THE ALFEE＠日本武道館 初日

『THE ALFEE 2021 Winter Baby, Come Back！』
日本武道館 初日の巻

12/31 12:53　UPDATE
ここ2年で老化が進んで記憶力が低下しました（笑）。
大体な感じでご覧頂ければ幸いです。
ネタバレ指数30

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いよいよ…待ちに待った有観客ライブ。
まずは武道館2days。
最初の先行抽選では24日の武道館と29日の城ホールに当選し
もうそれだけで御の字、上出来すぎると思っていたのだが
ダメ元でエントリーしたその後のプレオーダーで
23日の武道館も当選した。

チケットはいつもよりも割高で、
一度に3枚分のお金が飛んでいくのはキビシイものがあるが
幸い今月はボーナス月。
それに例年のツアー参加本数を考えれば
トータルの金額はそれほど変わらないかも…などと都合のいい計算（笑）。

ワクワクしながら迎えた当日…なんだか緊張してる？。
なんでアタシが緊張するんだ。
でもなんか口の中が乾いている。
…飴ちゃん舐めながら家を出た。

ここのところ武道館へは竹橋駅から行っていたけど
今日は久々なので田安門をくぐって行こう！と九段下から武道館へ。

わっ！すごい！ライトアップされてる！。



そして普段は殆どスルーしている看板も今日は撮影しておく。

正面に回るのが大変だったので、斜めから(^^;ゞ。

チケットに記載されたアタシの入場時間は17時45分。
一番最後だ。
ちょっと早めに現地に着くと、予定よりも早く
現在17時45分までの人を入場させているという。
なによ、17時45分からの人だけまだ入れないのか…。

けれどもそこからほどなく、
全てのお客様をご案内しております…のアナウンス。
2階席の入口は通常南西側だけれども、今回はぐるっと回り込んだ南東側。
まずはサーモグラフィ（タブン）による検温ゲートを経て、
チケット確認の場所へ。
スタッフの前で、入場画面に表示されている2つの★印を
同時にタップしてから横にスライド…とのこと。
これだけ聞いてるとタップした指を一旦画面から離して
スライドというイメージなんだけど
実際は2本指で画面を押さえたままスライド。
最初いちいち指を離してしまってうまくいかず
ちょっとオタオタしてしまった（^^;。

ここをパスしたら階段を上がって、
メモリアルチケットとサイリウムを受け取って中に入る。

東京オリンピックのために改修して綺麗になった（筈の）武道館。
確かになんだか通路が全体的に明るくなっている。
トイレがどれほど綺麗になったか気になるところではあるが
まぁそんなに時間に余裕もないし、日本橋駅で済ませてきたので
トイレチェックはまたの機会に（笑）。
（と言っても武道館のトイレに入ったことなど
　この何十年の中で実は1回くらいしかない）。


本日の座席：2階東スタンドU列40番台。

ステージを真横から観る席だ。
しかしそんなことは構わない。今日この場所にいられるだけでいい。
（それにステージ袖の奥が見える席って嫌いじゃない）。

残念ながら王子のギターは観づらいだろう。
ステージセットもどんなデザインなのかまったく分からない。
ドットイメージもさっぱりわからないだろう。
だけど一応ステージ脇に小さめながらモニターも設置されてるし
いざとなったらそちらをチェックすれば良い。

荷物と上着をビニール袋にまとめて椅子の下に突っ込んで
スタンバイOK。
場内にはバッハの曲が流れている。
落ち着いてあたりを見回してみると
客席は1席ずつ空けての市松模様の配置だけど
なぜか2階席は結構埋まっているように見えるし
1階席は空いている席が目立つ。

「注意とお願い」の場内アナウンスが流れたのは
18時くらいだっただろうか。
そのアナウンスが終わると、どこからともなく手拍子が始まる。
…なにやら物凄くハイテンポの手拍子で忙しい（^^;。

しばらくしてフッ…と場内暗転。
SEが流れ始める。

いよいよだ。

どこから現れるのか知らないが
メンバーの姿を観たらきっと泣いてしまうだろう。

SEが終盤にさしかかり、
ステージ後方のせりから3人が上がってきた！。
うわぁぁぁぁぁーーーー(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)
（やっぱり涙が出てきたー）

