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THE ALFEE@水戸《本編編》 [┣ '09 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE 35th Anniversary 2009 『CONFIDENCE』
茨城県立県民文化センター 本編の巻

ネタバレ指数68

今までの人生の中で、というと大袈裟だが
茨城という土地にはとんと縁がなかった。
もちろんライブの遠征に行ったこともなかったし、旅行で訪れたこともない。
10代の頃に開催されたつくば博も、行きたいな〜と思いながらも行かなかった。
列車での通過も殆どない。
例えば先だっての桐生へ行く時などに、古河駅のあたりで
ほんの少しかすめるだけだったのだ。

水戸に行くと言っても、まず何線に乗るんだ?というレベル。
常磐線に乗るワケなんだけど、この電車に乗るのも生まれて初めてだ。
京浜東北線で上野駅に到着し、常磐線ホームに移動しようと
公演口の改札の方に上がっていたら、これだ大失敗(x。x)。
公演口は改札外に出ようとする人達でごった返し物凄い大行列。
コレナニ?!。阿修羅?ルーブル?動物園?。
もうオソルベキ混雑ぶりで、スーツケースを転がすことも出来ない状態。
いやもうマイッタマイッタ。

常磐線のホームへ移動。
在来線だと上野から水戸まで約2時間。今回もグリーン車を利用することにする。
ホームに入ってきた勝田行きの列車に乗って、出発を待っていたら
グリーン車のアテンダントのお姉さんがやってきて
「この車両は土浦止まりですが大丈夫ですか?」という。
・・・大丈夫じゃナイよ(^^;(^^;(^^;。
すごすごと電車を降りて、次の列車を待つことに。

乗車後は殆ど眠ってしまっていたけど、
時々窓の外に目をやると、田園風景が広がっていたり
牛が放し飼いされていたり・・・茨城は思っていたよりも長閑な印象だった。

正午過ぎに水戸到着。ホテルに荷物を預け駅周辺をブラブラと散策。
15時くらいにはホテルに戻って、昼寝したりしながらのんびり過ごした。

茨城県立県民文化センターは、ホテルから徒歩15分くらい。
思っていたよりも古そうな建物だった。
キャパは1500ちょい。
本日の座席は1階28列10番台。
つってもこの会場には2階がナイ。1フロアなのだ。
でも頭上に2階席がかぶっていないというのは圧迫感がなくて良い。

18時ジャストに1ベル。その約5分後にスタート。
SEのリズムに合わせて手拍子が始まる。
一旦SEのリズムがなくなり、ステージ上がもやもや〜とブルーに染まる。
その後再びビートの効いた音になり、ステージ後方の壁が
階段状になって前の方にせり出してくる。

一瞬SEが途切れ、♪ガーン!という音と共に3人の姿が階段状に現れる。
3人の衣装は桐生の時と同じ。王子の髪はストレート。
(今んとこ打率10割でストレートに当たってるな( ̄ー ̄))。
真っ黒いサングラスを着用。
今日は幸ちゃんも濃いめのサングラス着用。
(桜井さんも、もちろんサングラス着用なのは言うまでもない)。
階段を下りてくる3人に対して送られる、いつも以上に熱い声援。

1曲目は“SWEAT & TEARS”
桐生の時は2階だったせいか、1曲目が始まった瞬間に
その音の悪さにちょっとガッカリしたのだが、今日はとても音がイイ!。
1階後方席だが、音量も十分ヽ(^。^)丿。

“恋の炎”では、
いつものように幸ちゃんがハンドマイクを握りしめまずは左の花道へ。
一方王子は右の花道で、ヘドバン気味に髪を振り乱している。
2コーラスめでは、左右のポジションが逆に。
いや〜、どっちを見たらいいのか迷う〜〜〜!!!(^o^;。

3曲目は“星空のディスタンス”
桐生の時は“SWEAT & TEARS”を聴いて、今年の夏イベを思ったけど
今日はこの“星ディス”で夏イベのことを考えた。
最後の、《星空の下での“星空のディスタンス”》になるのだなぁと。

