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エラゴン 遺志を継ぐ者 [Music,Movie&Musical]

久々に映画を観てきたよ。
それは『エラゴン 遺志を継ぐ者』。

以下、映画の内容に関するネタバレを含みます。
今後『エラゴン 遺志を継ぐ者』を
観に行く予定の方はご注意ください。

去年の暮れに公開されたこの映画。
確か『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』を観に行った時に
予告編を観たんじゃなかっただろうか。
もういかにもアタシが好きそうなファンタジー冒険活劇だ。
「これは是非観たい!」という気持ちと
「でも案外期待はずれかも(^^;」という気持ちが交錯したまま
バタバタと12月が終わってしまい、結局年内には観られずじまい。
火曜日の朝、出勤前に突然「明日(17日)観に行こう!」と思い立って
ワーナーマイカルみなとみらいでe席リザーブ。

もしかして、もう終わっちゃってるかも?!と思ったけど、まだ公開中だった(ホッ)。



かつては平和で繁栄を極めていた架空の国・アラゲイジア。
今は邪悪な暴君によって支配されている。
そんな国の片隅の農場で育った17歳の少年エラゴンが
ある日ドラゴンの卵を手にしたことをきっかけに
伝説のドラゴンライダーとして生きることになり
様々な運命に翻弄されながらヒーローとして成長していく・・・

・・・という、まぁーとってもありがちなストーリーである(笑)。
更に、

・田舎で育った平凡な少年が
 ある日突然世界の命運を分ける戦い巻き込まれる。
・ドラゴンの卵を手に入れたことで暴君から命を狙われ、
 育ての親である叔父さんを暴君の手下に殺される。
・隠遁生活を送っていたかつてのドラゴンライダーが
 彼の師匠になる(で、途中で死んでしまう)。
・美しい王女との出会い。
・主人公にはなにやら出生の秘密が隠されている。
・山奥に隠れて暴君の打倒を密かに窺う反乱軍の存在。
・悪玉側は、暴君である帝王の下に妖術使いの寵臣がいて、
 こいつがめちゃめちゃ手強い。

・・・というこのシチュエーション。
なにやら『スター・ウォーズ』旧三部作とそっくりではないか!(笑)。

更に更に、

・美しい王女=種族はエルフ。
 しかもエルフ族は西の海から銀の舟でやってきたという設定。
・古代エルフ語が物語の中で多用される。
・ドワーフも登場。
・気持ちの悪い外観の悪玉兵士。

このあたりはまるで『ロード・オブ・ザ・リング』じゃないか?!。

・・・なんなんだ?この映画・・・(^^;。
一体誰よ?、原作書いたの。

と思っていたら、原作は

エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉

エラゴン 遺志を継ぐ者―ドラゴンライダー〈1〉

  • 作者: クリストファー パオリーニ
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本

という作品で
著者のクリストファー・パオリーニは17歳で
この物語を書き上げたらしい。

あぁ〜・・・なんとなくわかる気がするなぁ。
ファンタジー小説好きの少年少女が
「自分でもこんな物語を書いてみたい!」っていう
純粋な動機で書いた物語って感じが確かにするよ。

原作を読んでいないから
あんまりいい加減なことを言ってはいけないけど
映画を観た限りは
「17歳が作った物語だよなぁ〜・・・」という感じは否めない。
もう、ありとあらゆる場面で《次の展開》が読めてしまう。
裏を返せば、ディズニー映画並に“安心して観ていられる映画”とも言える(笑)。

場面場面の映像はとても美しい。
ロケはハンガリーとスロバキアで行われたらしい。
衣装や小道具も凝っている。
CGなどの特殊効果はILMとWETAによるもので、
この2社が手を組んだらそりゃもうスゴイものが生まれるに決まっている。

でも!!!