それぞれの立ち位置に移動し、楽器を受け取る3人。
1曲目はなんだ？！
“Rock 憂”だー！。
まったく予想していなかった曲だけど、イイ！。
ホンットに真横からなので、細かい部分はわからないけど
桜井さんは深いパープルっぽいスリーピース、
幸ちゃんはグレーっぽい細身のスーツ、
王子は白地に金の装飾が施された膝丈のジャケットに
ボトムも白のフレア。肩章部分には白い羽根飾り。
羽根飾りは数本長いのがびょーん！と飛び出してる（^ｍ^）。
髪は巻き髪。最初のギターはFlying Angel Fantasia。衣装に良く合う。

メンバーの姿を観て「うわぁぁぁーーー(T-T)」となった気持ちが
少し落ち着いたところで2曲目。

♪ターーーーーッタッタラララーーーー…

えええ〜〜〜！！！∫(TOT)∫“冒険者たち”？！。
ヤバイ。
今まで1コーラス目が終わった後、
王子が右手を挙げて前に飛びだしてくるところで
いつも「キャ〜〜〜ッッッ！（≧▽≦）」ってなってたのに
ガマン出来るのか？！アタシ！。

思わず叫んでしまうのを防ぐために、咄嗟にアタシがとった行動は…

《双眼鏡を構える》

これだった（笑）。
ちなみにこの曲での王子のギターはMetal White Cross-T。


2曲終わったところで幸ちゃんの挨拶。
いつもだったら3曲やってからだけど、
今回は時短ライブなので演奏曲数は少なめなのだろう。

幸「こんばんはー！。
　　この場所に帰ってまいりました！。
　　2年ぶりの有観客ライブということで
　　メンバー全員、気合いが入っております！。
　　みなさん拍手や手拍子で『ここにいるぞ！』と
　　アピールしていただければと思います！。
　　最後までよろしくーっ！」

3曲目は“The 2nd Life −第二の選択−”。
有観客での初披露。
他にもいろいろ新曲が生で聴けるかな？とちょっと期待したけれど
この2年間で出たシングルおよびカップリング曲で演奏したのは
今回はこれだけだった。
楽しみは後にとっておくってことで今後に期待（*^^*）。
ここでの王子のギターはStream ESP STREAM-GT CTM EX21-21
（Black Cherry & See Thru Black Sunburst）。

次は耳慣れたドラムのイントロ。
条件反射的に拳が上がる“AFFECTION ”。
ESP SV-FR（White）を抱えた王子は右の花道へ。
桜井さんは左の花道へ。
わーい！こっち来た！と思ったのも束の間。
メンバーが花道先端に行ってしまうと、
アタシの席からは何も見えなくなってしまうのだった。
反対側は反対側で、今度は吊り下げ式のスピーカーが
左側の花道をバッチリ隠してくれちゃって、これまた何も見えない。
（強いて言うなら影だけは見える笑）。
真ん中に残っている幸ちゃんしか見えないが、
そんなことまったく意に介さずノリまくる自分がいた。

♪ジャジャジャ！ジャジャジャ！ジャジャジャ！ジャジャジャッ！

で“AFFECTION”が終わると、間髪入れず王子のリフ。
“二人のSEASON”
ギターは引き続きESP SV-FR（White）。
2コーラス目でステージ前方に出てきた王子…
さぁ、なんて言うのかな？（わくわくわくわく）

♪耳〜元でさ〜っさーやく〜…ただいま

みんな「キャーーーッ」って叫ばずによく我慢した！（笑）。
最後、3人前に出てきてヘドバンの場面では
ステージに向かって「これこれ！これだよ〜！」と
心の中で叫びながら拳を振った。


大いに盛り上がったところで再びMC。

幸「はい、ありがとうございます！。
　　（口の前に指でバッテンを作りながら）ハイ、ありがとうございます。
　　どうぞ先がありますんで、ここはお座りください。
　　これも久しぶりですね、この『お座り下さい』ってのも」

いつもだったらツアーをやってから武道館だけど
今回はいきなりなのでちょっと緊張している、とのこと。
そして「今日が生まれて初めての方！」のアンケートや
武道館恒例の「アリーナのみなさん！」「1階のみなさん！」
「武道館名物2階のみなさん！」という呼び掛けも。
こっちはもう二人分拍手しなきゃってんで、
バチバチバチバチ手が痛くなるほど手を叩いた。

幸「拍手っていうのがなんか新鮮だよね。
　　舌打ちとかされたらいやですね。チッ！とかって（笑）」

幸「今日、初めて動くアルフィー、生のアルフィーを見るという方も
　　いらっしゃると思いますんで、ここで自己紹介をしたいと思います。
　　まずはこの方からご紹介したいと思います。
　　久々の有観客ということでノリノリでございまず。
　　桜井さーん！」

