秋巡業・大相撲城南大田場所【1】 [SUMO]
おそらく何十年かぶりの大相撲巡業観戦。
初めての…と思いきや、実はすっごく昔に今はなき横浜文化体育館に
一度だけ大相撲巡業を観に行ったことがあったような気がする。
それくらいうっすらとしか記憶にないのは
「巡業ってあんまり面白くないな…」と思ったから。
以来あんまり巡業というものに魅力を感じていなかったのだけど
なにやら最近の巡業は結構楽しいらしい???。
これは一度は観に行ってみてもいいかも知れない。
でも巡業って大抵土日なんじゃないのー?。
そう思いつつ秋巡業の日程を調べてみたところ
10月4日の水曜日に城南大田場所というのがあるではないか。
場所は大田区総合体育館。最寄駅は京急蒲田。近いじゃん!。
しかしながらチケットは既に6月くらいから販売されており
いくらなんでももう完売では?と見てみたら…まだある!。
これは…行くしかあるまい。
その時は確か1人マスA席、1人マスB席、2階イス席が残っていて
楽なのは絶対にイス席だけれども…ここはマスA席にしてみよう。
…とポチってみたら正面やや西よりの席が取れた。
巡業の開場時間は朝9時と早い。
仕事に行くよりも30分早起きして自宅を出発。
会場である大田区総合体育館に到着したのは9時ちょっと前。
お天気は生憎雨が降ったり止んだり。
9時になって入場が始まると、入口横では若手の呼び出しさんが
太鼓を打ち鳴らしながらお客さんをお迎え。
1階席は土足厳禁なので、客席エリアに入る前に靴を脱ぎ
持参したスリッパに履き替える。
マス席と言っても、テープで区切られた75cm四方のエリアに
座布団が置いてあるだけ。当然傾斜もなく真っ平ら。
果たしてこれで土俵が見えるのか、一抹の不安。
土俵上では既に公開稽古が行われている。
自分の座席に靴だけ置いて、場内をウロウロと歩き出す。
何故ならば客席エリアの後方通路で
ウォーミングアップをしている関取衆が結構何人もいて
タイミングが良ければサインや写真撮影をお願いできるから。
巡業のお作法みたいなものがよくわからないので
予めネットでいろいろ検索してみたところ
いろんな関取のサインが欲しい場合は嵩張る色紙よりも
スケッチブックを持っていくのがオススメという情報を目にしたので
B5サイズのしっかりしたスケッチブックを持参。マジックも持参。
どの関取も割と快く応じてくれることが多いというが、
さすがにちょっと緊張する。
あっ…ウォーミングアップ中の熱海富士関発見!。
サインを頂けるだろうか…と近づいていってみると
「サインやツーショット写真は今はちょっと…」と
付き人が、寄ってくるお客さんたちに断っていた。
…当然だけどそういう場合もあるんだな。
写真撮るだけならOKとのことで、こんな写真(^^;。
土俵のすぐ近くで稽古に参加している力士もいれば、
花道のようなところで体を動かしながら遠巻きに眺めている力士も。
そんな湘南乃海関。…デカい。
フラフラと歩いていると、佐田の海関を発見。
他のお客さんがサインを貰っていたので、便乗してアタシも…(^^;ゞ。
そして一人貰ってしまえばもう自分の中の謎の緊張感は解け、
その後立て続けに平戸海関、豪ノ山関、剣翔関にサインをいただいた。
ちょっとトイレに行っておこうと、ロビーに出てみるとそこでは撮影会実施中。
順番待ちの行列が凄いことになっているけど、
誰と写真が撮れるんだろう?と覗いてみたら王鵬関。
ま、いっか(^^;。
トイレから戻り再びスリッパに履き替える(←結構面倒臭い)。
ところで明生関はどこにいるのかなぁ…。
…はっ!いたっっっ!!!。
でもちょっと土俵にやや近めの通路にいて…話しかけづらいなぁ。
観察してるとぐいぐい行く人も数人いるけど、
いや、やはりこれは相当話しかけづらい。もう少しチャンスを待とう。
土俵の向こう側では二所ノ関親方がファンからのサインの求めに応じている。
残念ながら明生関が通路に出てくる気配はない…。
自分の座席に戻って公開稽古を眺めることにする。
つっても土俵を取り囲む関取たちの背中しか見えないんだけど(笑)。
にこやかに談笑している力士もいるが、明生関は真剣な眼差し。
とその時…!
