の“AMERICAN DREAM”は!。
確か1コーラスめが終わったあとの、リフの時だっただろうか
アームを多用してFlying-A VIを弾き倒す王子の姿がカッコ良すぎる〜!。
バタッ(←倒れる音)。
是非とも金沢または新潟でも同様にお願いしたい。

2コーラスめは、王子が左、幸ちゃんが右へ。
次の金沢ではようやく1階席。しかも割と花道近くなんだけど、
金沢でもこうやって二人とも花道に来てくれるといいんだがなぁ。
と、期待していると花道に来すらしなかったりするのが
梅屋千年堂の悲しい法則(爆)。


ここでいつものように、幸ちゃんの短い挨拶。

幸「こんばんはーっ!。さぁ、倉敷は2年ぶり!。
  2年分の鬱憤をステージにぶつけていただいて、
  ゴールデンウィークの真っ只中ではありますが、
  日頃のヤなことをすべてスッ飛ばしてっていただければと思います!。
  いつも言ってるように!、1階はもちろん、2階のみなさん!
  (2階「YEAHーーー!!!」)
  い〜ぃ感じでございます!。
  それでは、ニューアルバムを引っ提げてのツアーということですが
  ニューアルバムとはまったく関係ないこの曲を行ってみたいと思います!」

始まったのは“風曜日、君をつれて”
ほらね、ここでも梅屋千年堂の悲しい法則(笑)。
今日はここで“サファイアの瞳”を聴きたい気分だったのに(^"^;。
まぁいいけど。
多分金沢か新潟どちらかで聴けるだろう(こんなんばっか笑)。

そしてここで王子のシャウト
「スェッタンティアーーーーz!!!」
かと思いきや、今日はシャウトなしで曲“SWEAT & TEARS”へ。
最後はいつものように短めのヘドバンで締め。
このヘドバンの前に、王子が何か叫んでから
「ワン!、ツー!、ワンツースリーフォー!」とカウントするんだけど
いっつも一体何を言っているのかよくワカラナイ(^^;。

曲が終わると、Flying-A IVを高々と頭上に掲げ
颯爽とした足取りでステージ上手へと消えていく王子。
その歩き方を見ながら、やはりトレーニングの成果は
こうしたちょっとしたところにも出るのかも知れないと思った。
一時期と比較して、王子の歩き方が若々しくなった気がするのだ。
(いや、一時期妙に年寄り臭い歩き方の時があったもんで^^;ゞ)。


ここで幸ちゃんのMC。

幸「ハイ、ありがとーございます!。
  もうアンコールの最後のようなノリで、
  今日はホントに最後までみなさんどうもありがとうございました!。
  アルフィーでしたーっ!(笑)」

幸「ここは、微妙なんですが、一旦座っておきましょうか。
  曲が始まって立つかどうするかは、みなさん各自で考えて頂いて。
  大人なんですから!(笑)」

幸「…改修補強工事を終えまして、どれだけ綺麗になったのかと思ってましたが…
  楽屋は殆ど変わってナイ!!!(笑)。
  変わったところと言えば、トイレ!。トイレが非常に座りやすくなりました。
  最新式の洋式と和式が一つずつ。
  あとはほっとんど変わってなかったんですけど
  客席の方はどう?。綺麗になった?。
  え?、変わんない?。トイレが綺麗になった?、あそう。
  じゃぁトイレの改修工事だったんですね。んなわきゃ〜ない(笑)。
  きっとあれですよ、我々の目に見えないところでいろいろあるんですよ」

そういうことにしておこう(笑)。
きっと空調設備とかそういうところも良くなっているに違いない。
ちなみにどんな楽屋なのかここで見てみちゃったりして(笑)。

幸「去年は1年お休みしましたけど、
  ゴールデン・ウィークというと倉敷という感じがしますよね。
  観光客のみなさんがいっぱいいる感じで。
  ツアーも何本かやってきましたけど、何本目でしょうか。
  数本やってきたと思いますけど、今日がこの春初めてだって方−!」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「そうですか。その他の方々はもうどちらかで観たって方なんでしょうね。
  京都なんかでもやりましたしね、高見沢の誕生日に。
  昨日はあそこに行ってきました!。あそこですよ(笑)。益田市の方で!。
  昨日はもう移動時間が長かったですよ〜。
  朝の8時頃に出て、着いたのが夜中の2時頃で」