BGMに乗って踊りながら出てきた桜井さん。
お願いヤメテ…笑っちゃうからーーー(T▽T)。

マイクの前に立った桜井さんが歌い始める。

桜「♪のっけてのっけてのっけて頭に
　　　髪を髪を髪をのせのせ
　　　のっけてのっけてのっけてズラリン…（以下略）」
　　　（↑記憶が定かでないので歌詞が違ってるかも知れません）

幸「オォイ！。なんなんだよ、その♪のっけてのっけて…って」
桜「幸ちゃんはいつのっけるのかなー？と思って」
幸「俺？。俺は古希までは大丈夫」

どのタイミングで出てきたのか忘れちゃったけど
このあたりの桜井さんと幸ちゃんとのやり取りの中で
幸ちゃんがみせた「だっちゅーの」。
真横から観ていてお尻の突き出し方がツボだった（^o^;。

幸「相変わらず絡みづらい桜井さんでございますけれども
　　それじゃもう一人ご紹介しましょう。高見沢さーーーん！」

ヴェルディの“レクイエム”をBGMに、王子登場。
手には剣を持っている。
なにやらぐねぐね曲がった感じの、
ゲームのキャラが持ってそうな錆び付いた剣。
（分かりづらい説明でスンマセン）

その剣で桜井さんのことを斬りつけて
空気を抜いたり入れたりというお馴染みのコント（^^;。
そのあとは幸ちゃんに剣を渡して、自分は指ピストルで対抗。
ただすけくんが発する銃声の効果音と
王子の動きのタイミングがいまひとつ合わず…

高「（ただすけくんに）おまえ…！。
　　久しぶりでタイミングが合わないんだろ！」
た「(^人^;;)」

幸「ハイじゃぁちゃんと自己紹介しましょう」
高「高見沢俊彦です」
幸「坂崎幸之助です」
桜「桜井賢です。3人合わせて…」
3人「ダチョウ倶楽部です！」
幸「違う…（笑）。もう一度ちゃんとやりましょう」
高「高見沢俊彦です」
幸「坂崎幸之助です」
桜「桜井賢です。3人合わせて…」
3人「かぐや姫です」

幸「♪あなたは　もう　忘れたかしら
　　　赤いマフラー手ぬぐいにして
　　　おまたせしました…今日は風呂屋の定休日」

♪チャンチャン

で、なんでこの流れになったのか忘れたけど
桜井さんの高校時代の古典のテストが4点だった話になり
「ずっと静かにしてて久しぶりに日の目を見たと思ったらこれかよ(▼▼メ)」
と怒る桜井さん。
「幸ちゃんがでも今は同じ職場じゃん」とフォローすると
「同じ職場でも俺には発言力がない」と桜井さん。

幸「発言力がないっていうか、発言しないんだよ」
高「こないだも3人で取材受けたのに、俺と坂崎ばっかり喋ってて
　　（桜井は）1時間ひとっことも喋らなかったんですよ」
桜「相手の人がマスクしてるから何言ってるかわかんないんだよ」
高「わかるだろ！」
桜「誰が喋ってるのかわかんないんです」
幸「わかるだろ！」
高「男の人と女の人だったんだから」
桜「最近難聴気味なんですよ」
幸「じゃぁこれから桜井さんと話す時は大変ですよ。
　　あのー！桜井さんは…！って（笑）」

幸「それではこれがないと始まった気がしないってことで
　　行ってみたいと思います。
　　桜井営業部長によるパンフ紹介コーナー！」

♪パッパカパーン・パ・パ・パ・パッパカパーン！

桜「ただいまご紹介に預かりました
　　ワタクシ販売促進課、営業部長の桜井と申します。
　　今回の表紙はシックなモノクロ。
　　まるでファッション誌のような
　　スタイリッシュな撮り下ろしカットが満載で〜す。
　　今回も大きく引き伸ばしたものをご用意いたしました」

…なのだけども、今までのパネルよりもやや小さめ。
武道館では大きさがちょっと足りない。

傘を差した王子の写真や、
幸ちゃんのピーコート＆キャスケット姿の写真、
あとは桜井さんがチェスターコートにボルサリーノのハットを
被ったダンディーな写真を紹介。

パンフレットの厚紙台紙は組み立ててフォトスタンドになるそうで
そのフォトスタンドを、王子が桜井さんのモニターの上に置いてみる…。

桜「ハイ、こんな感じですね〜。
　　更にBaby Angelのワンポイントが入ったウレタンマスクも付いていま〜す。
　　現在はこのような状況のためネット販売のみとなっております。
　　詳しくはALFEE.comをご覧下さいませ。
　　以上、Baby, Come Backパンフ紹介でした。
　　ご清聴ありがとうございました〜」