明生関、土俵を離れ通路へ!!!
急ぎ荷物を持ってアタシも席を立つ。
同様に〈明生待ち〉をしていた数人に囲まれる明生関。
アタシと同様に一人で来ていたおねえさんから
「すみません、(ツーショ写真を)撮ってもらってもいいですか?」と
頼まれたので「いいですよ!」と言って、
二人で「明生関、写真を〜…」と話しかけるも、どんどん歩いて行っちゃう(T^T)。
「えー、ダメなのかな」
「いや、頑張りましょう!」
「そうですね!行きましょう!」
知らないおねえさんと励まし合って、
「めーせーぜきぃ〜〜〜」と明生関を追いかける(笑)。
正面で突然立ち止まり、おもむろにタオルで汗を拭く明生関。
そうか、タオルが置いてあるところまで来たかったんだね(多分)。
まずおねえさんのツーショ写真を撮り、
アタシは持参した応援うちわを差し出して「サインいただけますか」。
無言でうちわとペンを受け取り、さらさらっとサイン。
うわー!感激(≧▽≦)。
「ありがとうございます!頑張ってください!」と言ったら
うっすらと笑ってくれた…(ような気がした)。
うわーうわーうわー!明生関のサインもろた〜(*^^*)。
…せっかくだから写真も欲しいカモ。
ふと見ると順番待ちの列が出来ていたので、
もう一度並び直して「お写真お願いします」と
カメラ目線の写真を撮らせていただいた(注:ツーショではない)。
ホクホクして座席に戻る時に、琴勝峰関がいたので
すっかり調子づいて琴勝峰関にもサインをいただいた。
再び席に戻って、公開稽古を見学。
呼び出しさんが、今誰と誰がぶつかり稽古をしているとか
ちゃんとアナウンスしてくれるのだけど、
やはり土俵を取り巻く力士達の大きな背中に阻まれて
土俵の上で何が起こっているのかさっぱりわからない(^^;。
なので、土俵周りの関取達を観察。
(以下、いきなり敬称(関)略)。
ウクライナ出身の獅司と宇良。
推しの一人、平戸海。
男前な翔猿。
なにやら楽しそうな朝乃山と錦木。
(背中を向けている小兵力士は誰だか不明)。
こういう笑顔は巡業ならではかも。
熱海富士。
公開稽古が終わると11時半くらいから序二段・三段目の取組があるらしい。
まだ11時前でちょっと早いけど、そろそろお昼を食べておこうかな。
場内でお弁当も販売しているけど、
実は一旦場外に出て食べたいものがあるのだ。
そそくさと再び席を離れ出口に向かうと、
東側の通路になにやら凄い人集りと行列。
えっ?誰?誰?と行列の先を見てみると、若元春!。
えーっ!サインか写真お願いしたい〜と思ったけど
あまりにも長蛇の列だったので諦めた┐(´_`)┌。
けれども一瞬でも近くで見られたのは嬉しかった(*^^*)。
体育館の場外ではグッズ売場の他、キッチンカーや屋台が出ているので
何度でも入退場を繰り返して、そこで買い物が出来る仕組み。
アタシが是非とも食べたかったのはこれ!。
武隈部屋監修のちゃんこ!。
お値段¥800と国技館ちゃんこよりも高いけど、ご覧の通り具だくさん。
これを座席まで持っていくのは極めて危険なので
場外で立ち食い(^^;ゞ。
アツアツで舌をヤケドしたけど、とっても美味〜( ̄▽ ̄)。
足りないかなと思ったけど、十分満足出来た。
さて、そろそろまた座席に戻るか。
《TO BE CONTINUED...つづく》
初めての…と思いきや、実はすっごく昔に今はなき横浜文化体育館に
一度だけ大相撲巡業を観に行ったことがあったような気がする。
それくらいうっすらとしか記憶にないのは
「巡業ってあんまり面白くないな…」と思ったから。
以来あんまり巡業というものに魅力を感じていなかったのだけど
なにやら最近の巡業は結構楽しいらしい???。
