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THE ALFEE@京都二日目《アンコール編》 [┣ '09 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE 35th Anniversary 2009 『CONFIDENCE』
京都会館第1ホール アンコールの巻

6/17 23:54 かろうじて大宮前に完成(笑)。
ネタバレ指数74

本編のMCが、いずれも短く感じたが
アンコールでメンバーが登場するまでの時間も
心なしかいつもよりも短いように感じた。

まずはサポートの二人が現れ、その後からメンバー3人。
王子の衣装は黒襦袢。
あぁ〜、今日が赤襦袢だったなら、その背中の装飾の謎(笑)を
解き明かせたかも知れないのに・・・うまくいかないものである。
ちなみにインナーはもはや『CONFIDENCE』のロゴシリーズではなく
黒地に金糸やら銀糸やらの装飾がついたタンクトップでカッコイイ。

曲は“19(nineteen)”
幸ちゃんが掻き鳴らすアコギの音がとっても力強い。
この、ハードな音の洪水の中に、埋もれそうで絶対に埋もれないアコギの音が
いかにもTHE ALFEE。

で、曲が終わると例のコーナー・・・(^^;。
雑踏の音、チャイムの音、明治学院の校歌・・・
♪ひーとーのーよのーーーわーかーきいのーちのあさ〜ぁぼーらけー・・・
(自分の母校の校歌よりもスラスラ歌えるってどーなのよアタシ)。

「時は、1972年。
 世は、忘れかけていた日本が姿を現したことに驚きと感動を覚えていた。
 『恥ずかしながら帰って参りました』
 ・・・1月24日、横井庄一さんがグアム島で発見されたのだ。
 よっこい庄一というギャグが流行するほどの社会現象になった。
 一方、映画の世界では第二次怪獣ブームが巻き起こり
 『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』が上映されたが
 ブームなのに予算は削られ、過去の映像を大量に流用しただけの作品だったため
 恥ずかしながらその評判はすこぶる悪かった。
 そしてここ、東京都港区白金台にも、恥ずかしながら生きている男がいた。
 その名も・・・さくらーいまさる〜!17歳!!。
 恥ずかしながら生まれてきた男、
 黒いジーンズが塩を噴くまで穿き続けた男。
 更に桜井賢17歳、高校生の頃から四十肩。
 さぁ、それではTHE ALFEEが
 まだコンフィデンスと名乗っていた懐かしい高校時代に
 みなさんと一緒にタイムスリップしてみましょう。
 さん〜、にぃ〜、いちっ!。クイズ・タ〜イム・ショック!(ジャン!)」

桜「だからタイムショックじゃなくてタイムスリップだって言ってんだろ。
  ・・・それはそうと、へぇ〜、横井さん見つかったんだ〜。
  31年もよく頑張ったよな。ワタシだったらもう大変。
  髭は伸び放題、髪は抜け放題・・・。
  (ウける客席に対して)何よ、感じ悪い!。ムー!」

桜「でも、髪なんてどうだっていいんだ。
  だって僕には天から授かった美声があるんだから。
  そうだ、今度コンテストがあるから、『日本列島改造論』で練習しておこう。
  ♪ラ〜ララ〜・・・細長い日本を四角にしちゃうぞ〜
   改造しちゃうぉ〜アフリカ象〜
   改造しちゃうぞ〜植毛しちゃうぞ〜
   改造しちゃうぞ〜二重じゃなくて三重〜
   三重は名古屋の先〜〜・・・」

幸「桜井くん、桜井くん!。やぁ!」
桜「坂崎くんじゃないか!」
幸「やぁ!桜井くん、こんなところで何をやっているんだい?」
桜「何って、今度コンテストがあるから練習だよ」
幸「君っていつもちょっとズレてるよね」
桜「そういう君も、今日ちょっとズレてるよ」
幸「えっ?!そう?」

幸「大体僕らが出るのはフォークコンサートだよ。
  それにその新聞、何読んでるんだい?」
桜「これ!、ビックリしちゃったよ。 ビックリくりの助だよ!」
幸「幸之助だ!」
桜「よくアゴがもったよな」
幸「なにアゴって(-"-?」
桜「だって31年間もガム噛み続けて、もうミント味なんかなくなっちゃって
  なまこ味になっちゃったんだって!」
幸「・・・そんなわけないじゃん。理解力ゼロだね。ガムじゃなくてグアム!!!」
桜「だってガム島って書いてあったよ」