自ら動いてフォトスタンドを片付ける王子に…

桜「珍しい！。自分で片付けてるよ！」
高「いつもやってんじゃん！。いつも片付けてるよ！」
桜「いつも人の家（ステージ上の桜井さんエリア）に
　　いろいろ置きっぱなしで行くじゃないですか！」
高「今日は、片付けます。明日はやらないよ」

幸「ハイ、Baby, Come Backパンフ紹介でございました。
　　それでは、ダンディーな桜井さんが歌います。
　　久しぶりにこの曲をやってみたいと思います。
　　曲名は、言いません。聴いて下さい」

ダンディーな桜井さんが歌うのは…“真夜中のロマンス”。
うわー！ちょっとレアかも。
王子の使用ギターは…なんだ？…うーん、真横すぎてわからない。
モニターにも殆ど映らない（-_-;。
曲が終わったギター交換する時にローディー三上氏が
舞台袖に持っていくのをチラッと見た感じでは
ジェフ・ベックモデルの白いストラトか、
はたまたSnapper Takamiy Customか…。
う〜ん、わからん。

続いて“恋人達のペイヴメント”。
武道館と言えばこれだよね〜（*^^*）。
雪のように上から下に降り注ぐような照明がとても綺麗だ。
王子のギターはTakamiy Jane。

座りコーナー3曲目は“人間だから悲しいんだ”。
王子のギターはESP GK-081 AMOROUS CTM-FR。
“人間だから悲しいんだ”がリリースされた頃よく使っていた、
ネックに梅と鶯のインレイが入った美しいAMOROUS。
自分の中では、この曲はこのギターというイメージが強いので
この組み合わせで聴けるのが嬉しい。


ここで王子のMC。
このあたりは通常のツアーと同じ流れ。

高「ありがとうございます。
　　…思わず『ただいま』って言ってしまいましたけど…
　　みんな元気そうでなにより」

「元気そうでなにより」って言葉が何故かちょっと嬉しい。
アルフィーの3人も元気そうでなにより（*^^*）。

高「春・秋・春・秋ってツアーを続けてきたけど
　　2年間もツアーをやらないっていうのが初めてでしたからね。
　　…でもうまいこと考えたよね！。
　　アルフィーのいいところは何か。
　　それは、3人とも歌える。コーラスが綺麗。
　　ギターをたくさん持ってる…これは違うか（笑）。
　　そして3人とも喋れる。
　　それで始まったのが『GO!GO! ALFEE!!』…ってゴーゴーじゃねぇよ！」
幸「Come onだ！カモン！。ゴーゴーじゃねぇっ！」
高「Come onだよっっっ！カモンっっっ！！！。
　　あ゛ーーーーーーーっっっっ！！！(▼▼#)」

自分に腹を立てる王子（^ｍ^）。

高「そして、THE ALFEEは年明け早々動きがあります！。
　　今日ここにいるみなさんに初めて言いますけど
　　…THE ALFEEのニューアルバムが出ます！」
客「（盛大な拍手）」
高「あっ！いいねぇ！反応が！。
　　なんか伝わってくるね、拍手でテンションの高さが。
　　今日一番の拍手。
　　2年8ヶ月ぶりのオリジナルアルバム、
　　発売日は2月23日！。タイトルは『天地創造』！。
　　大袈裟なタイトルがついていますが（笑）」

これは素敵なサプライズ！。
新しいアルバムには久々に組曲が入るらしい。
しかも今までの中で一番長い組曲なんだとか。
でも王子曰く
「今まで組曲っていうと、
　みなさんを置いてきぼりにしてきましたが、今回は置いてきぼりにしません！」
なのだそうだ。分かり易いプログレらしい。

幸「2月23日発売？」
高「そう」
幸「もう出来てんの？」
高「それがー…まだあの方（桜井）の歌が残ってんですよ」
幸「あんた（桜井）の歌が残ってんだってよ！」
桜「年が明けてから歌います」
高「今回は間に合うと思ったんですけどねー
　　人間、時間があるとダメですね」

高「ここからまた始まります。
　　それでは、そんな思いでこの曲を。
　　“もう一度ここから始めよう”」

王子のギターは、MCの時から既に抱えていた御神木 剣。
本当だったら、最後はみんなで♪ラーラーララーラ ラーラララッラァ〜…
って歌っていたんだろうなぁ（遠い目）。
それがなかったからか、なんだか曲が短く感じられた。