ここで幸ちゃんのMC。

幸「こんばんはーっ!。さぁー、水戸は7年半ぶりでございます。
  ご無沙汰しておりましたー!。
  みなさんも日頃、嫌なこととかいろいろあると思いますが、
  7年半分の鬱憤を、今日はすべてこちらにぶつけていただきたいと思います!。
  前の方のみなさんだけでなく、後方席のみなさん!。
  最後までよろしくお願いしまーす!」

この「すべてこちらにぶつけて」というのが
なんだかとっても頼もしくていいね〜と思う。
ホントに全てをぶつけちゃっていーんだね?!と。

幸ちゃんに対する声援はいつにも増してスゴイけど
幸ちゃん自身はいたっていつも通りだ。
ステージ上にいつもと違ったところは何もない。
多分こうやって最後まで、今日のライブも
いつものライブと同じように進行していくんだろう。

続く“悲しき墓標”はやっぱりカッコイイ。
サビ前の、アタシが思わず拳を振り上げたくなる部分で
他にもそんな風に拳を挙げているオーディエンスがいたので
ちょっと嬉しくなったりなんかして。

そして今日も“BRIDGE TO THE SUN”では
終盤3人がファルセットのアカペラで歌う
♪BRI〜DGE TO THE SU〜N・・・ラ〜ララ〜 ラーラーラーラー ラー ラー↑
がなんだか物凄く胸に染みて、何故かこんなところでウルッと来てしまった。
このツアーでは毎回ここでウルッとくるのか?アタシ。

高「さぁ〜、水戸!行くぜぇ〜!!!」

とシャウトしながら、ステージ前方に進んでくる王子。
♪ジャァ〜〜〜〜ン・・・・ジャンっ!
 ズッ!チャッチャラ〜ラ チャララチャラ〜ララ〜
待ってましたの“二人のSEASON”
1フロアの客席は、まるでライブハウスさながらの盛り上がりようだ。

そして、本日の《耳元で囁く・・・》は「7年ぶりだね・・・(^_^)」
なにやらとっても優しいササヤキであった・・・。

“FLOWER REVOLUTION”
なんだかいつもよりもイントロでのジャンプ人口が多いようだ。
この盛り上がりは7年半ぶりの水戸ということに起因しているのか
それとも他の理由なのか・・・(ま、両方かな)。

曲の途中で、太郎さんの方を振り返り
両足をこんな形<>にして体を上下させる桜井さんの小ネタが
視界に入ってしまい、完全にボディブロー(笑)。
そしてラストの、サビのリフレインの場面では
ギターから一瞬両手を離して、嬉しそうに\(^o^)o o(^o^)/をやる王子。
思わず一緒にやりたくなったのか(笑)。

曲が終わると、暗転したステージ上を
Metal Angelの羽根をブルーに発光させながらステージ上手に消える王子。
桜井さんは下手へ。

ステージ上には幸ちゃんが残って話し始める。
客席からは「こーちゃーん!!!」「こーちゃーん!!!」という熱い声援。

幸「ハイ、ありがとーございます。ありがとーございます!。
  先程も言いましたが、水戸は7年半ぶり!。
  2001年11月4日以来でございます。
  ねぇ〜、7年半と言えば、小学生が中学生になり・・・
  もうその頃からすっかり大人だったって人もいらっしゃると思いますが(笑)。
  あ、ここはひとつ、まだまだ先が長いですからどうぞお座りになってください」

へぇー、11月4日ってことはホントにぴったり7年と6ヶ月ぶりなんだね〜。

幸「ハイ。・・・今日は個人的なことで、
  みなさんにいろいろご心配をお掛けしましたが、
  僕は全然大丈夫ですから。ハイ。」

ここでなにやらいつまでも声援を送っているオーディエンス、約1名。

幸「・・・あ、ハイ(^^;」
客「◎&*#$〜!」
幸「・・・どうすればいーんでしょうか(^^;(^^;」
客「&*@%◎▲〜!」
幸「・・・困りましたね(^^;(^^;(^^;」

