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THE ALFEE@京都初日《本編編》 [┣ '08 LIVE (THE ALFEE)]

THE ALFEE AUBE 2008 RENAISSANCE
京都会館第1ホール 初日・本編の巻

4/25 21:07 完成しました。
ネタバレ指数79

毎年恒例京都2days。
去年は土日な上に幸ちゃんのバースデーということもあって
チケット取りには苦戦するし、ホテルは土日で料金高いしってことで
なにかと苦労したけれど、今年は例年通り(あくまでも個人的に)まったり京都である。

とはいえ、去年は二日目に名古屋ファイナルの発売日が重なったりして
観光が殆ど出来なかったので、今年はその雪辱を晴らすべく
観光の計画をみっちりと立てたのであった。
大体朝8時に既に京都に着いているなんて、アタシ的に尋常でない。
もぉ〜、かなりあちこち歩き回ったが、これについてはまた後日旅ネタで詳しく・・・。

ま、とにかく歩きすぎて太腿もふくらはぎもパンパン!。
右足の薬指にはマメは出来るし、肝心のライブの前に大分くたびれてしまった。

が、会場に着いてしまえば・・・というか
オープニングのSEが聞こえた瞬間に、そんな足の痛みは吹っ飛んでしまった。
ちなみに本日の座席は1階5列40番台。
実質何列目だ???え〜い、わからんっ(笑)。とにかく後ろから5列目だ!。

開始は18時35分くらいだったと思う。
アルバム『THE RENAISSANCE』のオープニングと同じメロディが流れる。
しかし、全く同じではなくもちろんNEWバージョンにアレンジし直されている。

やがてステージ中央の階段に、メンバー3人が現れる。
階段の一番高くなっているところで、一旦3人横一列に並んで静止。
客席から沸き起こる歓声と拍手。

ここ数年、暗転したステージにいつの間にかメンバーがスタンバイしていて
突然曲が始まるという、イリュージョンめいたオープニングが多かったので
こういう登場の仕方はなんだかむしろ新鮮。

衣装は、おそらく千葉文の時と一緒。
桜井さんは黄色いスーツ。幸ちゃんはグレーのジャケットにチェックのパンツ。
王子は白と若草色のビラビラ(笑)。
3人それぞれギター・ベースを受け取り、♪ジャーーーーン!!!
タローさんのドラムのイントロから“孤独の美学”が始まる。

千葉の時はそんなに感じなかったのだけど、
実はエンディングのGソロが結構長かった。
次の8小節でGソロを終えることを合図するために
右手を上に挙げる王子がカッコイイ。

2曲目は、まずタローさんのドラムから。そこに桜井さんのベースが加わる。
“真夜中を突っ走れ!”
その次が“GATE OF HEAVEN”
千葉の時は王子がいつギターを持ち替えたのか全然気付かなかったのだけど
幸ちゃんのアコギから♪う〜なされ〜た〜よ〜る〜・・・
の辺りでチェンジしていた。
ちなみに今日はHeart AngelでなくPrince Angel。
いつ見てもデカくて重そうなギターだ(^^;。

ここでいつものようにタローさんのドラムに乗って、幸ちゃんが軽く挨拶。

幸「こんばんはーっ!。
  ついに始まりました!、京都2Days!。
  明日もありますが、明日のことは考えず!今日は今日で!。
  いつも言ってますけど、1階の前の方のみなさんだけでなく
  1階後方のみなさん!(1階後方「YEAH〜!」)
  2階のみなさんも!(2階「YEAH〜!」)
  日頃の鬱憤を晴らしていただきたいと思います!」

と、まぁ確かこんな感じだったかと。

続けて“悲しみをぶっとばせ”
なんかいいなぁ、こういう単純でゴキゲンなロックンロール。
(こういうのばっかりでも困るけど笑)。
A'メロの部分で、幸ちゃんと桜井さんで
♪トゥットゥットゥルットゥットゥットゥ〜・・・コーラスしている時の
全体的にピンクっぽくて薄暗い照明が、なんだかアヤシイ感じでなんかイイ。
そういや今日の王子は思い切り叫んでくれなかったなぁ。残念。

“Beat Pop Generation”から“Victory”へ。
ツアー初日を始め、各地において6曲目は“Victory”のことが多かったのだけど
アタシのMY初日・千葉の時は“夢よ急げ”だったから、
ちょっと嬉しいような、でもやっぱり“夢よ急げ”の方が良かったような・・・(^o^;。

