インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 [Music,Movie&Musical]
なんだか・・・ギリギリな映画だった。
以下、映画の内容に関するネタバレあり。
これから『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を
観に行かれる予定の方は要注意!。
よくよく考えてみると、これまでアタシは
『インディ・ジョーンズ』シリーズをお金を出して観たことがなかった。
過去の3作もすべてテレビで観て満足していた。
確かに面白いと思っていたけど
『スター・ウォーズ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なんかと比べると
そこまでのめり込むほどのものではなかった。
そんな感じだから、過去の作品もどんなストーリーだったかなんて
あんまりハッキリは憶えてないし、
『インディ・ジョーンズ』と言えば、考古学者で冒険家の
インディアナ・ジョーンズ(=ハリソン・フォード)が、
謎の遺跡を巡って、鞭を片手に大暴れする娯楽映画という認識しかなかった。
ま、予告編を観る限り今回もそんな感じなんでしょーと思っていた。
が、冒頭部分でエリア“51”とか“ロズウェル1947”などという
伏線が張られるあたりから、「お・・・おやぁ?(^^;」という雰囲気が漂ってくる。
そしてケイト・ブランシェット扮するおかっぱ頭のスパルコ大佐が
“ロズウェル1947”と記された箱の中の袋を引き裂くと
そこにはなんと!宇宙人(いわゆるグレイタイプのやつ)の遺体が!!!(^o^;。
今回はどうやらこの宇宙人の頭蓋骨:クリスタル・スカルを巡る冒険譚らしい。
と、もうこのテーマからしてB級SF映画ギリギリの線(笑)。
地球上に残される謎の古代遺跡の数々は
実は地球外のどこかからやってきた知的生命体によって作られたものである
・・・という仮説は、もうずっと昔から木曜スペシャル(笑)かなんかで
語られてきたことだし、アタシもそういう仮説は大好きなんだけど
これをスピルバーグとルーカスが本気で取り上げちゃうんだ(@o@;)!。
冷蔵庫の中に入って核爆発から逃れたり
(しかもあれだけ放り投げられて転がってもピンピンしている)、
3回も大瀑布に飲み込まれても誰も死にもせず行方不明にもならず、
いきなり先住民に襲われたかと思うと簡単に逃げおおせたり、
謎解きがあまりにも簡単だったり、
最後はついに空飛ぶ円盤が現れたかと思うと突然「ボムッ!」と消えたり
「ありえねー!(^o^;(^o^;(^o^;」
と叫びたくなるB級っぽさが満載(爆)。
それでも、さすがはスピルバーグとルーカスだねぇ。
ストーリー・テリングの巧さは卓越してるな〜と思った。
こんなにB級っぽいチープなテーマと分かっていても
何故かどんどん映画に引き込まれてってハラハラドキドキ。
笑いのツボも的確だ。
カメラワークもやはりそこらのB級特撮映画とは一線を画している。
主演のハリソン・フォードも大したモンだ。
パワフルでとても60代半ばのおじいちゃんとは思えない。
『トランスフォーマー』にも出ていたシャイア・ラブーフも
今回はワイルドな役柄でなかなかイイ味を出している。
それよりもアタシが「やっぱこの人スゴイ」と思うのはケイト・ブランシェット。
アタシは常々、この人は“女デ・ニーロ”だと思っているんだけど、
いやーっ・・・ホントにこの人は映画によって顔(人格)が変わる。
“化け上手”とでも言おうか、役作りがハンパでではない。
(ボブ・ディランになっても違和感ないくらいだからね〜(・o・))。
まぁ今回みたいなステレオタイプっぽい役は
かえって演じやすいのかも知れないけど
アタシゃますますこの人のことが好きになったね。
そんなわけで、B級感たっぷりの
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』だけど
堅苦しいこと抜きで楽しめる映画であることは間違いない。