ちょっとタガが外れちゃったオーディエンスには
いつも見事なスルーぶりを見せてくれる幸ちゃんだが(笑)
今日はさすがにホトホト困り果てた様子ではあった(^^;。

幸「もうツアーも始まって1ヶ月近く経ちまして
  もうあちこちでやってきましたから、既にどっかで観たって方もいると思いますし
  今日がこの春初日って方、どれくらいいらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」(かなり多数!)
幸「初めての方でも、インターネットとか友達から聞いたりして
  1曲目は何だとか、どんなオープニングだとか
  『あ、今日はちゃんと3人揃って出てきてヨカッタ!』とか(笑)。
  長くやってるといろいろあるんですよ。
  一人だけ姿が見えなかったり(笑)。
  いや、本人そこにはいるんですよ。いるんですけどいろいろ事情があって
  ちょっと遅れて出てきたりとか」

聞いた話だが、仙台でのオープニング、
階段上に3人がバッ!と姿を現すシーンで、なぜか王子の前の幕だけ取れず、
客席からは桜井さんと幸ちゃんの姿しか見えなかったんだとか(笑)。
いや〜、そのオープニング見てみたかったなぁ。
(数秒遅れて出てきた王子は《いつものポーズ》だった、
 というのもなかなか笑えるではないか)。

幸「さっき7年半ぶりだって話をしましたけど、
  今日それ以来、7年半ぶりに来た!って人いらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あ、そうですか。じゃぁ今日が生まれて初めてという方はいらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「おっ、初めてでそこ(の席)ですか。いいですねー。
  あ、そちらの方も初めてでそちら(の席)ですか。
  そこらへんはなかなかいいポジションですね。
  何十年通ってても、なかなかその辺りの席が来ないって方はたくさんいますからね。
  まぁいつも言ってますが、そういう方は人生プラマイゼロですから。
  帰り道とか、気を付けてくださいね。滑って転んだりしないように」

幸「今日は普通に常磐道を通って来たんですけど、
  最後の方でちょっと渋滞に引っ掛かりましたけどね。
  出口のところに宇都宮・水戸って書いてあって
  宇都宮の方にまた行っちゃいそうになったりして(笑)。
  こないだ誕生日にやったばっかりなのに。
  そっち行っちゃダメだぞと思って、ちゃんと水戸で下りましたけど(笑)」

幸「それで、会館について思い出しました。
  ここはトイレがちっちゃいの1個しかないんですよ。しかも和式。
  せめて洋式にしてくれって思いますけどね、えぇ(笑)」
  
幸「さぁ、そろそろこの方をお呼びしましょうか。
  盛大な拍手でお迎え下さい。・・・ハンパな拍手では出てきませんよ。
  桜井さーーーん!!!」

桜「ようこそいらっしゃいました!。
  いやー、みなさんの声援が素晴らしいですね・・・って、やかましいわっ!!!」
幸「水戸は7年半ぶりですけど、前に来た時のこと憶えてますか?。
桜「当たり前ですよー!。
  そこの楽屋の通路の狭いところでキャッチボールしたんですから。
  大体キャッチボールで思い出しますね」
幸「キャッチボールかトイレだろ?」
桜「キャッチボールしてて警備員さんに怒られたんですから。
  『だーめだよー!!!』って。本気で怒る人いますからねー。
  (警備員さんが)こーやって(▼▼)/ボール取りましたからね」
幸「素手で?。スゴイね。そうゆう人チームに一人欲しいね。
  だってグローブいらないんでしょ?」

幸「でもさ、その警備員さんは桜井だって分かってて注意してるわけ?」
桜「そーですよ」
幸「言ってやったらいいじゃないですか。『オレは桜井だ!』って」
桜「何を言ってるんですか、今時名前言っても通用しませんよ。
  『それがどーした』って言われちゃいますよ」
幸「真面目に仕事してるんですよね」

ステージ袖のスタッフから、《巻き》のサインが出ているらしく・・・

幸「桜井さん、向こうでグルグル巻いてますよ」
桜「ハ?」
幸「グルグル。トンボみたいにこーやって(と指をグルグル)」
桜「オレは虫じゃねーぞ、バカヤロー。
  ・・・みなさん、今日はゆっくり水戸ってね(みてってね)」
幸「久々に出ましたねー、桜井さんのシャレが」

幸「大体ここはいらないコーナーなんですから」
桜「いらないコーナーに呼ばれて出てきたオレってどうなんだよ?」
幸「いやいや、いーんですよ。
  こうやって喋って動いてるの見るだけでみなさん安心するんですから。
  『あ、桜井さん生きてるな』って(笑)」