この春ツアー始まって以来、初の関西地区ということもあってか
《旗人口》は半分以下だったように思えた。
そういう自分はこの曲やるかもと知ってても持ってないのだが(^^;ゞ。

一汗かいたところで、長ーーい(笑)MCに突入。

幸「はい、ありがとーございます!。ありがとーございます。
  あ、ありがとうございます。ありがとうございます・・・。
  ・・・今日はなんだか蒸し暑かったですね。明日は雨になるらしいですけどねー。
  なんだか自分がタモリさんになったような気がしますけど(笑)」

幸「それじゃみなさん、ここはどうぞそのままで・・・(笑)
  どうぞ・・・お座り!(一部客席から「ワン!U^ェ^U」の声)。
  今何人か『わん!』って言いましたね(笑)」

幸「ツアーが始まって、まだ4月ですけれども
  結構あっちこっちちょこちょこと旅をしております。
  もうどっかで観たよって方もいらっしゃると思いますが
  今日がこのツアー初日だって方もいらっしゃるでしょうね。今日初日だって方ー?」
客「(^o^)/ハーイ(結構な数が挙手)」
幸「中には今日だけって方もいらっしゃるでしょうね。今日だけって方ー?」
客「(-o-)/ハーイ(ボチボチな数が挙手)」
幸「じゃぁ明日も来るって方ー?」
客「(^o^)/ハーイ(半数以上挙手)」

幸「あ、そうですか。じゃぁ今日と明日でネタを変えなきゃいけませんね。
  よかった、リサーチしておいて(笑)。
  あ、でも明日来ない人もいるから、明日のネタ今日やっちゃお!。
  でも明日のネタ何が出るか分かんないんだよな〜(^^;」

幸「アルフィーのコンサートが初めてって方もいらっしゃるかも知れませんね。
  聞いてみましょうか、一応。恥ずかしがらすに、大きな声で、いいですか?、
  アルフィーのコンサート初めてだって方ー」
客「(^o^)/ハーイ(思ったよりたくさんいた!)」
幸「初めての方はね、いろいろね、何振ったらいいんだかわかんないと思いますけど(笑)
  上から見てるとみんないろんなもん振ってますからね。
  何振ってんだ?ってのがありますから(笑)」

幸「いいんですよ、アルフィーのコンサートは自由ですから。
  ベテランの方の動きを見ながらですね、
  周りの方に迷惑を掛けないように楽しんでいただければ
  いいんじゃないかと思います」

このへんだっか、遅れて入ってきたオーディエンスに例の如く幸ちゃんが話しかける。

幸「あ、いらっしゃいませ。お席の方はお分かりになりますか?。
  遅かったですね。今来るんじゃないかって、みんなで噂してたとこですよ。
  あ、への5番ですね。・・・なんでへの5番になったんでしょう?(笑)」

幸「京都はやっぱりお寺さんとか行くんでしょ?。東大寺?。
  あ、東大寺は奈良か。京都は東寺だよね、東寺」

幸「先日僕と高見沢は二人揃って今年も一つ年が増えましたけど
  去年は京都でお祝いをしてもらったんですよね。
  波平さんと同じになりましたけど(笑)。
  こちらの方(=まだいないけど桜井さんのこと)はまだ1つ年下ですけど。
  ・・・学年は一緒ですからね。
  この方は一年中頭に桜が咲いてます。名前にも付いています。
  今日は菜の花色のお衣装でございます。
  桜井さーーーん!」

静かに現れた桜井さん。

桜「ようこそいらっしゃいました」

幸「どうですか、桜の季節も終わって今は菜の花が綺麗ですけど」
桜「ワタシは桜よりも、その後の青葉の方が好きですね」
幸「葉っぱを見るのが好きなんですか?」
桜「大体花見の時期は、花冷えなんつって寒いんだから。
  そんな寒い中で酒飲んで、酔っ払っちゃってそこらへんに寝ちゃっても
  どーせ置いてくんだろ?」
幸「うん(^^;」
桜「そんなことされたら翌朝死んでるぞ」
幸「そうだな(笑)」