あんまり細かいことを深く考えたり突っ込んだりしてはイケナイのだ(笑)。
過去の『インディ・ジョーンズ』シリーズ、まとめて観るなら
-------------------------------------------------------------------
《オマケ》
今回気になった予告編。
『ウォンテッド』
好きでもないのにやっぱり気になるアンジェリーナ・ジョリー(笑)。
なんか『マトリックス』ぽい無理な姿勢のアクションに惹かれる。
『ハプニング』
だから一体なんなんだよ?!。気になるじゃないか!!!。
『イーグル・アイ』
これも「だから一体なんなんだよー?!」な予告編。
『インディ〜』にも出演していたシャイア・ラブーフ主演。
ちなみに、意外と全然そそられないのが
『ハムナプトラ3』
何故かこのシリーズにはそそられないアタシ。
なんか・・・キングギドラ(によく似たもの)が出てきてたけど???(^^;。
以下、映画の内容に関するネタバレあり。
これから『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を
観に行かれる予定の方は要注意!。
よくよく考えてみると、これまでアタシは
『インディ・ジョーンズ』シリーズをお金を出して観たことがなかった。
過去の3作もすべてテレビで観て満足していた。
確かに面白いと思っていたけど
『スター・ウォーズ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なんかと比べると
そこまでのめり込むほどのものではなかった。
そんな感じだから、過去の作品もどんなストーリーだったかなんて
あんまりハッキリは憶えてないし、
『インディ・ジョーンズ』と言えば、考古学者で冒険家の
インディアナ・ジョーンズ(=ハリソン・フォード)が、
謎の遺跡を巡って、鞭を片手に大暴れする娯楽映画という認識しかなかった。
ま、予告編を観る限り今回もそんな感じなんでしょーと思っていた。
が、冒頭部分でエリア“51”とか“ロズウェル1947”などという
伏線が張られるあたりから、「お・・・おやぁ?(^^;」という雰囲気が漂ってくる。
そしてケイト・ブランシェット扮するおかっぱ頭のスパルコ大佐が
“ロズウェル1947”と記された箱の中の袋を引き裂くと
そこにはなんと!宇宙人(いわゆるグレイタイプのやつ)の遺体が!!!(^o^;。
今回はどうやらこの宇宙人の頭蓋骨:クリスタル・スカルを巡る冒険譚らしい。
と、もうこのテーマからしてB級SF映画ギリギリの線(笑)。
地球上に残される謎の古代遺跡の数々は
実は地球外のどこかからやってきた知的生命体によって作られたものである
・・・という仮説は、もうずっと昔から木曜スペシャル(笑)かなんかで
語られてきたことだし、アタシもそういう仮説は大好きなんだけど
これをスピルバーグとルーカスが本気で取り上げちゃうんだ(@o@;)!。
冷蔵庫の中に入って核爆発から逃れたり
(しかもあれだけ放り投げられて転がってもピンピンしている)、
3回も大瀑布に飲み込まれても誰も死にもせず行方不明にもならず、
いきなり先住民に襲われたかと思うと簡単に逃げおおせたり、
謎解きがあまりにも簡単だったり、
最後はついに空飛ぶ円盤が現れたかと思うと突然「ボムッ!」と消えたり
「ありえねー!(^o^;(^o^;(^o^;」
と叫びたくなるB級っぽさが満載(爆)。
それでも、さすがはスピルバーグとルーカスだねぇ。
ストーリー・テリングの巧さは卓越してるな〜と思った。
こんなにB級っぽいチープなテーマと分かっていても
何故かどんどん映画に引き込まれてってハラハラドキドキ。
笑いのツボも的確だ。
カメラワークもやはりそこらのB級特撮映画とは一線を画している。
主演のハリソン・フォードも大したモンだ。
パワフルでとても60代半ばのおじいちゃんとは思えない。
『トランスフォーマー』にも出ていたシャイア・ラブーフも
今回はワイルドな役柄でなかなかイイ味を出している。