幸「今日が生まれて初めての方はいらっしゃいますかー?」
客「ハーイ(^o^)/」
幸「あ、いらっしゃいますね〜。
  初めての方は、もうCDとかいっぱいありますから
  どこから予習したらいいかわからないかも知れませんけど
  予習はしなくても、復習さえしていただければ結構ですんで(笑)」

ここでだったか忘れたけど、MCの最中に入ってきたお客さんに、恒例の声掛け。

幸「あ、いらっしゃいませ。席はお分かりになりますか?。ヘの5番でしょうか(笑)」

幸「まだニューアルバムの中から1曲もやっておりませんけれども
  このまま1曲もやらないで終わったら、みなさんから怒られるでしょうね。
  ですんで、この後なんとか…知らないうちに出てくると思いますんで
  わかった方は、『あ、これだな』と思っていただければ
  いいんじゃないかと思います」

幸「さて、ここはメリハリの《メリ》のコーナーで、
  みなさんの休憩時間なんですけど
  この春のツアーでは《影響を受けたアーティスト》の話なんかをしておりまして
  ただ、僕なんかはいろんなラジオで話したりして
  こっちの方だとFM岡山でオールナイトニッポン…じゃなくて
  (カンペを覗き込みながら)
  オールナイトニッポンは西ニッポン放送だそうですよ。FMでは坂番ですね。
  そういったラジオなんかで喋ったことのある話ばかりなので
  新鮮味はあんまりないと思いますけど(笑)」

幸「僕は兄貴、幸雄の影響で小学生の時は
  それこそビートルズだとかベンチャーズだとかスプートニクスといった
  いわゆるエレキものを聴いてました。
  (ベンチャーズの曲をほんの一節…)。
  それでエレキギターが欲しかったんですけど
  当時はエレキギターなんつったらもう不良ですから!。
  僕んちでは『酒屋の次男坊がエレキなんか持ったらマズい』ってんで
  フォークギターを買ってもらいまして」

幸「フォークギターを始めたら、やっぱりフォークギターの音が気になったんでしょうね。
  日本のフォークにどっぷりハマり始めまして、
  最初はフォークル。フォーク・クルセダーズ。
  “ヨッパライ”とか…(と、今度は“帰ってきたヨッパライ”を♪ツンチャン…と2音のみ^^;)。
  え?、もうちょっとやれって?(と、再度♪ツンチャンツ…のみ)。
  …フォークルとか、五つの赤い風船とか、岡林信康さんとか
  そういうのを聴き始めまして、
  それで中学から高校入って挫折しちゃったんですよ。
  進学校に入ったんですけど、みんな頭良くて自分だけ頭悪くて」

幸「そこで吉田拓郎さんの“イメージの詩”と出会いまして
  もう、吉田拓郎さんは神様!・・・会うまでは(笑)。
  昔神様だった人が、今じゃメル友。メル友&一緒にラジオやってますから。
  人生わからないもんです(笑)」

幸「それで高校入って桜井と出会って、
  桜井がサイモン&ガーファンクルとかやってましたから
  『あ、桜井歌うまいなぁ、オレも桜井とハモりたいなぁ』と思って
  サイモン&ガーファンクルを最初からコピーして
  クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングなんかもコピーしたりなんかして、
  それで大学入って高見沢と出会ってからは
  僕の中でぽっかり空いていたハードロック、ブリティッシュ・ロックとか、
  キング・クリムゾンとか、エマーソン・レイク&パーマーとか
  いわゆるプログレッシブ・ロックを聴き始めて、
  僕の方からは、高見沢に無理矢理日本のフォークを
  岡林さんとか、高田渡さんとか聴かせたりして。嫌いなのに(笑)。
  麻雀しながらそれぞれ、自分の好きなのをかけたりしてね」

幸「よく高見沢と銀座のハンターにレコード買いに行ったんですよ
  こーやって(と、LPのジャケットを両手でシャカシャカと素早く探す仕草)
  『高見沢これ買えよ、オレこれ買うから』とか言いながら。
  そうやって二人でレコード買ってる時に、この方は貯金してました(笑)。
  この方は、どんな音楽に影響を受けたんでしょうか、
  当時はアルバム2枚しか持っていませんでした。
  盛大な拍手でお迎えください!。桜井さーーーん!!!」