ちなみに、このコーナーで桜井さんが持ってる新聞紙、
どうやら現在の新聞の一面に、1972年当時の記事を貼り付けたものらしい。
良くできているので遠目に見てもわからないが
双眼鏡で見てみたら、一面だけ紙の色が新聞紙ではなかった(^^;。
一面以外の記事の見出しに「世襲制どうのこうの」ってのが見えたし
なんと言っても番組欄がカラーだった。
1972年の新聞がカラーであるワケがない(笑)。

幸「ガム島じゃなくて、グアム島!。
  そんなことより、コンテストの練習しようよ」
桜「でもさー、学校で練習してると先生に何言われっかわかんねーからな。
  特に昨日赴任してきたあの香水くっさいヤツいるだろ。
  アイツ、外見は結構イケてて
  銀座のおねーちゃんの近くにいるみたいな感じなんだけど
  中身はアホだぞー!。
  空の一升瓶見ると抜けなくなるまで指突っ込んじゃうし、
  すだちだって手で向いちゃうんだから。
  握り飯作るつったら、ジャーにそのまま手ぇ突っ込んで『あ〜っち!!!』って」
幸「やっちゃダメだってこと、大抵やってんもんな(笑)」
桜「靴下だって裏返しでみんなナマズの髭が生えてんだよ。
  靴だって右と左で違うの履いてんだから」

高「コラーッ!。誰がマヌケだって?。坂崎?!」
幸「いやっ、その・・・」
高「誰がマヌケだって?」」
幸「アハ・・・ヘァ・・・それは・・・こいつ(桜井)ですっ!。
  こいつ、小学生の前で田中角栄のものまねやって、
  全員ドン引きさせたんです!」

高「それはマヌケだな。みんな(田中角栄なんて)知らないんだから。
  君は、これ・・・田中さんの本(日本列島改造論)を読んでるのか。
  この本は先生も好きだぞ。
  じゃぁここで田中角栄のものまねやってごらん」
桜「◎×$&#%☆!、こーそくどーろ!しんかんせん!」
高「田中眞紀子!」
桜「アタシだって一生懸命やってんですよ。誰かが後で引っ張るんですよ!」
高「麻生太郎!」
幸「政府からのお知らせです。
  この未曾有(みぞうゆう)の音楽業界の危機を救うために、
  定額給付金はCDとチケット代にまわしていただきたい・・・。
  鳩山くん、辞めちゃったよ」

高「いいね〜(笑)。ところでおまえら、こんなところで何をやってたんだ?。
  まさかタバコなんて吸ってないだろうな?、坂崎!」

スクールバッグを反対側に持ち替える幸ちゃん。

高「今、アヤシイ動きをしたぞ!。
  こないだおまえは生物の時間にエロ本持ってきてただろ!」
幸「ハイ、あれは先生にあげました」
高「うん。もらったけど、大したことなかったぞ」
幸「今日のはいいですよ、洋モノですから・・・
  (と、かばんを探って出てきたのはチーズおかき!)
  あっ、なんだこれは!!!」

ここでお馴染みジャパネットサカザキコーナー。
王子がテレビの枠を持って、幸ちゃんの前にかざす。
桜井さんはトレカを拡大したパネルを頭上に掲げて
ラウンドガールならぬラウンドおっさん(笑)。

桜井さんが王子の隣に立った瞬間・・・

高「ストップ!」

と王子が叫ぶと、テレビの幸ちゃんは一時停止。
桜井さんが持っているパネルの写真について、王子が解説を始める。

高「ハイ、今回のトレーディングカードは'80年代の写真です。若いです。
  この人(桜井)顔がデカいですねー。マイク食っちゃいそうですね。
  ・・・再生!」

再び動き出すジャパネットサカザキ。
桜井さんは今度は幸ちゃんのパネルを持って歩き出す。
この衣装の幸ちゃんがまたスゴイ・・・。
いつんだ?、この衣装(^^;と思って
アリーナ37˚Cの『THE ALFEE FILE』をパラパラと見てみたら
どうやら'85年あたりの衣装らしい。

高「ストーップ!!。
  この衣装は一体何だったんでしょうか。巻いただけです。
  カーテンでしょうかこれは。なんだかよくわかりません!。
  ・・・再生!」

最後は王子のパネルを掲げる桜井さん。

高「ストーップ!!!。
  ハイ、これはうちのお袋が大好きな髪型です。
  100万$の笑顔のタカミーです。
  どれに入っているかは買わないとわかりません」

久美子ママが大好きな髪型・・・(笑)。
いつも「髪を切れ」と王子に言っているらしいが、あの程度の短さで良いのか。
ちなみにアタシは“別れの律動”の頃の髪型が結構好きだ。