それよりもアタシが「やっぱこの人スゴイ」と思うのはケイト・ブランシェット。
アタシは常々、この人は“女デ・ニーロ”だと思っているんだけど、
いやーっ・・・ホントにこの人は映画によって顔(人格)が変わる。
“化け上手”とでも言おうか、役作りがハンパでではない。
(ボブ・ディランになっても違和感ないくらいだからね〜(・o・))。
まぁ今回みたいなステレオタイプっぽい役は
かえって演じやすいのかも知れないけど
アタシゃますますこの人のことが好きになったね。
そんなわけで、B級感たっぷりの
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』だけど
堅苦しいこと抜きで楽しめる映画であることは間違いない。
あんまり細かいことを深く考えたり突っ込んだりしてはイケナイのだ(笑)。
過去の『インディ・ジョーンズ』シリーズ、まとめて観るなら
インディ・ジョーンズ アドベンチャー・コレクション (期間限定生産)
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- メディア: DVD
-------------------------------------------------------------------
《オマケ》
今回気になった予告編。
『ウォンテッド』
好きでもないのにやっぱり気になるアンジェリーナ・ジョリー(笑)。
なんか『マトリックス』ぽい無理な姿勢のアクションに惹かれる。
『ハプニング』
だから一体なんなんだよ?!。気になるじゃないか!!!。
『イーグル・アイ』
これも「だから一体なんなんだよー?!」な予告編。
『インディ〜』にも出演していたシャイア・ラブーフ主演。
ちなみに、意外と全然そそられないのが
『ハムナプトラ3』
何故かこのシリーズにはそそられないアタシ。
なんか・・・キングギドラ(によく似たもの)が出てきてたけど???(^^;。
2008-07-08 22:24
nice!(0)
コメント(7)
トラックバック(0)
やっぱり、B級な感じでしたか。
私もね、そう思いましたよ!
インディー・ジョーンズみたいな超A級映画で、これは禁じ手だよね。
先日TVで「ボルケーノ」を見ながら、娘に
「お父さんにするなら、トミー・リー・ジョーンズとハリソン・フォードどっちがいい?」
と聞いたら、真剣に悩んでましたよ。
「どっちもいいな、カッコイイ」
って。
by ちゃあ~ (2008-07-09 12:11)
>ちゃあ〜さん
なんだか『インディ・ジョーンズ』という暖簾にあぐらをかいたような
映画でしたね・・・ってどっかの老舗料理屋の廃業会見じゃないけど(^^;。
まーでも単純に楽しめましたよ。うん。
お父さんにするならトミー・リー・ジョーンズでしょう。
だって子供をちゃんと叱ってくれるじゃん?、他人の子をまでも(笑)。
アタシはロビン・ウィリアムズが父でも
楽しい毎日が過ごせそうだな〜と思います。ダメ?(^^;。
by 梅屋千年堂 (2008-07-09 23:51)
いや〜感想待ってましたよ(笑)
最初からいきなり「ロズウェルか?」と思わせておいて裏切ることもなく終わってしまいましたね。
最後に円盤が出ちゃダメでしょ…でしたが、それなりに楽しめましたよ。
前のシリーズはアクションシーンが凄くハラハラドキドキだったのですが(特に「魔球の伝説」の疾走するトロッコのシーン)、
今の進歩した映像技術に慣れてしまって感動が薄くなってしまったのでしょうか。
なんだかそれだったら寂しいですね。
私は「ダークナイト」「ウォンテッド」「幸せの1ページ」に興味が。あと「ブラインドネス」は、(いったいどんな病気なんだろう?)と映画とは違うところに興味が。
by きゅう (2008-07-10 01:35)
B級ギリギリかぁ。結構そうゆうの好きなんだけど、わざわざ映画館に行くほどではないしなぁ。
観に行くか?DVDを待つか?どうしよっかな〜?と決めかねていたのだけど、DVDを待つことにしよ。
んで、「ポニョ」観に行く(笑)