ここでグニャグニャと体を動かしたり、首を左右にグネグネ動かす桜井さん。
昔懐かしいムーンウォークのような動きも・・・。

桜「小さい子が泣き出すからやめよ(笑)。
  ・・・高速道路がどうせ渋滞でなかなか進まないからさ、
 時々車から降りてこーやって(グニャグニャと)歩いたらどうですかね」
幸「だ〜めだろ(^^;。捕まっちうよ」
桜「草薙の次は私です(笑)」
幸「若い時ってのはね、誰でもいろんな失敗をするんです。
  そうやってみんな大人になって行くんですから。
  でもこの人(桜井)の場合は大人になっても失敗してますからね(笑)」

幸「ゴールデン・ウィークですからね。
  もう、ゴールデン・ウィークにこの人を見ずしてどうするという
  その方をお呼びしましょう。・・・スゴイですよ。高見沢さーーーん!!!」

ステージに出てきて、
衣装のドレスコートのスカート部分の裏地=キンキラキン!!!をみせびらかす王子。
何故かそのスカート部分をスカートに見立てて闘牛が始まる。
牛の役はもちろん桜井さん。
フラメンコ・ギターを奏でる幸ちゃん。
桜井牛、二度ほど王子の衣装に突っ込んで行き、
ステージ下手に消えた・・・と思ったら
バナナを頭にくっつけて再登場(どうやら角のつもりらしい???)。

幸「それじゃ闘牛っていうより、乳牛だね(笑)」

幸「今年はデビュー35周年ということで、
  いろいろとリリースものが出たりしておりますが、
  既に発売になっているものとしては、昔のアルバムが40タイトル
  ダァーッと紙ジャケで出たりしまして、
  昔買いそびれたとか、たまたまそん時小遣いがなくて買えなかったとか
  みなさんそれぞれ買っていただいたらいいと思いますし、
  後はシングルのベストが2枚、発売になりまして
  こちらはジャケットの写真がこの3人ではなく、犬とネコになっておりまして。
  もうこのネコはどう見ても桜井さんだろっていうのになってます。
  大体サングラスかけてヒゲの生えたネコなんて桜井さん以外ありません。
  犬の方もね、高見沢の犬はもう、こう・・・王子!って感じの犬を使っておりますんで。
  それでは、その犬の方から・・・犬の1曲目に入っております。
  “LOVE NEVER DIES”

桐生で観た、王子の新しい(?)レスポール。
そう、ビグスビー・アーム付きのやつ。今日はこの曲で使用。
座りコーナーなのをいいことに、もう穴が空くほど双眼鏡で観察。
ふーん、ボディの表面が、John Sykesモデルみたいに
使い込んだようなマット仕上げになっている。
アーム、使うのかな?と注目していたけど結局使わず。・・・飾り?(^^;。
でもやっぱりレスポールはいいなぁ〜
(毎度毎度しつこくてホントにスンマセン)。

“Sister of The Rainbow”のイントロでの
♪ブィ〜ンという王子のギターの低音がツボ、ということは前回書いたけど
ここのメロディがオリジナル(CD)と少し違っていて、
この新しいメロディがアタシ的にはかなり気持ちがヨイ。
そして、この曲はレインボーカラーの照明がとても綺麗だ。
実際数えてみたら8色あったんだけど・・・(^^;。
でも本当の虹だって色と色の境目はハッキリしてないワケで
なんとなーく代表的な色を使って、虹は7色だって勝手に分類してるだけだからね。

この曲に限らず、今日の座席は照明の綺麗さを堪能できる席だった。
よくわからないけど、もしかしたら音や照明に関しては、
PAや照明の卓に近い席ほど、作り手が客に「見せたい」「聴かせたい」と
考えているものを楽しめるのかも知れないね。

そして10曲目はアタシ的にちょっと退屈な(小声^^;)
“希望の鐘が鳴る朝に”
ここ・・・そのうち日替わりで“NEVER FADE”あたりにならないかね。
ならないか(^o^;。

ここで王子のMC。

高「ハイどーもありがとー。
  7年ぶりとは思えない、熱い声援・・・。
  いかにも水戸らしい粘っこいノリですけれどもねー(笑)。
  水戸には、随分前にアマチュアのコンテストで
  来たことがあったよな・・・(客席無反応)・・・ないか!。
  ゲストで呼ばれて来たことがあったと思うんですが・・・(やはり無反応)・・・ないか!。
  そこで僕はツェッペリンか何かやったような気がするんですが・・・ないか!(^^;」