桜井さん登場。

桜「ようこそいらっしゃいました…。
  …いいですね、若葉と澄んだ空気が」
幸「若葉と澄んだ空気?」
桜「ハイ…。ワタシそれさえあれば他に何もいりません」
幸「それだけでいいの?」
桜「それとあと100万円くらいあれば」
幸「100万でいいの?。この先ずっと?」
桜「この先100万はキツいでしょうね」
幸「1日10円くらいで生活しないと」
桜「そんなに長く生きるんですか?」

幸「桜井さんはやっぱりあれでしょ?。グループサウンズとか聴いてたでしょ」
桜「ハイ、聴いてましたね」
幸「僕なんかはスパイダースだったけど、桜井は…」
桜「ワタシはブルーコメッツでしたねー」
幸「背広に七三!。どっかの証券会社のサラリーマンみたいな」
桜「ワタシは音楽性で選んでましたから」
幸「僕はキャラクター性。
  マチャアキさんとかムッシュとかおかしな人達がいるなーって」
桜「でしょ?。それが今に活かされてますよ」
幸「活かされてますかね?」

幸「それで桜井んとこなんかは、やっぱりエレキはダメでしょ?」
桜「エレキ持ったら不良も何も…、見たことないんですからエレキギターを。
  お祭りの時なんかに、隣町のおにいちゃん達が弾いてるの観て
  もう釘付けでしたから。
  お袋が『もう帰るよ!』って洋服引っ張ったって釘付け!」
幸「隣町のお兄ちゃんたち、何やってたんですかね。
  やっぱりベンチャーズとかですかね?」
桜「だと思います」

桜「当時は七三(分け)に憧れましたねー」
幸「七三に憧れてたの???」
桜「だーって坊主でしたから。
  もう、ちょっと伸びてきて少しでも分け目が付けられた時はどんなに嬉しいか!」
幸「あー、坊主はね」

幸ちゃん、そんな…吐き捨てるように言わなくても(^^;。

桜「・・・。アンタ、『坊主はね』って…。
  うちの方はそれが校則だったんですから!。アナタ、坊主にしたことないんですか?」
幸「ないね」
桜「ないの?!。角刈りも?」
幸「ないよ」
桜「やってごらんなさいよ、髪にもいいから。紫外線も届くし」
幸「紫外線が届いたらヤバいだろ」
桜「あ、今でも届いてるか(笑)」
幸「7割くらいはな!」
桜「あ、今悔しがってるだろ?!」
幸「ぜーんぜん悔しくないっ!」

幸「桜井さん、今度七三で出てきてくださいよ」
桜「えっ?!、今ですか?!。
  今ワタシが七三にしたら、(オードリーの)春日になっちゃうじゃないですか!。
  (と、春日のように反っくり返る)」

幸「高見沢のオヤジは校長先生だった時に
  行く学校行く学校、全部(男子生徒の頭を)坊主頭にしてったんですよ。
  うちの隣の隣の学校まで来たんだよ!。
  オレ吾嬬一中だったんだけど、吾嬬三中まで来たんだよ!。危なかったぁ〜!(笑)。
  …それじゃその方をお呼びしましょう。
  盛大な拍手を持ってお迎えください。高見沢さーーーん!!!」

すごいニアミス(笑)。
もし幸ちゃんが通っていた中学の校長先生が
実は王子のお父さんだった!なんていったら
もう運命の赤い糸どころの話ではナイ。

ちなみに、王子の衣装はおそらく初日・川口と一緒と思われる。
とにかくベルトがスゴイ。まぁ、ベルトというよりカマーバンドか?。
そして右の二の腕に細い革ベルトのアームレット。
リストバンド付けてきても途中で投げ捨てちゃうから
新手の装飾品(笑)登場か。


幸「高見沢もグループサウンズは聴いてただろ?」
高「聴いてましたよ。ただ僕の場合はヴィジュアルで選んでましたね。
  オックスとか、このへんにフリルが付いてるのを着ていたり
  歌詞に『夢のお城』が出てきたりとか。
  そんな感じなんだけど、顔はそこはなとなく和風でね(笑)」
幸「でもボーカルの方はみなさんそこそこ似合ってましたよね」
高「そこそこはね」
幸「でもグループの中に必ず全然似合ってない方がいたんですよ」
高「いたな!!!」
幸「大体ベースの方なんですけど(笑)」

