THE ALFEE@倉敷《本編編》 [┣ '08 LIVE (THE ALFEE)]
THE ALFEE AUBE 2008 RENAISSANCE
倉敷市民会館・本編の巻
ネタバレ指数77
いまやTHE ALFEEにおいてGWの風物詩となった倉敷公演。
毎年毎年行われてはいたが、自分にとってはかなり久々の倉敷だ。
前回来たのがどれくらい前だったか、もう思い出せないくらい久しぶりだ。
前はいつだったんだろう?と調べてみたところ、'01年5月4日だった。
その前が'00年の同じく5月4日。
だから今回が人生において3度めの倉敷訪問となる。
10:09新横浜発ののぞみ65号に乗り、13:20岡山着。
ここで同じ新幹線の違う車両に偶然乗っていた友達と合流。
そこから在来線に乗って、倉敷到着。
駅から歩いて友達の宿泊するホテルに向かう。
その道すがら、喫茶店でお茶していたもう一人の友達も合流。
そこから更に3人でホテルまで歩いてチェックイン。
と言っても、アタシはチェックインしない。
以前の記事でも書いたように
今日はサンライズ出雲という寝台車で《ほぼ日帰り》するので、
MacBookが入った死ぬほど重い小型のトランクだけ
友達の部屋に預かってもらうことにした。
身軽になったところで、開場時間まで美観地区を散策しよう!ということだったのだが
当たり前ながら、GWの美観地区は人!人!!人!!!人!!!!人!!!!。
人が多すぎてあんまり美観じゃない・・・(-_-;。
しかも、半袖Tシャツ1枚でも汗ばむほどの陽気・・・。
特に目的もないままアイビースクエア方面に歩いていき、
そこで腹拵えをし、そのまま17時過ぎまでまったり過ごしてしまった(^o^;。
開場時間を少し過ぎた頃に、倉敷市民会館に到着。
今回はチケット発売後に、突然「そうだ、倉敷行こう」と思い立ったので
3月下旬にちけっとぴあの店頭にてチケット入手。
その時は1階後方の一番右端と、2階10列70番台が5席ほど空いていたので
2階10列70番台の方を選んだ。
ライフタイム・チップスを1箱だけ買って座席につくと
アタシがチケットを買ったときに余っていた席も全部埋まっていた。
というか、今日の倉敷・・・パッと見た感じ《満員御礼》だ。
1階の後ろの方はわからないが、2階席は後方までビシッと埋まっている。
今回のツアーに参加するのは今日で4本目になるが
2階席で観るのは初めてだ。
2階から観るステージは、またちょっと雰囲気が違う。
開演前に、ステージを覆っているスクリーンに映っている雲?の趣きすら
1階の低い目線から観るのとはまた異なっている。
18:00に1ベル。その5分後に、それまで流れていたBGMが鳴りやみ
♪ゴ〜〜〜ン・・・という鐘の音から、オープニングのSEが始まる。
ステージ中央の階段からメンバー3人登場。
一旦そこで立ち止まってからそれぞれの立ち位置へ。
3人の衣装はこれまでと変更点なし。
桜井さんは菜の花色のスーツ、
幸ちゃんはグレーのジャケットに細身のタイにチェックのパンツ、
王子は白と若草色のビラビラ・ピーターパン風で巻き髪。
・・・前日の愛媛がストレートだったので
2日続けてストレートはないだろうと思ったが、やはり巻き髪だった。
贅沢は言わん。一度でいいからストレート王子にお目にかかりたいものだ。
1曲目は“孤独の美学”。
今日はゴキゲンなのか、のっけから王子のノリがスゴイ。
いきなり客席に向かってガッツポーズのように拳を握って煽りまくる。
1度ならず、2度3度。
・・・おっ、今日の王子は一味違うねぇ〜( ̄ー ̄)、そんな感じだ。
“孤独の美学”の後奏も、いつにも増して入り込んでるように思える。
今日の王子はキテいる。絶対キテいる。
これはかなり期待できるライブになるかも?!。
タローさんのドラム→桜井さんのベース→客席からの歓声で
“真夜中を突っ走れ!”。
更に“GATE OF HEAVEN”。
曲の中盤で、王子が持ち替えたギターはVenus Angel。
《祈り》か《慈愛》かは、アタシの席からは遠すぎて判別不可能。
どっちにしろ、なんだかこのギター観たのって久しぶりな気がする。
ラスト付近の
♪愛にー憧れー 夢をー求めーるーならー・・・
心ーの扉をー◯×@$#けー今ーこーそー・・・
と、歌詞がちょっとゴニョゴニョとアヤシげだったように聞こえたのはアタシだけか(笑)。
ここで幸ちゃんの挨拶。
幸「こんばんはーっ!。
今日はゴールデン・ウィークのど真ん中!。
ハワイよりも沖縄よりも!楽しい時間を過ごして、
日頃の鬱憤を思う存分晴らしてっていただきたいと思います。
1階のみなさんはもちろんのこと!、2階のみなさんも!
どなたさまも最後までよろしくでーす!」
“悲しみをぶっとばせ”から“恋人になりたい”。
ワーーーッ!!!(≧▽≦)、この曲京都でもやったけどウレシイじゃないか〜。
さーらーにー!!!
“恋人になりたい”のエンディングの♪ジャーーーン!から
もう一発、キーを変えて♪ジャーーーーン!!!と演奏したので
「ムム(-"-?、これは何やら今までにない展開・・・」と思っていると
♪チー!・ドコドコドッコン!