実際のところ、どうなんだ?。
  
高「ゴールデン・ウィーク中もずーっと切れ目なく動いてまして、
  オレちょっと疲れてんのかな?なんて思ったりもしたんですが
  ここ(ステージ)に立つと忘れるな!(場内拍手)。
  先日はロケで韓国へ行ってきまして、
  今度の日曜に(新・堂本兄弟で)やると思うんですが
  弾丸ツアーということで2日間だけだったんですが、結構楽しかったですね」

高「今までいろんなツアーをやってきて、いろんな人と出会って別れて来ましたが
  今のアルフィーを支える、素敵な二人をここで紹介したいと思います。
  盛大な拍手で迎えてください。
  まずは、ドラムス!。吉田太郎ー!。
  ・・・太郎というのは、日本古来からある名前ですが、人間だけではありません。
  よく柴犬なんかにも付けたりします」

柴犬限定なの?(笑)。

高「しかし、名は体を表すとは良く言ったもんだよな。
  ホントに《太郎》って感じだもんな〜」

高「そしてもう一人。安い名前・・・安いってのもヘンか(笑)。
  キーボード、ただすけー!。
  ・・・彼はこう見えて、ロシアに留学してました、ピアノで。
  (場内「おおお〜!!!」)
  タダモノではありません。タダモノではないただすけ!」

王子から褒めてもらえて、ガッツポーズのただすけくん。

高「おまえ、髪伸びたな〜。伸ばしてんのか?」 
た「(^^;ゞ」

高「そして、このツアーは『CONFIDENCE』というタイトルでやってまして、
  信頼とか確信という意味なんですが、
  アルフィーの母体となったグループの名前がコンフィデンス。
  ・・・それでは、
  当時そのコンフィデンスというグループ名をつけた男を紹介しましょう。
  果たして彼は、本当にCONFIDENCEの意味をわかっていて付けたのか。
  そこんところを、今日は水戸のみなさんに聞いてみましょう・・・
  じゃなくて(^^;、水戸のみなさんに聞いてもらいましょう」

高「桜井さん、あなたはCONFIDENCEの言葉の意味を知っててつけたんですか?」
桜「・・・大体最初っから信頼とか確信なんてグループ名につけるか?普通」
高「ワタシだったらつけます!」
客「えええええーーー?!」
高「ちょ、ちょっとなに?、その『えええええーーー?!』ってのはっ(▼▼)」

桜「本当は、サイモン&ガーファンクルの歌で“Bookends”っていうのがあって・・・」
幸「(すかさず、“Bookends”のイントロを奏でる)」
桜「そう、それそれ!。この歌詞の中にconfidenceって出てくるからです」
高「どうしてそこから取ったんですか?」
桜「それは、サイモン&ガーファンクルのコピーバンドだったからです」

ホントのところ、桜井さんが何を意図してコンフィデンスと付けたのかは
知るよしもないが(だっていつも冗談交じりだから・・・^^;)
サイモン&ガーファンクルのこの曲から取ったとしたら、これはなかなか深い。
ブックエンドってのはいわゆる対になった本立てのことだけど
S&Gのアルバムの中で“Bookends Theme”の前に入っているのが
“Old Friends”って歌なんだけど、その歌詞の中で
古い友人同士(実際は歌の中では老夫婦を表しているらしいが)を
1組のブックエンドに喩えているのだ。

まぁアルフィーは3人だけど、
一つの仕事を3人で支え合っている旧友同士ってことで
まさにブックエンド的関係と言えるのかも知れない・・・なんちゃって〜(^o^;。

【Blu-spec CD】ブックエンド

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  • アーティスト: サイモン&ガーファンクル
  • 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
  • 発売日: 2009/03/25
  • メディア: CD


高「で、そこに坂崎が入ってったんだろ?」
幸「そう。たまたま夏休みに偶然(コンフィデンスの)メンバーに会って
  明日コンテストに出るから、坂崎ちょっとギターやってくれよなんて言われて。
  でも桜井は、そのこと知らなかったの(笑)」