そろそろ立ち上がり時だろうか。
ちょっと体が冷えてきたから立ち上がって拳でも振りたいが…

♪タリィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

武道館の空気を切り裂くような王子のギターで始まった。
“天河の舟”。
ギターはもちろんサスティナー付きのFlyin A-IV（Mat Black/Red）。
最近は“天河の舟”と言えばこのギターだ。
（個人的にはニール・ショーンモデルのレスポールでもいいんだけど）。

エンディングの♪ジャジャッ！の時に
ふと左側のモニタに目を移したら
ドットイメージが、まるで王子の背中から
巨大な翼が生えたみたいになっていて驚いた(◎_◎)。

ここで…だったかな？
ただすけくんがバッハ風（というかバッハ？）のオルガンを奏で
そこから“Final Wars！”。
やっと立てる！。
しかし、最近の歌だし予習もあんまりしてないけどダイジョブかな？
なんて思ったけど、不思議と勝手に体が動く。
拳を挙げるタイミングなんかも結構憶えているものだ。
王子のギターはFantasia。Flying SEVENじゃないんだ(・_・)。
赤と白というウルトラマンカラーの照明もカッコ良かった。

♪カ〜ン…カ〜ン…とヨーロッパの教会の鐘の音のSEが鳴り響き
ムソルグスキーの“展覧会の絵”からの
“GATE OF HEAVEN”
王子のギターはUltimate Archangel。
この曲のイントロはいいなぁ〜。
なんだか久しぶりに生で聴いてウルッときた。
間奏部分ではステージ前端やステージ後方で
パイロがぼんぼこぼんぼこ曲のリズムに合わせてあがりまくる。
横から観ていると太郎さんやただすけくんのすぐ近くに
炎の吹き出し口があって、なんだか物凄く熱そうだし
見ていて怖いんだけど、本人達はそうでもないのだろうか（^^;。

エンディングでちらっとモニターを見たら
ドットイメージが5羽の鳥が羽ばたく様子を模っていた。
うーん、正面で観たかった（明日もやってくれれば観られるが）。

きっとこの“GATE OF HEAVEN”が本編ラストだろう…。
そう思っていたのだけど、再び♪カ〜ン…カ〜ン…と鐘の音が。
あれっ、まだあるんだ。

そこに、ピアノのイントロから王子のギター。

“はじまりの詩”…
うわぁぁぁぁーーーー(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)
なぜだーーー涙がぶわっと溢れてきて止まらん！。
まさかこの曲でこんなに泣くとは！。
自分でもちょっと驚いてしまった。

王子のギターは
ESP AMOROUS CTM-FR Mystique Blue （T's Skull Blue)（通称：青彦）。
アタシの中では“はじまりの詩”といえばこのギター。
“人間だから悲しいんだ”のGK-081 AMOROUSといい
“天河の舟”のFA-IV sustainerといい、
アタシの中で「この曲といえばこのギター」と
勝手に決めつけている（笑）ギターが登場して、なんだか嬉しい。

結局“はじまりの詩”が本編ラスト。
なんだかとても感動してしまったではないか。
ライブ中にマスクを外すのは憚られるが
もうどうしょうもなく涙と鼻水がエライことになってしまったので
ちょっとだけマスクを外して鼻をかんだ。





アンコール。
時計は20時頃を指していたただろうか。
あー、やっぱり早いな…と思ったけれど
不思議と物足りない感じは今のところまったくない。

と
ころどころで蛍光グリーンのサイリウムが点灯し始める。
アタシもおもむろにサイリウムを取りだしてバキッとやる。

しばらくするとメンバー登場。

手拍子…
♪ア・ア・ア〜イ　セ・エ・エ〜イ　　サ・ア・ア〜ム…
お馴染みの“It's For You”。
王子のギターはJackson Randy Rhoads Custom V（通称：GIRAGIRA）。
ここから何の曲に繋がっていくのかというと…
“星空のディスタンス”。ここで来たかー。
客席で揺れるサイリウムがとても綺麗だ。
100％お客さんが入っていたらもっともっと壮観だったことだろう。

“〜ディスタンス”が終わって次の曲のイントロが始まる。
“FUNKY DOG！”
えええええーーーーーっ∫(TOT)∫。
声を出せない状態でこの曲はつらい！ある意味修行、ある意味拷問（笑）。

ハンドマイクで前に跳びだしてくる幸ちゃん。
GIRAGIRAを抱えた王子も前に出てくる。
花道先端に行ってしまうと例によって左右どちらも見えないが
そんなこともはや関係どうでもいい。
「Wow Wow Funky Dog！…」と心の中で歌いながら
サイリウムを振り回した。楽しかった！。