ジャパネットコーナー終了。

高「ところで君たち、コンテストではどんな曲を歌うんだ?」
幸「そこで相談なんですけど、
  僕たちはコーラスが得意なんて、サイモン&ガーファンクルなんかが
  いいんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか」
高「サイモン&ガーファンクルも悪くないけど
  コンテストで勝つにはやっぱり流行歌がいいんじゃないか?。
  例えば、今流行ってる・・・ゲロ!」
幸「ゲロじゃない(^^;」
高「・・・グロ!」
幸「グロでもない」
高「あ・・・ガロ!!!。ガロの、“学生街の・・・お茶屋さん”!」
幸「喫茶店!!!。お茶屋さんは(京都の)そこらへんだよねぇ」
高「そう、そのガロの“学生街の喫茶店”を歌ってみよう」

と、3人で“学生街の喫茶店”のサビをハモる。

高「いや〜、いいねぇ。思わず先生も一緒に歌っちゃったよ」
幸「先生、一番上のパートに行ってましたね!」
高「でも、審査員の心をグッと掴むには、もっとアクが必要だな。
  (と、桜井さんの胸の辺りをグッと掴む)
  だから、吉田拓郎さんとか、谷村新司さんとか、南こうせつさんを取り入れて
  “学生街の喫茶店”を歌ってごらん」
幸「えぇ?・・・難しいなぁ・・・
  (まずは“落陽”のイントロを♪ジャン!ジャン!ジャン!と弾いて)
  ♪あ〜きっみとよっくーこっのみっせにーきったものっさー!
  (↓谷村新司風に)
  ♪わけもなく〜・・・お茶を飲み〜・・・話したよ〜・・・
  (↓南こうせつ風・スリーフィンガーで軽快に)
  ♪がっくせいっで〜にっぎやかんな〜こんのみせの〜・・・」
高「森進一」
幸「♪かったすみでぇえぇえぇえぇ・・・きいていたぁあぁあぁあぁあぁ・・・
   ボブ・ディラァ〜ン〜〜〜・・・森です」
桜「昌子です」
幸「光子です」
桜「にせんかい〜・・・」
幸「スクワット〜・・・」
桜「先生・・これじゃ『ものまね王座決定戦』になっちゃいます」

高「それと、コンテストに出るにはインターナショナルな感覚も必要なんだ。
  先生こう見えても韓国通で、ついこないだ帰ってきたばかりなんだ」
幸「えっ?!、先生どれくらい行ってたんですか?」
高「ふつか!(^_^)v・・・ふつかっ!(^_^)v」
桜「先生、それは韓国通とは言いません。
  それは韓国フゥ〜です」

左から幸ちゃんが、右から王子が、
桜井さんの耳に向かって「フゥ〜ッ!」と息を吹きかける(^^;。

高「先生、ちょっと韓国語で歌を作ってきたから
  今からそれをみんなで歌ってみよう」

♪OH〜メリーア〜ン サ〜ムゲタ〜ン カ〜ルビ カ〜クテキ〜〜〜・・・

(なんだ、今日は食べ物バージョンか^^;)。

幸「先生!、この歌はなんだか美味しそうだし
  将来ヒットしそうな予感がします!」
高「そうだな、それじゃぁこの歌は先生が大事に温めておいて
  1983年の6月21日に発売しよう!」
幸&桜「んな、アホな〜」

♪チャンチャンッ!

高「ところで、君たちの成績の方はどうなっているのかな?」

と、『生徒出席簿』ファイルを逆さまに持ち、眼前1cmに近づける。

幸「近すぎ!(笑)」
高「└──(-"- )」
幸「遠すぎ。それじゃ桜井だって(笑)」
高「よーし!、それではこれから抜き打ちテストを行う!!!」
幸「えー!、テストはんたーーーい!」
桜「はんたーーーい!」

運ばれてきたホワイトボードに《京都》と書く王子。

高「ハイ、これの読み方は!?、坂崎!」
幸「きょうと!」
  ♪ピポピポピポ〜ン

・・・この出題、既にオチが読めるんだけど・・・(^^;

高「それじゃ桜井!、この漢字の読み方は?!」
桜「・・・きょうと」
  ブブーッ!
高「これは、(《東》を書き加えて)とうきょうと、です!。
  早とちりだな、早とちり!」
桜「せ・、先生、先に書いてくれないと(ブツブツブツブツ・・・・)」

次に王子、タワーの絵を描く。
takenoko.jpg
おっ、これは京都タワーなのか?。

高「ハイ!、これはなんでしょう!」
幸「ハイっ(^o^)/、東京タワー」
  ♪ピポピポピポ〜ン
高「桜井!、これは何でしょう!」
桜「・・・通天閣」
  ブブーッ!
高「こーれーは・・・(格子模様を描き加えて)タケノコですっ!!!」
桜「えええーーー?!
  タケノコにしてはなんだかビキニみたいの着てますけど?!」
高「これは、タケノコの子!」