幸「それで大学入ってから、学校で高見沢と会って
  ちょっと一緒にビートルズかなんかやって・・・」
高「だって、オレがビートルズちょっと歌うと、
  すぐ伴奏つけてくれて・・・頼みもしないのに(笑)。
  スゴイなーっ!と思いまして。
  もう彼は、アマチュアの中でも、アマチュアでしたから」
幸「それじゃただのアマチュアじゃねーかよ(^"^;」
高「当時、彼はちっちゃくて女の子みたいで可愛かったです。
  こんな風に手に乗るくらいでしたから」

幸「それで、高見沢をうちに呼んで、布団敷いて・・・(笑)
  『明日コンサートだから、高見沢ギター弾いてくれよテキトーに』とか言って
  コード書いて渡したりなんかして。・・・その時も桜井知らないの(笑)」
桜「そーなんですよ。翌日(会場に)行ったらコイツ(高見沢)がいて。
  『あれ?、おまえ何やってんの?』って聞いたら
  『ギター弾いてやるんだよ』って。
  当時からもう・・・なんてーんですか?、高飛車というか上目線というか・・・」
高「高飛車わ俊彦(たかびしゃわとしひこ)!σ(^^)」

それおもろい。

桜「ワタシ、いつもそっちのけですから」
幸「どっちの毛?(と言って桜井さんに近づき、あちこちジロジロ見つめる)」
高「コラァーーーッ!!!(^"^;」

高「しかし、オレはまさかおまえと一緒にバンド組むとは思いもしなかったぞ」
桜「その言葉、そっくりおまえに返してやるよ!。
  オレだってなー、まさかおまえと一緒にやるとは思ってねーよ!。
  大体アイツはどっちかてーとワルの方で
  派手な格好して眉毛剃っちゃったりするヤツでしたから。
  ・・・って今と変わんねーな(笑)。
  で、やってる音楽も音ばっかりデカくてな。
  ・・・やっぱり今と変わんねーな(笑)」

高「こうやっていくつもの偶然が重なって、これまでやってきたワケです。
  この3人の関係ってのは、ユルい関係だよね。平和だよな。
  もし、世界中の国々が僕ら3人のような関係だったら
  戦争なんて起こらないんじゃないかと思います。
  それでは、そんな気持ちで・・・“MY BEST FRIEND”

冒頭の
♪Toniーーーーーーーーーーght・・・
で、耳に全神経を集中させて
「あ、桜井さんの声はこれだ。おっ、幸ちゃんの声だ。王子の声はここだ!」
と、頭の中で分解するのが楽しい。

そしてこの曲から間髪入れずに“THE AGES”に入る
その入り方がまたカッコイイ。
そこから更にドラマチックな“YOU GET TO RUN”へ。
歌詞に出てくるヒュルルル・・・というフレーズは
文字にするとなんだかちょっと滑稽だが
曲がカッコイイのであんまり気にならないところがなかなかスゴイ(^^;。
ちなみに、ふと思ったんだけどこの歌のサビってどこなんだろう?。
ド頭のとこ?。それともヒュルルルを含む一連の部分???。
聴くほどに不思議な構成の曲だなーと思う。

今日の王子のGソロがまたイカしてた。
後半、王子のテンションも最高潮(多分)。
Flying-A IVを頭上に持ち上げ、そのままストラップを外し
しばらくはストラップを肩に掛けない状態で引きまくるという力業。
もちろん対面弾きも飛びだして、おっ今日の王子はキテるね〜という感じ。
そろそろソロも(いやダジャレじゃないんだけど^^;)終わりに近づいてきた頃に
サッとストラップを肩に掛け直したんだけど
その自然な感じが非常に格好良かった。
(いやー、こういうカッコイイ動作がキマると妙に安心するよ、王子の場合^^;)。

“幻夜祭”
本人、まったくそのつもりはなかったのだが
本編終了後、一緒に観ていたAちゃんに
「梅ちゃんって“幻夜祭”嫌いなの?。
 なんかめっちゃツマンなそうだったけど(笑)」
なーんて言われて、
あ、そんなにアタシツマンなそーな態度だったんだ(^o^;(^o^;と
我ながら可笑しくなってしまった。