桜「だから、葉っぱを見ながら『あ〜、光合成!』とか言いながら飲むんですよ」
幸「『葉緑素〜っ!』とか?」
桜「『ミトコンドリア〜っ!』とか。
  『ごらん、あれが光合成(コウゴウセイ)だよ・・・』なんつってな」
幸「『あそこで制服売ってるのが高校生(コウコウセイ)だよ』とか?」
桜「あ、うまいな〜!。(坂崎は)制服には詳しいですもんね」
幸「詳しかねぇよ!!!(^"^;。制服好きなのは桜井さんでしょっ」
桜「わっ・・・ワタシは制服なんて興味ありませんよ!」

必死になって制服に興味などないことを主張する二人(^^;。

幸「制服はどこのが人気なんですか?。やっぱ女学館とかでしょ?。
  桜井さん、ルーズソックスとか好きでしょ」
桜「今時ルーズソックスなんて誰も履いてないでしょー」
幸「じゃぁ何履いてんの?」
桜「こういう・・・紺のハイソックスですよ!。
  ここんとこ(サイド)に学校のイニシャルが入ってたりしてね。
幸「ほら、詳しいじゃないですか!。ほら!突っ込め!突っ込め!(←客席にけしかける)」

桜「アナタは《座高》の高い車に乗ってるから見えないんですよ。
  ほら、ワタシ普段背の低い車に乗ってますから、見えちゃうんですよ」
幸「あ、それヤバイんじゃないですか?(笑)。
  もっと(両腕を大きく広げて)こーんなに大きなタイヤ付けちゃえばいいじゃん」
桜「それおかしいだろ!。こーんな大きなタイヤにペッタンコの車体じゃ!」

幸「今の時期の京都は高校生の人口が多いでしょうね」
桜「修学旅行とかでね」
幸「これからもっと多くなりますね。これからがシーズンですから。
  桜井さん、修学旅行はどうでした?」
桜「・・・・・(沈黙)」
幸「?」
桜「今、修学旅行の話になって、マズイと思ったんだよ。
  それで黙ってたんだけど(▼▼)」

幸「桜井は修学旅行横浜だもんな。小学校の時が東京だろ?」
桜「・・・(▼▼)。
  何にもわかんないで『アヘヘヘ〜(@▽@)』なんて感じで
  お寺とか見たってしょーがないでしょー。
  わかるようになってから見にいけばいーんです!」
幸「誰もそんな顔=(@▽@)はしてないでしょー(笑)」
桜「大体、アナタ修学旅行でどこ行ったか憶えてます?」
幸「憶えてるよ・・・・・・(沈黙)
  あ、苔寺行った!苔寺!。あそこホントはなんてぇの?」
客「西芳寺ー!」

幸「この方(高見沢)はそういうのに詳しいですよね」
桜「詳しいね〜。神社仏閣」
幸「それじゃお呼びしましょう、高見沢さーーーん!」

やや間が空いた後、手を振りながら出てくる王子。
衣装は千葉の時と同様真っ白な上下。
ちなみに今日も髪は巻いているけれど、湿気が多いせいか
ゆる巻きになっていて、アタシ的にはこれくらいがカッコイイなと思う。

幸「今日の袈裟は真っ白ですね」
高「これ袈裟じゃない(^^;」
幸「どうですか?。京都ではやっぱりあちこちお寺に行ったりするんですか?」
高「うー・・・ん、時にはね」
幸「好きなお寺とかあるんでしょ?」
高「僕は金閣寺が好きだねー。あれはね、金箔が貼ってあるんですよ」
幸「箔が!」
高「そう、僕のMac(Book)と同じのが貼ってあるんです」
幸「銀閣寺は?」
高「あれは銀じゃないもん。チャー(茶)だもん」
幸「チャーですか」
高「Charじゃないよ。茶!。・・・気絶するほど生臭い・・・
  (微妙なウケ方の客席に)オイオイ、ついてこいよみんな!(^^;」
幸「ちゃんとついてきてくださいよ!、回転早いですからね!(笑)」

銀閣寺=チャー閣寺の話が出たら、きっとCharのネタが出るだろうと思ったよ(笑)。
しかしこの期待通りの展開がまた嬉しい。

高「あれはね、外国の方が見ても『Golden Temple』と言ってね・・・」
幸「えっ、金閣寺ってGolden Templeていうの?」
高「いや・・・知らないけど(^^;。
  金閣寺は遠くから観た方がいいんですよ。近づいて見るとあんまり・・・。
  (坂崎は)金閣寺見たことあるか?」
幸「あるよ。修学旅行で行った」
高「それじゃダメだよー」