・・・もはや意味不明(^^;。

次に王子画伯が描いたのはこんなの。
ningyou.jpg
なんかちょっとカワイイじゃん(笑)。

高「これはなんでしょう!、坂崎!」
幸「これはーっ・・・人形っ!!!(^"^;」
  ♪ピポピポピポ〜ン
桜「えぇっ?!、こ、これ人形?」
高「桜井、これはなんでしょう!」
桜「・・・レレレのおじさん!」
  ブブーッ!
高「こーれーは・・・(と、上の絵にちょんまげを描き加えて)殿様!
一同「えええええーーーーっ?!?!(爆)」

そ・・・それはあんまりだ、王子!!!。

最後はこんなの。
hone.jpg

高「これはなんでしょう!、坂崎!」
幸「ハイ、骨!」
  ♪ピポピポピポ〜ン
高「これはなんでしょう!、桜井!」
桜「骨っ!」
  ブブーッ!
高「こーれーはー・・・(かなりいろいろ描き加えて・・・)」
桜「オーイ、なんだよそれっ」
幸「わかった!!!カエルだっ!!!(笑)」
高「そう!、カエルですっ!」

以上で本日の抜き打ちテスト終了。

桜「先生、こんなんで僕らホントにコンテストで優勝できるんですか?!」
高「ちょっと、みんなこっちへ来なさい!。
  (王子のもとに集まってくる幸ちゃんと桜井さん)
  先生には秘策があるんだ・・・」
幸&桜「♪ヘイヘイホ〜・・・」
高「それは与作!。先生が言っているのは・・・♪ヘイヘイホ〜」
幸「(段取りが)それじゃ違うだろ!。
  ココ!先生が言ってるのは・・・(と台本を指差す)」

もとい

高「先生には秘策があるんだ」
幸&桜「♪ヘイヘイホ〜」
高「それは与作!。先生が言ってるのはヒサク」
幸&桜「♪ヘイヘイホ〜」
高「それは与作!」
幸「先生が言ってるのはヒサク!」
高「♪ヘイヘイホ〜」
幸「今のが合ってるヤツ(笑)」

と、ちょっとコレ↑も違うかも知れないけど
とにかくこんな風に、自分で作った段取りの間違いを指摘された王子・・・

高「いーだろ!、毎回毎回いろいろ考えるの大変なんだよっ!。
  音楽よりもこっちの時間の方が長いんだからっ!」

と、ややキレ気味(^^;。

高「明治学院のチャペルの裏に、
  土がこんもりと盛り上がったところがあるだろ?。
  あそこに未来からのタイムカプセルが埋まってるんだ。
  その中にスイッチみたいなのが入ってて・・・」
幸「スイッチ《みたいなの》って・・・(^^;」
高「それを押すと、コンテストに優勝できるってものなんだ。
  なんでそんなこと先生が知ってるかっていうと、昨日もやったから!(笑)。
  それで、そのタイムカプセルは“人形の家”を歌うと姿を現すらしいんだ!」
桜「さっきの《人形》はここへ繋がってくるのかぁ!!!」
高「そう!!!」

高「それで、先生も一緒にコンテストに出ることにしたから!」
桜「ヤダ!。だって僕たち高校生だけど、先生おっさんだもん」
高「それが〜・・・白衣を脱いで・・・
  ♪チャ〜ンチャカチャカ チャンチャンチャカチャカ・・・
   (と、“天国と地獄”のメロディを軽快に口ずさむ^^;)
   あ〜っという間に高校生!」

3人学ラン姿に揃ったところで、今日も何故か“人形の家”をハモる3人。
うますぎてオカシイ。

桜井さんのマイクスタンドの根元から、タイムカプセルを取り出す幸ちゃん。
そしてそれを王子に手渡す・・・。

高「ここはいつも緊張するところだな〜」

で、ここらへんだっただろうか。
王子のインカムがオフになっていて、幸ちゃんに指摘されたのは。

幸「先生、マイクも入ってないし(^^;。
  (と言いながら王子のマイクをオンにしてあげる親切な幸ちゃん」
高「(^o^;(^o^;(^o^;」
桜「・・・(幸ちゃんに)オレたちがんばろーなっ(T^T)」
幸「おぅっ!」