ここで王子によるメンバー紹介。

高「ドラムス！吉田太郎ーーー！
　　キーボード！ただすけーーー！
　　アコギ！…誰にしよっかなー」
幸「やめてよ（笑）」
高「アコギ！吉幾三！」
幸「♪好きよ〜あなた〜…（中略）…住み慣れた〜…」（←モノマネ）
高「アコギ、坂崎幸之助ー！」

高「ベース…薬師丸ひろ子」
桜「…？！。ちゃんりんしゃん」
高「似てねー！ベース、桜井賢ー！
　　We are THE ALFEEーーー！！
　　さぁー◯×＄％！＃（←聴き取れなかった）
　　今年！第！3回目の！“SWEAT & TEARS” ！！！」
　　　　　　　　　　（↑スェッタンティアーーーーズ！！！とお読み下さい）

王子のギターはGODZILLA Takamiy Model。
イントロで銀テープ発射！。
が、感染防止対策の対策の一環…かどうかはわからいないが
テープの多くはステージと客席の間とアリーナ前方に落ち
飛んだ範囲もいつもよりも狭いように感じた。

前に出てくるメンバー。
幸ちゃんと桜井さんは花道の端へ行ってしまい
完全に姿が見えなくなった。
そのうち王子も花道の端っこに行ってしまった日にゃぁ
「誰も見えないんですけどー（^o^;」状態だったが
それでも3人の存在は確かに感じる。
モニターがあるにもかかわらず、ちっともそちらは観なかった。
敢えて観なかったわけではなく、もはやモニターの存在を忘れていた（^o^;。
TOKYO BAY AREAとか、横須賀でのJUST LIVEとか
ステージが全然見えなかったのに凄く楽しかったことを思い出し
なんだかアルフィーのファンになって数年の頃の
初心に帰ったような気がした。

最後のヘドバンのところでは、ステージ前端から今度は低温花火が
シューシューと吹き出して盛り上がりに輪を掛けた。
客席全体も明るくなり、サイリウムが目立たなくなったので
使うのをやめて拳を振った。

曲が終わって流れてきたのは
“Brich an, o schönes Morgenlicht（射し出でよ、おお、美しい朝の光よ）”。
あ…っ、これ聴くとライブだなーって思う。懐かしさすら感じる。
またちょっとウルった。





2回目のアンコール。

メンバー登場。王子が話し始める。

高「やっぱりみんながそこにいるっていうのはいいね！。
　　どうでしたか、今日のこの感じは。坂崎どうだった？」
幸「やっぱりこれだな。これだよこれ」
高「これだよな」
幸「みんなの熱気で感覚も戻ってきた。
　　だって今まで年間60本くらいやれてたわけでしょ。
　　それが幸せなことだったんだなって。
　　その日常ができなくなってたっていうのはね。
　　…早くツアーをやりたいですね」

高「桜井はどうでした？
桜「やはり武道館で聴くと拍手も迫力がありますね。
　　これが47年やってきたということでしょうね」

と、感動的な雰囲気だったんだけど
王子が（また）桜井さんと幸ちゃんの名前を間違えて…

高「どっちも《さ》が付くからいけないんだよ」
幸「じゃぁ名前変えるか。マクライとか」
高「おまえはミカヅキにしろ」
幸「ヤダ。俺、満月がいい。
　　じゃぁ今度から下の名前で呼ぼう。
　　まーちゃんこーちゃん。まーちゃんこーちゃんとしちゃん」
桜「じゃぁオレ『さ』いらないよ」
幸「なに？くらいまさる？」
高「おまえ暗くなんかないじゃないかよ！」

「話を進めたいけど、ここから去りがたい」という王子。
そんな王子の今日の感想は
「いつもだったら武道館ってみんなの声援が天から降ってくるんだけど、
　今日はみんなの拍手が天上界から降ってきた」。

それとオール讀物に連載中の『特撮家族』の宣伝も。
書いてる王子本人にもこれからどうなっていくのか分からないそうで
成り行きに任せようと思っている、とか（^^;。

高「これまでいろんなことを我慢してきましたが、
　　僕らの番組だったりレコーディングだったりが
　　結晶となってアルバムが出ます！。
　　2月23日、よろしくお願いしたいと思います！」