これは一度は観に行ってみてもいいかも知れない。
でも巡業って大抵土日なんじゃないのー?。
そう思いつつ秋巡業の日程を調べてみたところ
10月4日の水曜日に城南大田場所というのがあるではないか。
場所は大田区総合体育館。最寄駅は京急蒲田。近いじゃん!。
しかしながらチケットは既に6月くらいから販売されており
いくらなんでももう完売では?と見てみたら…まだある!。
これは…行くしかあるまい。
その時は確か1人マスA席、1人マスB席、2階イス席が残っていて
楽なのは絶対にイス席だけれども…ここはマスA席にしてみよう。
…とポチってみたら正面やや西よりの席が取れた。
巡業の開場時間は朝9時と早い。
仕事に行くよりも30分早起きして自宅を出発。
会場である大田区総合体育館に到着したのは9時ちょっと前。
お天気は生憎雨が降ったり止んだり。
9時になって入場が始まると、入口横では若手の呼び出しさんが
太鼓を打ち鳴らしながらお客さんをお迎え。
1階席は土足厳禁なので、客席エリアに入る前に靴を脱ぎ
持参したスリッパに履き替える。
マス席と言っても、テープで区切られた75cm四方のエリアに
座布団が置いてあるだけ。当然傾斜もなく真っ平ら。
果たしてこれで土俵が見えるのか、一抹の不安。
土俵上では既に公開稽古が行われている。
自分の座席に靴だけ置いて、場内をウロウロと歩き出す。
何故ならば客席エリアの後方通路で
ウォーミングアップをしている関取衆が結構何人もいて
タイミングが良ければサインや写真撮影をお願いできるから。
巡業のお作法みたいなものがよくわからないので
予めネットでいろいろ検索してみたところ
いろんな関取のサインが欲しい場合は嵩張る色紙よりも
スケッチブックを持っていくのがオススメという情報を目にしたので
B5サイズのしっかりしたスケッチブックを持参。マジックも持参。
どの関取も割と快く応じてくれることが多いというが、
さすがにちょっと緊張する。
あっ…ウォーミングアップ中の熱海富士関発見!。
サインを頂けるだろうか…と近づいていってみると
「サインやツーショット写真は今はちょっと…」と
付き人が、寄ってくるお客さんたちに断っていた。
…当然だけどそういう場合もあるんだな。
写真撮るだけならOKとのことで、こんな写真(^^;。
土俵のすぐ近くで稽古に参加している力士もいれば、
花道のようなところで体を動かしながら遠巻きに眺めている力士も。
そんな湘南乃海関。…デカい。
フラフラと歩いていると、佐田の海関を発見。
他のお客さんがサインを貰っていたので、便乗してアタシも…(^^;ゞ。
そして一人貰ってしまえばもう自分の中の謎の緊張感は解け、
その後立て続けに平戸海関、豪ノ山関、剣翔関にサインをいただいた。
ちょっとトイレに行っておこうと、ロビーに出てみるとそこでは撮影会実施中。
順番待ちの行列が凄いことになっているけど、
誰と写真が撮れるんだろう?と覗いてみたら王鵬関。
ま、いっか(^^;。
トイレから戻り再びスリッパに履き替える(←結構面倒臭い)。
ところで明生関はどこにいるのかなぁ…。
…はっ!いたっっっ!!!。
でもちょっと土俵にやや近めの通路にいて…話しかけづらいなぁ。
観察してるとぐいぐい行く人も数人いるけど、
いや、やはりこれは相当話しかけづらい。もう少しチャンスを待とう。
土俵の向こう側では二所ノ関親方がファンからのサインの求めに応じている。
残念ながら明生関が通路に出てくる気配はない…。
自分の座席に戻って公開稽古を眺めることにする。
つっても土俵を取り囲む関取たちの背中しか見えないんだけど(笑)。
にこやかに談笑している力士もいるが、明生関は真剣な眼差し。
とその時…!
明生関、土俵を離れ通路へ!!!