そして今日も《未来からのメッセージ???》を
幸ちゃんと桜井さんに配布する・・・。

桜「なに?・・・『検査結果:γ-GTP かなり高め、血糖値 かなりドロドロ
  尿酸値 かなり限界、知能指数 かなり低め、髪の毛 かなり少なめ』・・・
  なんだこれ、ムカつく!。これ違うよ!」
幸「違うな。・・・こっちもなんか書いてある。
  『検査結果:血圧 京都タワーよりも高い、身長 ない』・・・ナイ?!?!。
  『目はちっこいが笑ってない・・・アンコールで麻生総理』???
  『・・・政府からのお知らせです。
  この未曾有の経済危機で、国会および衆議院の解散はあるかも知れないが
  アルフィーの解散はねぇだろ!。
  てーねんぴってなーにーーー くららーーー ぺーーーたーーー
  く〜るまにポッピー! もぉ〜やめてっ!!!、フンッフンッ(←高見盛)』」

桜「もういいよ、坂崎。・・・なんかかわいそうになってきた(^^;」
幸「・・・これも違うよ〜」
高「あっ、きっとこっちだ。ホラ。
  『3人だけでやるのではなく、5人でやること。
   そのためには、隣の中学から昭和3年生まれみたいな中学生を
   連れてくること』」
幸「あぁ、いるわ!。隣の中坊に!」
高「太郎ーーーっ!」

いつのまにか、ドラムセットの中から消えていた太郎さん。
ステージ下手より、学ラン(ボトムはいつもの半ズボン^^;)に
白い布製のショルダーを斜め掛けにして登場。

桜「おまえ散髪行ったのか?」
高「ツルツルです!(笑)。吉田太郎!。
  それから、キーボードには、ギタリストに憧れてるけど
  なかなかギターには行かない、オタクなヤツが隣の高校にいるんだ。
  ただすけーーー!!!」

こちらもいつの間にかステージ上手にスタンバイしていたただすけくん。
学ラン姿に、なにやらスゴイサングラスを掛けて登場。

(↓これこれ!!!笑)


そして「あーっ!!!」と驚いて
カプセルの中のスイッチ(みたいなの)を取り出す王子。

高「これはバンドの命名者の人間が押すこと!。
  はい、じゃぁ桜井。コンフィデンスってつけたの桜井だからな。
  そして、これは応援してくれるみんなの、一丸となった叫びによって
  押すことが出来るというんだ。
  つまり、みんなが心を一つにして叫んだ声が
  ここにヒュ〜〜〜っと集まってきて押せるというわけだな」
桜「それで、今までは各地の名産とか名所でやってきたけど
  今日は、みんなが初めてアルフィーと出会った曲。
  みんなあるハズなんだ。今日無理矢理連れてこられた人は知らないけど。
  いいかい?、みんながアルフィーと初めて出会った曲のタイトルを叫ぶんだよ。
  せーの!」
客「客「◯×▼&%$◎ーーー!!!」
桜「“メリーアン”だって。
  それじゃぁみんなで“メリーアーン!”だよ、いいね?。
  ちょっと練習してみるよ、せーの!」
客「メリーアーーン!」
桜「ダーメ!。もっと、メリーア゛ーーンって心の底から出さないと!。
  みんななら出来るはずだよ〜。せーの!」
客「メリーア゛ーーン!!!」

と、何回か練習を重ねた後、本番。
晴れて未来教えるスイッチオン!。

ステージは暗転し、王子のナレーション・・・。

高「タイムカプセルを開けた君たちは
  今から2年後の1974年に、プロとしてデビューします。
  いずれ日本を代表する長寿バンドに成長しますが、出だしは大きくズッコケます。
  まず1975年、レコードが発売中止になり、ギャラまで持ち逃げされます。
  せっかく決まったドラマの主題歌も、わずか4回で放送打ち切り。
  もう落ちるところまで落ちて、挙げ句の果てに
  メンバーの一人が住んでいたアパートの部屋の天井まで落ちてくる始末・・・。
  中でも一番の悲劇は、暖冬にあの曲を出してしまったこと・・・。
  1979年10月21日発売予定・・・“冬将軍”

NHKの時も思ったんだけど、この“冬将軍”の場合、
アコギを抱えた王子という生の絵柄を久々に観られるというのがウレシイ。
ここんとこ、アコースティックと言ってもVG EARばっかり使ってたからね。
たまには分厚いアコギを抱え込む王子ってのもいいもんだ。
衣装も学生服だからそれほど違和感ないし(笑)。

それにしても、そんな王子の背後で
さっきのサングラスをかけたまま演奏しているただすけくんに
ついつい目が行ってしまう。
・・・だってなんか虫がキーボード弾いてるみたいなんだもん(^^;。
そしてフと太郎さんに目をやると、
こちらもさっきの白いショルダーを肩に掛けたままドラムを叩いている(笑)。