幸「金閣寺、行ったけど見えなかった。
  前のヤツがでっかくて見えなかった。椎名ってヤツがでかくて(笑)」
高「おまえ、そんなにちっちゃかったのか?」
幸「中学で身長20cm伸びたんだから。
  中学に入ったときは139cmだったんだけど・・・」
高「えぇっ?!そんなにちっちゃかったの?」
幸「うるさいよっっ!!!。それで1年で7cmずつ伸びて、だから3年で21cm。
  その後高校入って3〜4cm伸びて164cmくらい。
  これくらいが丁度いいんだよ。大きすぎず。膝も痛くならないし!」

高「・・・清水寺とかも行ったことあるだろ?」
幸「あ、行った行った!。舞台から飛び降りた!」
高「飛び降りれない(笑)」
幸「あぁ!あと、長谷寺!」
高「長谷寺は奈良だって!(^"^;」

長谷寺と言えば、アタシゃ鎌倉かと思ったよ。

幸「修学旅行の時、他の学校のヤンキーみたいなのにさ
  『オゥオゥオゥオゥ!』とかって・・・」
高「ガン飛ばしたの?」
幸「飛ばさない!(笑)。オレがガン飛ばしたって全然迫力ないじゃん。
  ちっちゃくて見えねーって(笑)」

幸ちゃん自分で言うようになっちゃったよ(^^;。

高「桜井は修学旅行は・・・あ、行ってねーんだよな!(笑)。
  ・・・でも桜井も知ってるお寺とかあるだろ?」

それまでステージの後ろの方に立っていた桜井さん。
ゆっくりとマイクに歩み寄り・・・

桜「あのさー・・・」

と、言いかけたのだが・・・
そのゆっくりとし歩み方が、
王子には桜井さんが物凄く気取って格好つけていたように見えたらしく・・・

高「ちょっとまて!!!(^"^;。
  ・・・オマエさー!、こーやって(と真っ直ぐ歩きながら)普通にくればいーじゃんか!。
  なんでこんな風に来て(とクネクネと肩と腰を振りながら)『あのさー』って!!!」

この、桜井さんの歩き方をマネした王子の歩き方が面白すぎて大ウケ!!!(^凹^)。
いくらなんでんも桜井さん、そんなにクネクネ歩いてない。
文字では的確に表現できないのがなんとももどかしい(笑)。

桜「いや、こっちに音が来てないんだよ。
  だから君たちの会話、全然聞いてなかったんだ」
高「(ステージ袖のスタッフに向かって)あ、あっちにも音入れてやって〜」
桜「で、なんの話?」
高「知ってるお寺あるか?って」
桜「あるよ、鎌倉の・・・」
高「京都だって言ってんだろ!!!」
桜「オレさ、(鎌倉の)鶴岡八幡宮に行って大仏探したけどなかったんだよ」

・・・そりゃねーわ!。

桜「オレ昔、坊さんに追っかけられたことがあってさ!」
幸「あ、わかった、!。賽銭泥棒!」
高「えええーっ?!ホント???」
桜「(▼▼メ)・・・やってませんよ!。
  なんでかってーと、こーゆーでっかい鐘あるでしょ、
  《ついちゃいけません》って書いてあるのに、ゴーン!ってついちゃったの。
  そしたらオレの前に別のヤツがついてて、坊さんがそこに来てたわけ。
  それで、境内の中ずーっと追いかけてきたもんな!」
幸「不運だな〜。また桜井の不運ネタが増えたな(笑)」

確かそれ以来桜井さんはお坊さんが嫌いになったんだとか?。

高「お坊さんのことキライなの?。
  わかった。知り合いのお坊さんに言っとく」
桜「いーよ、全然。オレ仏教徒じゃないもん」
高「えっ?!、仏教徒じゃないの?。じゃぁ何?」
桜「オレ、ヒンズー教だもん」
高&幸「ヒンズー教???」
幸「だから黄色いの着てんの?」
高「ヒンズー教って黄色いのなの?」
幸「知らない!(^^;」

この桜井さんヒンズー教徒発言にやたらとウケる王子。

幸「あ〜ぁ、高見沢(ツボに)入っちゃった。もうちょっとすると漏らすぞ(笑)」
高「(笑)・・・ヒンズー教って、ゾウが神様なんだよな」
幸「そうなの?。それはアフリカ象?、それともインド象?」
高「そりゃやっぱりインド象だろ」
幸「じゃぁ、こ〜ゆ〜の(牙のこと)ないんだ?」
高「そうなの?。インド象って(牙)ないの?」
桜「そこんとこハッキリしてくれよ」
幸「どうんなんだ?」
桜「お前らインターネットで調べろよ!」
高「自分で調べろよ!」
桜「だって、持ってねーもん!!!(▼▼)」