やっぱり『ロード・オブ・ザ・リング』三部作には
全ての面において及ばないな〜という気がした。
まぁアタシが特に『ロード・オブ・ザ・リング』贔屓だってこともあるんだろうけど
いやいやあれほどの映画は
やはりなかなか作れないものらしい。

この《ドラゴン・ライダー》シリーズ、
続編に是非期待したいところである。

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『エラゴン 遺志を継ぐ者』の公式サイトは
http://movies.foxjapan.com/eragon/

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ちなみに今回予告編やチラシで気になった今後公開される作品はこんな感じ。

『マリー・アントワネット』

『ハッピーフィート』

『ナイト ミュージアム』

『スパイダーマン3』

特に『ハッピーフィート』は是非観たい!(笑)。
あと、『不都合な真実』も興味アリ。

そういや『パイレーツ・オブ・カリビアン』の完結編は
予告もチラシもまだなかったなぁ・・・。


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コメント 6

しゃち

エラゴン見てきたんですね。
私は予告編見てどうしようかなぁと思ってたんだけど、見に行くことはなさそうかも。。。

しかし、映像がきれいなんですね。
とすると、映画館で見た方がいいのかしら。。。
悩んでいるうちに、上映が終わるパターンだなきっと(爆)
by しゃち (2007-01-21 01:52) 

あかきよ

私も正月にみました!
一番の感想は
「え、続くの!?」
でした・・・★
by あかきよ (2007-01-21 12:56) 

ありんこ

今年初の映画鑑賞かしら??
私もちょっと気になる作品です。(うちはいつもの通り、レンタルだろうなぁ)
原作は17歳の作品なのですね。
それは・・・・なんとなーくどんな感じか判るなぁ(^^;
自分でもその頃書いていた作品は、今見ると笑ってしまう感じだし。でも、たくさん書いていただけ、あの頃の文体の方が、今の自分が書くより、大人びていたりする気がします。
原作やそれ以外の作品は読む予定ですか?そしたらまた感想聞かせてくださいねー。
私はそろそろナルニアを読もうと思っています♪
by ありんこ (2007-01-21 17:38) 

梅屋千年堂

>しゃっちゃん
そ〜ね〜。レンタルでも十分かも?!(小声)。
でも劇場の大スクリーンで観た方がそりゃ迫力はありますよ。
1800円出すのはビミョーですが
レディースデーなどに1000円で観る分には
丁度良いかもしれません(^^;。

>あかきよちゃん
最初から三部続けるつもりで作ってるみたいですが、
この一作目の盛り上がり方(の地味さ)を見る限り
ダイジョブなのかなぁ〜、続編作れるのかなぁ〜と
他人事ながら心配になってます(笑)。

>ありんこさん
ストーリー展開読めまくり〜!と思いつつ、
一応いづれ原作もチャレンジする予定ではいます。
(いつになるかは分かりませんが^^;)。
ナルニアもなかなか面白いですよ。
しつこいようですが、ラストがある種衝撃的です!。
是非読んでみてくださいね。

昔自分が書いた文章って恥ずかしいくらい稚拙だったりするけど
その中に時々自分でも「えっ?!・・・アタシってなかなか詩人?!」
って思うようなこと書いてたりすることってない?(^o^;。
昔の日記などを読んでると、
アタシってこんなこと考えてたんだ〜!と驚くことがたま〜にあります。
by 梅屋千年堂 (2007-01-22 00:26) 

ありんこ

>そうそう!
こんな言葉(難しい単語など)知っていたんだ、私!!みたいな驚きとかあります。(笑)
日記、手紙の類は・・・物語よりさらに恥ずかしいかもー!!
日記は自分で持っているからいいとしても、手紙は友達がもう持っていないことを願いつつ、自分はしっかり持っているあたり・・そろそろ焼却したほうがお互いのためかしら??

ナルニア、では今週図書館行って借りてきますね~。
「あかんべえ」も、その他もろもろも読み終わり、売りに行こうとしている本の読み直ししようかってぐらい実は暇だったりする・・・。
by ありんこ (2007-01-22 13:01) 

梅屋千年堂

>ありんこさん
アタシも10代の頃、文通したり交換日記したりしてたから
その手のものはか〜なりたくさん残ってるよ(^o^;。
交換日記の相手だった友達に「まだ日記とってあるよ」と言うたびに
そんなもん早く捨てろー!と怒られるんだけどね(笑)。
でもアタシの場合、
それだけ古いものだと、もはや自分が書いたって実感ないんだよね。

ナルニア、ありんこさんならきっとすぐ読み終わると思う。
是非とも感想を聞かせてね〜。
by 梅屋千年堂 (2007-01-23 00:05) 

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