ライブもいよいよ終盤。
“終わりなきメッセージ”
このツアーでは、この曲が始まると
「あぁ、楽しかった今日のライブももうすぐ終わっていくんだな〜」
と、少し寂しい気持ちになる。

あ、そういえば“終わりなきメッセージ”で学ランを脱いだ王子の手首に
めちゃめちゃカッコイイ革製のバングルが装着されているんだけど
そのバングルから、長ーーーい革紐がビロ〜ンと垂れ下がっている。
これ・・・コントの間は一体どうなってるんだろう?。
いっつも曲が始まってから思い出すんだけど
確かコントの時はこんな長い革紐、袖口から見えてないよなぁ・・・。
“終わりなき〜”とその前の曲との短い時間に装着しているとも思えないし。
うーん、ここは次回の大宮でのチェック項目だな(笑)。

ラストはいつも通り“SWINGING GENERATION”
畳み掛けるように、1回目のアンコール終了。



2回目のアンコール。
おそらく、NHKホール二日目と同じ展開と踏んでいる・・・。

出てきた3人は、いつものアンコールの衣装(・・・だったと思う^^;)。
王子はまたなんだか懐かしいギターを持ってきた。
と、言っても最近はまた登場頻度が高くなってはいる
ピンクのランディ・ローズ:通称・ピンキー。

太郎さんの激しいドラムのイントロで“AFFECTION”
やっぱりね。

演奏が終わると、王子、ギターをレスポールに持ち替える。
今日は『春の嵐』ツアーでよく使っていた
サーモンピンクのトラ目のレスポール。

高「ハイ、どーもありがとー。
  “AFFECTION”これも'85年になりますねー。
  '85年の“AFFECTION”ツアーに来たという方も多いんじゃないかと思いますけど・・・
  “AFFECTION”ツアー来た人!
客「ハーイ」
高「'85年というともう24年前だよ」

ここで、アタシも迷わず「ハーイ!」と挙手したのだが
よく考えたら'85年って高校3年じゃん?・・・
ひょっとしたらアタシがアルフィーのファンになって以来
唯一1本も参加しなかったツアーじゃなかろうか・・・。
そう、あの、オープニングで映画『離愁』のラストシーンが使われたツアー。
だったら行ってないよ(^o^;・・・と思って
帰宅後調べてみたら、やっぱりそうだった。
でも、この年は春ツアーも『AFFECTION』だったし
こっちにはちゃんと参加してるから別にいいよね(笑)。

しっかしなぁ〜、なんで当時《ライブ断ち》なんてアホなことやっちゃったんだろ。
受験が終わるまではライブに行かない!って願掛けのつもりだったんだけど
別にさ〜、ライブの1〜2本行こうが行かまいが
受験なんて落ちるときは落ちるし、受かるときは受かるのにさ。
バカなことやっちゃったよ、ホント。
この時のツアーは、もしタイムマシンがあったら
当時に戻って観てみたいものの一つである。
(他には所沢の夏イベとか、土曜の朝の「おもため情報局」とかを観てみたい)。

高「'82年から、いろんなところで夏の野外イベントをやってきましたが、
  今年も、THE ALFEEは、夏の野外イベントを行います。
  2009年8月、横浜で8日・9日と2回・・・
  2回ってヘンですね(笑)、2日間、2days行います。
  場所は横浜赤レンガパーク特設会場となっております。
  京都のみんなにも是非来てほしいと思います!」

来てほしいと言うからには、返金ナシでお願いしたいのだが。

高「そして、これで夏の野外は最後にしようと、みんなで決めました。
  そーしたの!!!(笑)。
  今までなんでもやりっぱなし、開けっ放しのアルフィーでしたから。
  開けっ放しもいいんだけどね。いろんな人が入ってきますからね。
  ここらで何か一つくらい閉めてみようと。
  閉めてみないとどうなるかわかんないだろ、一度蓋をしてみないと」

《開けっ放しだからいろんな人が入ってこれる》とは
巧いこと言うね〜王子!。
それがまさにアルフィーの35年って気がしてきた(笑)。
(でも、その開けっ放しの扉から外に出るのはなかなか難しいらしい・・・^^;)。

高「星空の下で聴く“星空のディスタンス”、いいだろうなぁ。
  “風の詩”もいいなぁ。やりたいなぁ。やるかどうかわりませんが。
  ・・・あとは何が聴きたい?」
客「セイリングー!」
高「何?(-_^)サ」
客「セイリングー!!」
高「ナニ??(-_^)サ」
客「せーいーりーんーぐー!!!」
高「・・・あぁ、はいはい。そうだね。考えておきましょう」