ワーオ!“暁のパラダイスロード”ではないかっ!。
えっ?!静岡じゃないのに?!倉敷なのに?!何故っ?!。
そんなことまで考えてしまうくらい、意外な“暁パラ”だった。
今回静岡ではこの“暁パラ”は演奏しなかったのに(いやアタシは参加してないけど^^;)
まさか倉敷で聴けるとは思わなかった〜。
この曲で王子が使用していたのが、確か黒いレスポールだったか。
曲の最後で、右手でネックだけ持って
振り子のようにギターをぶらんぶらんさせていた王子が意味不明(笑)。
ラストの♪ジャン!で軽々とギターを持ち上げ、ステージ上手に消えていった。
ステージ上には幸ちゃんだけが残り、まったりとMCが始まる。
幸「ハイ、ありがとーございます、ありがとーございます!。
ありがとーございます!。ありがとーございます!!」
幸ちゃんが「ありがとーございます」と言うたびに
タローさんとただすけくんが何かしら音を出す。
幸「今日はゴールデンウィークの真っ只中でございまして、
今日なんかはもう倉敷は人がたくさん出ててますでしょ?。
この中も!、こうして人が出てまして。
・・・倉敷はいつもこの5月のアタマの方だもんね。
去年は子供の日だったと思いますが、今年は1日前倒しでね。
幸「旅の予定なんかもあったんじゃないかと思いますし
ガソリンの値段も上がったりいろいろ大変だと思いますけど
こうしてここに集まっていただいてありがとうございます。
今日も軽いお笑いと素敵な音楽で・・・・ハイ、楽しんでいただければと思います。
じゃぁ、この先まだまだ長いんで、どうぞそのままで・・・お座り!」
MCの途中、幸ちゃんが喋っていると
なにやら最前列付近を、うずくまって進んでいく人・約1名。
それを見つけた幸ちゃん・・・。
幸「なんだかそこ・・・ウロウロ・・・あ、係の方ですね(^^;。
いろんなことが気になるお年頃なんですよ(笑)」
幸「もうこの春のツアー、どっかで観たよって方もいらっしゃると思いますが
昨日来ちゃった!って人、いらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あ、そうですか〜。はるばる松山から!。ありがとうございます。
こっちから松山行ったんですか?、それともあっちから回ってきたんですか?。
一人一人聞いてるとワケわかんなくなりますんで(笑)」
幸「ちょっと場内アンケート取ってみましょうかね。
今日がアルフィーのコンサート生まれて初めてだって方ー?」
客「(^o^)/ハーイ」(←結構多かった!)
幸「あ、今日は結構たくさんいらっしゃいますねー!。
これはもう気合いが入るってもんでございます!」
客「えぇぇぇ〜?!(普段は気合い入ってないのかよ?的反応)」
幸「・・・いつも気合い入ってるっての(^^;。
やっぱり初対面の方には好印象を与えておかないといけませんから。
いいんですよ、初心者の方も。
最初はなんだかよくわからないと思いますが
アンコールを迎える頃には、もうベテランを差し置いて
自分からこれもんで(^o^)/盛り上がってると思いますんで。
それで明日には『なんだか腹筋が・・・』とか
『なんでこんなところにキテるのかしら?』って具合になってると思います(笑)」
幸「今日がこの春初日だって方、いらっしゃいますかー?」
客「(^o^)/ハーイ」(これまたたくさん!)
幸「あ!、多いですねー!。
じゃぁ今まで他でやってきたネタやってもダイジョブですね(笑)」
幸「大体春のツアーは、いろんなところへ行って、
その土地土地で桜が見頃だったりって時期に始まるんですが
その桜の季節も終わりましたけど、
この方は、常に頭の中に桜が咲いております!。
名前にも桜が付いております。
菜の花色の衣装で、春爛漫でございます!。
盛大な拍手でお迎えください!。桜井さーーーん!!!」
黄色いスーツの桜井さん、ゆっくりとステージに登場。
ちょっと前に出て、中央、右、左と向きを変えて丁寧にお辞儀をする。
桜「・・・(シブいダミ声で)いらっしゃい」
幸「誰なんだよ?!(^"^;」
桜「♪逃ぃ〜げぇ〜たぁ〜女〜房にゃ〜・・・(←浪曲子守歌)
・・・一節太郎です」
幸「誰も知らないから!」
桜「知ってるのアナタだけですよね」
幸「一体いつの時代なんだよ?!」
桜「・・・江戸時代じゃないですかね。14代将軍くらい。家茂でしたっけ?14代って」
幸「オレ、歴史苦手なんだよ」
桜「確か家茂ですよ、家茂→慶喜ですから」
なんでか忘れちゃったけど、お天気の話に。
幸「お天気がいいとやっぱりいいですよね」
桜「あなた、天気によって左右されるんですか。
ダメですね、そういうことでは。雨の日はどうなんですか?」
幸「・・・雨の日もいい。でも僕はやっぱり晴天の方が好きだな」
桜「だけど晴れがいいからって、晴ればっかり続いてたら
農作物が取れなくなってしまいますから!」
桜「ね、波平さん」
と、いきなり幸ちゃんを波平さん呼ばわりする桜井さん。
幸「(笑)・・・波平さんと同い年になりましたからね」
客「えぇぇ〜・・・(ドヨメキ)」
幸「波平さん、老けてるでしょ?(笑)。
いーんですよ、マンガのキャラなんですから。
バカボンのパパだって、ああ見えて結構若いんですよ」
桜「そうですよ、あんなちっちゃい子供がいるんですから」
幸「はじめちゃんな。バカボンのパパは確か40代なんですよ。42〜3くらい」
桜「バカボンだって、あんな顔してますけど小学生ですからね。
小学生があんな絣の着物なんか着てていーんでしょうか?」
幸「いーんでしょうかねぇ?(笑)」
桜「倉敷は歴史のある街ですね。
堀があって、その周りにこういう建物がありますよね。
バッテンになってるやつ。ワタシ良く知らないんですけど」
バッテンって・・・桜井さん(^^;。確かにそうではあるが(笑)。
幸「美観地区ですか。美観、うちにもいますよ。
それでは、アルフィーの美観をご紹介します!。高見沢さーーーん!」
王子、スミレ色のドレスコートで登場。
ところが、パンツが金ピカ!!!(@o@)。
物凄いゴールド。折り紙の金色みたいなゴールド!(笑)。
あの衣装にこんな金ピカパンツ合わせてきたの初めてじゃないだろうか?。
・・・どーでもいいが、王子ちょびっとだけ太ったかな。
なんか太腿が京都の時よりも更にパツパツしてる気が・・・(^o^;。
幸「どうぞ、美観でございます。