高「今日こうやってみんなとまた会えたことが本当に嬉しい。
　　終わりは始まりと言います。
　　今夜、最後にこの歌を。久々だね…。“A Last Song”」

王子のギターは御神木 Snapper。ライブ初登場。
その御神木 Snapperでの後奏のギターソロが最高だった。

すべての演奏が終わり、メンバーが左右の花道と中央で挨拶をしたあと
ステージ下手に帰っていく。照明が当たっていなくても
客席から見えるギリギリのところまで手を振って
観客の拍手に応えてくれるのが嬉しい。

規制退場について説明するアナウンスに被るようにして
どこからともなく三本締め。
2階U列は入場も一番最後だったけど、退場も最後の方。
けれどもその分余韻に浸れて良かった。

外に出たら、東の空に大きな月が昇っていた。

スマホで撮るとちっとも大きく見えないんだけど(^^;ゞ。

今日という日に立ち会えて本当に良かった。
生きてて良かった(T-T)。

でも帰り道、歩きながら思ったのは

「なんか、アタシ、生き返った…(・_・)？！」

生きてるようで生きてなかったのか？（笑）。
なんだろう、この心が軽やかになった感じは。
やっぱりライブは最高の特効薬！。



次は12月24日（金）、日本武道館二日目！！。　

コメント 17

復活初日お疲れ様でした！
また、詳しい感想を聞かせてください。
29日、敗者復活勝ち取ったので大阪で同じ時間を共有できるのを楽しみにしております。
カツカレーもぜひ(笑)
by なき (2021-12-23 21:06) 

この瞬間を迎えたことに感謝！！
これから先もアルフィーと一緒に
新しい扉を開けていけたら幸せです♪
感想楽しみに待ってます
お疲れさまでした！
by k－子 (2021-12-23 21:36) 

明日、楽しみじゃ〜♪
今日の事は梅屋さんのブログを楽しみに
明日への希望を持って寝ます！
寝る、寝る、寝るんだ〜っ（笑）
by ちあき (2021-12-23 21:38) 

無事ホテル着です。

ただいま??
三声コーラス素敵でした
相変わらずの天然ちゃん振り、昔のネタは全部解りますわ。　　　歳とってるのもいい事あります?
by 乃愛 (2021-12-23 21:53) 

お疲れ様です！
生きてて良かった。正にその通りですね♪
しかし普段とは別の意味で呼吸困難になりました。
笑い声を出せないライブがこんなに辛いとは！
(ALFEEだけ？(笑))
梅屋さんは大丈夫でしたか？
by YAYOI (2021-12-23 22:28) 

いやぁ～。
オーラスで目のダムが決壊する状態になりました。
途中何回かヤバイ状態でしたがここでそれ来るか？って。
でも、いい意味で生は良いです。
やっぱり生です。それにつきますね。
基本ALFEEさんはライブバンドですから生が基本。
それをコロナで２年間自粛したんですから爆発したいですよね。
でも、例年の武道館とは別物でしたね。
歓声の無いライブって初めてかもです。
不思議な空間でしたね。


by ポチヒコ (2021-12-23 23:35) 

＞なきさん
城ホールのチケット、取れたのですね！おめでとうございます！。
ものすごく楽しみにしていいと思います！。

>>カツカレーもぜひ
…と行きたいところなのですが、
オミクロン株の市中感染が広がる気配をみせているので
残念ですが今回は終演後のカツカレー断念します。
またのお楽しみということでとっておきます（*^^*）。




＞k－子さん
本当に今日あの場所にいられたことが何よりも嬉しいです。
もうね、やっぱりたまらず泣いちゃいました。何度も。




＞ちあきさん
今頃は、きっともう夢の中ですね。
いつもよりも時間は短めだけれど、内容は濃いです。
しっかりエネルギー貯えて（無言で）盛り上がりましょう。




＞乃愛さん
>>昔のネタ
アタシも大体わかってしまいました（笑）。
「チャンリンシャン」なんて
…若い方は「？？？」だったでしょうね（^^;。




＞YAYOIさん
笑い声は意外とガマン出来ましたけど
（桜井さんの登場シーンは「お願いヤメテー！」でしたが^o^;）。
やっぱりいつも叫んでる掛け声を堪えるのが大変でした。
条件反射でつい出そうになっちゃって。
歯を食いしばって堪えました（笑）。
特にアンコール2曲目は苦行でした。




＞ポチヒコさん
アタシは本編ラスト2曲でダーダー泣いてしまいました。

今日は真横からステージを観る席で、
メンバーが誰一人見えない瞬間もあったのですが
それでもメンバーの存在は確かに感じることができ
「これぞ生のライブってやつだ！」と、なんだか初心に帰った思いでした。

>>歓声の無いライブ
みんなよく耐えてて、アルフィーファンさすがだと思いました。

by 梅屋千年堂 (2021-12-24 01:38) 