・・・ホントにちゃんと聞こえたのか?(^^;。
なんか結局わかんなくてテキトーに答えてる気がしないでもない。

高「でも、ここで言って、その夢が叶うと思ったら大間違いです」
客「えええええーーー!!!(▼▼メ)」
高「またブーイングかよ(^^;。今日はブーイングの日だな。
  まぁーいろいろありますから」

高「いいか、もう一度言うぞ。
  京都のみんな、横浜で待ってるからな!」

待っててくれるのは結構だが、
「じゃぁ行きます」って人が、全員会場に入れるんだろうなぁ?(^^;。
(↑アタシもかなりしつこい)。

高「もちろんツアーはこれからも続けていきます。
  35周年ということで、周りからいろいろ言われるんで
  こっちも意識してしまうんですが
  こうやって35年続けて来られたのも、
  みんなの温かい情熱の賜物だと思っています」

情熱って《熱い》ものだと思っていたけど
アルフィーの場合は《温かい》のか。
でもそれ、なんか分かる気もする。ぬるい情熱(笑)。

高「そんなみんなの気持ちに応えるためにも、
  これからもツアーは続けて行きたいと思いますので
  よろしくお願いしたいと思います。
  (場内拍手)・・・どうもありがとう」

高「先月シングルが発売になりました。
  さきほどの“風の詩”、そしてDouble A-sideということなので
  これからやる“桜の実の熟する時”もそうなんですが、
  これは昨日も話しましたが、高校の時に読んだ小説のタイトルで
  僕らの中では初めて桜のことを歌った歌なんですが
  今までは桜というのがあまりに身近すぎて
  歌にはしてこなかったんじゃないかという気がしています」

高「いつも京都っていうと、桜の季節に(コンサートを)やっていて
  この会館の周りも桜の花が舞ってるイメージがあるんですが
  今年は今頃が丁度桜が実を付けて熟している時なんじゃないかな」

高「桜というのは1年かけて花を咲かせます。
  桜の花の一生で言うと、あの花を咲かせた時というのが最後なんです。
  パッと花を咲かせて散ってゆくけど
  人間だって、パッと花が咲いたようになることもあれば、散ることもある。
  恋だってパッと咲くこともあれば、散ることもある。
  でも、失敗というのは、必ず心の中に種を残します。
  その種をまた育てていくことで成長していくということもあると思います」

高「この国だけかも知れないけど
  4月という特別な時期だけにしか花を咲かせない、
  そうした桜を観ながら、僕らは飲めや歌えややってるわけです(笑)。
  いや、いいんですよ。
  それが日本人の原風景なのかなーという気がします」

高「それだからなのか、桜にはゆるぎない美しさがあるよね。
  月明かりでも、昼間でも、雨の日でも、『こうありたい』と
  思わせるようなゆるぎないものを感じます」

高「『そばにいてくれるだけでいい』と、歌詞の中にもありますが
  ひょっとしたらこれは僕らとみんなさんの関係にも言えるんじゃないかと思います。
  そんな思いを込めて・・・“桜の実の熟する時”
  (※注:ホントに「みんなさん」と言っていたので誤植ではありません笑)。

この曲のイントロには、京都の町がよく似合う・・・と思うのはアタシだけだろうか。
今日、散歩しながら
「京都地検ってどこにあるんだろ?」なんてふと思ったりしたんだけど
調べてみたら、京都御所の近くなんだね〜。
いや、別にわざわざ観に行こうだなどとは微塵も思わないが(笑)。

ちなみにこれは散歩中に見つけた桜の実。
sakuranomi.jpg
実はもう京都の桜の実は殆ど落ちてしまっていたのだけど
目を皿のようにして探したら、まだ実をつけているものも
チラホラと見掛けることが出来た。

アタシの大好きなラスト、
♪AHーーーーーー・・・・
というコーラスと共に、花びらが舞い落ちてくる場面。
王子が弾いているレスポールのボディの、ちょうど《くびれ》のあたりに
1枚、ヒラッと乗っかった。
そのまま弾き続ける王子。
その後、全く同じ場所にもう一枚ヒラヒラっと(笑)。
それでも弾き続ける王子。

演奏が終わると、その2枚の花びらをそっとマイクスタンドの物置台に乗せる。
ステージの左側までピックを投げに行って、
上手に去ろうという時には、花びらは再び手の中に。
どーするんだろう?と思ったら、そのまま持って帰った(笑)。

それにしても、この去り際の王子の《出し切った感》たっぷりの
満足げな笑顔はなんとも言えなかった。
なんだかもうツアーファイナルで見せるような表情だった。

幸ちゃんも投げKISSしながら帰っていったし
桜井さんはいつもと変わらずだったが(笑)
きっと充実した京都2daysだったに違いない。

アタシもとっても充実した、京都日帰り遠征だった。
う〜ん、満足満足大満足!。



次は6/18(木)、大宮!(・・・って、やっぱりもう明日だ^^;)。


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《オマケ》
まーーーたーーーでーーーすーーーかーーー!!!
王子ソロ・Kaléidoscope III。
くぁ〜、まさに終わりなきチケット争奪戦(爆)。
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きゅう