じっくりとご覧ください。料金の方に含まれておりますので(笑)」
ここでは王子、一言も喋らずに
「今の季節にぴったりの曲です」
という幸ちゃんの曲紹介から“美しいシーズン”。
そしていつも通り“Wonderful Days”。
この曲に関しては、なんだかいっつも大した感想もなく終わってしまうのだけど
今日初めて2階席から観てみて、その照明の美しさに驚いた。
今回の春ツアーの照明は、1階からより2階から観た方が絶対に綺麗だ。
上から観ていた方がメリハリがよくわかる。
“Wonderful Days”に限らず、
「ほぅほぅ、実はこの曲ではこんな綺麗なライティングだったのか〜」
と、思うことが何度もあった。
やっぱり席によっていろんな楽しみ方があるものだ。
“SAVED BY THE LOVE SONG”。
♪恋に傷ついて 心のせまさを〜
の部分を、幸ちゃんがとっても丁寧に歌っているなぁという印象を受けた。
そしてそのあたりのただすけくんの情感こもったピアノがまた良い!。
更にこの曲でのツボが、ラストの部分。
♪Sa〜ved b〜y The〜 Lo〜ve So〜ng・・・
の後に王子が入れるギターのオカズ!。
♪So〜ng・・・と歌いながら、それにかぶるように
♪デレレレレレ〜とフレーズを奏でる王子が、何故かアタシ的にツボで
思わず双眼鏡で観てしまうのであった(^o^;。
あ、そうそう、ツボと言えば、
2階席だと、王子のペダル使いがよ〜く見えるのがまたウレシイ。
ソロに入る前にグッと奥に踏み込むあの感じと
ソロが終わった後に音量を下げる為に、今度は手前に踏み込むあの動きがたまらない。
・・・マニアック過ぎ???(いや、ここがツボな人は結構いるハズだ・・・笑)。
曲が終わると、ただすけくんの前で水分を補給して
マイクの前に戻ってきた王子。
高「ハイ、どーもありがとー。
・・・今日はゴールデンウィークと言うことで、
ゴールドのパンツを履いてきました。
これから毎年履いてこようか。
いやいや、やたらな約束をすると果たせない場合が多いですから(笑)」
高「倉敷はもういつもこの時期にやってますからねー。
もう随分前からやってるよなー。
20年にはならないと思いますが、それに近いくらいやってるんじゃないか?。
今まで全部来てるって人ー!」
客「(パラッと)(^o^)/ハーイ」
高「あぁ、少なくなりました(笑)」
高「今演奏したのが“SAVED BY THE LOVE SONG”。
これは『ALMIGHTY』というアルバムに入ってまして
ライブハウス時代に作りましたから、70年代の曲なんですけどねー。
そしてその前にやったのが“Wonderful Days”。
これが一番新しいシングルのカップリングですね。
それと、その前にやったのが“美しいシーズン”で、'80年代」
え〜、“美しいシーズン”って'70年代だと思ってた。
にわかには信じがたく、帰宅後調べたらギリギリ'80年だった(・o・)。
高「誰も見てないと思いますが、不良少年という映画の主題歌でした。
あまりに不評で2週間で打ち切りになりましたが・・・
僕らは不良少年ではありませんでした。
僕らは不良少年というよりも、不良品でしたから(笑)」
いやいや〜、3人とも絶対不良品なんかじゃないと思うよ〜。
高「この春は“RENAISSANCEツアー”ということでやってますが
RENAISSANCEというと、84年のアルバムを思い出す方が
多いんじゃないかと思います。
ルネッサンスというのは、イタリアのフィレンツェというところで
メディチ家を中心にして起こった文芸復興ということなんですがー・・・」
ここで突然桜井さんに振る王子!。
高「桜井くん!!。ルネッサンスで最も有名な彫刻家は!」
桜「・・・!!!(急に振られてやや動揺しつつも)ミケランジェロ!」
高「♪ピンポ〜ン。よく知ってるねぇ〜。
じゃぁ!、坂崎くんっ!。
ルネッサンスで最も有名な画家!。誰でもいいから!」
・・・誰でもいいのかぃ(^^;。
幸「・・・レオナルド・ダ・ヴィンチ!」
高「♪ピンポ〜ン」
幸「(僕と)誕生日同じ。502歳違い」
客「ほぉ〜・・・」
高「じゃぁ今度から君のことを坂崎ヴィンチと呼ぼう!」
幸「坂崎ヴィンチ???。“ダ”も入れてよ、“ダ”も!」
高「わかった、じゃぁ、坂崎・ダ・幸之助。
あ!そうだ!坂崎幸之助ダー!にしよう!」
幸「坂崎幸之助ダー!?」
高「そう、坂崎幸之助・・・」
幸&高「ダー!(笑)」
高「RENAISSANCEということで、
愛をテーマにして今回のツアーをやってるワケなんですがー
やはり僕らが初めて愛を知ったのは、青春時代なんですね。
・・・今でも青春だけどな。もっと若いときの青春時代(笑)。
第一期青春時代だよ。今は第八期くらいになってるけどな。
その第一期青春時代に観た映画で、
『あ、愛とはこういうことか』というのを知りました。
その映画は・・・・・・」
慌てて後ろからスッ飛んできてボリュームペダルを踏み込み、スタンバイする幸ちゃん・・・
しかし・・・何故かしばし沈黙・・・
高「オレが今から言うから!(笑)。
・・・その映画は・・・『ある・・・・・・・・・晴れた日に』」
『ある愛の詩』じゃないんかぃ?!?!(^^;。
アドリブに弱い幸ちゃんを今日もまた困らせようという魂胆??(笑)。
幸「『ある晴れた日に』???。そんな映画ある?」
高「テキトーに弾いてりゃいーんだから(笑)」
そう言われて幸ちゃんがテキトーに奏で始めたBGMに乗せて
王子が訥々と語り始める・・・。
高「ある・・・晴れた日に・・・桜井賢は・・・何をしているのだろう。
ある晴れた日に・・・桜井賢は酒をかっくらい・・・
朝になったら風呂に入り・・・そこでもまた朝酒を呑み・・・
そしてある晴れた日に、また酒を呑み・・・」
桜「オーィ!!!(▼▼)。
オマエな、なんだかどっかのブログみたいなこと言ってんじゃねーよ。
大体自分のこと書くんならともかく、他人のこと書くんじゃねーよ!」
インターネットと一番縁遠い桜井さんの口から、2ちゃんねるとかブログとか、
そーゆー言葉がたまに出てくるのが妙に面白かったりする。
高「やっぱり一番好きなのは・・・『ある愛の詩』・・・」
幸ちゃん、ホイ来た!とばかりに弾き始める。
♪シ♭ソソシ♭シ♭〜・・・
高「なんかいつもアコギでやってるから、今日はピアノでやってみようか。
じゃ、ただすけ、ピアノで・・・」