みんなの視線が桜井さんに集中。
ベースを裏返す桜井さん。

高「でも本当は桜井はこういうの着たいんですよ。
  よく楽屋に着てこっそり着てますから。もうズッちゃってズッちゃって(笑)」
幸「ズッちゃってって…(笑)。
  …じゃぁ今度3人でこれ(高見沢と同じ衣装)で行こう!」
桜「えぇっ?!、3人でやるの?!。おまえ(坂崎)はそれでいいのか?」
幸「だって同じグループなんだから揃えようよ」
桜「邪魔でしょーがないだろ?!」
高「だってもう(オレが)着てるじゃん」
桜「こんなもん3人で着てみろよ。狭くてしょーがねー!。
  それに絶対だれか一人どっかで転んでるから!。
  そうでなくたって、おまえ(高見沢)転んでるだろ!!!」

以前どこぞのステージ上で、桜井さんが王子の衣装を羽織ったことがあったけど
フレディ・マーキュリーみたいで意外に似合っていた(と思う)。
ホントは、ああいう格好したときに一番微妙なのは幸ちゃんじゃないかと(超小声)。


幸「高見沢は、エレキ買うときどうだったの?。
  オヤジが校長先生で…ダメだって言われなかった?、エレキは不良だ!って」
高「ですからまずエレキ=不良じゃないということを説明してですね…
  不良だと云われないためにはどうすればいいか。
  勉強が出来れば、成績が良ければいいんじゃないかってことで、
  そりゃもう勉強しましたねー。やることやって、文句を言わせない!」

カッコイイね〜。王子のそういうところが好きだ!(何を今更)。
てゆーか、王子は多分ちょっと勉強すれば
そこそこの成績は取れてしまう、そんな子供だったんじゃないかと推察。
いるじゃん、そういう人。
そんなにガリガリやってそうに見えないのに
いつも何故かクラスの中の上か上の下あたりの成績を維持してる人。

幸「それで成績上がったんだ?」
高「え?」
幸「え?じゃなくて、成績も上がったんだろ?」
高「いやっ…」
幸「でも、オヤジが納得するような成績取ったんだ?」
高「まぁそうだね」

幸「でもどーだったの?。
  オヤジさん校長先生で生徒はみんな丸坊主なのに
  『先生の息子さんは髪が長いですけど…』とか」
高「だからオヤジ、おれのこと絶対(自分の)学校に呼ばなかったもん(笑)」

てゆーか(またかよ)
案外なんだかんだ言って、王子の父上も母上も
王子に対しては結構甘かったんではないかと推察。
(甘やかされた、という意味ではなく)。
当時にしては結構歳取ってから出来た子供だから
相当可愛かった=可愛がられたんじゃないかね〜。


で、どういう流れでだか忘れてしまったけど
幸ちゃんが、当時の日本のフォークについて王子がどのように思っていたか
みたいなことを尋ねると、

高「ああいう音楽はむしろ敵だと思ってましたから。
  だって、日本のフォークって理屈っぽいだろ?」
幸「あぁ、確かにね」
高「別に音楽じゃなくて言葉で言えばいいじゃないか、『戦争反対!』って。
  …でも、素晴らしい歌もたくさんありますよね(笑)」

今は、そんな王子自身が理屈っぽい歌いっぱい作ってるし(超超小声)


そして、そろそろ曲に…という雰囲気になってきた頃
王子が左手首に付けていたブレスレットが、ギターの弦に引っ掛かった模様…。

幸「引っ掛かった?。弦に?」
高「(無言でウンウンと頷いている)」
幸「それ(ブレスレット)、外しときな?」
高「(コレ?とギターの弦を指す)」
幸「弦外しちゃっちゃぁ〜ダメだろ!!!。弦は付けときなさい!(笑)」


幸「そうやって、僕らはいろんな曲をカバーしたりコピーしたりしてきたんですけど
  それぞれ嗜好はあるんですが、
  同世代なんで大体同じようなものを聴いてきてるんですよ。
  だからみんなで集まった時に
  『よし、あの曲やろうぜ』なんて言ってすぐ出来るんですよね」

幸「それでは、ここで3人とも影響を受けた、
  ビートルズのナンバーをやってみたいと思います。
  “Ticket to Ride [涙の乗車券]”

川口では、曲調がハードになったと同時に
少なくとも自分の周りでは殆どの人が立ち上がったので
当然今日もそんな感じになるだろうと勝手に思いこんでいたが
おやぁ?(^^;…意外に座ったままの人が多いではないか。
しかしアタシはもう立ってしまったのでそのまま(笑)。
後ろの人、もし見えなくなってたらスイマセン(今更)。

