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若い広場・オフコースの世界 [K.Oda]

3月14日の記事で、オフコースのむか〜〜〜しのライブビデオの紹介をした。
あの映像を観ていたら、なにやら無性に当時が懐かしくなって
どうしても欲しくなり買ってしまったDVDが昨日到着した。

それか今日のタイトルにもなっている、このDVD。

Off Course 1981.Aug.16~Oct.30 若い広場 オフコースの世界

Off Course 1981.Aug.16~Oct.30 若い広場 オフコースの世界

  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2002/01/30
  • メディア: DVD

1982年1月3日に、NHK教育テレビでオンエアされた番組で、
その内容は、'81年の夏から秋にかけて、800時間を費やして行われた
アルバム『OVER』のレコーディング風景を追ったドキュメンタリーだ。

が、番組はそのレコーディングの前に行われていた全国ツアーの
武道館公演の映像から始まる。
曲は“愛を止めないで”。
当時はなんとも思わなかったけど、
(というか目の前で動くオフコースが観られるってだけで舞い上がってたし笑)
小田さん、若干(いや・・・結構)音がフラットしてている。
本人、今聴いたら多分ちょっとヤだろうな・・・(^^;。
でも、アタシは当時の小田さんの歌い方が昔も今も大好きだ。
下手に技巧に走らず直球勝負的な、あの歌い方。
そして表情はと言えばニコリともせず始終真顔、と・・・(笑)。


本題に入っていきなり話が逸れるけど、
82年1月のオンエア当時、先日(3/14)の記事でも書いたように
我が家にはまだビデオデッキなどという道具は存在しなかった。
しかし、どうしてもこの番組のシーンと音声を
手元に残しておきたかった中学2年生の梅屋千年堂。
少ない脳味噌で一生懸命考えた。

そして行き着いた策は
・音声はテレビ音声をキャッチ出来るラジカセで録音。
・映像は、テレビの前に父の一眼レフを設置して
 ここぞというシーンをスチール撮影。

こんなことしてたら、肝心の番組内容が頭に入ってこないんじゃ?と心配になるが
当時のアタシのオフコースに対する愛はタダモノではなかったらしく(笑)
結構ちゃんと憶えていて、翌日以降友達と「あんなこと言ってた」とか
「こんなことしてた」とか番組に関する話題で盛り上がった記憶がある。
テレビ画面を撮影した写真も、探せば絶対出てくるはずだ。

そして初オンエアの何ヶ月か後に、再放送があった。
この時は既に我が家にはビデオデッキがあったので
もう、この再放送は嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
当時販売されていたものの中で
最もハイグレードなテープを買ってきての気合いの録画!。
このテープは今でも「出して」と言われたら
直ちに「ハイよっ!」と出せる場所にある。

とにかく当時のアタシにとっては、
【動くオフコース】を観ることが出来る数少ない機会だったので
この番組を録画したビデオは、そりゃもう繰り返し繰り返し視聴したので
メンバーの会話を憶えて
友達と物真似コントが出来るほどだったのだよ(笑)。


話を番組内容に戻そう。

ライブ映像の後、映像は練習スタジオへと切り替わる。
小田さんやヤッさんが持ち寄った、まだコード進行程度しか出来ていない曲を
5人のメンバーが「あーでもない」「こーでもない」と
イメージを膨らませながら徐々に一つの曲として構築していく。

御存知の方も多いと思うが、
オフコースは最初は小田和正と鈴木康博の2人でスタートし、
(正確に言えばスタートは3人だけどね)
その後何年も経ってから清水仁、大間ジロー、松尾一彦の3人が加入して
最終的なバンドのスタイルになったグループだ。

だから小田・鈴木の2人に対して、後から加入の3人は
少なからず“引け目”みたいなものがあったのかな〜なんて思っていたが
いやいや、この番組のレコーディング風景を観る限り
5人はまったくの同等の存在。
小田さんやヤッさんに、他の3人が臆せず意見する姿は実に興味深い。
まぁ、'81年なら3人が加入して既に何年も経ってる頃だから
当然と言えば当然なのかも知れないけどね。
しかもなにしろ5人とも《プロ》のミュージシャンなんだし。

そうそう!このDVD観ていて思い出したけど、
この頃の小田さん、いつも右手の薬指に
結構ゴツい指輪をはめてたんだよね。
確かリングには《K.O》だか《K.ODA》とか刻印されてたんじゃなかったっけ?。
「あの指輪は一体ナニ?」とファンの間で物議を醸したような記憶が(^^;。
今思えば、小田さんが指輪なんぞはめてたって事実が
ちょっと意外な感じだ。
いつの間にか外しちゃったけどね・・・。

しばらく後、レコーディングは場所をフリーダム・スタジオに移して
本格的に楽器の演奏や歌入れが行われる。
まだ仮歌状態の“哀しいくらい”の歌入れ風景が流れるのだが、
最終的な完成形の“哀しいくらい”とは、
似て非なる未完成のメロディと歌詞を真剣に歌う小田さん。
あの仮歌がいつどのようにして、あの美しい完成形に至ったのか
その過程はこの番組では触れられていないので、すごく不思議な感じだ。

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・・・と、DVDの感想書いてたら
なにやら今回もすごーーーーーくながーーーーくなりそうになってきたので、
今日のところはここまでにしておきます(^^ゞ。

続きはまた後日ってことで〜。


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