王子がただすけくんを振り返ると
そこには慌てて譜面を探す(フリをする)ただすけくん(笑)。
高「なんだ?おまえ、準備できてないのか?。これがアルフィーだぞ?!」
幸「MCの方が緊張するんだから(笑)」
そして準備の整ったただすけくん。
流麗に『ある愛の詩』のテーマソングを奏でる。
聴き入る王子・・・。
高「あ・・・いいなぁ。なんだかジーンときちゃった・・・。
じゃぁ、今度はベースでやってみようか。じゃぁ桜井!」
桜「や、やめたほうがいいと思うぞ〜」
高「おまえなぁ、新参者だって・・・
“新参者”って古いな(^^;。新入りのただすけだってやったんだぞ?」
そう言われてこそっと練習を始める桜井さん。
こそっとの割には、楽器に電気入っているのだが(^^;。
高「ボコボコうるさいな!!!(^"^;。音切ってやれよ!。
・・・それでは・・・『ある愛の詩』・・・」
♪デデデデデ〜・・・デデデ・デデデデ・デデデデデ#〜〜・・・
重低音の『ある愛の詩』・・・(笑)。
しかも(わざとだと思うけど)、最後の音ハズしてるし(爆)。
桜「あのな、それぞれ部署ってもんがあるんだよ(▼▼)。
営業部に制作部の仕事しろって言ってるようなもんだぞ?」
高「そっか(笑)。
・・・じゃ、最後はタロー。やっぱり全員やらないとな」
まさか自分に振られるとは思ってなかったんだろう。
えっ?!?!と驚くタローさん。
高「さぁ、タローはどんな音を出すんでしょうか」
幸「キーはGmだぞ」
高「G#でもいいぞ」
意を決したかにみえるタローさん。
いきなりマイクをグイ!と引き寄せたかと思ったら・・・
タ「♪あぁあああ〜〜・・・」
と、米良美一もビックリのファルセット!。
それがまた妙にイイ声なもんで、ステージ上も客席もバカウケ&爆笑での大喜び。
高「うぅ・・・うまいっっ!!!(笑)」
客席からは賞賛の拍手喝采。
高「・・・それではアルフィーの愛の定義を・・・
(笑いがおさまらない客席に)
いつまでも笑ってんじゃねぇぞ!!!(笑)。
それでは、アルフィーの愛の定義を・・・“愛の鼓動”」
“愛の鼓動”の間奏で笑顔で見つめ合う王子&ただすけに見とれた後は(笑)
“ONE LOVE”。
後奏で♪アアア〜! アアア〜!・・・と歌うメンバーの後ろで
♪トゥルルルットゥトゥットゥトゥ〜・・・と歌っていたのは
タローさん&ただすけさんだということに、今日初めて気がついた。
ホントによく働く二人だ。
“Nouvelle Vague”では
これまで使っていたPipe Organに引き続き、
またまた久々に懐かしいギターが登場。
Metal Hawk Nouvelle Vagueだ。
メタルホークに波打つトリコロールがペイントされたギターである。
このギターの正式名称を調べるために
『TAKAMIZAWA GUITAR COLLECTION 300』を見ていたら
25周年記念モデルで、他にもいろんなメタルホークが製作されていた。
てことは、メタルホークを頻繁に使っていたころから10年てこと???(@o@)。
てか、『Nouvelle Vague』から10年経つってのも信じがたい。
そういや、メタルホークのカタチをしたT-Com Cityも
今年の秋で10周年のハズ?!。
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也・・・ひょえぇ〜(意味不明笑)。
本編はいよいよ大詰めへ。
曲は“LOVE”。
ハッキリ言って、今日の王子のGソロは凄かった!。
カタカナでなく、敢えて漢字で書きたい。凄かった!と。
いつにも増して激しいアクション!。
まぁその何割かは、本人かなり意識して
格好良く見せようとしてるんだろうな〜(^^;とも思うのだが
それを差し引いて考えても、かなり熱いGソロだった。
ギターから右手を話すことはよくあるが、
昨日はネックを掴んでた左手まで離しちゃった。
今思い出してもなんだかドキドキしてくるシーンだった。
最後の♪ウィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・ンも相当長く引っ張った後、
右手を高く上に上げた、いつもと違うキメポーズ!。
やはり・・・今日の王子はかーなーり、キテいる。
そんな王子、“確かにFor Your Love”も
かなり丁寧に歌い上げていた。
そして本編ラストは“Lifetime Love”。
なんだかあっと言う間にここまで来てしまった感じだ。
約2時間後にはアタシは既に横浜に帰るために倉敷駅ホームに立っているのだ。
滞在時間は確かに短いけれど、あまりにもあっと言う間に終わろうとしている1日に
ちょっと呆然としながら聴いた“Lifetime Love”だった。
曲が終わり、楽器をローディに手渡したメンバー。
そのままステージ下手に帰ろうとしてしまった王子だが
幸ちゃんと桜井さんが客席にお辞儀をしようと直立してるのを見て
慌てて元の立ち位置に(笑)。
3人横並びでお辞儀をして、顔を上に上げたときに
王子を指差して笑う幸ちゃん。
そしてそんな幸ちゃんに笑顔でスマンと右手を挙げる王子。
どんなにカッコイイGソロを展開してても、こんなだからいいよね(笑)。
《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
倉敷市民会館・本編の巻
ネタバレ指数77
いまやTHE ALFEEにおいてGWの風物詩となった倉敷公演。
毎年毎年行われてはいたが、自分にとってはかなり久々の倉敷だ。
前回来たのがどれくらい前だったか、もう思い出せないくらい久しぶりだ。
前はいつだったんだろう?と調べてみたところ、'01年5月4日だった。
その前が'00年の同じく5月4日。
だから今回が人生において3度めの倉敷訪問となる。
10:09新横浜発ののぞみ65号に乗り、13:20岡山着。
ここで同じ新幹線の違う車両に偶然乗っていた友達と合流。
そこから在来線に乗って、倉敷到着。
駅から歩いて友達の宿泊するホテルに向かう。
その道すがら、喫茶店でお茶していたもう一人の友達も合流。
そこから更に3人でホテルまで歩いてチェックイン。
と言っても、アタシはチェックインしない。
以前の記事でも書いたように
今日はサンライズ出雲という寝台車で《ほぼ日帰り》するので、
MacBookが入った死ぬほど重い小型のトランクだけ