ちなみにこの時のギターは'68年製のレスポール・カスタム。
ブラック・ビューティー。
ふーん、そうか。今日はカジノじゃないんだ。

次の“リバプールから遠く離れて”でも
ギターチェンジしたが、ここでもやはりレスポール。
ジミー・ペイジのオーセンティックってやつだろうか?(違うかも^o^;)。
今日の王子はどうやらレスポール気分らしい。

“初恋の嵐〜Love Hurricane”では、待ってました!の'58年製・3ハムのレスポール・カスタム。
よくよく耳を傾けてみると、この曲のサビ部分の
♪デッデーデ デレデーデ デッデーデ デレデーデ
という低音弦を使ったフレーズは、このカスタムの音色がピッタリかも。

ちなみに、CDでもそうなんだけど
♪First love is hurricane
の、♪hurri〜の部分の英語っぽい発音がとってもツボ。

引き続き'58年製カスタムのまま“ONE”
最後のGソロでは思わず双眼鏡を取り出して王子のことを凝視。
あー、カッコイイな。
ボキャブラリーが貧しくて他の形容詞が見つからないけど(^o^;。


ここで王子のMC。

ここのMCに限ったことではないのだけど
昨日はちょっとMCの間にどこぞのお子ちゃまの
グズり声が頻繁に起こったのが残念だった。
しかしまぁその後のバラードでシーンとした時に
その声が響きわたらなかったことを考えれば、ここはヨシとするべきか…。


高「ハイ、いやー、やっぱり倉敷はさすがだねー。熱気が渦巻いてるよ!。
  なんだかこの春一番のノリになりそうな予感がしますけどねー」

リップサービスだとしても嬉しい一言である。

高「35周年が終わって、今年に入ったら少し落ち着くかな?と思っていたんですが
  ちっとも落ち着きません!(笑)。
  いろんなことをやってます。バンドもたくさんやってます。
  堂本ブラザースバンドに、加山さんの座・ヤンチャーズもありますし
  FANTAバンドもありますね、まぁこれはCMだけですけど」

高「こないださぁー、面白かったんだよねー。
  『笑っていいとも』に出た次の日に、ちょっと用があってお袋に電話したんだよ。
  そしたらさ、『アンタ新しいバンド始めたの?』って。
  あぁ、CMだけだけどなって言ったら
  『お母さん、アルフィーやればいいと思うんだけど〜』
  やってるワイっっっ!!!(^"^;」

久美子かあさん、アルフィーが大好きなんだね(^_^)。
50過ぎた息子に対して、自分のことを「お母さん」というあたりも
なんだかかわいらしい。

高「今年に入って一番の出来事は、
  やはりニューアルバムが発売になったこと!。
  お陰様で4位になりましたー!。どうもありがとうございます!」

高「『新世界』と書いて『Neo Universe』というタイトルなんですが
  なぜ新世界かということなんですが、
  アルフィーは去年デビュー35周年を迎えたんですが
  世界中を見ても、この小さな国の中で(笑)
  解散もせず、メンバーチェンジもせず、休業もせず
  35年間ずーっと続けてきたということは殆ど奇跡だと言われたんですね。
  自分たちにとっては普通のことなので
  『そうなのかなぁ?』という感じなんですが」

高「今年36年目に突入して行くというのは
  つまりこれから前人未踏の領域へ踏み行っていくということなんです。
  このバンド道…バンド道っていうとなんか地味ですけど(笑)
  突き進んでいきたいと思っています」

高「さっき影響を受けたアーティストの話をしましたけど
  最近の若い連中に影響を受けたアーティストを聴いてみると
  みんな日本のアーティストばっかなんだよね。
  というのはそれだけ日本の音楽が発展してきて
  もう海外の音楽は聴かなくてもいい!ってことなんだよね。
  ただ、訊いても訊いてもアルフィーが出てこないんだけど(^^;。
  …影響を受けても、いろんなことやり過ぎてて
  マネできないってことかも知れないけど(笑)」
  
高「やっぱりさー、長くやってるとどうしてもベテランって言われるじゃないか。
  これはさぁ、もうしょーがないんだよ。
  でもさー、骨董…骨董じゃねぇな、アンティーク?。
  古いものはこれ以上古くならないんです。
  新しいものは一瞬にしてどんどん古くなっていきます。
  古いものはだんだん価値が上がっていきます」

