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たしかなこと【2】 [READING]

昨日、『たしかなこと』の感想を書きながら
う〜む、これは1日では語り尽くせない…2夜連続にしよう!と思ったのはいいが
いざ、続きを書こうと思うとなかなか難しい(^^;。

そういえば、この本を読み始める前に
実はこんな本に目を通していた。
『オフコース/Three and Two』(八曜社刊)。
オフコースのメンバー5人の単独インタビューや、オフコース・ストーリー、
小田・鈴木と元赤い鳥の山本俊彦(山本潤子の旦那)との対談、
オフコースのメンバー5人の座談会と、盛りだくさんの内容である。

昭和54年10月30日第一刷発行、とある。
従って小田さん32歳当時のインタビューが載っている。
約四半世紀も前の小田さんが、果たしてどのように変わっているのか…
そんな興味もあって読んでみたのだが・・・
小田さん、変わってない・・・(^^;。
まぁ32歳なんて、もう立派な大人なワケで、
人生におけるモットーみたいなものがそんなにコロコロ変わられちゃ
まるで信用できない人間ってことになっちゃうから、当然といえば当然なんだが。
で、この時のインタビューだけでは理解し得なかったことが
25年の時を経て、この『たしかなこと』で補足されている、という感じがした。

ま、それはさておき・・・
東北大学の学生時代の話などは
「小田さんも単なるアホな学生だったんだな〜(笑)」と思わせるような
微笑ましい(?)エピソードも『たしかなこと』には描かれている。
小田さんがせっかくタケノコご飯作ったのに
一緒に部屋借りてた相棒が、無断で外食して帰ってきたんで小田さんがキレた、とか、
毎晩シチューばっかり食ってたんだけど、飽きてきたから
そのシチューをおでんにして(シチューのままおでんにしたらしい?!)、
そのおでんに飽きたらまたシチューに戻した、とかいう「?!」な話など。
なんだかこういう話を聞くと・・・ちょっと安心する。

こんな話まで引き出すとは、インタビュアーの小貫氏もスゴイ。
小田さんについて、ものすごく勉強、というか研究してきたな、と感服してしまう。
まぁ、小田さんはツマンナイ質問するヤツには昔から冷たいからね(^^;。
小貫氏と小田さんがどれほどの関係なのかは知らないが、
初めのうちは相当緊張したんじゃないだろうか。

また、この本にはオフコース再結成についての話も書かれている。
巷では、オフコース再結成を望む声が多いと聞くが、それってホントなんだろうか?。
店主としては、再結成・絶対反対!
再結成って、なんだか商業的なニオイがプンプンでイヤなのだ。
久しくメディアから遠ざかっているメンバーの、
変わり果てた姿(笑)を見てガッカリするのもイヤ。
昔の曲を軽くアレンジされちゃうのもイヤ。
オフコースにだけは、【伝説】を守り続けて欲しいのだ。

昔の曲をアレンジ、と言えば
オリジナルアルバムよりも、
セルフカバーアルバム(LOOKING BACK)の方が売れたもんだから
「みんな新曲とか聞きたがってないな」とか
「みんな昔の曲で昔の自分に浸りたいんじゃん」とか
「もう新しいのはいらないのね、みんな」なんて
小田さんは感じたそうなんだが、世の中そんなファンばっかりじゃ〜ナイ!。
例えばアタシなんかは、
「昔の自分に浸りたい時は、昔の曲をそのまま聴くから
 別に新しくアレンジしなおさなくてもいいです。
 その代わり、新しいのバンバン作ってください」
なんて思うのだ。

ま〜、ファンなんてのは勝手なモノで
新曲満載のオリジナルアルバム出たら出たで
「な〜んか似たような曲ばっかだなぁ・・・小田和正の才能もついに枯渇したか?!」
なんて超失礼なことをほざいたりするんだけどね(^^;。

と、なんだか全然読後感想文じゃなくなってしまったけど
そんなワケで(どんなワケ?!)、小田さんにはまだまだ頑張って欲しいのである。
そして小田さんの生き方・考え方には見習うべき点がいっぱいあるので
アタシも頑張ろう〜!と思った次第である。


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