SSブログ

湯豆腐と南禅寺 [JOURNEY]

最高に楽しかった3泊4日関西ツアーも早いもので最終日。

いつもだったら旅の最終日は何処へも行かず
そのまま帰途につくことが多いのだが
今回せっかく《秋の京都》に来たわけだから
ちょっとくらい観光して帰ろうと決めた。

しかし11月3日は、世間的に言えば3連休の初日。
京都なんて何処へ行ったって混雑しているに決まっている(-_-;。
ゆっくり落ち着いた寺巡り・紅葉見物なんて絶対ムリ!。
だから適当にブラブラして、どっかで湯豆腐でも食べて帰ろうと思った。

で、何処へ行くか。
15時には帰りの新幹線に乗るために駅に戻ってないとマズいから
あまり遠出はできない。
初めて行くようなところへ行って迷子になっても困る。
そんなワケで比較的何度も訪れている南禅寺方面に行ってみることにした。


地下鉄東西線の南禅寺最寄り駅・蹴上から徒歩約7分。
う〜ん・・・やっぱり道中人だらけだ。
これは、この界隈で豆腐を食おうというなら
今のうちに食べておいた方がいいかも知れない。

最初はこれまた以前入ったことのある
順正とういう店へ行こうかと思っていたのだが
南禅寺へ向かう道の途中で八千代という店が
300円引きのチラシを配っていたし、
今のところお店はさほど混んでおらず、すぐに入れそうだったので
早々にこの店で手を打つことにした。

お座敷や掘り炬燵の席もあったんだけど
もうブーツ脱ぐのが面倒臭いので(笑)、椅子席へ。
しかも空いているのをいいことに、
“お一人様”のクセしてお庭が見える窓際の4人席を分捕る(^^;。
窓からの眺めはこんなだ。

ちなみにこの八千代さんは旅館もやっていている。
江戸時代の作家・上田秋成の別荘だったらしい。

ここで湯豆腐“竹”(¥3,200)を注文。

いい感じに豆腐も温まってきた。

薬味をたっぷり乗せてハフハフしながら戴いた。

ホントはまだあんまりお腹は空いていなかったのだけど
それでもやっぱり京都の湯豆腐は美味しかった・・・。
京都で湯豆腐を食べると、なんだか体が浄化されるように感じるんだよね〜。
・・・明らかに気のせいだと思うけど(爆)。



湯豆腐でお腹も満足した後は、南禅寺散歩。
▼国の重要文化財・三門。

しかしやはり当然のことながら京都も紅葉はまだまだだ。

▼そしてこれが南禅寺境内にある水路閣。

詳しい説明はこれ↓を読んでね。

・・・って、そりゃ手ェ抜きすぎだろ(^^;。

つまり、琵琶湖疏水事業の一つとして明治23年に完成した水路橋。
現在でも現役で使用されているのである。
今まではこの水路閣を観ても「ふぅ〜ん」程度にしか思わなかったが
この水のスタート地点である琵琶湖を実際に観た後では
「あぁ〜、あそこから流れて来てるんだな〜」と
イメージを膨らますことが出来た。

先にも書いたように南禅寺には過去にも何度も訪れてきたが
三門の上に上がってみたことはなかった。
三門の上から下を見ている人達の姿が楽しそうだったので
今回はちょっと上がってみることにした。

500円払って、履き物を脱ぎ(こういう時ブーツは不便だ…)、
「これはハシゴか?!(@o@)」と思えるほどの急な階段を上がっていく。
高さ22mと聞いても、大したことないじゃんと思うかもしれない。

がしかし!

実際上ってみると思わず叫びたくなる
「絶景かな〜っ!」

そう、ここは歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」で
石川五右衛門が「絶景かな〜」と大見得を切る場所なのである。

その景色たるや、アタシのショボいデジカメでは到底伝えることは不可能だが
▼こんな感じで

▼こんな感じで

▼こんな感じで

▼さらにこんな感じだ。

三門の上はなんだかとっても気持ちが良くて
しばらくここに留まっていたいような気分だった・・・。

しかし、思っていたよりも時間があったので
更に永観堂まで足を伸ばしてみることにした。

《TO BE CONTINUED...》


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

ありんこ

遠い昔に、ここも訪れたことがあります~。
同じぐらいの時期かな?撮った写真は紅葉の水路閣だったような。
門にも上がったのだったかな~。母が石川五右衛門の話をしていたのは覚えています。それ以来こういう高い門を見ると、すぐこの石川五右衛門が思い出されます。
湯豆腐だけ食べていないのは確か! さすがに日帰りの子供連れだと連れて行く気はなかったようです(^^;味が判らないからもったいないしねー。
でも、京都のどこかの会館近くの有名なお弁当屋さんには連れて行かれたよ。
お弁当ってこういうものなの?とびっくりしました。お店は料亭みたいで、お弁当も三重ぐらいの重箱みたいなのに入ってたかな。懐石みたいな感じで。お昼のランチにしても高かった記憶があります。(そして好き嫌いの多い当時の私には食べられるものが少なくて、うどん屋のがいいーと文句を言ったのも)
by ありんこ (2006-11-10 11:27) 

梅屋千年堂

>ありんこさん
南禅寺にはありんこさんも思い出があるんですね〜。
アタシが初めて訪れたのは中学の修学旅行の最終日。
毎日の食事があまりにもマズすぎて辟易していたところ、
最後の最後にここで精進料理を戴いたんだけど
それがもう!サイッコーに美味しくて!!!。
あの店はいったいどこだったんだろう?と
いまだにここを訪れると気になってしまうんだよね・・・。

そうそう、京弁当ってもはや“弁当”じゃないよね(^^;。
おせち料理かよ?!みたいな感じ。
豆腐も懐石も子供にゃわからんよね〜・・・。
by 梅屋千年堂 (2006-11-10 22:25) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0