ハァーー!!!(≧▽≦)、なにこの会話!(爆)。
コンサートのMCでする会話じゃないよ!!!。アフリカ象とかかインド象とか!!!。
もうどーでもよくて面白すぎ!。

幸「・・・そろそろ曲の方に行きましょうか。
  なんで曲に入れないって、高見沢がギター持って来ないからだ!」
高「あぁ、そーか(^^;ゞ」

ギターを構えた王子だが、

高「あー、歌いづれぇ!」
幸「ここにも坊さんがいますけどね(笑)」
桜「チベットの方で大変らしいですよ」

もーいーから!(^"^;。

幸「それでは、曲の方に行きたいと思います。
  “ あなたの歌が聞こえる”

間奏で、幸ちゃんと王子のギターがツインになってハモるところを
よーく見たくて、双眼鏡取り出してジッッッ・・・と見てしまった(^o^;。

“Wonderful Days”から“SAVED BY THE LOVE SONG”
千葉で観た時に、今回のセットリストは自分好みだけど
グッと来たりウルッと来たりするところはないなと思っていたんだけど、
今日の“SAVED BY THE LOVE SONG”は実にグッと来た。
特にラスト付近の転調また転調で徐々に盛り上がっていくところ。

曲が終わると、ステージが暗転。
暗いステージの片隅でペットボトルの水を飲む王子。
その間、「王子ー!」「高見沢さーん!」などの声援が飛ぶ。
「おーーーーーーじーーーーーーー」という間延びした声援に、
口の中に入っていた水を思わず吹き出しそうになった(と思われる)王子。

それを横で見ていたただすけくんが大ウケ。
口に手を当てて、お上品に笑うただすけくんがなんかカワイイ。
これに限らず、ただすけくんの所作をみていると
「きっとお育ちがいいんだろうな〜」などと思えてくる。
結構イイとこのお坊ちゃんなんじゃないかなーなんて(勝手な想像^^;)。

高「ハイ、どーもありがとー。
  “SAVED BY THE LOVE SONG”という曲をお贈りしましたー。
  その前にやったのが“Wonderful Days”、
  で、その前にやったのがー・・・(沈黙)・・・“あなたの歌が聞こえる”ですよ」

高「“あなたの歌が聞こえる”は1985年の曲で、
  “SAVED BY THE LOVE SONG”は
  '81年の『ALMIGHTY』というアルバムに入っていた曲、
  そして“Wonderful Days”は、今年の大阪国際女子マラソンの
  イメージソングということなんですけどねー、
  '80年代の曲と、2000年代の曲が共存しているという!
  これがまさにアルフィーという感じがするんですけどね」

高「“SAVED BY THE LOVE SONG”は、愛の歌によって救われた、ということですが
  これはライブハウス時代からやってた曲で
  最初は“大地”ってタイトルで、物凄く大仰な詞だったんですけどねー。
  まぁ、今でも同じくらい大仰か・・・(^^;」

高「『ロックばん』というラジオ番組で
  《名言・男の美学》というコーナーがありまして
  いろんな偉人さんの名言を紹介してるんですが
  偉人さんというのは、愛についてはかなり屈折してる方が多いんですねー(笑)」

高「いろんな名言がありますが
  例えば、イゴール・ストラヴィンスキーという人の名言は
  《愛より も強い力が他にあるだろうか?》。
  ・・・愛が一番強い!ということなんでしょうね」