「冬将軍の王子」というとあの「君こそスターだ!」のビデオ(フォーク村の放送でみたのかな?)を思い出すのは私だけでしょうか?桜井さんのネタで出てくるビデオですが、最初の王子パートでのアップもインパクトが(笑)。

春ツアー私のファイナルももうすぐです(みんなファイナルだと思うが)。届いた席は「上」と「壁際」ですが…おまけに土曜は仕事帰りに行くのでスーツで参加です。

「今年は無いだろう」と思っていた王子ソロ…東京のみのようですが…レポお待ちしております(笑)。
by きゅう (2009-06-18 01:52) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
いえ、きゅうさんだけではありません。
アタシも思いだしております。
あのアクティブな動きの桜井さんと、オバQのような顔の王子・・・(^^;。
やはり今が一番カッコイイアルフィーはさすがかも知れません。

名古屋初日はお仕事帰りですか。お疲れさまです。
ネクタイ頭に巻いて頑張ってください(笑)。
アタシはファイナルのみの参加なのでご報告お待ちしております。

王子ライブの醍醐味はスタンディング!だと勝手に思っているので
最終日のZeppは是非とも参加したいものです。
とりあえず日曜なので仕事の工面をしなくて済むのが助かります(^^;ゞ。

by 梅屋千年堂 (2009-06-18 04:05) 

はぴまる

王子の3倍のあほ面、見たかったです。イラストで描くとどんな感じでしょうか?(笑)ちなみに私は王子がギターを一生懸命夢中で弾いている時の表情(口がへの字に結んでいる顔が)好きです。普段パーフェクト
の人?のそういう一面ってくすぐられますよね。


by はぴまる (2009-06-18 18:54) 

k-子

このイントロ 梅屋さんのおっしゃる通り
京都の町に似合いますね~
私の場合 京都に行く時は、ほとんど京阪を使うのですが
ちょうど電車が淀川を渡った辺りで 「京都に来たなあ」って感じがします

この前なんか(ライブ当日) みごとに京都にさしかっかった 
(正確に言うと中書島あたりだったと思います)
ⅰpodから良い具合に「桜の実の~」が流れ出して!(計算なしで)
東山を眺めながら聴いてたのですが、 すこし前の梅屋さんの記事思い出して
う~ん!なるほどな~って思いました(^_-)-☆
ライブでの「桜の実の熟する時」も いつもとは少し違った趣きで聴くことができました。

梅屋さん 今頃は、大宮ですね~
レポ楽しみにしてまーす! とは言っても無理はなさらずに・・・・

>まーーーたーーーでーーーすーーーかーーー!!!
この先 長いですから・・・・(汗)

by k-子 (2009-06-18 21:39) 

えの

今日お昼休みをずらして取っている時に、『夢さがし』を斜め読みしていたら
「『桜の実の熟する時』に書かれている」というような一文がありました。
これまで気にもしていなかったようです・・・。

それにしても、本当に「まーーーたーーーでーーーすーーーかーーー!!!」
ですね。
旅行の日程と重なっていないところがまた・・・。
by えの (2009-06-19 01:24) 

梅屋千年堂

>はぴまるさん
アタシも王子がギターを弾いている真剣な眼差しが好きです。
あとはやはり演奏中やアンコールで手を振ってる時に時折ふっと見せる、
眼が細くなった笑顔がたまらんですね〜(笑)。



>k-子さん
アタシが「京都に来たなあ」と思うのは
新幹線口の改札を出て、あの中央通路を歩いてる時ですね〜。
(全然情緒がありませんが^^;)。
京都駅や大阪駅、広島駅や名古屋駅が
だんだん見慣れた風景に変わっていく自分が
ちょっとコワイ今日この頃です・・・。

>>まーーーたーーーでーーーすーーーかーーー!!!
このエンドレス感は、やはり幸せだとおもうべきなのでしょうか・・・。



>えのさん
ほほー!『夢さがし』にそんな一文が。
(実は一度も読んだことがないアタシ・・・^o^;)。
てことは「心の中にずっと残っていた」のはウソではなかったんですね(爆)。

>>まーーーたーーーでーーーすーーーかーーー!!!
遠征しなくて済むだけでもラッキーだと思うべきなのでしょうか・・・。

by 梅屋千年堂 (2009-06-20 00:06) 

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