いや、確かに変拍子に合わせて拳を振るのがかったるいことがあるし
この曲とか“Nouvelle Vague”で拳を挙げる気分になれないこともある。
そして確かにこのツアーでのこの曲は「うーむ・・・」という感じではあるが
決してこの曲が嫌いなわけではない。ホントだよ〜(笑)。
曲そのものはとってもカッコイイからね。
でもな〜、リリース以来、
ちょっと何度も何度もツアーで登場しすぎの感は否めない・・・(超小声)。

実を言うと、
今日のライブで最も心に染みたのが“流砂のように”だ。
ステージ上が《いつも通り》な以上、
こっちも《いつも通り》盛り上がって《いつも通り》楽しむだけだと思って
ここまであんまり幸ちゃんの「個人的なこと」については
考えないようにしてきたが、なんだかここへきてかなりグッときてしまった。

本編ラストは“風の詩”
映画館で、映画が終わって画面が暗くなった瞬間
この曲のイントロ
♪チャラララッチャッチャ チャラララッチャ・・・
が流れてくるサマを想像してみる。
う〜ん、結構イイかも。早く映画館で観てみたい。

で、この曲を初めて聴いたときに
“Lifetime Love”っぽいと思った理由が最近になってわかってきた。
途中のコーラス
♪AHーーーー↑AHーーーー↑AHーーーー↑AHーーーー↑・・・
が似てるんだよね(^^;。


《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
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コメント 4

きゅう

梅屋さんでもあまり馴染みの薄いところもあるのですね(しかも関東圏で)。

ワンフロアの会場というのは最近では珍しいかもしれませんね。
(単に私が多くの会場を知らないだけかも)

私は「幻夜祭」でも変拍子に拳を合わせるのが苦手です。
なんだかワンテンポ遅れると周りの人がやっているのを見てから「あわわ…」と無理矢理合わせているような感じになるので(特にライブ終盤で腕にき始めているとき)。
本人は遅れているつもりはないんだよ〜、ほんとだよ〜。
by きゅう (2009-05-06 01:14) 

梅屋千年堂

>きゅうさん
まだまだ行ったことのないところはたくさんあります。
さっき久々に経県値をチェックしましたが
未だに通過すらしたことのない未踏の県が12県ありました。
まぁ同じところばかり何度も繰り返し訪れてますからね(^^;。

“幻夜祭”、“Nouvelle Vague”、“AUBE”でのサビの拳は
アタシ的にはいつも微妙で、気分の乗った時や王子が煽った時(笑)しかやりません。

他の人と拳がズレると、ちょっと「やばっ」と思いますよね(^^;。
アタシはよく挙げるべきところではないのに、間違えて挙げてしまい
恥ずかしい思いをすることがあります。
(特に多いのが“GATE OF HEAVEN”の♪アー!の部分←わかりづらっ^^;)。
by 梅屋千年堂 (2009-05-06 03:10) 

アンジェリーク

お疲れさまでした(^^)
ワンフロアの解放感、そして一体感が凄く良い会場だったね。
ざっと思い返してみても、ワンフロアというのは鳴門くらいしか思いつかないなぁ。
かなり貴重な会場と言えるかも☆

“ブックエンド的関係”に物凄く共感しました。
そんな3人を改めて尊敬し、好きになった水戸ライブでございました。

…幻夜祭のうめちゃん(笑)
ハイ。つまらなそうでした。相当に(爆)
でも最後のほうで、ちっとくらいやっとくか、
みたいな感じで少し拳をあげておられたのが
また可笑しかったです(笑)


by アンジェリーク (2009-05-06 09:37) 

梅屋千年堂

>アンジェちゃん
鳴門もワンフロアなんだね〜。
なんだかいいよね。後ろの方でもステージとの一体感が味わえて。

“幻夜祭”のアタシ、そんっっっなにつまんなそーだったんだ(^o^;。
「最後の方でちっとくらいやっとくか」は、ハイまさにその通りです(爆)。
いやー、アンジェちゃんよく観察してますなー。
アタシのことなんていいからステージ観なさい、ステージを(笑)。
(てか、ステージよりも気になるほど「つまんないオーラ」が出ていたのだろうか)。
by 梅屋千年堂 (2009-05-06 12:54) 

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