で、確かもう一つ誰かの名言を紹介してたんだけどそれは忘れた(^^;ゞ。

高「それから、こんなことを言った人もいます。
  《男の顔は履歴書 女の顔は請求書》・・・。
  これを言ったのは、藤本義一さんなんですけどねー」

高「僕なんかは、はやり映画や本を通じて愛とは何か考えることがあります。
  例えば本で言ったら、サガンの『初恋よこんにちは』」

お・・・王子、それを言うなら『悲しみよこんにちは』ではっっっ(^^;(^^;(^^;。

高「映画だったら・・・『ある愛の詩』」

ここで幸ちゃん、『ある愛の詩』のテーマソングをアコギで奏でる。

高「・・・愛とは決して後悔しないこと・・・。
  それから、『ロミオとジュリエット』」

また幸ちゃん今度は『ロミオとジュリエット』のテーマソングを奏でる。

高「・・・愛とは決して後悔しないこと・・・。
  あとは『小さな恋のメロディ』」

またまた幸ちゃん“メロディ・フェア”を演奏。

高「・・・愛とは決して後悔しないこと・・・(^^;。
  それと・・・『フレンズ』」

ここで、ついに幸ちゃん固まる。
『フレンズ』という映画についてはご存じないらしい(笑)。

高「君、アドリブに弱いの知ってるけど
  なんかテキトーにmaj7かなんか弾いとけば誰もわかりゃしねーんだから!(笑)」
幸「じゃ・・・こんな感じ?(とマイナーコードを♪ジャラ〜ン)」
高「マイナーじゃなくて、メジャー!!!(^"^;」
幸「メジャーか。じゃぁこんなのか」

と、とても『フレンズ』って感じじゃない
♪ズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッ・・・
という軽快なリズムを刻む幸ちゃん(^^;。

高「それちょっと違う(^^;」
幸「『フレンズ』ってどういう映画?」
高「桜井も観てますから。桜井、『フレンズ』ってどういう映画?」
桜「若い二人が大人に認められず、二人でどっか行っちゃうって・・・
  『小さな恋のメロディ』、あれと同じ。あれのフランス版。
  フランスのアルルが舞台なんですよ」
幸「アルルってフランス?」
桜「アルルってのは、ゴッホがいろんな絵を描いたとこだよ」

ここで王子咳き込んで見せるも、誰からも突っ込み入らず・・・。
数秒後、幸ちゃんがハッと気付いて

幸「今、高見沢、ゴッホゴッホって咳したんだろ?(笑)」

分かってもらえてちょっと嬉しそうな王子。

高「桜井は純愛もの好きだよなー!」
桜「大好き!!!」
幸「『金色夜叉』は?」

と、またまたまた今度は『金色夜叉』のテーマソング?を演奏する幸ちゃん。

桜「あ、オレ和物はダメだったんだよ〜」
幸「え?、和物だめなの?。オレ結構好きなんだけどなぁ『金色夜叉』。
  熱海の海岸でさー・・・」
桜「オレ一時期ホンットに和物がダメでさ。
  ちょんまげとかそういうの大嫌いで!。
  だからお相撲とかも一時期大嫌いだったんですよ。
  今は好きですよ。
  だーって、『はっけよいのこった』ですよ?。
  こんな軍配なんか持っちゃって何やってんでしょう(笑)。
  面白いゲームだよね」
幸「ゲームなのかよ?(笑)」

高「フレンズはDVDにもなってますから、よかったら借りて観てみてください。
  ・・・アルフィーのCDは借りちゃダメだぞ!(笑)」

と言うわけで、ちょっと調べてみたところ
おそらくコチラがその王子ご推薦?の『フレンズ』と思われる。

フレンズ ポール&ミシェル

フレンズ ポール&ミシェル

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD


高「それでは、アルフィーの愛の定義をお贈りします。
  まずはこの曲から・・・“愛の鼓動”

やっぱりテンポの早い“愛の鼓動”。
ここでのツボは、やはり“間奏で見つめ合う王子とただすけ”の図である。
間奏の後半になると、王子やおら後ろのただすけくんを振り返り
ただすけくんも首を王子の方にやや傾け、
ジッと目もそらさずに王子の顔を見つめ続けながら演奏する。
ワーッ、何故か見てるこっちが恥ずかしいぞ(爆)。

というか、ただすけくんという人はどうもアイコンタクトが好きなのか
幸ちゃんと目を合わせているときもあるようだし
反対側のタローさんの方を見ていることもよくある。
(桜井さんとはないのかって?。うーん、よくわからん^^;)。

“ONE LOVE”のイントロが始まると客席は再び総立ちに。
イントロや間奏の♪アアア〜! アアア〜!が小気味良い。
それと♪後悔の爪痕は〜 今でも消えない〜・・・の後の
♪ウーウーウー↑・・・ってコーラスがスゴク好きなんだよね〜。