友達の部屋に預かってもらうことにした。
身軽になったところで、開場時間まで美観地区を散策しよう!ということだったのだが
当たり前ながら、GWの美観地区は人!人!!人!!!人!!!!人!!!!。
人が多すぎてあんまり美観じゃない・・・(-_-;。
しかも、半袖Tシャツ1枚でも汗ばむほどの陽気・・・。
特に目的もないままアイビースクエア方面に歩いていき、
そこで腹拵えをし、そのまま17時過ぎまでまったり過ごしてしまった(^o^;。
開場時間を少し過ぎた頃に、倉敷市民会館に到着。
今回はチケット発売後に、突然「そうだ、倉敷行こう」と思い立ったので
3月下旬にちけっとぴあの店頭にてチケット入手。
その時は1階後方の一番右端と、2階10列70番台が5席ほど空いていたので
2階10列70番台の方を選んだ。
ライフタイム・チップスを1箱だけ買って座席につくと
アタシがチケットを買ったときに余っていた席も全部埋まっていた。
というか、今日の倉敷・・・パッと見た感じ《満員御礼》だ。
1階の後ろの方はわからないが、2階席は後方までビシッと埋まっている。
今回のツアーに参加するのは今日で4本目になるが
2階席で観るのは初めてだ。
2階から観るステージは、またちょっと雰囲気が違う。
開演前に、ステージを覆っているスクリーンに映っている雲?の趣きすら
1階の低い目線から観るのとはまた異なっている。
18:00に1ベル。その5分後に、それまで流れていたBGMが鳴りやみ
♪ゴ〜〜〜ン・・・という鐘の音から、オープニングのSEが始まる。
ステージ中央の階段からメンバー3人登場。
一旦そこで立ち止まってからそれぞれの立ち位置へ。
3人の衣装はこれまでと変更点なし。
桜井さんは菜の花色のスーツ、
幸ちゃんはグレーのジャケットに細身のタイにチェックのパンツ、
王子は白と若草色のビラビラ・ピーターパン風で巻き髪。
・・・前日の愛媛がストレートだったので
2日続けてストレートはないだろうと思ったが、やはり巻き髪だった。
贅沢は言わん。一度でいいからストレート王子にお目にかかりたいものだ。
1曲目は“孤独の美学”。
今日はゴキゲンなのか、のっけから王子のノリがスゴイ。
いきなり客席に向かってガッツポーズのように拳を握って煽りまくる。
1度ならず、2度3度。
・・・おっ、今日の王子は一味違うねぇ〜( ̄ー ̄)、そんな感じだ。
“孤独の美学”の後奏も、いつにも増して入り込んでるように思える。
今日の王子はキテいる。絶対キテいる。
これはかなり期待できるライブになるかも?!。
タローさんのドラム→桜井さんのベース→客席からの歓声で
“真夜中を突っ走れ!”。
更に“GATE OF HEAVEN”。
曲の中盤で、王子が持ち替えたギターはVenus Angel。
《祈り》か《慈愛》かは、アタシの席からは遠すぎて判別不可能。
どっちにしろ、なんだかこのギター観たのって久しぶりな気がする。
ラスト付近の
♪愛にー憧れー 夢をー求めーるーならー・・・
心ーの扉をー◯×@$#けー今ーこーそー・・・
と、歌詞がちょっとゴニョゴニョとアヤシげだったように聞こえたのはアタシだけか(笑)。
ここで幸ちゃんの挨拶。
幸「こんばんはーっ!。
今日はゴールデン・ウィークのど真ん中!。
ハワイよりも沖縄よりも!楽しい時間を過ごして、
日頃の鬱憤を思う存分晴らしてっていただきたいと思います。
1階のみなさんはもちろんのこと!、2階のみなさんも!
どなたさまも最後までよろしくでーす!」
“悲しみをぶっとばせ”から“恋人になりたい”。
ワーーーッ!!!(≧▽≦)、この曲京都でもやったけどウレシイじゃないか〜。
さーらーにー!!!
“恋人になりたい”のエンディングの♪ジャーーーン!から
もう一発、キーを変えて♪ジャーーーーン!!!と演奏したので
「ムム(-"-?、これは何やら今までにない展開・・・」と思っていると
♪チー!・ドコドコドッコン!
ワーオ!“暁のパラダイスロード”ではないかっ!。
えっ?!静岡じゃないのに?!倉敷なのに?!何故っ?!。
そんなことまで考えてしまうくらい、意外な“暁パラ”だった。
今回静岡ではこの“暁パラ”は演奏しなかったのに(いやアタシは参加してないけど^^;)
まさか倉敷で聴けるとは思わなかった〜。
この曲で王子が使用していたのが、確か黒いレスポールだったか。
曲の最後で、右手でネックだけ持って
振り子のようにギターをぶらんぶらんさせていた王子が意味不明(笑)。
ラストの♪ジャン!で軽々とギターを持ち上げ、ステージ上手に消えていった。
ステージ上には幸ちゃんだけが残り、まったりとMCが始まる。
幸「ハイ、ありがとーございます、ありがとーございます!。
ありがとーございます!。ありがとーございます!!」
幸ちゃんが「ありがとーございます」と言うたびに
タローさんとただすけくんが何かしら音を出す。
幸「今日はゴールデンウィークの真っ只中でございまして、
今日なんかはもう倉敷は人がたくさん出ててますでしょ?。
この中も!、こうして人が出てまして。
・・・倉敷はいつもこの5月のアタマの方だもんね。
去年は子供の日だったと思いますが、今年は1日前倒しでね。
幸「旅の予定なんかもあったんじゃないかと思いますし
ガソリンの値段も上がったりいろいろ大変だと思いますけど
こうしてここに集まっていただいてありがとうございます。
今日も軽いお笑いと素敵な音楽で・・・・ハイ、楽しんでいただければと思います。
じゃぁ、この先まだまだ長いんで、どうぞそのままで・・・お座り!」
MCの途中、幸ちゃんが喋っていると
なにやら最前列付近を、うずくまって進んでいく人・約1名。
それを見つけた幸ちゃん・・・。
幸「なんだかそこ・・・ウロウロ・・・あ、係の方ですね(^^;。
いろんなことが気になるお年頃なんですよ(笑)」
幸「もうこの春のツアー、どっかで観たよって方もいらっしゃると思いますが
昨日来ちゃった!って人、いらっしゃいますか?」
客「(^o^)/ハーイ」
幸「あ、そうですか〜。はるばる松山から!。ありがとうございます。
こっちから松山行ったんですか?、それともあっちから回ってきたんですか?。
一人一人聞いてるとワケわかんなくなりますんで(笑)」
幸「ちょっと場内アンケート取ってみましょうかね。
今日がアルフィーのコンサート生まれて初めてだって方ー?」
客「(^o^)/ハーイ」(←結構多かった!)