急ぎ荷物を持ってアタシも席を立つ。
同様に〈明生待ち〉をしていた数人に囲まれる明生関。
アタシと同様に一人で来ていたおねえさんから
「すみません、(ツーショ写真を)撮ってもらってもいいですか?」と
頼まれたので「いいですよ!」と言って、
二人で「明生関、写真を〜…」と話しかけるも、どんどん歩いて行っちゃう(T^T)。
「えー、ダメなのかな」
「いや、頑張りましょう!」
「そうですね!行きましょう!」
知らないおねえさんと励まし合って、
「めーせーぜきぃ〜〜〜」と明生関を追いかける(笑)。
正面で突然立ち止まり、おもむろにタオルで汗を拭く明生関。
そうか、タオルが置いてあるところまで来たかったんだね(多分)。
まずおねえさんのツーショ写真を撮り、
アタシは持参した応援うちわを差し出して「サインいただけますか」。
無言でうちわとペンを受け取り、さらさらっとサイン。
うわー!感激(≧▽≦)。
「ありがとうございます!頑張ってください!」と言ったら
うっすらと笑ってくれた…(ような気がした)。
うわーうわーうわー!明生関のサインもろた〜(*^^*)。
…せっかくだから写真も欲しいカモ。
ふと見ると順番待ちの列が出来ていたので、
もう一度並び直して「お写真お願いします」と
カメラ目線の写真を撮らせていただいた(注:ツーショではない)。
ホクホクして座席に戻る時に、琴勝峰関がいたので
すっかり調子づいて琴勝峰関にもサインをいただいた。
再び席に戻って、公開稽古を見学。
呼び出しさんが、今誰と誰がぶつかり稽古をしているとか
ちゃんとアナウンスしてくれるのだけど、
やはり土俵を取り巻く力士達の大きな背中に阻まれて
土俵の上で何が起こっているのかさっぱりわからない(^^;。
なので、土俵周りの関取達を観察。
(以下、いきなり敬称(関)略)。
ウクライナ出身の獅司と宇良。
推しの一人、平戸海。
男前な翔猿。
なにやら楽しそうな朝乃山と錦木。
(背中を向けている小兵力士は誰だか不明)。
こういう笑顔は巡業ならではかも。
熱海富士。
公開稽古が終わると11時半くらいから序二段・三段目の取組があるらしい。
まだ11時前でちょっと早いけど、そろそろお昼を食べておこうかな。
場内でお弁当も販売しているけど、
実は一旦場外に出て食べたいものがあるのだ。
そそくさと再び席を離れ出口に向かうと、
東側の通路になにやら凄い人集りと行列。
えっ?誰?誰?と行列の先を見てみると、若元春!。
えーっ!サインか写真お願いしたい〜と思ったけど
あまりにも長蛇の列だったので諦めた┐(´_`)┌。
けれども一瞬でも近くで見られたのは嬉しかった(*^^*)。
体育館の場外ではグッズ売場の他、キッチンカーや屋台が出ているので
何度でも入退場を繰り返して、そこで買い物が出来る仕組み。
アタシが是非とも食べたかったのはこれ!。
武隈部屋監修のちゃんこ!。
お値段¥800と国技館ちゃんこよりも高いけど、ご覧の通り具だくさん。
これを座席まで持っていくのは極めて危険なので
場外で立ち食い(^^;ゞ。
アツアツで舌をヤケドしたけど、とっても美味〜( ̄▽ ̄)。
足りないかなと思ったけど、十分満足出来た。
さて、そろそろまた座席に戻るか。
《TO BE CONTINUED...つづく》
2023-10-05 23:58
コメント(3)
梅屋さ〜ん、明生関サインゲット!やりましたね~!!ナイスファイトです!!
読んでいてめっちゃ楽しくなってきた〜(笑)そうそう!ってなりました〜!!
by おかん (2023-10-06 04:27)
梅屋さん、い~なぁ~!い~なぁ~! (じゅるりっ)
本当に巡業ってお相撲さんがフランクに接してくれますよね。
明生関せっかくの機会だからツーショット写真にしたら…
(でも緊張して笑顔が出来なかったりして)
笑顔の明生関は良かったんだろうなぁ~。(想像)
普段は勝負に挑む厳しい表情が多いですからね。
サインも貰えたんですから梅屋さん口角上がりっぱなしかな?
心も体もホカホカになってお腹いっぱいだったんでしょうと。
私もまた機会があったら行きたくなりました。
by ポチヒコ (2023-10-06 09:30)
>おかんさん
知らないおねえさんが一緒に明生を追いかけてくれたので
弱気にならずに攻めることがました(笑)。
「断られたらどうしよう」という緊張感と
サインをもらえたときの高揚感と達成感がたまりません。
クセになりそう(^m^)。
>ポチヒコさん
>>ツーショット写真にしたら…
王子のギター展のフォトスポットでも自分の写真は撮らなかったくらい
自分が写ることには興味がないので、ツーショはないです。
余計なもん(=自分)が写っていない
明生が一人で格好良く写ってる写真がいいです。
時々幸ちゃんがラジオなんかで言ってますけど
お相撲さんって自分より全然年下なのに
なんだか年上みたいな気がして、話しかけるの緊張しますね(^^;。
by 梅屋千年堂 (2023-10-06 22:37)