私はアンジェリーナ・ジョリー好きだよ。
なので「ウォンテッド」は観に行く。9月なら時間も体力もあるだろうし。
「ハプニング」はホントなんののよ〜!!!だよね。私もすんごい気になる。
シャラマン作品って予告が上手いというかなんというか、いつも期待し過ぎちゃって・・・。オチも途中で見えて来ちゃうし、もう映画館まで行かなくていいや〜と思っていたけど、
今回は今迄とはちょっと違う?!(また期待し過ぎ?(^^;))
なんとか時間作って観に行きたいな。
後は「絵画探偵ハロルド・スミス〜消えたフェルメールを探して」と、
11月になっちゃうけど「X-ファイル」が気になる〜
でも期待はしていない(爆)
それでもいいの、フェルメールもX-ファイルも好きだから。
by ちえぞう (2008-07-10 06:56)
>きゅうさん
こちらもきゅうさんの感想待ってましたよ( ̄ー ̄)。
ホントに「ハァ〜?!」な映画でした。
これは・・・インディ・ジョーンズと何か他の映画をくっつけた
一種のパロディ映画なのか?と一瞬疑ってしまいましたよ(笑)。
インディの第一種(いや、第三種かな?)接近遭遇だなんて・・・( ̄m ̄)。
オープン時以来行っていなかったので、すっかり忘れていましたが
東京ディズニーシーのアトラクションの名前が
「インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの迷宮」なんですよね。
これまたなんだかなぁ・・・な感じです(^^;。
でも、確かに《それなりに楽しめる》んですよね。
不思議と「金返せ!」感はなかったです。
「ブラインドネス」・・・コワイですね〜(^o^;。
>ちーちゃん
まー、強くオススメはしないよ。DVDでも十分かと思うけど
大きな画面とサラウンドシステムで体感するのも悪くはない。
過度な期待をしないで観れば結構楽しめると思う(爆)。
アンジェリーナ・ジョリーは格好いいけど
あの人はどんな映画でどんな役でも
笑っちゃうくらいアンジェリーナ・ジョリーだよね〜(笑)。
女トム・クルーズとでも言いましょうか・・・(^^;。
ま、そこが魅力か。
でもアタシも「ハプニング」は観なくても
「ウォンテッド」は観ちゃいそうだな(^^;ゞ。
X-filesはアタシテレビ版の後半はすっかり観なくなっちゃったけど
それでもついていけんのかなぁ?。
どうでもいいけど今のモルダー見てガッカリしたくないぞ・・・(笑)。
by 梅屋千年堂 (2008-07-11 00:03)
そういえば昔Mac用のゲームで(劇中に出てくるマックとは関係ないです)「インディ・ジョーンズ デスクトップアドベンチャー」ってヤツがありまして。
ゲーム自体は短時間でクリアできて何種類かのエンディングがランダムに現れるのですが、その中の一つに最後円盤が出てきて宇宙人が「私の星で発掘をしないか?」みたいなことをいうのですがインディが「いや行きたくない」といいながら円盤で無理矢理連れて行かれてしまう…てなエンディングがありました(台詞はちょっとあいまいですが)。
映画の最後の方で「まさか連れて行かれるのか?」などと思ってしまいました。
パンフを読むと「B級映画にしたかった」ようですね。
by きゅう (2008-07-11 00:42)
>きゅうさん
パンフレット、まだ途中までしか読んでないのですが
(かなりの読み応えなので・・・)
さっきパラパラとメイキングページを見てみたら!!!
ホントだ!!!B級にしたかったなんて書いてある(@o@)。
しかもハリソン・フォードは「円盤映画には出たくない」と(爆)。
立派に円盤映画だったと思うのですが・・・
いいのかハリソン・・・。
もしかして結果的にB級になっちゃったから
そんなこと後付けしてんじゃないの〜?なんて
巨匠を勘ぐってしまったアタシです(笑)。
インディが宇宙に連れて行かれて・・・
放浪の旅を続けるうちにハン・ソロになった
なんてオチじゃなくてヨカッタです(爆)。
by 梅屋千年堂 (2008-07-11 23:27)