そしてただすけくんのピアノ。
千葉の時は山石さんとの違いというのはそんなに意識しなかった・・・というか
気にならなかったんだけど、改めて聴いてみると
ただすけくんのピアノは非常に流麗な感じがする。
絶え間なく静かに流れる川みたいな感じだ。
一方、今思い返してみると、山石さんのピアノってのは“キレ”がいい。
どっちも個性だから、どっちが好きかってのは一概には言えない。
この曲は山石さんの方が良かったなってのもあれば
ただすけくん、この曲うまいなぁと思うものもある。ま、いろいろだ。

その「うまいなぁ」がこの“Nouvelle Vague”のイントロなのである。

そうそう、この曲ではイントロおよび間奏の
♪ジャジャジャ↑ジャジャジャ↓ジャジャジャ↑ジャジャジャ↓・・・ってところで
上半身を倒し気味に前後に振りながら、リズムを刻む姿がアタシ的にツボである。

“LOVE”の見どころはやはりGソロ。
1曲目の“孤独の美学”でもそうなのだけど
王子の見せ場Gソロがある曲で使うギターがNeal Schonモデルというのが嬉しい。
そして最後に♪ウィィィィィ〜〜〜〜ンと引っ張った後のキメポーズ!!!。
照明が逆光になって王子のシルエットが浮かび上がる。
王子の右腕が上に上がってこういうカタチ→┗ で静止しているのがカッコイイ。
(わかりづれっ^^;)。

“確かにFor Your Love”
うーむ・・・。どうしてもワンコーラスめのサビで王子が裏声なのがイヤだ(笑)。
ワンコーラスめはソフトに裏声で、ツーコーラスめは力強く地声で、
と、メリハリを付けているのかも知れないけど
やっぱりあそこは地声で歌って欲しいと思うのだ。
(声が出ないわけじゃないんだからさ)。

などと不満を漏らしてはいても
♪せ〜めて〜・・・きみ〜より・・・
の時に、王子の手が前に伸びてこっちに向かってたりすると
ちょっとドキドキしたりなんかする。
王子にしてみりゃテキトーに前の方に手ぇ出してみただけなんだろうけど
勝手にドキドキさせていただいたりなんかする(笑)。
つくづくファンってやつはある意味シアワセな生き物である(^o^;。

本編ラストは“Lifetime Love”
CDを聴いているときから、つまりライブで観る前からなんだけど
♪愛してるんだと 叫んでみろーーーの時に
      ↑ココと  ↑ココ に入るチョーキングがスゴク好き。
特に2回目のチョーキングの、ちょっと低めの妙な音が本能的に心臓に来る(笑)。
生で聴いている時も、いちいち心臓に来て大変だ。

千葉で聴いた時は、最後のGソロも対して長くなく
あっと言う間に終わってしまったという印象だったのだけど
今日改めて聴いてみると、そうでもない。
なんで千葉ではあんなに短く感じたんだろう?(-"-?。
まさかこの曲が本編ラストだとは思ってもみなかったから・・・だろうか。

しっかし・・・MCの長い本編だったな・・・(^^;。
いや、その長いMCが好きなんだが・・・(笑)。




《TO BE CONTINUED...アンコールへ続く》
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コメント 4

なおち

お疲れ様でしたm(__)m
昨日は京都も天気が良かったみたいですが、観光も
楽しめましたか?今日は午前中は雨みたいですが、
またそちらの方のレポも楽しみにお待ちしております(^^)
by なおち (2008-04-24 08:51) 

あかきよ

梅ちゃんの

本編ラストは“Lifetime Love”。
CDを聴いているときから、つまりライブで観る前からなんだけど
♪愛してるんだと 叫んでみろーーーの時に
      ↑ココと  ↑ココ に入るチョーキングがスゴク好き。
特に2回目のチョーキングの、ちょっと低めの妙な音が本能的に心臓に来る(笑)。

わかります!!!!
私もです!!!!

広島で!!!!!!
by あかきよ (2008-04-26 21:58) 

梅屋千年堂

>あかきよちゃん
あっ!あかきよちゃんも分かる???。
あれ、な〜んか気持ちいいよね(笑)。
よし、広島で一緒に生チョーキングを堪能しよう!。
by 梅屋千年堂 (2008-04-26 22:49) 

梅屋千年堂

《追記》
王子がMCで言った名言・・・
もしかしてこれだったっけ?
『安定は恋を殺し、不安は恋をかきたてる』by マルセル・プルースト。

(以上、名言.com調べ・・・笑)
by 梅屋千年堂 (2008-04-28 01:11) 

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