幸「あ、今日は結構たくさんいらっしゃいますねー!。
これはもう気合いが入るってもんでございます!」
客「えぇぇぇ〜?!(普段は気合い入ってないのかよ?的反応)」
幸「・・・いつも気合い入ってるっての(^^;。
やっぱり初対面の方には好印象を与えておかないといけませんから。
いいんですよ、初心者の方も。
最初はなんだかよくわからないと思いますが
アンコールを迎える頃には、もうベテランを差し置いて
自分からこれもんで(^o^)/盛り上がってると思いますんで。
それで明日には『なんだか腹筋が・・・』とか
『なんでこんなところにキテるのかしら?』って具合になってると思います(笑)」
幸「今日がこの春初日だって方、いらっしゃいますかー?」
客「(^o^)/ハーイ」(これまたたくさん!)
幸「あ!、多いですねー!。
じゃぁ今まで他でやってきたネタやってもダイジョブですね(笑)」
幸「大体春のツアーは、いろんなところへ行って、
その土地土地で桜が見頃だったりって時期に始まるんですが
その桜の季節も終わりましたけど、
この方は、常に頭の中に桜が咲いております!。
名前にも桜が付いております。
菜の花色の衣装で、春爛漫でございます!。
盛大な拍手でお迎えください!。桜井さーーーん!!!」
黄色いスーツの桜井さん、ゆっくりとステージに登場。
ちょっと前に出て、中央、右、左と向きを変えて丁寧にお辞儀をする。
桜「・・・(シブいダミ声で)いらっしゃい」
幸「誰なんだよ?!(^"^;」
桜「♪逃ぃ〜げぇ〜たぁ〜女〜房にゃ〜・・・(←浪曲子守歌)
・・・一節太郎です」
幸「誰も知らないから!」
桜「知ってるのアナタだけですよね」
幸「一体いつの時代なんだよ?!」
桜「・・・江戸時代じゃないですかね。14代将軍くらい。家茂でしたっけ?14代って」
幸「オレ、歴史苦手なんだよ」
桜「確か家茂ですよ、家茂→慶喜ですから」
なんでか忘れちゃったけど、お天気の話に。
幸「お天気がいいとやっぱりいいですよね」
桜「あなた、天気によって左右されるんですか。
ダメですね、そういうことでは。雨の日はどうなんですか?」
幸「・・・雨の日もいい。でも僕はやっぱり晴天の方が好きだな」
桜「だけど晴れがいいからって、晴ればっかり続いてたら
農作物が取れなくなってしまいますから!」
桜「ね、波平さん」
と、いきなり幸ちゃんを波平さん呼ばわりする桜井さん。
幸「(笑)・・・波平さんと同い年になりましたからね」
客「えぇぇ〜・・・(ドヨメキ)」
幸「波平さん、老けてるでしょ?(笑)。
いーんですよ、マンガのキャラなんですから。
バカボンのパパだって、ああ見えて結構若いんですよ」
桜「そうですよ、あんなちっちゃい子供がいるんですから」
幸「はじめちゃんな。バカボンのパパは確か40代なんですよ。42〜3くらい」
桜「バカボンだって、あんな顔してますけど小学生ですからね。
小学生があんな絣の着物なんか着てていーんでしょうか?」
幸「いーんでしょうかねぇ?(笑)」
桜「倉敷は歴史のある街ですね。
堀があって、その周りにこういう建物がありますよね。
バッテンになってるやつ。ワタシ良く知らないんですけど」
バッテンって・・・桜井さん(^^;。確かにそうではあるが(笑)。
幸「美観地区ですか。美観、うちにもいますよ。
それでは、アルフィーの美観をご紹介します!。高見沢さーーーん!」
王子、スミレ色のドレスコートで登場。
ところが、パンツが金ピカ!!!(@o@)。
物凄いゴールド。折り紙の金色みたいなゴールド!(笑)。
あの衣装にこんな金ピカパンツ合わせてきたの初めてじゃないだろうか?。
・・・どーでもいいが、王子ちょびっとだけ太ったかな。
なんか太腿が京都の時よりも更にパツパツしてる気が・・・(^o^;。
幸「どうぞ、美観でございます。
じっくりとご覧ください。料金の方に含まれておりますので(笑)」
ここでは王子、一言も喋らずに
「今の季節にぴったりの曲です」
という幸ちゃんの曲紹介から“美しいシーズン”。
そしていつも通り“Wonderful Days”。
この曲に関しては、なんだかいっつも大した感想もなく終わってしまうのだけど
今日初めて2階席から観てみて、その照明の美しさに驚いた。
今回の春ツアーの照明は、1階からより2階から観た方が絶対に綺麗だ。
上から観ていた方がメリハリがよくわかる。
“Wonderful Days”に限らず、
「ほぅほぅ、実はこの曲ではこんな綺麗なライティングだったのか〜」
と、思うことが何度もあった。
やっぱり席によっていろんな楽しみ方があるものだ。
“SAVED BY THE LOVE SONG”。
♪恋に傷ついて 心のせまさを〜
の部分を、幸ちゃんがとっても丁寧に歌っているなぁという印象を受けた。
そしてそのあたりのただすけくんの情感こもったピアノがまた良い!。
更にこの曲でのツボが、ラストの部分。
♪Sa〜ved b〜y The〜 Lo〜ve So〜ng・・・
の後に王子が入れるギターのオカズ!。
♪So〜ng・・・と歌いながら、それにかぶるように
♪デレレレレレ〜とフレーズを奏でる王子が、何故かアタシ的にツボで
思わず双眼鏡で観てしまうのであった(^o^;。
あ、そうそう、ツボと言えば、
2階席だと、王子のペダル使いがよ〜く見えるのがまたウレシイ。
ソロに入る前にグッと奥に踏み込むあの感じと
ソロが終わった後に音量を下げる為に、今度は手前に踏み込むあの動きがたまらない。
・・・マニアック過ぎ???(いや、ここがツボな人は結構いるハズだ・・・笑)。
曲が終わると、ただすけくんの前で水分を補給して
マイクの前に戻ってきた王子。
高「ハイ、どーもありがとー。
・・・今日はゴールデンウィークと言うことで、
ゴールドのパンツを履いてきました。
これから毎年履いてこようか。
いやいや、やたらな約束をすると果たせない場合が多いですから(笑)」
高「倉敷はもういつもこの時期にやってますからねー。
もう随分前からやってるよなー。
20年にはならないと思いますが、それに近いくらいやってるんじゃないか?。
今まで全部来てるって人ー!」
客「(パラッと)(^o^)/ハーイ」
高「あぁ、少なくなりました(笑)」
高「今演奏したのが“SAVED BY THE LOVE SONG”。
これは『ALMIGHTY』というアルバムに入ってまして