新しいものは一瞬にしてどんどん古くなっていく…。
いいこと言うね〜。
そう、古いモノはエライのだ!!!。

高「(幸ちゃんと桜井さんを指して)見てください!、この奇跡の二人を!。
  このピンクの人と…、ブルーのなんだかよくわからない人!。
  今どきこの年代でピンクのスーツが似合う人間はいませんよ!」
桜「な〜にを言ってるんですか、(アルフィーは)高見沢でもってるんですよ」
高「おっ!!!(と、嬉しそうに胸を張る)」
幸&高「何を…。桜井あっての、じゃぁないですか!」
高「って、褒め殺し合いかよ(笑)」

高「みなさんもニューアルバムを聴いて、
  しっかり予習してきてくれていると思いますが、
  ちゃんと予習してきたかどうかは、次のコーナーでわかります(笑)。
  それではニューアルバム『新世界〜Neo Universe』の中から
  “新世界を越えて〜Neo Universe PART III”

コーナーって(笑)。
まぁ間違っちゃいないんだけど、コーナーっていうと
《メリハリのメリのコーナー》とか《アンコールの例のコーナー》をイメージしてしまって
なんか一人で密かにツボってしまった(^o^;。

それはそうと・・・

ヤバい…。
川口後、このツアーのセットリストをiPodでプレイリストを作成して
『新世界〜Neo Universe』を聴く機会がちょっと減ってしまったせいか
微妙に曲の展開を忘れてしまっている。
なんか拳を上げるタイミングで何度か躊躇してしまった。
というか、もしかして先のことを考えて
なんとなくセーブしちゃってる?アタシ。イカンイカン。

“Zipangu”
あぁーやっぱりこの曲はカッコいい。
特に歌に入る直前の
♪ジャラララー! ジャラララー! ジャラララー ジャージャー!
が、もンのすごく好き!。
ここだけでテンションが上がってしまうアタシはヘンですか、そうですか。

“春の嵐”での王子使用ギターも
'58年製のカスタムヽ(^。^)丿。
ここでのGソロもめちゃめちゃカッコ良かった。
エフェクター類による効果なんだろうけど
このギターでもこんな音が出るんだ?!というくらい、ものすごい音が出ていた。

そして時折ギターを持ち上げ気味にして
塗装の剥げたギターの背面を見せてくれる。
(それってわざとなのか?笑)。
でも、このギターの背面すらも大好きなアタシは嬉しかったりする。

そして今日の“春の嵐”のGソロを聴きながら
たまにはまた思い出したようにニール・ショーンのシグネチャーモデルの
フロイドローズ付きのゴールドトップを弾く姿を見てみたいなぁ
なんてことを考えていた。

“LAST OF EDEN~Neo Universe PARTII”
CDで聴いている時からツボがあって、これもやはり歌前の
♪ジャンジャジャンジャ・ジャンジャンジャン↑(カ〜ン!)
 ジャンジャジャンジャ・ジャンジャンジャン↑(カ〜ン!)・・・
の「カ〜ン!」。つまり鐘の音。
これもここ聴いてるだけでテンションが上がるのだ。
(やっぱりヘンですか、そうですか)。

で、また終わり方がいーんだコレが!。
後奏でまたイントロと同じ幸ちゃんによるアコギのフレーズが
何小節か繰り返された後に、突然♪ジャジャッ!と終わる。
この♪ジャジャッ!が出てくるまでの緊張感がたまらない。

そして本編もいよいよ大団円へ。
ただすけくんの温かみのあるピアノから
“君に逢ったのはいつだろう”

なにやら王子の歌い方が、呆れるほどに芝居がかっていたけれど
それでもどういうわけか、妙ーに心に染みた。

本編最後は“Neo Universe PART I”
初日はここに到達するまでが、妙に長く感じたけれど
やっぱり2回目以降は短く感じるね(^o^;。
あー、もう本編終わっちゃうんだーみたいな。


しかし、倉敷の夜はまだ終わらない。

《TO BE CONTINUED…アンコールへ続く》
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コメント 5

nori

倉敷、お疲れさまです。
大原美術館まだいったことないです。次の機会にぜひ行きたい。


で?彼はなんかやらかしましたか?いや、それだけを期待している訳ではないのですが^_^;


酔っ払いのおっちゃんは、コンサートにいきたかったのかね、もしかして??


