サンライズ出雲【1】

Run for Daybreak！　Run for Dear Life！
寝台特急サンライズ出雲乗車レポ・其の一

盛り上がりに盛り上がった倉敷市民会館行われた
THE ALFEEのライブの余韻も醒めぬまま
友達の泊まっているホテルに戻り、
預かっていてもらった荷物を持って倉敷駅へ。

駅に着いたのは22時前。
大分時間に余裕があるのでベンチに座って写真撮ったり
友達にメール送ったりしながら時間を潰した。


22:13。定刻通りにサンライズ出雲到着。


1号車なので、ホームの後ろの方で待ってはいたのだけど
思いの外車両が長く、1号車はまだまだ先の方だった。
3号車あたりから慌てて乗り込んで、あとは列車内を移動。
しかし、通路が狭いので反対側から来る人と擦れ違うのもやっとこさっとこ。
というよりも、擦れ違うのはムリ！と言った方が正しいかも（^^;。

1号車25番がアタシの個室番号。↓ココである。


まだ乗客の入っていない個室のドアは開け放たれている。
中に入って荷物を置いた途端に、車掌が検札にやってきた。慌ただしい・・・。

アタシが今回買ったのは《B寝台1人用個室シングル》の切符。
下から2番目に安い個室だ。

ベッドのサイズは196×70cm。

窓が大きく開放感があるので、閉塞感はさほどない。
少なくともアタシくらいのサイズの人間にとってなら十分な広さ。
特に2階の個室の窓は天井に向かってカーブしているので
寝っ転がって空を見ることも出来る。


窓側にパネルがあって
・FMラジオ（NHK-FMのみ受信）
・アラーム
・エアコン
・室内灯×2
の操作ができるようになっている。イヤフォンのジャックも付いてたかな。


備え付けの備品としては
・毛布
・枕
・寝巻き
・ハンガー
・スリッパ（これには感心！）
・プラスチックの使い捨てコップ
・ビニール袋（おそらくゴミ用）
が用意されている。

コンセント（100V）も付いている。
《髭剃り用》となっていたけど、多分携帯電話の充電は出来るんじゃなかろうか。
テーブルの下にはこのコンセントのブレーカーまで付いている。

テーブルの上に置かれているのは、今夜のアタシの侘びしい食事（笑）。
サンライズ出雲には食堂車もなければ、車内販売もない。
あるのは水、栄養ドリンク、コーヒー、お茶の自販機のみ。
なので予め食料を持ち込まないと、ひもじい思いをすることになる。

そうだ！！！、乗車記念に《サンライズタオル》を買わなくちゃ！。
元同僚のcoccoさんは車掌さんに訊いたら売ってくれたと言ってたけど
車掌が掴まらない時はどこで買えるんだろう？と思っていたら、
車内アナウンスで「シャワーカード、タオル等は車掌が販売しております・・・」と。
やっぱり車掌を掴まえないとダメか。
しかし個室の扉を閉め切ってたら車掌がいつ来るかわからんな〜（-"-?。
かと言って開けっ放しにしとくのはヤダし。

どーしよーかなー・・・と考えながら、
コンビニで買っておいたおにぎりを囓っていたら、外で人の気配・・・。
もしや車掌？と思ってドアを開けたらビンゴ！。
おにぎり片手に持ったまま（笑）「すいませぇ〜ん」と呼び止めてタオル購入。

￥200ナリ。

食事を終えてトイレ＆歯磨きに行くついでに、ちょっと車内を歩き回ってみることにした。
外出する際は、ドアの横についているテンキーで暗証番号を設定して施錠。
しかしこの暗証番号、一度設定すればいいのかと思いきや
外出する度に設定しないとイケナイのだ。
よく考えたらオートロックではないので当然なのだが・・・。

さっきも書いたけど、B寝台個室の通路はこんなに狭い。

ここに立ってると昼も夜も判らない。

1階はどうなってるんだろう？と、階段を下りてみる。

同じだった・・・（爆）。
（ちなみにストロボを使わずに通路を撮影すると、こんな写真しか撮れない）。

洗面所はこんな感じ。

新幹線なんかにくらべると広くて使いやすい。
試してないけどお湯も出るようだ。

3両目にミニサロンというフリースペースがあるので、そこにも行ってみたけど
2〜3人、寝巻き姿（^^;）の男性が寛いでいたのでそそくさと退散してきた。
（頼むから備え付けの寝巻き姿で歩き回らないでくれ・・・-_-;）。

その、備え付けの寝巻きなんだけど
最初はアタシもジーパンのまま寝てもいいやと思っていたんだけど
やっぱりちょっと窮屈だし、せっかくあるんだからと思って着てみた（笑）。