ライブハウス時代に作りましたから、70年代の曲なんですけどねー。
そしてその前にやったのが“Wonderful Days”。
これが一番新しいシングルのカップリングですね。
それと、その前にやったのが“美しいシーズン”で、'80年代」
え〜、“美しいシーズン”って'70年代だと思ってた。
にわかには信じがたく、帰宅後調べたらギリギリ'80年だった(・o・)。
高「誰も見てないと思いますが、不良少年という映画の主題歌でした。
あまりに不評で2週間で打ち切りになりましたが・・・
僕らは不良少年ではありませんでした。
僕らは不良少年というよりも、不良品でしたから(笑)」
いやいや〜、3人とも絶対不良品なんかじゃないと思うよ〜。
高「この春は“RENAISSANCEツアー”ということでやってますが
RENAISSANCEというと、84年のアルバムを思い出す方が
多いんじゃないかと思います。
ルネッサンスというのは、イタリアのフィレンツェというところで
メディチ家を中心にして起こった文芸復興ということなんですがー・・・」
ここで突然桜井さんに振る王子!。
高「桜井くん!!。ルネッサンスで最も有名な彫刻家は!」
桜「・・・!!!(急に振られてやや動揺しつつも)ミケランジェロ!」
高「♪ピンポ〜ン。よく知ってるねぇ〜。
じゃぁ!、坂崎くんっ!。
ルネッサンスで最も有名な画家!。誰でもいいから!」
・・・誰でもいいのかぃ(^^;。
幸「・・・レオナルド・ダ・ヴィンチ!」
高「♪ピンポ〜ン」
幸「(僕と)誕生日同じ。502歳違い」
客「ほぉ〜・・・」
高「じゃぁ今度から君のことを坂崎ヴィンチと呼ぼう!」
幸「坂崎ヴィンチ???。“ダ”も入れてよ、“ダ”も!」
高「わかった、じゃぁ、坂崎・ダ・幸之助。
あ!そうだ!坂崎幸之助ダー!にしよう!」
幸「坂崎幸之助ダー!?」
高「そう、坂崎幸之助・・・」
幸&高「ダー!(笑)」
高「RENAISSANCEということで、
愛をテーマにして今回のツアーをやってるワケなんですがー
やはり僕らが初めて愛を知ったのは、青春時代なんですね。
・・・今でも青春だけどな。もっと若いときの青春時代(笑)。
第一期青春時代だよ。今は第八期くらいになってるけどな。
その第一期青春時代に観た映画で、
『あ、愛とはこういうことか』というのを知りました。
その映画は・・・・・・」
慌てて後ろからスッ飛んできてボリュームペダルを踏み込み、スタンバイする幸ちゃん・・・
しかし・・・何故かしばし沈黙・・・
高「オレが今から言うから!(笑)。
・・・その映画は・・・『ある・・・・・・・・・晴れた日に』」
『ある愛の詩』じゃないんかぃ?!?!(^^;。
アドリブに弱い幸ちゃんを今日もまた困らせようという魂胆??(笑)。
幸「『ある晴れた日に』???。そんな映画ある?」
高「テキトーに弾いてりゃいーんだから(笑)」
そう言われて幸ちゃんがテキトーに奏で始めたBGMに乗せて
王子が訥々と語り始める・・・。
高「ある・・・晴れた日に・・・桜井賢は・・・何をしているのだろう。
ある晴れた日に・・・桜井賢は酒をかっくらい・・・
朝になったら風呂に入り・・・そこでもまた朝酒を呑み・・・
そしてある晴れた日に、また酒を呑み・・・」
桜「オーィ!!!(▼▼)。
オマエな、なんだかどっかのブログみたいなこと言ってんじゃねーよ。
大体自分のこと書くんならともかく、他人のこと書くんじゃねーよ!」
インターネットと一番縁遠い桜井さんの口から、2ちゃんねるとかブログとか、
そーゆー言葉がたまに出てくるのが妙に面白かったりする。
高「やっぱり一番好きなのは・・・『ある愛の詩』・・・」
幸ちゃん、ホイ来た!とばかりに弾き始める。
♪シ♭ソソシ♭シ♭〜・・・
高「なんかいつもアコギでやってるから、今日はピアノでやってみようか。
じゃ、ただすけ、ピアノで・・・」
王子がただすけくんを振り返ると
そこには慌てて譜面を探す(フリをする)ただすけくん(笑)。
高「なんだ?おまえ、準備できてないのか?。これがアルフィーだぞ?!」
幸「MCの方が緊張するんだから(笑)」
そして準備の整ったただすけくん。
流麗に『ある愛の詩』のテーマソングを奏でる。
聴き入る王子・・・。
高「あ・・・いいなぁ。なんだかジーンときちゃった・・・。
じゃぁ、今度はベースでやってみようか。じゃぁ桜井!」
桜「や、やめたほうがいいと思うぞ〜」
高「おまえなぁ、新参者だって・・・
“新参者”って古いな(^^;。新入りのただすけだってやったんだぞ?」
そう言われてこそっと練習を始める桜井さん。
こそっとの割には、楽器に電気入っているのだが(^^;。
高「ボコボコうるさいな!!!(^"^;。音切ってやれよ!。
・・・それでは・・・『ある愛の詩』・・・」
♪デデデデデ〜・・・デデデ・デデデデ・デデデデデ#〜〜・・・
重低音の『ある愛の詩』・・・(笑)。
しかも(わざとだと思うけど)、最後の音ハズしてるし(爆)。
桜「あのな、それぞれ部署ってもんがあるんだよ(▼▼)。
営業部に制作部の仕事しろって言ってるようなもんだぞ?」
高「そっか(笑)。
・・・じゃ、最後はタロー。やっぱり全員やらないとな」
まさか自分に振られるとは思ってなかったんだろう。
えっ?!?!と驚くタローさん。
高「さぁ、タローはどんな音を出すんでしょうか」
幸「キーはGmだぞ」
高「G#でもいいぞ」
意を決したかにみえるタローさん。
いきなりマイクをグイ!と引き寄せたかと思ったら・・・
タ「♪あぁあああ〜〜・・・」
と、米良美一もビックリのファルセット!。
それがまた妙にイイ声なもんで、ステージ上も客席もバカウケ&爆笑での大喜び。
高「うぅ・・・うまいっっ!!!(笑)」
客席からは賞賛の拍手喝采。
高「・・・それではアルフィーの愛の定義を・・・
(笑いがおさまらない客席に)
いつまでも笑ってんじゃねぇぞ!!!(笑)。
それでは、アルフィーの愛の定義を・・・“愛の鼓動”」
“愛の鼓動”の間奏で笑顔で見つめ合う王子&ただすけに見とれた後は(笑)
“ONE LOVE”。
後奏で♪アアア〜! アアア〜!・・・と歌うメンバーの後ろで
♪トゥルルルットゥトゥットゥトゥ〜・・・と歌っていたのは
タローさん&ただすけさんだということに、今日初めて気がついた。
ホントによく働く二人だ。
“Nouvelle Vague”では