で?、で??、梅さん、金沢も行かれるの!?
それって何かうれしいかもぉo(^-^)o
by nori (2010-05-02 22:23) 

汐琉

お疲れさまでしたー。
会館内の食堂(笑)が天丼屋になってたのは驚きました…。
まあ、美味しいと言われているとこの出店なので、
ハズレはないと…思いたい。
でも、流石にケーキセットはなかった…ちょっと悲しい。

私は車で昼過ぎに会館のPへ入れて、その後友人と、
開場少し前に娘と合流し、参加しました。
帰りのBGMはもちろん「新世界」。
窓開けて結構な音量で流しながら戻りました(迷惑(笑)

レポ。
あーんなことやこーんなこと、楽しみにしてますね(爆

by 汐琉 (2010-05-02 22:49) 

お豆

行ってきましたよ・・倉敷 倉敷・・2年前始めていたとき会館がわからないで
会館の人にきいて説明聞いてもわからない、それと暑くで人も多くて
ヒートアップしたのを覚えてる。今回は、人も少なく、会館も分かっていたので
余裕でした、これで春ツアー2回目になります。
席は2階席で、さえぎるものがないのでよくみえました。トイレ、キレイになって
ましたね、あとは あの正面脇のよくわからない喫茶店なのかレストランなのか
の、お店は天丼やさんに、これが新しくなったのか、2年はかかるわね
前のファミレスに入る、車の中から、こちらの駐車場の警備の方に今日は
何??と何人もの人が聞いてました、ALFEEだよと教えても、車の中の
皆様、首を傾げて??しらんなぁといった所・・
そんな感じかな。コンサートでは、やっぱりいろいろと、すっとんだ高見沢さんで
幸ちゃんは、ご機嫌がいいのか?ピックやたらと投げまくり、1番落ち着いて
たのは桜井さん、そんなところかな 自分も報告してしまいました

金沢もいくのですか?金沢にしようかなとも思ったけど、結局、倉敷に
なりました











by お豆 (2010-05-03 14:12) 

シオン

お久し振りです。倉敷行かれたのですね。
私は、学生の頃岡山に住んでいてその頃は岡山・広島のライブによく行ったのが懐かしく思えます。今は、隣の県なのに倉敷に参加した
事がありません(涙)
My初日は広島1日目でMyファイナルは広島2日目です。
楽しみ・楽しみ

by シオン (2010-05-05 08:58) 

梅屋千年堂

>noriさん
GWにしか行かないので、いつも混んでいる大原美術館しか知りませんが
見応えがあり、所蔵作品もバラエティに富んでいて素敵な美術館ですよ。
一度GW以外の空いてそうな時に行ってみたいものです。

で、既にご周知のことと思いますが…やらかしてくれました。
さすが、我らが高見沢王子は期待を裏切らない男です。

ヨッパライのおっちゃん、
なんでアタシがアルフィーファンだってわかっちゃったのかなぁ。
ホント、服装も持ち物もアルフィーっぽいもの何もなかったんですよ???。
(変なオーラが出ていたのだろうか・・・)

で、金沢のみならず新潟も行ってしまったバカヤローなアタシです。
またヒマな時にでも、レポに目を通して頂けると嬉しいです(^_^)



>汐流さん
倉敷、楽しかったですね。
会館内の食堂ってのは、今までのも新しいのも全然知らなかったのですが
美味しいと言われているところのチェーン?ならば
今度倉敷に行った折には中に入ってみようと思います。

早くも1週間が経ってしまいましたが、
レポのフォローなど、ありましたらよろしくお願いしますね〜♪。



>お豆さん
ゴールデンウィークのTHE ALFEE@倉敷の日は
《晴れの特異日》のような気がします。いっつも天気が良くて暑いですよね(^^;。
コンサートも盛り上がって、こちらも熱かったですね。

金沢も、新潟も行ってきました。来週は広島です。
我ながらアホです(爆)。



>シオンさん
改修工事を終えた倉敷市民会館がどんなにきれいになったのか
気になって仕方なく(笑)、倉敷のライブに参加してきました。
結果は「・・・?」でしたが(^o^;。

シオンさんも広島参加されるんですね。
アタシも今回久々の2daysしかも意味不明の前乗りです。
大いに盛り上がりましょう!!!。

by 梅屋千年堂 (2010-05-08 21:52) 

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