足元が映ってないけど、まぁ大体膝丈。
そうそう、個室には小さいながら姿見も付いているのだ。
天井の高さも身長約160cmのアタシが直立しても余裕アリ。

サンライズ出雲にはシャワー室も付いている。
1回￥310だが6分しか使えない。
たったの6分ではのろまなアタシは多分何も出来ない・・・。

さーて・・・
寝台車の中でも一仕事。
さっき終わったばかりのライブレポ打ちに精を出す。

関係ない話だけど、ベルーガトランクがMacBookにジャストサイズだった(・o・)。
前のiBookはギリギリ入らなかったのに。
ま、その代わりただでさえ重いベルーガトランクに
MacBook他日用品なんか入れた日にゃ〜もう死ぬほど重かったけどね〜（^^;。

MacBookに向かっていたのは2時間くらいかな。
結構揺れが激しくて、なんだか酔ってきた気がしたので1時くらいでやめてしまった。
新幹線のグリーンでパソコン打ってても全然酔ったことなかったから
やっぱり新幹線（グリーン車）って揺れないように工夫されてんだな、と感心した。

最初、窓のスクリーン全開で横になったんだけど
結構眩しいので半分だけ締めることにした。

外から入ってくる光が室内の壁に陰を落として
進行方向と反対に進んで行くのが不思議な感じ。

乗った時には興奮気味で
♪昨日まで〜の　自分を捨〜てて
　カモ〜ン！ゴアヘッ！リヴ！アン！レッダイ！・・・って感じだったけど（爆）
パソコン作業には向かない揺れも、横になったら心地良く・・・
いつの間にか眠りに落ちた。


《TO BE CONTINUED...続く》

コメント 4

サンライズレポ１＆２読みました★
やっぱり個室はいいねぇ！！
狭いけど、その狭さがなんかワクワクしちゃうよね。
ドラえもんの押入れみたいな…

そそそ、乗ってスグに車掌さんが切符見に来るから
その時にシャワーカードとかタオルとか買うのがいいらしいね。
でも無事にゲットできて良かった！
私は乗ったあと、寝床作ってトイレだけ行って朝まで寝ちゃったので
車内探検できなかったけど、通路ってそんなに狭いんだねー！
サロンもいい感じ。
ノビノビ座席は音とかで周りに気を遣うからウロウロもできないしね(^_^;)
今度は個室に乗ってみたくなった★早くツアーやんないかなぁ…

や～それにしてもいい旅だったね！
by cocco (2008-05-08 17:28) 

＞coccoさん
個室はいいよ〜。もう2階なのをいいことに
部屋もアタシ自身も、とても他人様には見せられないような状態で
寛ぎまくっていました(^^ゞ。
基本的に“お子ちゃま”なので、こういう狭いとこって
な〜んかワクワクしちゃって好きなんだよね（笑）。
coccoさんも次回は是非個室に！。
アタシもまた乗りたくて仕方ない・・・
どっかないかな寝台で帰ってこれるツアー先・・・（笑）。
（行きはツライので帰りがいい^^;）。
by 梅屋千年堂 (2008-05-08 21:30) 

夏イベは深夜バスで帰ってくる私なのですが、すごく乗ってみたくなってしまいます。
でも名古屋にそんな時間に着かれても困るし（笑）

いつも写真やレポが読んでいて楽しいので、「あぁ自分もそこに行ってみたい」「自分もそれを食べてみたい」「欲しい」「観たい」…の連続です。

ところで部屋の写真の中で横に置いてあるツアーバッグ。
私が京都市街や地下街でうろうろしているときに何人かこのバッグを持った人とすれ違いまして「あぁ、数時間後には同じ空間にいるのだな」と思ったりして。
京都駅に向かうバスでこのバッグを持って熟睡している人がみえて、駅に着いたときに声を掛けて起こそうとしたら、京都弁のおばちゃんに起こされていました。

やはりMacBookはパンダ仕様ですね（私はキーボードカバーは白ですが）

by きゅう (2008-05-08 23:17) 

＞きゅうさん
拙いライブレポや旅行記で恐縮なのですが
楽しんでいただいているようで光栄に思います(*^^*ゞ。

ツアーバッグ、ライブ会場以外で出会うと
「オッッ・・（^_^）」と思いますね。
知らない人から見ると
「なんで今日はこのバッグ持った人がたくさん歩いてるのかしら？」
なんて感じなんでしょうか（笑）。

実は今回春のツアーバッグは生まれて初めて購入しました。
荷物が増えてしまって仕方なく（爆）。
けれど意外と頑丈だし、内ポケットが2つに分かれていたりして
値段の割にいいじゃんコレ！と思いました（笑）。

MacBook・・・やはりパンダ好きですから。
というのは冗談で、リストラグは最初白だったんですが
あっと言う間に手垢で汚れてしまったので黒に替えました。
アタシの手って一体・・・（-_-;。
by 梅屋千年堂 (2008-05-08 23:42)