これまで使っていたPipe Organに引き続き、
またまた久々に懐かしいギターが登場。
Metal Hawk Nouvelle Vagueだ。
メタルホークに波打つトリコロールがペイントされたギターである。
このギターの正式名称を調べるために
『TAKAMIZAWA GUITAR COLLECTION 300』を見ていたら
25周年記念モデルで、他にもいろんなメタルホークが製作されていた。
てことは、メタルホークを頻繁に使っていたころから10年てこと???(@o@)。
てか、『Nouvelle Vague』から10年経つってのも信じがたい。
そういや、メタルホークのカタチをしたT-Com Cityも
今年の秋で10周年のハズ?!。
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也・・・ひょえぇ〜(意味不明笑)。
本編はいよいよ大詰めへ。
曲は“LOVE”。
ハッキリ言って、今日の王子のGソロは凄かった!。
カタカナでなく、敢えて漢字で書きたい。凄かった!と。
いつにも増して激しいアクション!。
まぁその何割かは、本人かなり意識して
格好良く見せようとしてるんだろうな〜(^^;とも思うのだが
それを差し引いて考えても、かなり熱いGソロだった。
ギターから右手を話すことはよくあるが、
昨日はネックを掴んでた左手まで離しちゃった。
今思い出してもなんだかドキドキしてくるシーンだった。
最後の♪ウィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・ンも相当長く引っ張った後、
右手を高く上に上げた、いつもと違うキメポーズ!。
やはり・・・今日の王子はかーなーり、キテいる。
そんな王子、“確かにFor Your Love”も
かなり丁寧に歌い上げていた。
そして本編ラストは“Lifetime Love”。
なんだかあっと言う間にここまで来てしまった感じだ。
約2時間後にはアタシは既に横浜に帰るために倉敷駅ホームに立っているのだ。
滞在時間は確かに短いけれど、あまりにもあっと言う間に終わろうとしている1日に
ちょっと呆然としながら聴いた“Lifetime Love”だった。
曲が終わり、楽器をローディに手渡したメンバー。
そのままステージ下手に帰ろうとしてしまった王子だが
幸ちゃんと桜井さんが客席にお辞儀をしようと直立してるのを見て
慌てて元の立ち位置に(笑)。
3人横並びでお辞儀をして、顔を上に上げたときに
王子を指差して笑う幸ちゃん。
そしてそんな幸ちゃんに笑顔でスマンと右手を挙げる王子。
どんなにカッコイイGソロを展開してても、こんなだからいいよね(笑)。
《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
2008-05-04 22:02
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コメント(7)
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楽しかった様ですね(^^)またレポートの方、楽しみにしています。
まずは気を付けてお帰りを・・・(^^)/~~
by なおち (2008-05-04 22:57)
こんばんは~!いよいよサンライズ乗車ですね!
倉敷ライブが盛り上がって楽しかったあとに
更なる別なお楽しみが待ってるっていいよね~!もう乗ってるよね★
寝れるかなーー?
by cocco (2008-05-05 01:25)
>なおちさん
今回からライブレポにつけてくださったコメントにレス出来ますね(笑)。
今朝7時過ぎに、無事に帰宅しました。
倉敷、ホントに素晴らしかったですよ。
心に残るライブになりました。
次の機会にも行かれるといいな、と思っています。
>coccoさん
乗ってきたよ〜サンライズ!。
なんか移動カプセルホテルって感じだったけど
設備も整っててなかなか快適だった。
なんだか寝るのが勿体なくて殆ど起きてたけど(^^;。
詳しくはまた別記事で、写真付きでたっぷりと・・・( ̄ー ̄)。
by 梅屋千年堂 (2008-05-05 19:27)
参加されてたのですね!
私もおりました~
今回は初心者くんとともに参加してまして・・・
まあ好印象でよかったようですよ。
太郎ちゃんには、笑わせてもらいましたね~
そうそう、マイクを寄せたから、まさか!と思いましたが(笑)
ヌーベルバーグ!!
あのギター懐かしいと思っておりました。そうなんですよね~
あれから10年なんですよね。
私がはじめて新品で買ったアルバムなので、印象深いです。
王子のあのガッツポーズ、ノリノリなライブ最高でした!!
by あしべ (2008-05-05 22:03)
>あしべさん
参加してました〜(^^;ゞ。そういうあしべさんも?。
とても良いライブでしたね。
正直あそこまで盛り上がると思いませんでした(失礼^^;)。
太郎さんは新境地を開拓しましたね。
今後も積極的にお笑いに絡んで来そうで楽しみです( ̄ー ̄)。
Nouvelle Vagueから10年・・・早いですね。
でもついこないだのような気がするのはアタシだけ???。
by 梅屋千年堂 (2008-05-05 22:22)
好きですよー♪ペダルを踏む足。
あの太ももから膝の角度とか
手前に踏んだり奥に踏んだりするときの
足首の角度とか…(笑)
かかとの方で、手前に戻すときの
ちょっと体を後ろに倒し気味な感じがまたいい~♪
なんか、マニアックすぎて怪しいですか?私(^^ゞ
倉敷ではセットリストもMC部分も色々と変化がありましたねぇ。
こうして、どんどんツアーの内容が変化していくんですね。
ファイナルの名古屋ではどんな風に変化しているのか楽しみです。
by まりあ (2008-05-05 22:33)
>まりあさん
やっぱり・・・( ̄ー ̄)ニヤリ。
まりあさんならきっと・・・と思ってました(笑)。
セットリストもMCも、思った以上に変わっていくので面白いですね。
ホントに名古屋ファイナルではどうなってしまうんでしょうか・・・。
終わりが近づくのは寂しくもありますが、
その反面、楽しみで待ち遠しいですね。
by 梅屋千年堂 (2008-05-05 23:34)