初めてコメントします！
本当に久しぶりのアルコン、参加できて本当に良かったですね！！
私の母がALFEEファンで、母から教わり、こちらのブログを知りました。
私は別のバンドが好きで、コロナになって以降何度かツアーでライヴに行きました。
マスクも暑く湿っぽくてキツいけれど、拍手にいつも以上に力入りませんか？
声が出せないからこそ…メンバーに歓声代わりの音を届けたくて！
因みにセンチュリーホールと県民ホール行きましたが、本当に対策がしっかり撮れてました！
ALFEEさんも来年こそはいつもの場所で？ツアーやってほしいですね！
明日もアルコン〓楽しんできて下さい！
by テレキャス (2021-12-24 03:36) 

＞やっぱりいつも叫んでる掛け声を堪えるのが大変でした。
ですよね！アンコールの二曲目は声と拳がセットなのに、
あと私は、好きな曲が始まった時に嬉しくて叫びたいのを我慢するのがキツかったです(笑)
特に本編２曲目と10曲目と11曲目。
by YAYOI (2021-12-24 04:46) 

梅屋さんと全く同じ感想です！
by おかん (2021-12-24 07:32) 

＞テレキャスさん
初めまして♪ようこそいらっしゃいました。

>>拍手にいつも以上に力入りませんか？
ハイ、それはもう！。
声は出せないし、人数もいつもの半分だしで
二人分の拍手をしなければ！と激しくバチバチバチバチ…
手が痛くなるほど叩きました（笑）。

先のことは誰にもわかりませんが
来年には安心してツアーが出来るようになっているといいなと
心から願っています。

>>明日もアルコン楽しんできて下さい！
ありがとうございます。
お母様にもよろしくお伝え下さいね。
テレキャスさんもお好きなバンドの応援、頑張ってください。




＞YAYOIさん
そう、本編2曲目。
「えーーーっ！これやんの？！(￣口￣；)」でした。
ワンコーラス目終わったところで、
いつも「キャーッ！」と声援を送っていたアタシ…
条件反射を防ぐため、とっさに双眼鏡を構えるという行動に出ました（笑）。




＞おかんさん
そんな、王子の「二人と一緒ですよ」みたいなことを（笑）。
でも共感してくださって嬉しいです（*^^*）。

by 梅屋千年堂 (2021-12-24 14:04) 

ご無沙汰しておりますm(_ _)m

昨日、わたしも参加する事が出来ました。
まさかの１曲目で、涙が・・・
「えっ」と言う感じでしたが、仕事でのストレスを感じもがいてる
わたしに「ある言葉」が響いたようです。
ライブならではですね。
6曲目も聴く事が出来きて嬉しかった^_^

少しでも早く普通にライブが・・・と思いました。
by 葉月 (2021-12-24 14:09) 

＞葉月さん
みんないろいろありますね。
アタシも今年1年仕事が結構大変で…。
なにかこの二日間で大分心の中の毒出しが出来た気がしました（^^;。

本当に、この状況に慣れてしまわないうちに
かつてのようなライブができるようになって欲しいものです。

by 梅屋千年堂 (2021-12-25 02:32) 

レポありがとうございます！
この日の二曲目のオープニング時、私はとっさに口を両手で押さえて下向いて声を堪えました(笑)
GATE OF HEAVENの効果の炎、私のいたアリーナB9後方でも充分熱かったですから、太郎君達は囲炉裏で焼かれるお魚さんと同じ位熱かったと思います。
早く声を出せるようになるといいですね♪
by YAYOI (2022-01-05 08:46) 

＞YAYOIさん
>>GATE OF HEAVENの効果の炎
絶対熱いですよね（^^;。
観ていて「近すぎ近すぎ！（＠0＠;）」とドキドキしました。

それにしても、武道館2daysと城ファイナル…
なんど唇を噛みしめたり、歯を食いしばって我慢したことでしょう（笑）。
ニカーッと笑いながらライブに参加できる日が待ち遠しいです。

by 梅屋千年堂 (2022-01-05 16:41) 

2階席、南でした。
本当に貴重な時間でしたね。
ドットイメージが物凄く豪華で正面の醍醐味を満喫しました！
by おかん (2022-01-10 18:27) 

＞おかんさん
まだ3週間くらいしか経ってないのに
あの武道館は夢だったんじゃないか？と感じられます。
今後の『Come on ! ALFEE!!』で
思いのほか早くあのライブを反芻できるのは嬉しいですね。

by 梅屋千年堂 (2022-01-12 01:38)